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Take It Easy 3
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「あ~あ、何てことするんだよ! ドロ人形くんが頑張っていたのに!
ドロ人形くんの努力を無駄にするなよ!
あと少しで辿りつけたのに。
なぜ女には男のロマンが分からないのかな~」
岩から降りゆっくりと聖女と倒れている第一王子の下へ近づく。
「そんなもの分かるわけないでしょ!! 近づかないでーーーーーー!」
聖女が絶叫する。
「聖女、お前、性格悪いけど、見てくれと体は最高なんだよな~
特に胸は大きいし。
いいな~ 第一王子はその胸に何度と無く溺れたんだろ~
俺も溺れたいな~~~」
と男は下品な顔をしながらは両手を前に出しワシャワシャと胸を揉む仕草をしながら近づいた。
「わ、わ、分かったわ。
あなたの女になるから命だけは助けて」
胸のペンダントを握り怯えながら言った。
「よっしゃ~~ 交渉成立!」
と、飛びかかろうとした瞬間、胸のペンダントを首から引き千切り投げつけ叫んだ。
「ブラストチェンバー!!」
男を囲むように金属製の鉄板が現れ取り囲み閉じ込めた。
バシン!バシン!
バシュン!バシュン!
「痛い、痛い、痛い」
「はははは、ヘンタイ!
ドラゴンでさえ封じ込める魔法の威力はどう?
地獄へ落ちなさい!!」
男を囲む金属製の壁がゆっくりと消え、ゆっくり崩れるように地面に突っ伏した。
「ざまぁ、みなさい!
あなたのような下賎な者が聖女、次期王女たる私と一緒に旅を出来ただけ光栄に思いなさい。
最初から気に食わなかったのよ!」
聖女は言うと手首に巻いてあるブレスレットを外し
「ヘルファイアー」
と言うと倒れている男に投げつけた。
体は一気に燃え上がり灰だけがそこに残った。
男の死を確認すると第一王子の下に駆け寄り、再度ヒールを掛けた。
「王子様、大丈夫ですか」
と第一王子を抱きかかえようとした瞬間、トントンと肩を指で叩かれた。
「ひぃ~!」
聖女がゆっくり後ろを振り向くと。
「よぉ~」
と先ほどと同じように右手を上げた。
「キャ~~~~~!」
「うん?どうした?幽霊でもいたのか?」
あざとく男は自分の後を振り向き
「何にも無いぞ!」
「なぜ、なぜ、死なないの!
またドロ人形だったの?」
聖女の瞳には『恐怖』という名の男が映っていた。
「あぁ~面倒だから、そういう事にしておこう。
聖女、お前、なかなかやるね~
アイテムを使ったとは言えブラストチェンバーを使える聖女はなかなかいないぞ!
ブラストチェンバーは超高度な局地戦魔法だからね~
さすがクソビッチ!
そろそろ、終わりにしようか。 よっこいしょっと」
おもむろに腰を降ろしている聖女の両胸を鷲掴みに力ずくで立たせた。
「キャーー、痛い!」
「俺はもっと痛かったぞ!
お前、もう垂れているじゃんか?
25にもなれば垂れるか?それとも、第一王子に揉みまくられたか?」
「私よりガキのクセに!
年長者には口を慎みなさいよ!
最初から生意気な言葉遣いが気に入らなかったのよ」
「これでもお前よりは年長なんだけどな~
見てくれは20歳そこそこのガキにしか見えないか」
と言うと頭を掻き始めた。
「最後に本当のブラストチェンバーを教えてあげるよ!」
「あなたは何者なの? 剣士じゃないの?
ブラストチェンバーなんて一級の魔法使いでも使える人は少ないのよ!」
「だからdesperadだって。 どこにでもいるならず者さ!
本当のブラストチェンバーはこうやるんだよ」
聖女に左手の手平を向け
「ブラストチェンバー」
聖女の四方を金属の板が囲む。
バシュン!パッシュン!
バビン! パンパン!
「キャーーー!」
と四方を取り囲んだ金属の壁の内部から不気味な音と聖女の悲鳴が聞こえる。
「ギャーーー!!」
と最後の絶叫のあと金属板は一気に収縮し、スッと消えた。
「さぁ、次は第一王子さまだ」
赤い縁取りがされた白いローブを拾い上げ一回二回砂を掃い袖に腕を通しながら、奥で倒れている第一王子の下へ近づき
「起きろ! 起きろ!」
ピタンピタンと左右の頬を軽く叩く。
「う、う~~ん」
第一王子が辛そうに目を開ける。
「お前、ドロ人形くんに殴られ意識を失くすなんて情けないな~」
「うわ~~~」
第一王子は意識が戻ると飛ぶように俺から距離を取った。
「止めろ、殺さないでくれ!」
「と言われてもな~ 先方さんはお前の死が望みだからな~
これでも俺、プロだし。
依頼はしっかりこなさないとな~」
「助けてくれ、金か?名誉か?
金ならいくらでもやる。
ぼ、僕が王になったら20億でも30億でもやる。
王になったら爵位を授ける。
なんなら妹と婚姻を結んで王弟になれば公爵位まで与えることができるぞ!
だから助けてくれ!!」
「いやいや、お前が王になったら依頼主が困るのよ!」
「分かった! 僕の領地に裏金が10億ある! それをビアンコに進呈する!
10億もあれば館の一つ二つ手に入れられるし、君の大好きな女の子も沢山買うことができる!
それで見逃してくれないか?」
「う~~ん、素晴らしい提案! 心がグラッときちゃうね~
で、その裏金はどこにあるんだい?」
「領地にある屋敷の地下にある! 今すぐ君のローブを使って飛んでいけばいい!!
早く、ここから連れて行ってくれ!」
「まぁ~そう焦らず、ゆっくり新契約の話をしようぜ」
「早く、早くしてくれ!
もう第二王子がここへ来る!
このままでは僕が殺されてしまう!」
「うんじゃ、とりあえず、エクストラハイヒール!」
と第一王子に左手を向け回復させることにした。
「ビアンコ、お前は何者なんだ!
エクストラハイヒールなんて聖女や高位の神官でないと使えないぞ!
いや、そんな事より早く! 早くここから連れ出してくれ!
僕の領地へ連れて行ってくれ!
そうすれば金をすぐに渡す」
「分かった、分かった。 そう焦るなよ!
契約成立ということでいいんだな!」
「いい、構わない!!」
「では行こうか、お前の領地へ」
男は第一王子を小脇に抱え空へ舞い上がると眼下には騎兵の一団が暗黒魔王のダンジョンの方向へ走っていった。
ドロ人形くんの努力を無駄にするなよ!
あと少しで辿りつけたのに。
なぜ女には男のロマンが分からないのかな~」
岩から降りゆっくりと聖女と倒れている第一王子の下へ近づく。
「そんなもの分かるわけないでしょ!! 近づかないでーーーーーー!」
聖女が絶叫する。
「聖女、お前、性格悪いけど、見てくれと体は最高なんだよな~
特に胸は大きいし。
いいな~ 第一王子はその胸に何度と無く溺れたんだろ~
俺も溺れたいな~~~」
と男は下品な顔をしながらは両手を前に出しワシャワシャと胸を揉む仕草をしながら近づいた。
「わ、わ、分かったわ。
あなたの女になるから命だけは助けて」
胸のペンダントを握り怯えながら言った。
「よっしゃ~~ 交渉成立!」
と、飛びかかろうとした瞬間、胸のペンダントを首から引き千切り投げつけ叫んだ。
「ブラストチェンバー!!」
男を囲むように金属製の鉄板が現れ取り囲み閉じ込めた。
バシン!バシン!
バシュン!バシュン!
「痛い、痛い、痛い」
「はははは、ヘンタイ!
ドラゴンでさえ封じ込める魔法の威力はどう?
地獄へ落ちなさい!!」
男を囲む金属製の壁がゆっくりと消え、ゆっくり崩れるように地面に突っ伏した。
「ざまぁ、みなさい!
あなたのような下賎な者が聖女、次期王女たる私と一緒に旅を出来ただけ光栄に思いなさい。
最初から気に食わなかったのよ!」
聖女は言うと手首に巻いてあるブレスレットを外し
「ヘルファイアー」
と言うと倒れている男に投げつけた。
体は一気に燃え上がり灰だけがそこに残った。
男の死を確認すると第一王子の下に駆け寄り、再度ヒールを掛けた。
「王子様、大丈夫ですか」
と第一王子を抱きかかえようとした瞬間、トントンと肩を指で叩かれた。
「ひぃ~!」
聖女がゆっくり後ろを振り向くと。
「よぉ~」
と先ほどと同じように右手を上げた。
「キャ~~~~~!」
「うん?どうした?幽霊でもいたのか?」
あざとく男は自分の後を振り向き
「何にも無いぞ!」
「なぜ、なぜ、死なないの!
またドロ人形だったの?」
聖女の瞳には『恐怖』という名の男が映っていた。
「あぁ~面倒だから、そういう事にしておこう。
聖女、お前、なかなかやるね~
アイテムを使ったとは言えブラストチェンバーを使える聖女はなかなかいないぞ!
ブラストチェンバーは超高度な局地戦魔法だからね~
さすがクソビッチ!
そろそろ、終わりにしようか。 よっこいしょっと」
おもむろに腰を降ろしている聖女の両胸を鷲掴みに力ずくで立たせた。
「キャーー、痛い!」
「俺はもっと痛かったぞ!
お前、もう垂れているじゃんか?
25にもなれば垂れるか?それとも、第一王子に揉みまくられたか?」
「私よりガキのクセに!
年長者には口を慎みなさいよ!
最初から生意気な言葉遣いが気に入らなかったのよ」
「これでもお前よりは年長なんだけどな~
見てくれは20歳そこそこのガキにしか見えないか」
と言うと頭を掻き始めた。
「最後に本当のブラストチェンバーを教えてあげるよ!」
「あなたは何者なの? 剣士じゃないの?
ブラストチェンバーなんて一級の魔法使いでも使える人は少ないのよ!」
「だからdesperadだって。 どこにでもいるならず者さ!
本当のブラストチェンバーはこうやるんだよ」
聖女に左手の手平を向け
「ブラストチェンバー」
聖女の四方を金属の板が囲む。
バシュン!パッシュン!
バビン! パンパン!
「キャーーー!」
と四方を取り囲んだ金属の壁の内部から不気味な音と聖女の悲鳴が聞こえる。
「ギャーーー!!」
と最後の絶叫のあと金属板は一気に収縮し、スッと消えた。
「さぁ、次は第一王子さまだ」
赤い縁取りがされた白いローブを拾い上げ一回二回砂を掃い袖に腕を通しながら、奥で倒れている第一王子の下へ近づき
「起きろ! 起きろ!」
ピタンピタンと左右の頬を軽く叩く。
「う、う~~ん」
第一王子が辛そうに目を開ける。
「お前、ドロ人形くんに殴られ意識を失くすなんて情けないな~」
「うわ~~~」
第一王子は意識が戻ると飛ぶように俺から距離を取った。
「止めろ、殺さないでくれ!」
「と言われてもな~ 先方さんはお前の死が望みだからな~
これでも俺、プロだし。
依頼はしっかりこなさないとな~」
「助けてくれ、金か?名誉か?
金ならいくらでもやる。
ぼ、僕が王になったら20億でも30億でもやる。
王になったら爵位を授ける。
なんなら妹と婚姻を結んで王弟になれば公爵位まで与えることができるぞ!
だから助けてくれ!!」
「いやいや、お前が王になったら依頼主が困るのよ!」
「分かった! 僕の領地に裏金が10億ある! それをビアンコに進呈する!
10億もあれば館の一つ二つ手に入れられるし、君の大好きな女の子も沢山買うことができる!
それで見逃してくれないか?」
「う~~ん、素晴らしい提案! 心がグラッときちゃうね~
で、その裏金はどこにあるんだい?」
「領地にある屋敷の地下にある! 今すぐ君のローブを使って飛んでいけばいい!!
早く、ここから連れて行ってくれ!」
「まぁ~そう焦らず、ゆっくり新契約の話をしようぜ」
「早く、早くしてくれ!
もう第二王子がここへ来る!
このままでは僕が殺されてしまう!」
「うんじゃ、とりあえず、エクストラハイヒール!」
と第一王子に左手を向け回復させることにした。
「ビアンコ、お前は何者なんだ!
エクストラハイヒールなんて聖女や高位の神官でないと使えないぞ!
いや、そんな事より早く! 早くここから連れ出してくれ!
僕の領地へ連れて行ってくれ!
そうすれば金をすぐに渡す」
「分かった、分かった。 そう焦るなよ!
契約成立ということでいいんだな!」
「いい、構わない!!」
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