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第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!
クリムゾン魔国の人々
しおりを挟む「その後、人間界にも魔王は現れなかったのですか?」
七海が疑問を呈すと
「いえ、数多く産まれました。
ハゲジジーが『人間の欲望の数だけ魔王が生まれる』って言ってました」
「え?ハゲジジー? ??誰?」
「あぁ大魔王さんのことよ! 加奈は大魔王さんにからかわれてから目の敵のように扱っているのよ!」
「だって酷いんですよ!! あのハゲ、碧さんのふりして私を騙したんですよ!!
あのとき、碧さんが見つかって本当に良かったと思ったんですから!!」
「騙される加奈のほうが悪いわよね~ お兄ちゃん!
こんなにカッコいいお兄ちゃんがハゲのナマケモノのわけ無いじゃない!! ねぇ~~~!」
というと茜ちゃんは俺に飛びついてきた。
「大魔王さんは悪魔族をまとめる凄い人なんだけど、ナマケモノでヒキコモリなのよ!
人間の負の感情が大好きとか言って年甲斐も無くイタズラ好きなの!
それで加奈に怒られ人間界で悪さをする魔族や魔王になった者の排除をお願いするついでに人間の負の感情と言うのを食べてもらっています。
負の感情が溜まると魔王誕生の原因にもなのよ」
「負の感情を食べるって、バクかよ!」
「ナマケモノのような姿をしているのよ! お兄ちゃん!」
「ハゲのナマケモノ!!」
と茜ちゃんが言うと加奈ちゃんがやたらとハゲを強調しながら怒ったように言った。
「さっき話しに出たネギトロっていうとライオンの獣人? ヤツとはワイハルト帝国でアクアオーラ女王陛下と謁見したときに会ったよ。
俺たちが謁見中、天井をこわして襲撃してきたよ。
一発でさっきのアリーナが茜ちゃんの偽者って見抜いたよ」
「へーーー! ネギトロ! 可愛いところあるじゃない!!」
と茜ちゃんは関心していた。
「えーーー! あの子、何してるの!! 宣戦布告じゃない!
あれほど、こっちから人類側に手を出すなと言ったのに! もう何考えているのよ!! あのバカは!!」
と言うと加奈ちゃんは下を向き顔を押さえたかと思うとハッと顔をあげ
「お仕置きね!!」
ドンッ!と杖を一度強く地面に突いたかと思うと左手で拳を握り言った。
「そのとき、オリタリアの使節団と身分を偽って謁見したのだけど俺の正体が茜ちゃんの兄と分かった瞬間、ワイハルトに捕縛されそうになったんだよ!
皇帝アクアオーラはパチモノのアリーナのことを凄く信頼しているようだったからアクアオーラにも何か秘密があるんじゃないかな?」
「アリーナがいる時点でワイハルトは敵国よ!
一刻も早く攻め滅ぼそうよ! 宰相閣下・加奈!!」
「攻め滅ぼすなんて止めなさい! ワイハルトの国民は関係無いでしょ! 戦火が広がるのは避けないと・・・・でももう少し情報が必要ね。
戦争なんてアリーナの身柄要求して、それに応えなったときに・・・・・・
あーーーー! ネギトロが・・・・・・本当にあの子は後先のことを考えないのだから!!」
「もういいじゃない! 加奈! リピン国へ侵攻したんでしょ! 私たちの友好国にケンカを売ったんだから私たちとやり合うつもりでいるんでしょ!
もう全面戦争よ!!」
「獣王軍がワイハルトと戦火を交えたのはリピン国への援助の意味合いが大きいのよ・・・・・・でも、もう手遅れか」
加奈はガッカリした様子で肩を落とした。
「あとそのときにワイハルトに捕まりそうになったとき、以前、マジックバッグで捕縛した悪魔を解き放ったらネギトロと知り合いだったみたいだよ。
『ネギトロ』って呼び捨てにしていたから年長か偉い悪魔だと思うけど・・・・
その悪魔達に何回も襲われ殺されそうになったよ。
エイジアさんがいなかったら俺は殺されていよ・・・・・・ねぇ~エイジアさん!?
あれ?エイジアさんがいない!!」
智弘も将太も周りをキョロキョロするがエイジアさんの姿はいつの間にか消えていた。
「茜さま! 俺たち幾度かクリムゾン魔国の悪魔に襲われたんだよ。
さっきいたサキュバスっ子たちのグループにも襲われけどサキュバスっ子のチームは俺たちの自力でも何とかなったけど、年寄りと若いのが二人、もう一人は露出の激しい女の4人組に襲われただった。
若いのは痩せ型とぽっちゃり型だったけど・・・・心当たりありますか?
碧が捕縛したのはぽっちゃり型の悪魔でした」
「「「ええ!!」」」
茜と加奈が目を広げ顔を合わせ驚く!
「お兄ちゃん! それ大魔王さんたちのチームよ!!」
「碧さん! よく無事で!」
加奈ちゃんが口に手をやって涙を浮かべる。
「碧さま! 老人と若い女は四天王のうちの二人です。
若い方の二人は四天王を除けばクリムゾン魔国最強の二人です。
よくぞご無事で!」
ジルドも白い顔がもう一段白くなった。
そしてジルドは茜の前に跪き
「姫様! 申し訳ございません! 私も誤解から碧さまを襲ってしまいました」
と深く頭を下げた。
「私の不覚の致すところ! どのような処分でも受ける覚悟でございます」
とより深く頭を下げた。
「ええ!! 伯爵さんまで!! え? 何故?どうして?? お兄ちゃん何したの!!」
「何もしてないよ!! セキジョー・ダンジョンへ茜ちゃんのマシンガンを取りに言ったときジルドに遭遇したんだよ!
ジルドがゲートを破壊しているのを止めようとして争いになったんだよ!」
「私はセキジョ・ダンジョンに偵察にやって来た異世界からの軍隊の残党と間違えて攻撃をしてしまいました。
碧さま、申し訳ございません!」
とジルドは俺の方へ向きなおし深く頭を下げた。
「えーー処罰って言っても伯爵さんは、いつもいつも他の連中の行ないで苦労しているから・・・・処罰といっても・・・・
加奈! 任せた!!」
「え! 何で私よーーー!!」
「難しいことは頭脳担当の加奈! 力仕事は労働担当の私!!」
「調子のいい!!・・・・でも、どうして良いか私にも・・・・・」
と加奈ちゃんが助けを求め俺の方を向く。
仕方が無い。あの戦いで誰も死ぬことは無かったし、さっきも助けてもらったからこれ以上ことを荒立てても意味が無い。
「ジルド! 立ってくれ! さっきお前が助けてくれなかったら危ないところだった。
あのとき魔法障壁を張ってくれなかったらミリアは何とかなったかもしれないが、俺は危なかった!
あれで貸し借りは無しでいいんじゃないか?
と言うことで、この話しは無しにしよう!
ジルドに助けてもらった以上、これで終わりで良いだろう。
「それでハゲたちは、何故、碧さんたちを襲ったか心当たりはあります?」
俺たちは全員首を横に振った。
茜ちゃんは指をポキポキ鳴らしながら
「ハゲとデブとガリはお仕置きね! メアリーもあの無駄肉を引き千切ってあげようかしら」
とブツブツと口にしていた。
「あのサキュバスっ子に直接聞いてみたらいいんじゃないか?」
智弘の意見でサキュバスっ子の所へ向かった。
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