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すれ違い
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「由貴、よく寝てたな?」
「仕方ないだろう?」
颯太の奴最近毎晩のように求めてくるんだ。
嫌じゃないけど毎日ははっきり言ってキツい。
「おい!颯太…………」
俺たちの関係を知っている藤澤さんが颯太を殴っていた。
「何?」
「何じゃねぇよ!お前な、由貴めっちゃ疲れてるぞ?」
「わかっているんだけどね」
藤澤さんはそんな颯太にあきれていた。
「由貴。お前、今日は颯太以外の奴のとこがいいんじゃないか?」
「由貴!燐呼ぶか?」
「じゃあ燐のとこに行く」
「そんなあっさりと。俺ちょっとショックかも」
「嘘泣きはやめろ!由貴、みんなで飯食いに行くか?」
「じゃあ、ひかりと燐も呼んでいい?」
「?ひかりと燐て?」
「俺の妹と弟」
「噂の由貴の弟?」
「噂?」
「兄弟揃って頭がいいってやつだよ」
「そんなこと」
「あるよ?あのさ由貴くん。うちの大学レベル高いからね?しかもキミたち兄弟は揃って新入生代表に選ばれてるでしょ?」
「はぁ?新入生代表?マジ?」
「由貴くんは高校通してお断りしたから知らないだろうけど」
「もしかして犬飼が由貴に絡んでた理由って」
「犬飼早風は入試2位で新入生代表じゃなかったんだよ」
そう。
散々嫌味言われた。
妾の子がとか。
余計なお世話だつーの。
さてと。
燐に連絡するか。
『もしもし?』
「燐?俺だけどさ7時半から飯食いに行かね?」
『颯太さんと行かないの?』
「大学の先輩で藤澤さんて人いるんだけど…………」
「藤澤のおごりだから燐くんおいでよ!ひかりちゃんにも声かけておいてね」
「つーわけだから。7時半に渋谷駅に集合な」
『ひーにはぼくから声かけとくから』
*******
そして、夜七時半。
渋谷駅前に待ち合わせてみんなで夕飯を食べに行くことに。
そして、帰ってきてから。
おやつ食ってたら颯太が聞いてきた。
「ね。ひかりちゃんてどんな子?」
「今時の女子大生」
「…………口説いていい?」
「…………」
颯太はやっぱり女の子がいいんだ。
わかっていたんだ。
颯太が可愛い奴がタイプだって言ってた時に。
俺が颯太を好きなのをなかったことにされてるのか。
忘れているのか。
よりによって妹を口説いていいなんて。
颯太が女の子がいいのわかっている。
いくら俺がオメガでも颯太がその気にならなければ番になれないし。
「勝手にしたらいいじゃん」
本当はひかりを口説いて欲しくないのに、口では思ってもないことを言ってしまう。
「本当にいいの?」
よくない。
でも口を開けば泣いて颯太を困らせちゃうから何も言えなかった。
そして。
わずかだけど颯太は嬉しそうな顔をしていた。
「仕方ないだろう?」
颯太の奴最近毎晩のように求めてくるんだ。
嫌じゃないけど毎日ははっきり言ってキツい。
「おい!颯太…………」
俺たちの関係を知っている藤澤さんが颯太を殴っていた。
「何?」
「何じゃねぇよ!お前な、由貴めっちゃ疲れてるぞ?」
「わかっているんだけどね」
藤澤さんはそんな颯太にあきれていた。
「由貴。お前、今日は颯太以外の奴のとこがいいんじゃないか?」
「由貴!燐呼ぶか?」
「じゃあ燐のとこに行く」
「そんなあっさりと。俺ちょっとショックかも」
「嘘泣きはやめろ!由貴、みんなで飯食いに行くか?」
「じゃあ、ひかりと燐も呼んでいい?」
「?ひかりと燐て?」
「俺の妹と弟」
「噂の由貴の弟?」
「噂?」
「兄弟揃って頭がいいってやつだよ」
「そんなこと」
「あるよ?あのさ由貴くん。うちの大学レベル高いからね?しかもキミたち兄弟は揃って新入生代表に選ばれてるでしょ?」
「はぁ?新入生代表?マジ?」
「由貴くんは高校通してお断りしたから知らないだろうけど」
「もしかして犬飼が由貴に絡んでた理由って」
「犬飼早風は入試2位で新入生代表じゃなかったんだよ」
そう。
散々嫌味言われた。
妾の子がとか。
余計なお世話だつーの。
さてと。
燐に連絡するか。
『もしもし?』
「燐?俺だけどさ7時半から飯食いに行かね?」
『颯太さんと行かないの?』
「大学の先輩で藤澤さんて人いるんだけど…………」
「藤澤のおごりだから燐くんおいでよ!ひかりちゃんにも声かけておいてね」
「つーわけだから。7時半に渋谷駅に集合な」
『ひーにはぼくから声かけとくから』
*******
そして、夜七時半。
渋谷駅前に待ち合わせてみんなで夕飯を食べに行くことに。
そして、帰ってきてから。
おやつ食ってたら颯太が聞いてきた。
「ね。ひかりちゃんてどんな子?」
「今時の女子大生」
「…………口説いていい?」
「…………」
颯太はやっぱり女の子がいいんだ。
わかっていたんだ。
颯太が可愛い奴がタイプだって言ってた時に。
俺が颯太を好きなのをなかったことにされてるのか。
忘れているのか。
よりによって妹を口説いていいなんて。
颯太が女の子がいいのわかっている。
いくら俺がオメガでも颯太がその気にならなければ番になれないし。
「勝手にしたらいいじゃん」
本当はひかりを口説いて欲しくないのに、口では思ってもないことを言ってしまう。
「本当にいいの?」
よくない。
でも口を開けば泣いて颯太を困らせちゃうから何も言えなかった。
そして。
わずかだけど颯太は嬉しそうな顔をしていた。
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