どこにでもある異世界転移~第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!

ダメ人間共同体

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第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!

黒パン

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「生意気なお譲ちゃんね! ならこれはどう? グラビトン!!」

イシスがミリアに手を向け魔法を放つ。

見えない何かがミリアを上から押し潰す。
ミリアは地面に墜落し

ミキミキ バリバリ

と音を立てた瞬間!
 
ガッシャーン!

砕け散ったガラス状の物がミリアの周りに散乱した。

「ヌヌ!! やるの~」

「魔法障壁が砕け散ったわよ。お譲ちゃん。どうするの?
 これは避けられるかしら?  ブラスト・チェンバー!!」

ミリアの四方に突如として壁が現れ覆い隠す。
そして壁が合体するとみるみる小さくなっていく。

バシュバシュバシュ! グチャ グギグギ!

壁の中から不気味な音が聞こえながら小さくなっていった。

「ミリア!! 龍之介!! お前の馬鹿力で箱を壊せ!!」

龍之介が元の姿に戻り開いている上面に両手を突っ込み力ずくで小さく小さくなった壁を破壊した。

「ちんちくりん!!!!!!」

龍之介が叫ぶ。
ミリアの体は・・・・・・・
首が横を向き、腕や足はあらぬ方向へ曲がっていた。

「お兄ちゃん! ゴメン。間に合わなかった」

「ミリア!!  ババー! ミリアをよくも!!」

俺は中華君を取り出し魔法おばさんに投げつける。

ヒュンヒュンヒュン
と中華君は音をたて飛んで行く

「そんなもの当たらないわよ!」
と難なくかわす。

「伸びろ! マジカルステッキ!!」
智弘が再度マジカルなんちゃらを伸ばし攻撃をを始める。

「そんなもの当たらないわよ! 何度言えば分かるの?」

「ファイヤーボール!!」
智弘が魔法を撃つが魔法障壁に阻まれる。

「効かないわよ!」

ヒュンヒュンヒュン

ガン!!

「うぐっ!」

見事、ブーメランのように戻ってきた中華君が魔法使いの背中に命中する。

「いたーー! よくもそんな子供だましな・・・・」

と言い終わらないうちに魔法使いの目前に飛びあがった龍之介がいた。

「よくもちんちくりんをやったな!!」

龍之介が魔法使いを掴もうと手を伸ばした瞬間。

「障壁!!」

と呪文を唱え魔法障壁を張った。
その障壁ごと龍之介は両手で掴みへし折ろうとする。

「フフフ! 無理よ。いくら龍に力があっても私の魔法障壁は壊れないわよ」

「フーーーーン!!」

龍之介が再度力を込めて折ろうとするが障壁が割れる事は無かった。

「おい!龍之介! 天井は開いているか?」

龍之介は右手で掴み天井を左手でツンツンする。

「お兄ちゃん、ダメだよ。ガラスみたいなのが貼ってある」

「下に落ちてこないという事は底にも貼ってあるのか・・・・・・・
 おい、龍之介、ソイツを俺の頭上まで持ってきてくれ」

「何するの?」

「いいから、早く。智弘も降りて来いよ」
智弘が降りて龍之介が俺たちの頭上に魔法障壁の中に入った女魔道師を連れてきた。
そして徐に見上げる。

「・・・・黒か。おばさんらしいチョイスだな。
 解説の智弘さん。黒のセレクトについてどう思われますか?」

「そうですね~あのくらいの年齢になると黒のチョイスが多くなるのでは無いでしょうか?
 もしヒロイン属性があったら、ここはクマさん・パンティーとか、ネコさん・パンティーだと思うのですが、どうもこの魔法使いさんはヒロインには為れそうに無いですね。残念です」

「解説の智弘さん、忌憚の無い意見をありがとうございました」

「バカ野郎!! 貴様ら、何考えているのだ! 戦いの場だぞ! 
 セクハラ小僧! お前は殺す!!」

というと魔道師は叫びながらスカートを押さえ、これ以上覗き込まれないようにした。
俺の背中越しにクラスメイトの女子たちの冷たい視線を感じたのは言うまでもない。

「お主、敵には情け容赦ないの~」

という声に振り向くと

首がとんでもない方へ曲がり、腕があらぬ方向へ向いた血だらけの少女が立っていた。

「「うわーーーーー!!」」

俺と智弘は声を揃ってあげた。

「ミ、ミリア! 大丈夫なのか?」

「問題ないのじゃ。ヴァンパイアはこれくらいのことでは死なん!」

そう言えば、こいつヴァンパイアだった。
初めて会ったときもグレイ・ウルフに齧られていたんだっけ。

「こんな状態だとあまり力は出せんのじゃ。あとでお主の血を分けて欲しい」

「お、おーーいいぞ! ほら、今、飲め」

とミリアの目の前に腕を出すとチューチュー吸い出した。

見る見るミリアの体は元通りに戻っていく。

「で、こいつはどうすっか?・・・・・・」

俺は一思案した。

「そうだ! ミリア、お前、土魔法で穴掘れるか?」

「5mくらいは掘れるぞ」

「じゃ。ほじくってくれ!」

ミリアは手の平を下に向け何やら魔法を唱えると地面に穴が開いた。

「龍之介! そのおばさんをこの中に入れろ! で、上から土を被せろ」

「え?生き埋めにするの?」

「そう埋めちゃうの! 窒息するのが先か魔法障壁を解くのが先か? ねぇ~黒パン姉さん!」

「セクハラ小僧! 貴様だけは許さない!!」

「黒パンに許してもらおう何て思っていないから。 龍之介、放り込め!」

龍之介が黒パン魔道師を穴に放り込むとミリアが再度土魔法で穴を埋めた。

「よし! これで黒パンは片付いたな!」

グラグラグラ

地面が揺れたかと思うと埋めた土砂が吹き上がった。

「セクハラ小僧! ふざけたマネをして! 私を誰だと思っている! 
 ガルメニアにこの人有りと言われた当代随一の魔道師! 漆黒の大魔道師イシス・メイザースよ!」

と言うと埋めた地面から飛び出てきた。

チヤーーンス!

俺もこれくらいで黒パンがやられるとは思っていない。
これが本命だ!

「サックブラッド・ナイフ!」

手元にサクッブラッド・ナイフを呼び寄せ、飛び出てきたイシスに投げつけた。

グサ!!

イシスのお腹に見事命中!

ナイス!俺!!

「ウグっ!」

イシス・メイザースが呻く。
いくら当代一の魔道師でも地面から飛び出た瞬間に狙い撃ちされるとは思っていなかっただろう。
これで勝った!

と思ったが何とイシスは腹に突き刺さったナイフを自力で抜き自らヒールを掛けた。
オーククラスのモンスターでさえ一瞬で血を吸い取ることが出きるサックブラッド・ナイフの一撃を耐えた。
何か特別な魔法を常に貼っているのか?
何だか分からないが、当代随一というのも口先だけでは無いようだ。

「一度でダメなら、再度投げるまで!!」

サックブラッド・ナイフを手元に戻し黒パン姉さんに再度投げつけるまで!

ヒュッ!
カーン!!

魔法障壁に阻まれた。

「セクハラ! このイシス様が何度も同じ手に引っかかるわけ無いだろ!」

ちっ! さすが黒パンを履いているだけの事はある。
伊達に経験は積んでいないようだ。

「龍之介! 漆黒の黒パンを魔道障壁ごと掴め!」
龍之介は命令どおり魔法障壁ごとイシスを握り締めた。

「ミリア! 魔法障壁を張りながら内側から外へ攻撃は出きるのか?」

「いや、無理じゃな! 少なくとも妾は出来ん」

「ほうほう、そうか!・・・・・・・・・・
 龍之介! そいつを上下に振ってみろ」

「こう? お兄イちゃん?」

と龍之介は魔法障壁に包まれたイシスを上下に振ってみた。

ゴンゴン!

「止めろ!」

イシスは絶叫しながら上下に頭と足をぶつけた。

「龍之介! もっと派手に高速で上下に振れ!!」

「こう?」
と龍之介は目を> < をこんな感じしながら上下に振った。

「ハハハハハ! 馬鹿者! 私を舐めるな! セクハラ小僧!!」

魔法障壁の内部を見ると、先ほどとは異なり内部の中央で浮きながら勝ち誇った顔のイシスがいた。
ムカつく漆黒の黒パンだ!

「龍之介! ソイツを地面においてずっと踏みつけていろ!
 いつかは魔力切れになって魔法障壁も消滅するはずだ! で、ぐちゃッ!とやっちゃえ!」

「お主! エグイことを考えるな~ お主だけは敵にしたくはないの~」

「それは誉めているんだよな!」

と俺の問いにミリアは目を背けやがった!

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