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第1章 魔法学園入学編
日本での買い物編②買い物をたくさんするにゃ
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「トラちゃん、結構色な量を買うんでしょ?」
『そうだにゃ、いろいろ30セットづつ買いまくるにゃ』
「じゃ荷物乗せられる車がいいね、車に乗せてしまえばどうせアイテムボックスに入れるんでしょ?」
『そのとおりだにゃ』
「じゃ車用意してくるね」
来夢が車を取りに行ったようだが、荷物乗せられるような車買ったのかな?
「おまたせ!」
ピカピカのワゴン車が玄関に横付けされた。
『車買ったのかにゃ?』
「ううん、まりの達の事もあったから目隠しもできるワゴン車を買おうと思ってディーラーでも回ろうと思っていたら警備している人たちから、これに乗ってくれって贈られたんだ。GPSでどこにいるかわかるし、ガラスも大統領クラスの防弾まではいかないけどかなり強度のあるガラスだし、床にも鉄板入っているらしいの、燃費はめちゃくちゃ悪いけど安心の為にはしょうがないかなと思って使わせてもらってる」
『来夢やまりのには迷惑かけるにゃ』
「何言ってるの! わたしもまりのもなな子さんも誰も迷惑と思ってないしトラちゃんには感謝しかしてないよ。わたしなんか本当はこの世にもういない存在だよ? あの時とらちゃんが助けてくれて本当に良かったと思ってる。多少は不自由なところもあるけど、警備をしてくれる人達も宗教上の違いや国の違いを感じないくらい仲良くやってくれてるからね」
エリクサーを定期的に送っている国から派遣された警備は一定の距離をおいてあまり近くには寄ってこないそうで、念の為防犯ブザーみたいな物は持たされているらしいので押せば20秒以内にはガード出来るそうだ。知り合いの主要メンバー全員には色々負荷した魔道具渡してあるから、絶対に死ぬ危険はないし、自由に動けるようなら大丈夫だろう。警備メンバーも少なくとも1年単位で変わらないようにしているらしく警備をしている間は家族のように仲良くしていると聞いて安心した。運転も運転手まで手配すると言われたらしいがそこは断ったそうだ。でも何故か俺は後部座席で知らない女性の太ももの上でモフモフされているんだが……
「猫神様にようやくお会いできた。しかも私の上でムフフッ」
「トラちゃんごめんね! 警備担当の吉岡さんが前からトラちゃんに会いたがってからね。圧が強すぎて負けたの。今度トラちゃんが来たら会わせてあげますって…… 一応身辺警備名目で……」
『なるほどにゃ……』
それにしてもめっちゃモフり方が上手い。緩急使い分けてピアニストのような指使いで全身をモフられていく…… これはヤバい……
半分寝落ちしそうなくらいの感覚に陥っていたが、なんとか意識を保つ事ができた。この人の手は神の手だ!
「トラちゃん起きてる? 着いたよ」
『なんとか起きてるにゃぁ。でもやばかったにゃ』
「めっちゃ気持ちよさそうにしてたよ?」
少しジト目で来夢から睨まれた。
まずは100円均一の店に着いたが、当然動物は入れないので認識阻害の魔法をかけて来夢の肩の上に乗った。
『風船をたくさん買って欲しいにゃ。サイズもいろいろ揃えてにゃ。あとは空気入れもいるにゃ』
来夢が水風船からマジック用の風船や大きめの風船等をバンバン買い物かごに入れていく。
「風船でなにするの?」
『限界を超えると大きく広がる事を視覚的に説明するのに使うにゃ』
「何言っているかわかんないけど、こんなもんでいいの?」
『今の説明でわからないかにゃ…… まぁいいにゃ! あとはおもちゃコーナーにある科学実験セットやマジックのセットを買って欲しいにゃ。あとはノートや鉛筆等が欲しいにゃ』
色々購入して100円ショップで数万円買うという状況になってしまった。その後本屋やホームセンターでも色々と大人買いをしてから自宅へ戻ろうとしていた。後は通常では簡単に手に入らないような物が夜までに自宅へ届けられるといいのだけど……
「トラちゃん、さっきの説明じゃわからなかったんだけど、何をするの?」
『簡単に言うと体験だにゃ、百聞は一見にしかずって奴だにゃ。来夢って火魔法って言ったらどんなのを想像するかにゃ?』
「うーん、火炎放射器?」
『そうだにゃ、でも向こうの世界には炎は薪が燃えるイメージしかないからヒョロヒョロとした火の塊が飛んで行くのが多いんだにゃ。それでも魔法を使えない人からすれば驚異なんだけどにゃ…… もし火炎放射器の映像をみたり体験できたらそれが魔法に反映するにゃ。氷魔法も温暖な地域だから小大利なんて見たことない人ばかりだしにゃ。見た事無いと作れないにゃ』
「なるほど、じゃDVD持っていって、色んな映像を流したら?」
『良い考えにゃ!! 兵器の映像とか見せるとイメージ湧きそうだにゃ』
「じゃ電気屋とかに行ってみようか?」
『お願いするにゃ』
ようやく買い物が終了して自宅へ戻ってきた。
「トラちゃんおかえり」
『まりの、ただいまにゃ!』
そう言いながら両手を出してきたまりのの胸にジャンプして抱きついた。
『そうだにゃ、いろいろ30セットづつ買いまくるにゃ』
「じゃ荷物乗せられる車がいいね、車に乗せてしまえばどうせアイテムボックスに入れるんでしょ?」
『そのとおりだにゃ』
「じゃ車用意してくるね」
来夢が車を取りに行ったようだが、荷物乗せられるような車買ったのかな?
「おまたせ!」
ピカピカのワゴン車が玄関に横付けされた。
『車買ったのかにゃ?』
「ううん、まりの達の事もあったから目隠しもできるワゴン車を買おうと思ってディーラーでも回ろうと思っていたら警備している人たちから、これに乗ってくれって贈られたんだ。GPSでどこにいるかわかるし、ガラスも大統領クラスの防弾まではいかないけどかなり強度のあるガラスだし、床にも鉄板入っているらしいの、燃費はめちゃくちゃ悪いけど安心の為にはしょうがないかなと思って使わせてもらってる」
『来夢やまりのには迷惑かけるにゃ』
「何言ってるの! わたしもまりのもなな子さんも誰も迷惑と思ってないしトラちゃんには感謝しかしてないよ。わたしなんか本当はこの世にもういない存在だよ? あの時とらちゃんが助けてくれて本当に良かったと思ってる。多少は不自由なところもあるけど、警備をしてくれる人達も宗教上の違いや国の違いを感じないくらい仲良くやってくれてるからね」
エリクサーを定期的に送っている国から派遣された警備は一定の距離をおいてあまり近くには寄ってこないそうで、念の為防犯ブザーみたいな物は持たされているらしいので押せば20秒以内にはガード出来るそうだ。知り合いの主要メンバー全員には色々負荷した魔道具渡してあるから、絶対に死ぬ危険はないし、自由に動けるようなら大丈夫だろう。警備メンバーも少なくとも1年単位で変わらないようにしているらしく警備をしている間は家族のように仲良くしていると聞いて安心した。運転も運転手まで手配すると言われたらしいがそこは断ったそうだ。でも何故か俺は後部座席で知らない女性の太ももの上でモフモフされているんだが……
「猫神様にようやくお会いできた。しかも私の上でムフフッ」
「トラちゃんごめんね! 警備担当の吉岡さんが前からトラちゃんに会いたがってからね。圧が強すぎて負けたの。今度トラちゃんが来たら会わせてあげますって…… 一応身辺警備名目で……」
『なるほどにゃ……』
それにしてもめっちゃモフり方が上手い。緩急使い分けてピアニストのような指使いで全身をモフられていく…… これはヤバい……
半分寝落ちしそうなくらいの感覚に陥っていたが、なんとか意識を保つ事ができた。この人の手は神の手だ!
「トラちゃん起きてる? 着いたよ」
『なんとか起きてるにゃぁ。でもやばかったにゃ』
「めっちゃ気持ちよさそうにしてたよ?」
少しジト目で来夢から睨まれた。
まずは100円均一の店に着いたが、当然動物は入れないので認識阻害の魔法をかけて来夢の肩の上に乗った。
『風船をたくさん買って欲しいにゃ。サイズもいろいろ揃えてにゃ。あとは空気入れもいるにゃ』
来夢が水風船からマジック用の風船や大きめの風船等をバンバン買い物かごに入れていく。
「風船でなにするの?」
『限界を超えると大きく広がる事を視覚的に説明するのに使うにゃ』
「何言っているかわかんないけど、こんなもんでいいの?」
『今の説明でわからないかにゃ…… まぁいいにゃ! あとはおもちゃコーナーにある科学実験セットやマジックのセットを買って欲しいにゃ。あとはノートや鉛筆等が欲しいにゃ』
色々購入して100円ショップで数万円買うという状況になってしまった。その後本屋やホームセンターでも色々と大人買いをしてから自宅へ戻ろうとしていた。後は通常では簡単に手に入らないような物が夜までに自宅へ届けられるといいのだけど……
「トラちゃん、さっきの説明じゃわからなかったんだけど、何をするの?」
『簡単に言うと体験だにゃ、百聞は一見にしかずって奴だにゃ。来夢って火魔法って言ったらどんなのを想像するかにゃ?』
「うーん、火炎放射器?」
『そうだにゃ、でも向こうの世界には炎は薪が燃えるイメージしかないからヒョロヒョロとした火の塊が飛んで行くのが多いんだにゃ。それでも魔法を使えない人からすれば驚異なんだけどにゃ…… もし火炎放射器の映像をみたり体験できたらそれが魔法に反映するにゃ。氷魔法も温暖な地域だから小大利なんて見たことない人ばかりだしにゃ。見た事無いと作れないにゃ』
「なるほど、じゃDVD持っていって、色んな映像を流したら?」
『良い考えにゃ!! 兵器の映像とか見せるとイメージ湧きそうだにゃ』
「じゃ電気屋とかに行ってみようか?」
『お願いするにゃ』
ようやく買い物が終了して自宅へ戻ってきた。
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そう言いながら両手を出してきたまりのの胸にジャンプして抱きついた。
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