好きって言ってみなよ?

葉月カイト

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さようなら

11

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熱が下がりやっと学校へ行けるようになった。



「寮に戻るの?」
「うん。まこたちも心配してるだろうから」




そして。
次の日の昼間俺はおじさんに車で寮まで送ってもらった。



「無理するなよ」
「うん」




おじさんは口数少ないけど優しい人。
有島のおばさんもおじさんもいい人。
それに甘えるわけには行かない。




「如月大丈夫か?」
「なんとか。月曜日から学校には行くから」
「違う。俺が聞いてるのはじゃない」
「……沙希ちゃんたちから?」
「いや。有島先生からだ」



兄さんはおしゃべりなんだから。




医者から聞いた話によると瑠衣さんはいつ記憶が戻るかわからないらしい。



なら、瑠衣さんを自由にさせてあげなきゃ。
最後に話をしなきゃ。




「どうしたの?」
「話したいので放課後時間下さい」
「じゃあホームルーム終わったら数学準備室にきて」





そして。
ホームルームが終わり俺は数学準備室に向かう。




「で、話しって?」



話なんてない。
最後に瑠衣さんに愛されたかった。
だから瑠衣さんにキスをした。



「ちょっと待って、邪魔されたくないし」



俺の意図に気づいた瑠衣さんはそう言った。



「じゃあ始めようか?」




机に座らせられ瑠衣さんとキスする。
瑠衣さんとキスするのは瑠衣さんが出張の前だから1ヶ月ぐらいぶりだった。



「触って欲しい?」
「……」



久々で身体は早くも瑠衣さんを欲していた。




「肌白いし、目立つね」
「あと、つけるなよ」
「嫌だね」



瑠衣さんは跡を何故かつけたがる。



「あっ瑠衣先っ」
「キミ感じやすいね。ここ勃たせて」
「言っちゃ、やっ」
「何で?恥ずかしい?」



すでに勃ちあがっていた俺のモノに瑠衣さんは触れる。



「ね、キミばかり気持ちよくならないで、俺もしてくれない?」



ソファーに座った瑠衣さんの間に入り瑠衣さんのを取り出しそれに軽く口づけをした。


「あまり歯たてないでね」
「そうして欲しいならそうするけど?」



瑠衣さんのを咥えた。



「っ……」
「気持ちいい?」



瑠衣さんの顔みたら気持ちいいかはわかる。



「気持ちいいよ」



瑠衣さんがしている時はイきそうになっている時。



しばらくして。



「離して、もういいから」って。



離すわけないじゃん。
俺は瑠衣さんのさらに吸い上げた。


「っ!!」
「ゲホッ」
「だから言ったのに」
「俺だけイかされるのなんか悔しいから」
「もう、負けず嫌いなんだから」


瑠衣さんはそう言いながら笑っていた。
あの時のように。



「これ、どうにかしたいんじゃない?」



瑠衣さんは熱くなったソレに触れてきた。



「あっ……」
「どうしてほしいか言わなきゃわからないよ?」
「瑠衣先生っイかせて……」
「いいよ」




瑠衣さんはなんの躊躇いもなく俺のを咥えた。
そして。



「あっ」
「気持ちよかった?」
「っ……」



あっという間にイかされてしまった。
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