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翼の本性
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「こんにちはー」
「純、きたか」
「会うの初めてだろう?これ、柳陸也」
「こいつらの保護者的な存在な」
「初めまして。假屋純平です。いつも由貴がお世話になってます」
「なんだよ!その言い方は」
「それより、純平。よく覚えてるね?」
「……はぁ。由貴が貰ったラブレターどうしてると思う?」
「どうしてるの?」
「読まずに捨てようとするから俺が奪い取って渡してんの!」
「由貴ー!俺はお前をそんな子に育てた覚えないぞ?」
「俺、陸也に育てられた覚えないけど」
「コラッ由貴。お前な陸也さんに失礼だぞ?」
「陸と俺たちはそれくらい離れてるでしょ?立派な親父だからね」
「そうだっけ?」
「陸は38だよ」
「心は永遠の二十歳だっ」
ったく。
颯太のやつは。
「純。一人目から」
「まず、4月から」
「福祉科の1年柳川梨香」
1年の福祉科柳川梨香。
純から聞いた情報を入力。
そして。
すべて入力し終える。
「それからどうすんだ?」
「さらに共通項目をさがす」
"共通項目『真中商事』"
「真中商事?」
真中商事を検索する。
「真中商事て真中先輩の実家だろう?」
「え?」
「知らなかったのか?颯太は知ってるだろう?」
「聞いてた」
「真中商事は14年ぐらい前に潰れたって翼が言ってたけど」
"検索が完了しました"
「出た」
…………。
真中商事。
20年前に業績不振で潰れるも10年前に再び設立。
現在真中翼が会長となっている。
確かな情報ではないが"北星"という不良グループの頭をしているのではないかと言われている。
「…………」
「翼は全て知っていたんだ」
「由貴」
「翼と話さなきゃな」
俺がそう言って立ち上がると
「行かせない」
颯太が俺の腕を掴んで真面目な顔して言ってきた。
「颯太」
「翼には知られてると思うよ」
「それでもだよ」
颯太の言いたいことはわかる。
「なんだよっ心配なふりして」
「待て待て!落ち着けよ」
「とりあえず話しはしなきゃいけないしな」
「…………由貴。気をつけるんだ」
そして。
一週間後。
翼と出かけることになった。
翼と話しするだけだから。
だから。
大丈夫なはずなんだ。
けれど。
嫌な予感しかしなかった。
「純、きたか」
「会うの初めてだろう?これ、柳陸也」
「こいつらの保護者的な存在な」
「初めまして。假屋純平です。いつも由貴がお世話になってます」
「なんだよ!その言い方は」
「それより、純平。よく覚えてるね?」
「……はぁ。由貴が貰ったラブレターどうしてると思う?」
「どうしてるの?」
「読まずに捨てようとするから俺が奪い取って渡してんの!」
「由貴ー!俺はお前をそんな子に育てた覚えないぞ?」
「俺、陸也に育てられた覚えないけど」
「コラッ由貴。お前な陸也さんに失礼だぞ?」
「陸と俺たちはそれくらい離れてるでしょ?立派な親父だからね」
「そうだっけ?」
「陸は38だよ」
「心は永遠の二十歳だっ」
ったく。
颯太のやつは。
「純。一人目から」
「まず、4月から」
「福祉科の1年柳川梨香」
1年の福祉科柳川梨香。
純から聞いた情報を入力。
そして。
すべて入力し終える。
「それからどうすんだ?」
「さらに共通項目をさがす」
"共通項目『真中商事』"
「真中商事?」
真中商事を検索する。
「真中商事て真中先輩の実家だろう?」
「え?」
「知らなかったのか?颯太は知ってるだろう?」
「聞いてた」
「真中商事は14年ぐらい前に潰れたって翼が言ってたけど」
"検索が完了しました"
「出た」
…………。
真中商事。
20年前に業績不振で潰れるも10年前に再び設立。
現在真中翼が会長となっている。
確かな情報ではないが"北星"という不良グループの頭をしているのではないかと言われている。
「…………」
「翼は全て知っていたんだ」
「由貴」
「翼と話さなきゃな」
俺がそう言って立ち上がると
「行かせない」
颯太が俺の腕を掴んで真面目な顔して言ってきた。
「颯太」
「翼には知られてると思うよ」
「それでもだよ」
颯太の言いたいことはわかる。
「なんだよっ心配なふりして」
「待て待て!落ち着けよ」
「とりあえず話しはしなきゃいけないしな」
「…………由貴。気をつけるんだ」
そして。
一週間後。
翼と出かけることになった。
翼と話しするだけだから。
だから。
大丈夫なはずなんだ。
けれど。
嫌な予感しかしなかった。
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