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第1章 魔法学園入学編
日本からのお土産編④魔力とは風船である
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「今日は魔力の貯め方と魔力の大きさについて勉強をしたいと思っています。ところでナタリー先生は何故そこに?」
何故か一番前の左端の場所に生徒と同じ方向を向けた机に座っていたナタリー先生に質問をぶつけてみた。
「いやー、もう初めて聞くことばかりでなんか先生って呼ばれるより生徒として聞いた方がよいんじゃないかと思って初心に戻ってこっちに座っているの。だから先生って呼ばなくてナタリーと呼び捨てでも大丈夫よ、トラーオ先生!」
「いやいや、呼び捨ては無理ですから、それから何かあれば手伝ってくださいよ?」
「もちろん、何でも言って!」
「それでは今から風船というものを配ります。小さい物と大きい物を配りますので各1個ずつ取ってください。これはゴームの木から取れる樹脂とスライムの粘液を特殊な方法で混ぜた物でできています。穴を開けたりすると使えませんので気をつけてくださいね」
本当は日本で購入してきた小さい水を入れて遊ぶタイプの風船と、普通のサイズの風船の2種類だが異世界から持ってきたとは言えないので、それらしい作り方で誤魔化したが実際にその方法で作れないか研究してみたいと思った。
「それではこれが何かといいますと、魔力の限界とは何かを視覚的に見てもらう為のものです。魔力の総量は人それぞれで違う事はみなさんご存知ですよね? ジュリアナさんどうですか?」
いきなり指された小柄で黒髪黒目のジュリアナはビクッとしながらも答えてくれた。
「もちろん! 魔力の量は人それぞれ生まれた時に決まっているけど魔力を使えば使う程少しだけ魔力の量は増えていきます。でもその量は微々たるものなので昔は魔力を空にして寝るのが流行りましたが最近はあまりしている人はいないと聞きます。 あれ? トラーオ君が休み前にマヌエーラさんに何かしたら魔力の量増えたよね? あれ? おかしいなぁ…… わかんなくなってきた……」
「ありがとうございます。ジュリアナさんの認識が多分みなさんの認識と同じだと思います。でもそれは大きな間違いですので忘れてください」
「「「ええええええ!」」」
「びっくりしたかも知れませんが、魔力の総量は増やせます。ただ限界値は人それぞれなので何処までも増やせるかというとそれは難しいです。ただ現状言えるのはここにいる全員が王宮の宮廷魔道士部隊達よりも大きな魔力を持つことは可能です」
「「「ええええーーーーー」」」
「いいですか? 魔力は増やせるということを絶対に忘れないでください。むしろ魔力はどんどん増えると思い込んでくださいね。魔力が増えない大きな原因は思い込みなんです。それではまずは小さい風船を手に持って穴が空いているところから優しく息を吹き込んでください」
「「「「ふぅー」」」」
「ほとんど入らなくて少し膨らんだだけですよね? それでは大きな風船も同じように吹いてください」
「「「「ふぅー」」」」
「さっきよりは息が入ったと思いますがそこまで沢山の息が入ったわけではありませんよね? それが今の皆さんと宮廷魔道士の魔力量の差です。単に基本の魔力量が向こうが大きなだけで、その量もそこまでは大きな差ではありません。それでは小さい方の風船に少しずつ強く息を吹き込んでみましょう。最初は息を吹いても大きさも変わりませんし息が入っていきませんが、少し強く吹くと急に風船が膨らんできます。これが魔力量が増えた状態と思ってください。あまり吹き込むと割れてしまいますので気をつけて膨らましてみてください」
「「「ふうううううーーー」」」
どこそこで風船が膨らみ始めたが膨らんだ喜びで何か話そうとすると萎んでしまう人が続出してしまった。
「萎んだらもう一度息を吹き込みましょう。今度はさっきよりすんなり息が入るはずです。そして何かを喋ろうとする時には吹き込み口を手で抑えて息がもれないようにしてみてください。これは魔力補充の基本になります。最初は大変ですが自分の基本魔力を突破させて魔力量を大きくしていきます。魔力量を増やすのも最初は少しずつしか増えませんが、だんだん増やすのも楽になっていきます。そして増やした魔力は流れ出やすいので自分でそれを取り込んだままにする必要がありますので、この風船を良くイメージしておくことが大切です。今この状態ではさっきの大きな風船に息を吹き込んだ量よりも多くの量が吹き込まれています。基本魔力が小さくてもしっかり鍛錬すれば魔力量は大きくなっていきます。忘れないようにしてください」
パーン!!
一斉に音がなった方をみると割れた風船を呆然と見つめるナタリー先生がいた……
「あれだけ気をつけてって言ったのにナタリー先生が割ってどうするんですか?」
「ご、ごめんなさい……」
「ちなみに魔力はどんなに貯めようとしてもこんなに破裂することはないので安心してください。大きな風船も膨らませていいですよ。基本魔力が大きな人は小さな人と比べてかなり大きな魔力量を貯めることができるようになります。でも魔法の力は魔力量が全てではありませんので魔力量が少ないからと悲観することはありません。魔法に必要な物は魔力量よりも魔力操作の繊細さが必要なんです。次の時間にはそれをお見せしますので、とりあえず風船を膨らませて萎ませての繰り返しをして頭にイメージを叩き込んでください」
その後数人の風船を割る音が聞こえたが魔力量が今よりも増えると言うことは理解してもらえたようだ。
何故か一番前の左端の場所に生徒と同じ方向を向けた机に座っていたナタリー先生に質問をぶつけてみた。
「いやー、もう初めて聞くことばかりでなんか先生って呼ばれるより生徒として聞いた方がよいんじゃないかと思って初心に戻ってこっちに座っているの。だから先生って呼ばなくてナタリーと呼び捨てでも大丈夫よ、トラーオ先生!」
「いやいや、呼び捨ては無理ですから、それから何かあれば手伝ってくださいよ?」
「もちろん、何でも言って!」
「それでは今から風船というものを配ります。小さい物と大きい物を配りますので各1個ずつ取ってください。これはゴームの木から取れる樹脂とスライムの粘液を特殊な方法で混ぜた物でできています。穴を開けたりすると使えませんので気をつけてくださいね」
本当は日本で購入してきた小さい水を入れて遊ぶタイプの風船と、普通のサイズの風船の2種類だが異世界から持ってきたとは言えないので、それらしい作り方で誤魔化したが実際にその方法で作れないか研究してみたいと思った。
「それではこれが何かといいますと、魔力の限界とは何かを視覚的に見てもらう為のものです。魔力の総量は人それぞれで違う事はみなさんご存知ですよね? ジュリアナさんどうですか?」
いきなり指された小柄で黒髪黒目のジュリアナはビクッとしながらも答えてくれた。
「もちろん! 魔力の量は人それぞれ生まれた時に決まっているけど魔力を使えば使う程少しだけ魔力の量は増えていきます。でもその量は微々たるものなので昔は魔力を空にして寝るのが流行りましたが最近はあまりしている人はいないと聞きます。 あれ? トラーオ君が休み前にマヌエーラさんに何かしたら魔力の量増えたよね? あれ? おかしいなぁ…… わかんなくなってきた……」
「ありがとうございます。ジュリアナさんの認識が多分みなさんの認識と同じだと思います。でもそれは大きな間違いですので忘れてください」
「「「ええええええ!」」」
「びっくりしたかも知れませんが、魔力の総量は増やせます。ただ限界値は人それぞれなので何処までも増やせるかというとそれは難しいです。ただ現状言えるのはここにいる全員が王宮の宮廷魔道士部隊達よりも大きな魔力を持つことは可能です」
「「「ええええーーーーー」」」
「いいですか? 魔力は増やせるということを絶対に忘れないでください。むしろ魔力はどんどん増えると思い込んでくださいね。魔力が増えない大きな原因は思い込みなんです。それではまずは小さい風船を手に持って穴が空いているところから優しく息を吹き込んでください」
「「「「ふぅー」」」」
「ほとんど入らなくて少し膨らんだだけですよね? それでは大きな風船も同じように吹いてください」
「「「「ふぅー」」」」
「さっきよりは息が入ったと思いますがそこまで沢山の息が入ったわけではありませんよね? それが今の皆さんと宮廷魔道士の魔力量の差です。単に基本の魔力量が向こうが大きなだけで、その量もそこまでは大きな差ではありません。それでは小さい方の風船に少しずつ強く息を吹き込んでみましょう。最初は息を吹いても大きさも変わりませんし息が入っていきませんが、少し強く吹くと急に風船が膨らんできます。これが魔力量が増えた状態と思ってください。あまり吹き込むと割れてしまいますので気をつけて膨らましてみてください」
「「「ふうううううーーー」」」
どこそこで風船が膨らみ始めたが膨らんだ喜びで何か話そうとすると萎んでしまう人が続出してしまった。
「萎んだらもう一度息を吹き込みましょう。今度はさっきよりすんなり息が入るはずです。そして何かを喋ろうとする時には吹き込み口を手で抑えて息がもれないようにしてみてください。これは魔力補充の基本になります。最初は大変ですが自分の基本魔力を突破させて魔力量を大きくしていきます。魔力量を増やすのも最初は少しずつしか増えませんが、だんだん増やすのも楽になっていきます。そして増やした魔力は流れ出やすいので自分でそれを取り込んだままにする必要がありますので、この風船を良くイメージしておくことが大切です。今この状態ではさっきの大きな風船に息を吹き込んだ量よりも多くの量が吹き込まれています。基本魔力が小さくてもしっかり鍛錬すれば魔力量は大きくなっていきます。忘れないようにしてください」
パーン!!
一斉に音がなった方をみると割れた風船を呆然と見つめるナタリー先生がいた……
「あれだけ気をつけてって言ったのにナタリー先生が割ってどうするんですか?」
「ご、ごめんなさい……」
「ちなみに魔力はどんなに貯めようとしてもこんなに破裂することはないので安心してください。大きな風船も膨らませていいですよ。基本魔力が大きな人は小さな人と比べてかなり大きな魔力量を貯めることができるようになります。でも魔法の力は魔力量が全てではありませんので魔力量が少ないからと悲観することはありません。魔法に必要な物は魔力量よりも魔力操作の繊細さが必要なんです。次の時間にはそれをお見せしますので、とりあえず風船を膨らませて萎ませての繰り返しをして頭にイメージを叩き込んでください」
その後数人の風船を割る音が聞こえたが魔力量が今よりも増えると言うことは理解してもらえたようだ。
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