20 / 25
第二章 家族とか
6.甘えたい人
しおりを挟む
テーブルに突っ伏し、グラスをガンッ、と手荒く置く。
薄い琥珀色のさざ波がたち、すぐに平らかになる。
「荒れてるねー。慣れないお酒なんて飲んじゃって。どうやって帰るのよ」
メイコが苦笑する。
自分が今どれだけ滑稽かはわかっている。
飲めないお酒を飲んで、何がしたいのかと自分でも思う。
妹との電話が久しぶりに応えた。
「どうして私だけ『普通』の暮らしができないの」
「介護してる人なんてこの世にいくらだっているわよ」
「なんで二十六歳なんて若さで介護なんてしないといけないのよ」
「そういう人もいるよ」
「わかってるよ! 周りを見れば大変なのは私だけじゃないって。だけど、兄妹も母親も自分がやりたいように生きてるのにどうして私だけが我慢を強いられるの」
言葉は返らない。
私は手荒にグラスを口に運ぶ。口の端からとろりとした液体が零れる。手で乱暴に拭うと、アルコールの匂いがつんと鼻をついた。
「別に、まだ二十六歳だし今すぐ結婚したいわけじゃない。だけど介護なんていつ終わるかもわからない。早く終わればいいのにと願うことさえ許されない。終わりが見えない、見ちゃいけないのよ」
介護が終わるのは母が死んだときだからだ。
「はいはい、それ以上考えるとロクなことになんないわよ。今日はもう帰りなさい。お迎え呼んであげるから」
週に一度、母を施設に一晩預かってもらえる。
その時だけ、私は束の間の自由を得てこうして居酒屋に来る。
「お迎えなんていらない。自分で帰れる」
「無理なことはお酒を飲んだ時点でわかってるでしょ」
そんな声を聞くうちに、私の意識は混濁していった。
◇
「芽衣子。ほら、芽衣子、起きて。帰るよ」
間近で平太の声が聞こえて、いつの間にか寝ていたのだと気が付いた。
「ごめん……。いつの間にか寝てた。アンコは?」
「誰もいないよ」
平太は私の腕を持つと自分の肩にかけた。
「平太、ごめんね」
「何が」
「平太も自由になっていいよ。私はたぶんもう、あの人から逃れられない」
「自由ってなんだよ」
よっ、と掛け声をかけて私と私のバックを抱えた平太が、レジの前を通り過ぎる。
「待って平太、お会計しなきゃ」
「支払いは済んでるよ」
「……ごめん。あ。スマホは?! いつもテーブルの上に置きっぱなしに」
「バックに入れてある」
「ありがと。ごめん」
「ごめんばっかだな、今日は」
「いつもごめんって思ってるよ」
平太がため息を吐き出す。
「今日はらしくねえな」
「アンコだもん。しょうがないよ」
「ハハ、今日は腐ってんな。何でも聞いてやるよ、話せ」
喉がぐっと詰まりそうになる。
「だって、平太いつも愚痴嫌がるじゃん」
「生産性のない愚痴は嫌いだね。だけど愚痴を吐くことで芽衣子が楽になることもあるのは知ってるし、今芽衣子が話したいのは愚痴じゃないんじゃないの? そういうの、弱音って言うんじゃないの?」
ぼろりと涙が零れた。
「弱音なんてもっとタチ悪いじゃん。もうこんな生活嫌だって話だよ。あの人の介護なんて、もうやってられないって話だよ。そんな話、もっと生産性ないじゃん」
「うん。けど口に出してスッキリできたら明日も頑張れる。生産性あるだろ。だからいいよ、今日はとことん聞くから。――この間、俺が話を遮って聞かなかったから怒ってるんだろ? だからずっと連絡しなかったんだろ」
わかっていたのか。
でももう遅い。
もういいのだ。
私はメイコだ。愚痴なんて言わなくて、強いメイコ。
平太になんか頼らない。
私にはアンコがいる。
だからいいのだ。
「もういいよ。家が遠いから平日は会えない、お泊りもできない。そんな彼女、平太も嫌でしょ?」
無理なのだ。
一人で介護と仕事を続けながら誰かと付き合うなんて。
私に休息はない。私の人生もない。
いくら他人が「リフレッシュも必要ですよ」「リフレッシュのために利用してもいいんですよ」と言ってくれても、身内がそれを許さない。味方になるどころかこれでもかと首を絞めてくる。
私は母と仕事と、あとは息をして生きているだけで手一杯だ。
しゃくりあげそうになり、必死でそれを堪えた。
こんなところで泣くのは卑怯だ。憐れみを誘って繋ぎとめたって意味がない。
「確かに嫌だね」
息が詰まった。
「俺は芽衣子といたいから。一緒にいられるなら誰でもいいわけでもないし。何とかしないとね」
無理矢理に涙を堪えようとしたら、ぐっと何かが込み上げて鼻水が出た。ついでのように涙がまたぼろりと零れる。
「肉じゃがが作れれば誰でもいいんでしょ。時々料理作って、甘えさせてくれれば誰でもいいんでしょ」
平太は「ははっ」と笑った。
「俺、別に肉じゃが好きじゃないよ」
私はしばらく言葉を止めて、「は?」と訊き返した。涙は幹線道路から旧道くらいに狭まった。
「芽衣子が楽しそうに作ってくれるから。あれこれ段取り考えながら作るの好きでしょ? それ見てるのが楽しいだけ。肉じゃが作ってって言えば『ハイハイ』って来てくれるから言ってるだけ」
なんだそりゃ。
初めて聞いた。
「芽衣子が苦しんでるのはわかってた。だから俺も、もっとちゃんと考えるよ。だから強がらなくていいよ。離れようとしなくていいよ」
平太がぽかんとする私の顔を覗き込んだ。
「昔付き合ってた彼氏に、『お前は一人でも生きていける。でもあいつは一人じゃ生きていけないから俺が傍にいてやらなきゃ』とか漫画みたいなこと言われてフラれたの、トラウマなんでしょ?」
いつかお酒を飲んだときに管を巻きながら喋ってしまった私のトラウマ。
言うつもりはなかったし、覚えていたとも思わなかった。
「トラウマのくせに、心底嫌なくせに、また俺に頼らずにいれば、俺が離れてくと思って一人で頑張ってきたんでしょ? 俺を縛り付けないように自由にしようとしてた。わかってるよ。アンコじゃなくても、芽衣子が考えてることは俺にもわかる」
平太が私の髪をぐしゃぐしゃと撫でた。
「明日は予定があって休み取ったんだ。今日おふくろさんいないんだろ? 泊まっていっていいか?」
もう終電ないし。
そう言われれば、私は頷くしかなかった。
「お母さんの汗とおかゆがしみついたベッドなら空いてるよ。電動で背もたれが上がって快適だよ」
「おい」
「冗談」
そう言って、私は平太の胸に顔を埋めた。
甘えるのは得意じゃない。
だけど平太にだけは、甘えたい。
平太の大きな掌が、私の頭をぽんぽんと撫でた。
母にも父にも頭を撫でられたことはない。
大人になって私は初めて、頭も温もりを感じるのだと知ったのだ。
薄い琥珀色のさざ波がたち、すぐに平らかになる。
「荒れてるねー。慣れないお酒なんて飲んじゃって。どうやって帰るのよ」
メイコが苦笑する。
自分が今どれだけ滑稽かはわかっている。
飲めないお酒を飲んで、何がしたいのかと自分でも思う。
妹との電話が久しぶりに応えた。
「どうして私だけ『普通』の暮らしができないの」
「介護してる人なんてこの世にいくらだっているわよ」
「なんで二十六歳なんて若さで介護なんてしないといけないのよ」
「そういう人もいるよ」
「わかってるよ! 周りを見れば大変なのは私だけじゃないって。だけど、兄妹も母親も自分がやりたいように生きてるのにどうして私だけが我慢を強いられるの」
言葉は返らない。
私は手荒にグラスを口に運ぶ。口の端からとろりとした液体が零れる。手で乱暴に拭うと、アルコールの匂いがつんと鼻をついた。
「別に、まだ二十六歳だし今すぐ結婚したいわけじゃない。だけど介護なんていつ終わるかもわからない。早く終わればいいのにと願うことさえ許されない。終わりが見えない、見ちゃいけないのよ」
介護が終わるのは母が死んだときだからだ。
「はいはい、それ以上考えるとロクなことになんないわよ。今日はもう帰りなさい。お迎え呼んであげるから」
週に一度、母を施設に一晩預かってもらえる。
その時だけ、私は束の間の自由を得てこうして居酒屋に来る。
「お迎えなんていらない。自分で帰れる」
「無理なことはお酒を飲んだ時点でわかってるでしょ」
そんな声を聞くうちに、私の意識は混濁していった。
◇
「芽衣子。ほら、芽衣子、起きて。帰るよ」
間近で平太の声が聞こえて、いつの間にか寝ていたのだと気が付いた。
「ごめん……。いつの間にか寝てた。アンコは?」
「誰もいないよ」
平太は私の腕を持つと自分の肩にかけた。
「平太、ごめんね」
「何が」
「平太も自由になっていいよ。私はたぶんもう、あの人から逃れられない」
「自由ってなんだよ」
よっ、と掛け声をかけて私と私のバックを抱えた平太が、レジの前を通り過ぎる。
「待って平太、お会計しなきゃ」
「支払いは済んでるよ」
「……ごめん。あ。スマホは?! いつもテーブルの上に置きっぱなしに」
「バックに入れてある」
「ありがと。ごめん」
「ごめんばっかだな、今日は」
「いつもごめんって思ってるよ」
平太がため息を吐き出す。
「今日はらしくねえな」
「アンコだもん。しょうがないよ」
「ハハ、今日は腐ってんな。何でも聞いてやるよ、話せ」
喉がぐっと詰まりそうになる。
「だって、平太いつも愚痴嫌がるじゃん」
「生産性のない愚痴は嫌いだね。だけど愚痴を吐くことで芽衣子が楽になることもあるのは知ってるし、今芽衣子が話したいのは愚痴じゃないんじゃないの? そういうの、弱音って言うんじゃないの?」
ぼろりと涙が零れた。
「弱音なんてもっとタチ悪いじゃん。もうこんな生活嫌だって話だよ。あの人の介護なんて、もうやってられないって話だよ。そんな話、もっと生産性ないじゃん」
「うん。けど口に出してスッキリできたら明日も頑張れる。生産性あるだろ。だからいいよ、今日はとことん聞くから。――この間、俺が話を遮って聞かなかったから怒ってるんだろ? だからずっと連絡しなかったんだろ」
わかっていたのか。
でももう遅い。
もういいのだ。
私はメイコだ。愚痴なんて言わなくて、強いメイコ。
平太になんか頼らない。
私にはアンコがいる。
だからいいのだ。
「もういいよ。家が遠いから平日は会えない、お泊りもできない。そんな彼女、平太も嫌でしょ?」
無理なのだ。
一人で介護と仕事を続けながら誰かと付き合うなんて。
私に休息はない。私の人生もない。
いくら他人が「リフレッシュも必要ですよ」「リフレッシュのために利用してもいいんですよ」と言ってくれても、身内がそれを許さない。味方になるどころかこれでもかと首を絞めてくる。
私は母と仕事と、あとは息をして生きているだけで手一杯だ。
しゃくりあげそうになり、必死でそれを堪えた。
こんなところで泣くのは卑怯だ。憐れみを誘って繋ぎとめたって意味がない。
「確かに嫌だね」
息が詰まった。
「俺は芽衣子といたいから。一緒にいられるなら誰でもいいわけでもないし。何とかしないとね」
無理矢理に涙を堪えようとしたら、ぐっと何かが込み上げて鼻水が出た。ついでのように涙がまたぼろりと零れる。
「肉じゃがが作れれば誰でもいいんでしょ。時々料理作って、甘えさせてくれれば誰でもいいんでしょ」
平太は「ははっ」と笑った。
「俺、別に肉じゃが好きじゃないよ」
私はしばらく言葉を止めて、「は?」と訊き返した。涙は幹線道路から旧道くらいに狭まった。
「芽衣子が楽しそうに作ってくれるから。あれこれ段取り考えながら作るの好きでしょ? それ見てるのが楽しいだけ。肉じゃが作ってって言えば『ハイハイ』って来てくれるから言ってるだけ」
なんだそりゃ。
初めて聞いた。
「芽衣子が苦しんでるのはわかってた。だから俺も、もっとちゃんと考えるよ。だから強がらなくていいよ。離れようとしなくていいよ」
平太がぽかんとする私の顔を覗き込んだ。
「昔付き合ってた彼氏に、『お前は一人でも生きていける。でもあいつは一人じゃ生きていけないから俺が傍にいてやらなきゃ』とか漫画みたいなこと言われてフラれたの、トラウマなんでしょ?」
いつかお酒を飲んだときに管を巻きながら喋ってしまった私のトラウマ。
言うつもりはなかったし、覚えていたとも思わなかった。
「トラウマのくせに、心底嫌なくせに、また俺に頼らずにいれば、俺が離れてくと思って一人で頑張ってきたんでしょ? 俺を縛り付けないように自由にしようとしてた。わかってるよ。アンコじゃなくても、芽衣子が考えてることは俺にもわかる」
平太が私の髪をぐしゃぐしゃと撫でた。
「明日は予定があって休み取ったんだ。今日おふくろさんいないんだろ? 泊まっていっていいか?」
もう終電ないし。
そう言われれば、私は頷くしかなかった。
「お母さんの汗とおかゆがしみついたベッドなら空いてるよ。電動で背もたれが上がって快適だよ」
「おい」
「冗談」
そう言って、私は平太の胸に顔を埋めた。
甘えるのは得意じゃない。
だけど平太にだけは、甘えたい。
平太の大きな掌が、私の頭をぽんぽんと撫でた。
母にも父にも頭を撫でられたことはない。
大人になって私は初めて、頭も温もりを感じるのだと知ったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
後宮なりきり夫婦録
石田空
キャラ文芸
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる