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第1章 魔法学園入学編
魔法学園入学編⑧学園入寮式だけどここに住むの?
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翌朝学園に登校して寮へ向かったが、そこでも教室同様にFクラスは離れの吹けば飛ぶような建物があてがわれた。部屋の中は教室ほどの埃っぽくは無く住めないような部屋では無かったが、あきらかに雨漏りの跡や、壁の隙間から外の光が入ってくるような状態だった。例年同じくらいの人数が入学するのに、なぜ今年は教室も寮もFクラスだけが違う建物になっているのだろうか? 碌でもない理由しかでてこなさそうだが、後でナタリー先生にでも聞いてみるか。
寮は1年生のうちは2人部屋で2年以降は個室をもらえるらしい。個室といってもベッドと机がある程度であまり広い部屋ではないらしい。貴族の人たちは追加料金を払って広い部屋だったり従者と一緒に入る事もできるそうだ。何事も金次第なのは日本でもこちらでも同じなんだな……
同じ部屋のクラスメイトは少しお調子者のティモで水属性と火属性の相反する属性を持つ少年で、相反する魔法属性を持つことから魔法についてはあまり自信が無いようだ。入寮式まで荷物を部屋にいれてティモと学園に来るまでのことなどを話していた。
「トラは将来なんになる予定なんだ?」
「僕はできれば錬金術師で魔道具の開発や商売をしてみたいかな? 学園にいるうちは冒険者で生活費を稼ぐ予定だけど」
「そっか、トラは付与魔法も使えるんだよな。俺は冒険者か騎士のどちらかだな。魔道士部隊にはダブルなので入れそうにないし、魔法もそこまで強くはならないだろうから、魔法で牽制しながら剣をメインに使える戦い方ができれば良いなと思っている」
「ティモならできるよ、ダブルなんて強さに関係ないし……」
「トラ何を言っている? ダブルはシングルの半分しか威力が出せないのは常識だろ? だから魔法をメインで使う戦いは出来ないんだよ。シングルならよかったんだけどな」
やはり、ティモも間違った魔法知識を刷り込まれているようで、これじゃ強くはならないだろうな。だからと言って自分がどうこう言う立場でもないので、ナタリー先生達を通して魔法の新しい常識を広めてもらおう。そんな話をしていたら寮内にカランカランと鐘の音がなった後に野太い声でが響いた。
「おーい、部屋に荷物を置いたら新入生は食堂に集合してくれ」
全寮制なので全員がゾロゾロと食堂へ集まってきた。
「これで全部かな? 俺がここの寮を監督するロッソだ。門限とか破ったら厳しい罰があるから注意しておけ、それから隣にいるのが寮母のシモーネだ。食事の世話などはシモーネがするが洗濯とかは全部自分たちでしないと駄目だからな。それから何故か今年からこの寮は独立採算と言われている。最初の1ヶ月分の食事の補助はあるが、それ以降は新入生が狩りを行ったりして食費を稼がないといけないから頑張れよ。何か質問はあるっか?」
ロッソさんは身長170cmくらいでがっちりとした体型の食堂のおっちゃんというような雰囲気でシモーネさんもロッソさんと同様身長は150cmくらいだが肝っ玉母さんのような感じの女性だった。
「ロッソ先生と呼べばいいですか? 食費とはどのくらいを月に稼ぐ必要があるのですか?」
「俺もシモーネも先生ではないので寮長でもロッソさんでもなんでもいいぞ、食費はだいたい50万イエンは必要だな金貨5枚だ」
「それって僕たちでも稼げる金額なんですか?」
「お前ら次第だな、ホーンラビットが1匹1000イエンくらいだから何匹だ?」
あまり計算等は習っていないのでみんなピンとこないようなので答えてみる。
「1匹1000イエンなら500匹ですね」
「「「ええええええええ」」」
「500匹も狩れないだろ?」
「お金が少ないとどうなるんですか?」
「その場合にはおかずがどんどん少なくなっていく。パンだけは支給されるからパンだけしか食えないな」
まぁ魔物を狩るのは問題ないのでどうでもよいが、今年からお金が必要になったってところが気にかかったので思い切って質問をしてみた。
「ロッソさん、去年まではFクラスもお金は必要なかったんですか?」
「そうだな、去年はFクラスもあっちの建物で無料で食えたし、部屋もきれいな部屋だった。ただ今年から変わった総寮長の意向でFクラスはこの建物になって、食費も自分たちで稼ぐようにと方針が変わったんだ」
「じゃ、浮いた食費はどこにいったんですか?」
「それはわからん、相手は貴族様だし俺らは言われたことをするしかできないんだ。できるだけ安く美味しい者をシモーネは作ってくれると思うから、冒険者登録が終わったら無理しないように狩りをしてくれ」
月に50万イエンといえばそんなに少ないお金ではない。絶対なにか裏がありそうだな。しっかり調べてからハーラルフ宰相あたりに報告しよう。お金もできるだけみんなで稼いで、もしも足りないようであれば魔道具あたりを売って食費にしてもらえばいい。建物の改修も土魔法を使える人や珍しい木魔法を使える人もいたのでやり方を覚えて貰えば綺麗に直すこともできるだろう。まずは学園に慣れるようにしなければ……
せっかくの青春なんでボッチにならないように頑張ろう!
寮は1年生のうちは2人部屋で2年以降は個室をもらえるらしい。個室といってもベッドと机がある程度であまり広い部屋ではないらしい。貴族の人たちは追加料金を払って広い部屋だったり従者と一緒に入る事もできるそうだ。何事も金次第なのは日本でもこちらでも同じなんだな……
同じ部屋のクラスメイトは少しお調子者のティモで水属性と火属性の相反する属性を持つ少年で、相反する魔法属性を持つことから魔法についてはあまり自信が無いようだ。入寮式まで荷物を部屋にいれてティモと学園に来るまでのことなどを話していた。
「トラは将来なんになる予定なんだ?」
「僕はできれば錬金術師で魔道具の開発や商売をしてみたいかな? 学園にいるうちは冒険者で生活費を稼ぐ予定だけど」
「そっか、トラは付与魔法も使えるんだよな。俺は冒険者か騎士のどちらかだな。魔道士部隊にはダブルなので入れそうにないし、魔法もそこまで強くはならないだろうから、魔法で牽制しながら剣をメインに使える戦い方ができれば良いなと思っている」
「ティモならできるよ、ダブルなんて強さに関係ないし……」
「トラ何を言っている? ダブルはシングルの半分しか威力が出せないのは常識だろ? だから魔法をメインで使う戦いは出来ないんだよ。シングルならよかったんだけどな」
やはり、ティモも間違った魔法知識を刷り込まれているようで、これじゃ強くはならないだろうな。だからと言って自分がどうこう言う立場でもないので、ナタリー先生達を通して魔法の新しい常識を広めてもらおう。そんな話をしていたら寮内にカランカランと鐘の音がなった後に野太い声でが響いた。
「おーい、部屋に荷物を置いたら新入生は食堂に集合してくれ」
全寮制なので全員がゾロゾロと食堂へ集まってきた。
「これで全部かな? 俺がここの寮を監督するロッソだ。門限とか破ったら厳しい罰があるから注意しておけ、それから隣にいるのが寮母のシモーネだ。食事の世話などはシモーネがするが洗濯とかは全部自分たちでしないと駄目だからな。それから何故か今年からこの寮は独立採算と言われている。最初の1ヶ月分の食事の補助はあるが、それ以降は新入生が狩りを行ったりして食費を稼がないといけないから頑張れよ。何か質問はあるっか?」
ロッソさんは身長170cmくらいでがっちりとした体型の食堂のおっちゃんというような雰囲気でシモーネさんもロッソさんと同様身長は150cmくらいだが肝っ玉母さんのような感じの女性だった。
「ロッソ先生と呼べばいいですか? 食費とはどのくらいを月に稼ぐ必要があるのですか?」
「俺もシモーネも先生ではないので寮長でもロッソさんでもなんでもいいぞ、食費はだいたい50万イエンは必要だな金貨5枚だ」
「それって僕たちでも稼げる金額なんですか?」
「お前ら次第だな、ホーンラビットが1匹1000イエンくらいだから何匹だ?」
あまり計算等は習っていないのでみんなピンとこないようなので答えてみる。
「1匹1000イエンなら500匹ですね」
「「「ええええええええ」」」
「500匹も狩れないだろ?」
「お金が少ないとどうなるんですか?」
「その場合にはおかずがどんどん少なくなっていく。パンだけは支給されるからパンだけしか食えないな」
まぁ魔物を狩るのは問題ないのでどうでもよいが、今年からお金が必要になったってところが気にかかったので思い切って質問をしてみた。
「ロッソさん、去年まではFクラスもお金は必要なかったんですか?」
「そうだな、去年はFクラスもあっちの建物で無料で食えたし、部屋もきれいな部屋だった。ただ今年から変わった総寮長の意向でFクラスはこの建物になって、食費も自分たちで稼ぐようにと方針が変わったんだ」
「じゃ、浮いた食費はどこにいったんですか?」
「それはわからん、相手は貴族様だし俺らは言われたことをするしかできないんだ。できるだけ安く美味しい者をシモーネは作ってくれると思うから、冒険者登録が終わったら無理しないように狩りをしてくれ」
月に50万イエンといえばそんなに少ないお金ではない。絶対なにか裏がありそうだな。しっかり調べてからハーラルフ宰相あたりに報告しよう。お金もできるだけみんなで稼いで、もしも足りないようであれば魔道具あたりを売って食費にしてもらえばいい。建物の改修も土魔法を使える人や珍しい木魔法を使える人もいたのでやり方を覚えて貰えば綺麗に直すこともできるだろう。まずは学園に慣れるようにしなければ……
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