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第一章 生まれ変わったみたいです
知らなかったこと
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「おとーしゃま~! おかえりなさいませ!」
階段を駆け下りた私は帰宅したお父様の胸の中に飛び込んだ。
「ただいま。いい子にしてたかい?」
「うん!」
抱きしめられて抱っこされる。チュッとおかえりなさいのキスを頬にすれば、お父様も私の頬に返し、解放された。
そこで私は切り出す。
「もーすぐ皇子でんかのたんじょーびですよね?」
ユースは四の月が誕生日なのだ。去年はまだきちんとした言葉を発語出来なくて聞けなかったけれど、今年は聞ける。
これを皮切りにユースの情報を直接お父様からいただくという算段だ。
「? 何を言ってるんだい」
お父様は首を傾げる。
「だから、皇子殿下ですよ」
「──この国に皇子なんていないよ」
「!?」
心臓が一瞬鼓動を止める。発言が頭の中でこだまする。
(…………ユース死んだってこと?)
「だい……さんおうじ、だったユリウス殿下は……?」
声が震えてしまう。第一皇子が殺害されたことは知っている。だけどユースは第三皇子だから第二皇子もいるはずで。
でも、お父様は皇子がいないと言った。
(嘘でしょ)
床に座り込んでしまいそうになる。足に力が入らない。
彼がこの世に居ないなんてそんなこと信じたくない。じわりと涙が視界を覆いそうになる。
「ああ、彼か。彼なら皇帝になったよ」
「えっっっ?」
聞き間違いだろうか。この国で最も高貴な敬称が出たような……。
「ユリウス・ヘルゲ・ベルンシュタイン第三皇子だろう? 今やへストリアの皇帝陛下だ」
ユースのフルネームだ。生きていたのは嬉しい。だけど。
「いつ!」
思わず大きな声を出してしまう。
「いつですか。おとうしゃま。第二皇子はっ」
「妙に食いつくね……気になるのかい?」
「とてもとても、わたしの命をかけてもいいくらい気になります」
お父様が私の前で皇族の話をしたのはこれが初めてだった。家族もしないし、何故私が初めて聞いたであろう言葉にこれほどまでに食いつくのか疑問なのだろう。
「こんなことに命をかけるだなんて軽々しく言ってはいけないよ」
だから軽く笑いながら窘めようとするのだ。
「こんなことじゃないんですっ!」
グイッとお父様のシャツを引っ張る。
「わたしには、とってもだいじなことなんです」
死を選んだ理由なのだから。
「……ああごめんよ怒らないでくれ。お父様が悪かったよ」
娘に睨みつけられるのは堪えるのか、お父様は涙目になりながら談話室に移動する。そして私をソファの上に乗せて、お父様自身も隣に座った。
「何が知りたいんだい? 絵本に出てくるような皇子ではないし、楽しい話ではないんだよ」
「いいんです。ぜんぶ、はなしてください。おとうしゃまが知ってること、ぜんぶを」
一体全体何が起こっているのだろうか。私の知っているユースは帝位なんて興味がなかったはずなのに。
なんで? どうして? が頭を占める。
『──僕は、大切な人達が笑っている姿を眺めるのが一番の幸福で。皇族なんて興味無いよ』
そう言っていたのに。
(気が変わったの?)
「ユリウス陛下が皇位を継承したのは結構前だよ」
「正確な日時をおしえてください」
「ええっと…………隣国との戦争が終結して、凱旋パレードをした後だから……三年前の五の月かな」
第一皇子が死んだのもそれくらいだったはずだ。
(まさか、ね)
浮かんだ仮説が本当だとは考えたくない。きっと戦争を勝利に導いたということで皇太子に選ばれ、運悪く皇帝陛下が崩御されたのだろう。そうに決まっている。
(だけど時系列が……)
「前こーてーへいかの側近をしゅくせいしたのはユリウス陛下ですか?」
大きな声ではっきり言葉にすると、お父様の唇が動くより先にバンっとドアが開く。
「……おかあしゃま」
腰に手を当て眉を吊り上げたお母様が立っている。お母様はずかずか談話室に入ってきた。お怒り状態である。
「あなた! 何故そんな言葉をレーゼちゃんに教えてるんですか!」
「ええ!? レーゼが知らぬ間に覚えてて、何があったのか知りたいと望んだんだよ」
「そうだとしても! 子供に話す内容ではありません!」
お父様から私を引き剥がしたいのか、あっという間にお母様に抱き抱えられる。
「おかあしゃま知らなきゃ、いけないんです。知りたいんです」
「ダメよ。ちょっと大きくなったといっても貴女はまだ赤子なの。小さい子が興味を持つ話題じゃないの」
ペしっと軽くおでこを叩かれる。
「もっと大きくなって、物事の判断がきちんとできるようになった時、まだ興味があったなら教えてあげる。そもそもレーゼちゃん、第三皇子だなんてどこで聞いたの?」
どうやら最初の方からドアの外で聞いていたらしい。
「それは……」
いい嘘が思いつかず、口ごもる私を見て、お母様は苦笑した。
「言いたくないのね」
「…………はい」
「とはいえ大方、手を休める傍らお喋りしていた侍女が出処でしょう?」
「ちがい、ます、よ?」
目が泳いでしまう。
もうこれは正解を教えているようなものだ。お母様は私の様子にくすりと笑い、窓の外にある夕陽を眺める。
「──本当に変わられてしまったわ」
「おかあしゃま、今なにかいいました?」
「ううん、何でもないの」
お母様は誤魔化すように私の頬にキスをして。
「──この世はね、知らない方が良いこともあるのよ」と瞳を伏せつつ言ったのだった。
階段を駆け下りた私は帰宅したお父様の胸の中に飛び込んだ。
「ただいま。いい子にしてたかい?」
「うん!」
抱きしめられて抱っこされる。チュッとおかえりなさいのキスを頬にすれば、お父様も私の頬に返し、解放された。
そこで私は切り出す。
「もーすぐ皇子でんかのたんじょーびですよね?」
ユースは四の月が誕生日なのだ。去年はまだきちんとした言葉を発語出来なくて聞けなかったけれど、今年は聞ける。
これを皮切りにユースの情報を直接お父様からいただくという算段だ。
「? 何を言ってるんだい」
お父様は首を傾げる。
「だから、皇子殿下ですよ」
「──この国に皇子なんていないよ」
「!?」
心臓が一瞬鼓動を止める。発言が頭の中でこだまする。
(…………ユース死んだってこと?)
「だい……さんおうじ、だったユリウス殿下は……?」
声が震えてしまう。第一皇子が殺害されたことは知っている。だけどユースは第三皇子だから第二皇子もいるはずで。
でも、お父様は皇子がいないと言った。
(嘘でしょ)
床に座り込んでしまいそうになる。足に力が入らない。
彼がこの世に居ないなんてそんなこと信じたくない。じわりと涙が視界を覆いそうになる。
「ああ、彼か。彼なら皇帝になったよ」
「えっっっ?」
聞き間違いだろうか。この国で最も高貴な敬称が出たような……。
「ユリウス・ヘルゲ・ベルンシュタイン第三皇子だろう? 今やへストリアの皇帝陛下だ」
ユースのフルネームだ。生きていたのは嬉しい。だけど。
「いつ!」
思わず大きな声を出してしまう。
「いつですか。おとうしゃま。第二皇子はっ」
「妙に食いつくね……気になるのかい?」
「とてもとても、わたしの命をかけてもいいくらい気になります」
お父様が私の前で皇族の話をしたのはこれが初めてだった。家族もしないし、何故私が初めて聞いたであろう言葉にこれほどまでに食いつくのか疑問なのだろう。
「こんなことに命をかけるだなんて軽々しく言ってはいけないよ」
だから軽く笑いながら窘めようとするのだ。
「こんなことじゃないんですっ!」
グイッとお父様のシャツを引っ張る。
「わたしには、とってもだいじなことなんです」
死を選んだ理由なのだから。
「……ああごめんよ怒らないでくれ。お父様が悪かったよ」
娘に睨みつけられるのは堪えるのか、お父様は涙目になりながら談話室に移動する。そして私をソファの上に乗せて、お父様自身も隣に座った。
「何が知りたいんだい? 絵本に出てくるような皇子ではないし、楽しい話ではないんだよ」
「いいんです。ぜんぶ、はなしてください。おとうしゃまが知ってること、ぜんぶを」
一体全体何が起こっているのだろうか。私の知っているユースは帝位なんて興味がなかったはずなのに。
なんで? どうして? が頭を占める。
『──僕は、大切な人達が笑っている姿を眺めるのが一番の幸福で。皇族なんて興味無いよ』
そう言っていたのに。
(気が変わったの?)
「ユリウス陛下が皇位を継承したのは結構前だよ」
「正確な日時をおしえてください」
「ええっと…………隣国との戦争が終結して、凱旋パレードをした後だから……三年前の五の月かな」
第一皇子が死んだのもそれくらいだったはずだ。
(まさか、ね)
浮かんだ仮説が本当だとは考えたくない。きっと戦争を勝利に導いたということで皇太子に選ばれ、運悪く皇帝陛下が崩御されたのだろう。そうに決まっている。
(だけど時系列が……)
「前こーてーへいかの側近をしゅくせいしたのはユリウス陛下ですか?」
大きな声ではっきり言葉にすると、お父様の唇が動くより先にバンっとドアが開く。
「……おかあしゃま」
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「あなた! 何故そんな言葉をレーゼちゃんに教えてるんですか!」
「ええ!? レーゼが知らぬ間に覚えてて、何があったのか知りたいと望んだんだよ」
「そうだとしても! 子供に話す内容ではありません!」
お父様から私を引き剥がしたいのか、あっという間にお母様に抱き抱えられる。
「おかあしゃま知らなきゃ、いけないんです。知りたいんです」
「ダメよ。ちょっと大きくなったといっても貴女はまだ赤子なの。小さい子が興味を持つ話題じゃないの」
ペしっと軽くおでこを叩かれる。
「もっと大きくなって、物事の判断がきちんとできるようになった時、まだ興味があったなら教えてあげる。そもそもレーゼちゃん、第三皇子だなんてどこで聞いたの?」
どうやら最初の方からドアの外で聞いていたらしい。
「それは……」
いい嘘が思いつかず、口ごもる私を見て、お母様は苦笑した。
「言いたくないのね」
「…………はい」
「とはいえ大方、手を休める傍らお喋りしていた侍女が出処でしょう?」
「ちがい、ます、よ?」
目が泳いでしまう。
もうこれは正解を教えているようなものだ。お母様は私の様子にくすりと笑い、窓の外にある夕陽を眺める。
「──本当に変わられてしまったわ」
「おかあしゃま、今なにかいいました?」
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