どこにでもある異世界転移~第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!

ダメ人間共同体

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第一部 俺のハーレム・パーティがちょっとおかしい/ラッキースケベは必要ですか?

真の異世界デビュー戦

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今日はモンスターの討伐に向かう事にした。
俺はサックブラッド・ナイフを使ってみたくてうずうずしている。
則之がくじら君でモンスターを試し斬りしたかったのが判る気がした。

このナイフは血抜き用に作られたと思われるナイフ。
刺さると血を一滴残らず吸い尽くすのだ。

俺の作戦はこうだ。
サックブラッド・ナイフはイメージすると手元に戻ってくるということを利用して投げる!
外れたらイメージして手元に戻す。
戻ったら投げる。
外れたらイメージして手元に戻す。
戻ったらまた投げる。
以下略。

名づけて『数うちゃ当たる作戦』
どうだ!!完璧な作戦だろ。
早く出て来い、モンスター
今日が!今日が!!俺の本当の意味での異世界デビューなのだ!!
俺の力をハルフェルナに知らしめるのだ!!
と一人お下劣にほくそ笑んでいると将太が

「へへへへ、僕も新しい武器を新調したんだ」

と言って真新しい杖を取り出した。

「昨日、アオ君たちと合流する前に武器屋さんに行ってきたんだ」

と嬉しそうな顔をしているが俺としては武器より防具、防御力の高いローブを優先するべきだと思うのだが・・・・・
将太が嬉しそうな顔をしているので言えなかった。

そうこうしているうちに茂みから一角ウサギが10匹ほど飛び出してきた。
昨日までの『馬車要因の白田 碧』とは違うぜ!!
颯爽とみんなの前面に立ち近づいてくるウサ公に

「往生せいや!!」

と大声を上げながらナイフを投げつけた。

ウサギには当たらず地面にグサっ!という音と共に突き刺さった。

すかさずナイフが手元に戻るイメージをする、見事にナイフは手元に戻る。
今度こそ!!と思いまた投げる!!

また、地面にグサっと。

すかさずナイフが手元に戻るイメージをする、見事にナイフは手元に戻る。
次こそ!!と思いまた投げる!!

また、地面にグサっと。

以下略。

そうだ。大事な事を忘れていた。俺はノーコンだったのだ。
ピッチャーをやればストライクは入らない。
内野の守備をやるとファーストへ大暴投。
動いている物に当てるのは至難の業だ。
一角ウサギが1mほどあるといっても何かを投げつけられれば逃げるに決っている。

などと言っておられず目の前に一角ウサギが迫る。
ヤバイ! と思って避けようとしたら躓いてひっくり返ってしまった。
グサリ!

「うぎゃーーー! ケツを刺された!!」

「アオ君、危ない!」

ドゴン!!

将太が新品の杖でウサギを殴りつける。
一角ウサギは息絶えた。

「アオ君、大丈夫? ヒール!」

「くそーーいけると思ったんだけどな」
俺は刺されたケツを摩りながら答えた。

「アイデアは良かったんだけど、人間の方がついていかなかったな。碧」

「怪我がたいしたこと無くて何よりでゴザル」

「白田君、大丈夫?」

俺が1匹と戯れている間にみんなは残りを討伐したのであった。

「格好つかないな~ これならシャベルのほうが良かったな。久しぶりに怪我したよ。
もう少し真ん中を刺されていたら俺も女性化していたかも。ハハハハハは」

「もう、笑い事じゃないよ。白田君が刺されたとき心臓が止まるかと思っちゃったよ。 
 あっ、私、心臓無いんだっけ。テヘ」

あの~七海さん、それは渾身のギャグでしょうか?

「碧、あまり無理するなよ」

「あぁぁぁ、ズボンにも穴が開いちゃったよ。七海、パンツ見える?」

と言って七海に尻を向け確認してもらった。

「もぅ~何で私に確認させるのよ~」

「可愛いセクハラです」

と、自分のヘボさ加減を誤魔化すのであった。
あぁぁぁ、なんか切ない。
聖女であるはずの将太よりも戦いで役に立たない俺の立場って・・・・・・



気を取り直しサックブラッド・ナイフの力を試すべく数匹の一角ウサギを解体してみる事にした。
ナイフを刺すとすべてステンレス製のようなシルバーで出来ているのだが柄の部分だけ赤くなった。
血を吸っているという証なのだろう。
真っ赤になったところでナイフを引き抜くと赤くなった柄の部分は一瞬にして元のシルバーに戻った。
解体を始めると血が一滴も滴ることはなかった。
素晴らしい!さすが俺の敬愛する女神様からの贈り物だ。

と刺された尻を摩りながら女神様に感謝した。
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