176 / 404
翼の本性
4
しおりを挟む
「颯太。由貴のスマホにGPSは?」
「こっそりアプリ入れてたよ」
"位置情報取得に失敗しました"
「消されたか」
「仕方ない」
確か、由貴くんの学籍ナンバーはっと。
「颯太。俺はお前が怖いぞ」
「何で?」
「何で由貴の学籍ナンバーまで知ってんだよ?」
「たまたま?」
たまたまじゃない。
由貴くんの情報だけは全て頭に入れていた。
何があっても守れるように。
だって男なら好きな子守りたいでしょ?
「颯太。あまり、思い詰めるな!お前だけのせいじゃないさ」
翼。
お前の性格はともかく。
由貴くんへの気持ちだけは嘘偽りないものだと思っていた。
もし、由貴くんに何かあれば俺はお前を絶対に許さない。
「みんなに探させてるから」
陸はそう言うがそんなのあてにできない。
だから。
由貴くんを一日でも早く探し出さないと。
「とりあえず大学には行けよ」
陸はそれだけ言うと帰って行った。
藤澤に言ってサボろうとしたら『学生会会長がそれでいいのか』だって。
藤澤てば変なとこ真面目なんだから。
「こっそりアプリ入れてたよ」
"位置情報取得に失敗しました"
「消されたか」
「仕方ない」
確か、由貴くんの学籍ナンバーはっと。
「颯太。俺はお前が怖いぞ」
「何で?」
「何で由貴の学籍ナンバーまで知ってんだよ?」
「たまたま?」
たまたまじゃない。
由貴くんの情報だけは全て頭に入れていた。
何があっても守れるように。
だって男なら好きな子守りたいでしょ?
「颯太。あまり、思い詰めるな!お前だけのせいじゃないさ」
翼。
お前の性格はともかく。
由貴くんへの気持ちだけは嘘偽りないものだと思っていた。
もし、由貴くんに何かあれば俺はお前を絶対に許さない。
「みんなに探させてるから」
陸はそう言うがそんなのあてにできない。
だから。
由貴くんを一日でも早く探し出さないと。
「とりあえず大学には行けよ」
陸はそれだけ言うと帰って行った。
藤澤に言ってサボろうとしたら『学生会会長がそれでいいのか』だって。
藤澤てば変なとこ真面目なんだから。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる