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第1章 魔法学園入学編
新しい常識⑥Fクラス対全クラス
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「な、なんだと…… Fクラスにハンディを与えるのでは無く、我々にハンディを与えるとは…… 陛下は何を考えておられるのだ?」
「分かりませんがとにかく2時間で陣の設営や連携を考えれなければなりませんぞ、どのような作戦で行きますか?」
Aクラスの担任でもあり魔法師団でもステファンの部下であるヘルベルトがステファンに質問を投げかけた。
「連携? SクラスとAクラスがまとめて火魔法を放てば相手の旗は燃え尽きるであろう。その他のクラスはこちらの旗の周りでゆっくり我々の戦いをみておけ!」
「壕や物見櫓の設置はいかが致しましょうか」
「たかがFクラスにそんなものいらないだろ?なんにもしないとサボっているように見られるからBクラス以下の奴らに壕を掘らせよ。櫓は建てるほどでは無いから壕をほった時の土を高く積むだけで十分だろすぐに勝敗は決まる」
「さすがステファン先生、ではそのような作戦である事を伝えて参ります」
Sクラスの方はBクラス以下の生徒が所々に壕を掘り始めた。
「トラーオどうする?」
「ここはリュシが思うようにやっていいよ。僕はのんびり旗を守る役をしておくから」
「じゃ僕が指揮を取って良いかな? 作戦中僕が戦死扱いになったらトラーオが指揮を引き継いでね?」
「りょーかい!」
「じゃみんな集まってくれるかな?」
クラスのみんなが旗の周りに集まって来た。
「まずは陣の周りに防護壁を立てて、物見櫓を真ん中に高いのを立て両端にその半分くらいのを立てる準備をしておこう。始まりの開始と共に発動させてびっくりされるのはどうかな?」
「じゃ防護壁を2枚にして間に水を入れないか?表は少し薄くして火魔法の熱でお湯になるようにしたら面白くないか?」
「お湯になったところでそのお湯を水魔法で吹き飛ばそうよ」
「その後の攻撃は魔物相手でも無いし、自分の属性以外の魔法を使って戦うってのはどうだい?」
「それ良いね! 全属性取得って言われてるからね」
「みんなの心を折ったら最後はみんなで火魔法をお見舞いしてやろう!」
「防御はトラーオ1人で大丈夫?」
「トラーオだし問題ある訳ないだろ!」
「そりゃそうだな、あはは!」
「みんな何気に酷いけど問題ないよ、結界張ってるからドラゴン100匹ブレスでも大丈夫!」
「イヤイヤ、ドラゴン1匹でも耐えられれば十分すぎるから……」
「じゃそれぞれが開始直前に発動できるように準備するよ!」
リュシの号令で広い競技場に散らばって魔法陣を地面に描いて発動の準備を始めた。
クラリス1人が予定の防護壁よりも前の位置で魔法陣を地面に書き込んでいたが何をやってるんだ?
みんな各々地面に魔法陣を書いたり詠唱をしたりしているが、見た目は地面に変化もなく両陣営共に何か準備しているようには見えない。観客からはFクラスに対してのヤジがどんどん飛ばされる。
「お前ら真面目にしろよ! 5分以上持つに賭けてるんだよ!」
「いいぞ! 1分以内で終わってくれ!」
「大穴のお前らの勝ちに賭けちまったよ!」
お金をかけている人達からは容赦ない声が掛かるがみんな気にもせずに自分らのペースで準備しているようだ。賭けは変則になった為、SクラスとFクラスの賭け以外は一度払い戻され、この試合が始まる5分前までにこの試合に掛けなおすそうだ。あれだけ陛下が自信満々に言ったのでオッズは最初よりも相当下がったらしいが、やはりFクラスが勝つことを信じる人は多くないので、ほとんどはSクラスの勝ちで何分持つかに賭けているようだ。そろそろ賭けの締め切りの時間だとアナウンスがあり、それは後5分ほどでSクラスとの戦いの火蓋が切られる合図でもあった。
最後に全員が集まり各々の仕事の確認をする。
「ねぇ? どんな勝ち方にする?」
皆に尋ねてみた。
「そうだな、みんな時間で賭けてるから、できるだけ粘った方が観客も喜ぶんじゃない? できるだけ粘って逆転勝ちって格好よくない?」
さすがはイケメンのクラリスだ、自分達を格好良く見せる事を一番に考えている。
「喜ぶより怒りの矛先が向きそうだけど……」
ちょっと気弱なマリーは負けてヤジを投げられるのが嫌そうだ。
「さっさと倒すと、難癖付けてきそうですわ! しっかり心を折ってから完璧な勝ち方をすべきですわ」
マヌエーラからの言葉は容赦無く完璧に勝ちたいようだ。リュシに任せたのでリュシが方針を固めるだろう。
「マヌエーラの言うように、できるだけ向こうの心を折るような戦いをして、Fクラスの実力に間違いないことをみんなに知らしめよう! まずは開始と共に作った罠や防護壁を立ち上げ防護壁の間に水を流し込もう。お湯にするのは向こうの魔法使いに任せてお湯になったら、風魔法と水魔法で熱湯をお見舞いしてやろう。その後は相手の詠唱を聞いてそれに対抗する魔法で心を折ろう。向こうのやる気が無くなったら全員で最大火力で火魔法を放とう! これでいいかな?」
それを聞いて慌ててアドバイスをする。
「最大火力はやめて! ほどほどにしないとダメだよ。みんなの火力は魔法師団の団長並みに上がってるからね? 絶対に最初は小さめにしてそこからだんだん大きくしていこう。そっちが格好良いよ!」
「なるほど、トラーオの言う通りだな、じゃ最後は少しずつ強い火魔法を放って向こうが降参するのを待とう。じゃ打倒全クラス! いくぞ!」
「「「「おう!」」」
それぞれが配置に付くと始まりの号令が掛けられた。
「分かりませんがとにかく2時間で陣の設営や連携を考えれなければなりませんぞ、どのような作戦で行きますか?」
Aクラスの担任でもあり魔法師団でもステファンの部下であるヘルベルトがステファンに質問を投げかけた。
「連携? SクラスとAクラスがまとめて火魔法を放てば相手の旗は燃え尽きるであろう。その他のクラスはこちらの旗の周りでゆっくり我々の戦いをみておけ!」
「壕や物見櫓の設置はいかが致しましょうか」
「たかがFクラスにそんなものいらないだろ?なんにもしないとサボっているように見られるからBクラス以下の奴らに壕を掘らせよ。櫓は建てるほどでは無いから壕をほった時の土を高く積むだけで十分だろすぐに勝敗は決まる」
「さすがステファン先生、ではそのような作戦である事を伝えて参ります」
Sクラスの方はBクラス以下の生徒が所々に壕を掘り始めた。
「トラーオどうする?」
「ここはリュシが思うようにやっていいよ。僕はのんびり旗を守る役をしておくから」
「じゃ僕が指揮を取って良いかな? 作戦中僕が戦死扱いになったらトラーオが指揮を引き継いでね?」
「りょーかい!」
「じゃみんな集まってくれるかな?」
クラスのみんなが旗の周りに集まって来た。
「まずは陣の周りに防護壁を立てて、物見櫓を真ん中に高いのを立て両端にその半分くらいのを立てる準備をしておこう。始まりの開始と共に発動させてびっくりされるのはどうかな?」
「じゃ防護壁を2枚にして間に水を入れないか?表は少し薄くして火魔法の熱でお湯になるようにしたら面白くないか?」
「お湯になったところでそのお湯を水魔法で吹き飛ばそうよ」
「その後の攻撃は魔物相手でも無いし、自分の属性以外の魔法を使って戦うってのはどうだい?」
「それ良いね! 全属性取得って言われてるからね」
「みんなの心を折ったら最後はみんなで火魔法をお見舞いしてやろう!」
「防御はトラーオ1人で大丈夫?」
「トラーオだし問題ある訳ないだろ!」
「そりゃそうだな、あはは!」
「みんな何気に酷いけど問題ないよ、結界張ってるからドラゴン100匹ブレスでも大丈夫!」
「イヤイヤ、ドラゴン1匹でも耐えられれば十分すぎるから……」
「じゃそれぞれが開始直前に発動できるように準備するよ!」
リュシの号令で広い競技場に散らばって魔法陣を地面に描いて発動の準備を始めた。
クラリス1人が予定の防護壁よりも前の位置で魔法陣を地面に書き込んでいたが何をやってるんだ?
みんな各々地面に魔法陣を書いたり詠唱をしたりしているが、見た目は地面に変化もなく両陣営共に何か準備しているようには見えない。観客からはFクラスに対してのヤジがどんどん飛ばされる。
「お前ら真面目にしろよ! 5分以上持つに賭けてるんだよ!」
「いいぞ! 1分以内で終わってくれ!」
「大穴のお前らの勝ちに賭けちまったよ!」
お金をかけている人達からは容赦ない声が掛かるがみんな気にもせずに自分らのペースで準備しているようだ。賭けは変則になった為、SクラスとFクラスの賭け以外は一度払い戻され、この試合が始まる5分前までにこの試合に掛けなおすそうだ。あれだけ陛下が自信満々に言ったのでオッズは最初よりも相当下がったらしいが、やはりFクラスが勝つことを信じる人は多くないので、ほとんどはSクラスの勝ちで何分持つかに賭けているようだ。そろそろ賭けの締め切りの時間だとアナウンスがあり、それは後5分ほどでSクラスとの戦いの火蓋が切られる合図でもあった。
最後に全員が集まり各々の仕事の確認をする。
「ねぇ? どんな勝ち方にする?」
皆に尋ねてみた。
「そうだな、みんな時間で賭けてるから、できるだけ粘った方が観客も喜ぶんじゃない? できるだけ粘って逆転勝ちって格好よくない?」
さすがはイケメンのクラリスだ、自分達を格好良く見せる事を一番に考えている。
「喜ぶより怒りの矛先が向きそうだけど……」
ちょっと気弱なマリーは負けてヤジを投げられるのが嫌そうだ。
「さっさと倒すと、難癖付けてきそうですわ! しっかり心を折ってから完璧な勝ち方をすべきですわ」
マヌエーラからの言葉は容赦無く完璧に勝ちたいようだ。リュシに任せたのでリュシが方針を固めるだろう。
「マヌエーラの言うように、できるだけ向こうの心を折るような戦いをして、Fクラスの実力に間違いないことをみんなに知らしめよう! まずは開始と共に作った罠や防護壁を立ち上げ防護壁の間に水を流し込もう。お湯にするのは向こうの魔法使いに任せてお湯になったら、風魔法と水魔法で熱湯をお見舞いしてやろう。その後は相手の詠唱を聞いてそれに対抗する魔法で心を折ろう。向こうのやる気が無くなったら全員で最大火力で火魔法を放とう! これでいいかな?」
それを聞いて慌ててアドバイスをする。
「最大火力はやめて! ほどほどにしないとダメだよ。みんなの火力は魔法師団の団長並みに上がってるからね? 絶対に最初は小さめにしてそこからだんだん大きくしていこう。そっちが格好良いよ!」
「なるほど、トラーオの言う通りだな、じゃ最後は少しずつ強い火魔法を放って向こうが降参するのを待とう。じゃ打倒全クラス! いくぞ!」
「「「「おう!」」」
それぞれが配置に付くと始まりの号令が掛けられた。
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