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序章 第4章 妹と学院祭そして卒業
第36話 正体
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解散となり、シェリー達と一緒に寮へともどっていた。その道中、
「お兄ちゃん、久しぶり」
後ろから声が聞こえてきた。だが、この世界には俺をお兄ちゃんと呼ぶ妹はいないはずだがと思いながら後ろを振り向くと、転入生のミカ・ド・マルシャさんがいた。
「ケンイチ、あんた妹なんていたの?」
耳もとでシェリーが小声で聞いてきた。
「いるわけないだろう。もしいたら夏休みに家に来たときに紹介してるよ」
「それもそうよね」
小声で話していると、
「お兄ちゃん、私を無視してなにコソコソ話しているんですか?」
「すみません。僕は一人っ子で妹はいないのですが、誰かと間違われていませんか?」
「間違ってなんて無いよ。だって私、戦道剣一の妹の戦道美香だもん」
ミカさんの口からもう一生聞くはずのない名前が聞こえてきた。俺は何かの聞き間違えだと思いもう一度聞き返した。
「すみませんがもう一度いいですか?」
「だから、戦道美香だってば。日本での記憶があるんだから分かるでしょ!!」
怒り気味の口調で言ってきた。それに今度は、名前だけでなく日本と言う言葉も出てきた。それを聞いてしまっては彼女が日本で生きていたときの妹だと言うことを信じるしかなかった。
「お前、本当にミカなんだな」
「だからさっきからそうだって言ってるでしょ」
「お取り込みの所悪いんだけど、私達に分かるように説明してもらえるかしら」
ミカが目の前にいることに驚いて完全に二人の事を忘れてしまっていた。
「ごめん二人とも。ここではなんだし寮の俺の部屋で話そっか。少し長くなりそうだし」
「私はいいわよ」
「私も」
「お兄ちゃんの部屋行きた~い」
何か一人反応が少しおかしかったように聞こえたが気にしないでおくことにした。
寮へと戻り部屋に集った俺達は、
「すまんがミカ、何故お前がこっちの世界にいるのか説明してもらっていいか?」
「いいよ。丁度ど一ヵ月くらい前に、神様が私に話しかけてきたの、お兄ちゃんのいる世界に行く気はあるかって」
「神様ってまさかフィオーネって神様か?」
「そうだよ」
やはりか。夏休み終了前日の夜に言っていたのはこのことだったんだな。
「それで、私はその話に乗ることにしたの。そしたら、一本の剣と魔法をもらってこちらの世界に転移させてくれたの」
「そうだったのか。でもなんでお前俺が死んだときから殆ど成長してないんだ?」
「だって、あっちじゃお兄ちゃんが死んでから八ヵ月しか経ってないもん」
妹が転移してきたこと以上に驚いた。俺がこの世界に転生してきてから八年が過ぎていた。それなのに日本ではまだ八ヵ月しか経っていなかったのだから。
「ケンイチ、話しについていけないんだけど、簡単に説明してもらっていいかしら」
「私もお願い」
シェリーもヒョウカも頭にはてなマークを浮かべていた。
「簡単に言うと、ミカは俺が元いた世界から転移してこの世界にやって来たて事だよ」
「それって転生と何が違うの?」
「転生は死んだ人間の魂だけが別の世界に来ることで、転移は、生きた人間がそのまま別の世界へと移動することかな」
「そうなのね」
シェリーは納得した顔をしていた。
「そう言えば、自己紹介の時に侯爵家の長女っていってたけど、なんで貴族?」
ヒョウカが質問してきた。
「それはね。神様が総合魔法学院に入りやすいようにって、子供のいない貴族の娘として転移させてくれたの。周りの人の記憶を少し改ざんしてね」
「記憶の改ざん?」
「簡単に言うとね、私を元々そこにいたと言うことにしたってことよ」
「理解した」
ミカの説明を聞いて納得したと言う顔をした。
「それでこれからどうするんだ?」
「お兄ちゃんがこの学院にいる間は、私もここに通うよ。それからはお兄ちゃんについていくだけかな」
「それでいいのか? お前の家侯爵家だろ。しかも長女だし。跡継ぎといろいろあるだろう」
「その辺りは神様がちょちょいとやってくれるって言ってたよ。それに私がこの世界にやって来たのはお兄ちゃんに会うため何だからね」
「そうだったな。俺もミカに再会できて嬉しいよ」
ミカの頭を撫でてやりながらいった。ミカは凄く気持ちよさそうな顔で、
「私もだよ。でも私が正体を明か前に気づいて欲しかったな」
「無茶言うな。お前がこっちの世界に来ているなんて思うわけ無いだろ」
「それもそっか」
俺とミカは、そんな事を話しながら二人で笑っていた。すると、
「二人の世界に入ってないで私達も話しに入れなさいよ」
横からシェリーが言ってきた。
「別に二人だけの世界になんて入ってないだろう。
「それはどうかしらね。ヒョウカはどう思う?」
「ケンイチ君私も話しに入れて」
ヒョウカまでもがそう思っていたらしかった。二人に悪いことをしたなと思い、
「それは気づかなかったごめん」
「別にいいのよ。ケンイチと私達はただの他人ですから」
「そんな事は無いよ。二人とも大切な仲間なんだから」
それを聞いた二人急に顔を赤くして照れていた。それを見ていたミカは、
「お兄ちゃん、この二人とは、どう言う関係なの?」
怒り口調で聞いてきた。
「仲間だよ。それ以上でもそれ以下でもないよ」
俺に言葉に今度は二人ともがっかりしたような感じになっていた。
「なるほどね」
二人を見てミカは何か理解したらしかった。
「おっと、そう言えばまだシェリー達の紹介してなかったな」
「そう言えば二人のこと名前しか聞いてなかったわね」
ミカことを少し怖いと思ってしまった。
「シェリーから自己紹介してもらっていいか?」
「分かったわ。私はシュルド伯爵家の長女、シェリー・ド・シュルド、得意なのは火と風に雷の魔法で最近近接戦闘のトレーニングも行っているのよろしく」
「え~と、私は、妹のヒョウカ・ド・シュルドです。槍を使っての近接戦が得意です。よろしく」
二人が自己紹介を行うと、ミカも、
「私の自己紹介は教室でしたけれど改めてさせてもらうわね。私は、ミカ・ド・マルシャ、元いた世界での名前は戦道美香。ケンイチお兄ちゃんの妹です。得意なのは剣を使っての近接戦。一応魔法も五属性全て使えます。こちらこそよろしく」
三人の自己紹介が終わった後、一度握手を交わした。それを見て、これで一件落着かなと思っていると、
「お兄ちゃん後で話しがありますので」
「分かりました」
がっくしと落ち込みながら答えた。
その後四人で夕食を食べた後、日も暮れかかっていたので、荷物の移動は明日に行おうと思いながらベットで横になっていると、部屋の扉がノックされた。扉を開けるとミカが立っていた。
部屋の中に入れてイスに座らしてから、
「何のようだ?」
「後で話があるっていったでしょ」
「そうだったな。で話しって何なんだ?」
何を聞かれるかの予想は大体ついていたが一応聞いて見た。
「あの二人の事についてです」
予測通りだった。
ミカにあの二人と出会ってからの事を説明すると、
「分かりました。ではあの二人とは、恋仲ではないのですね?」
「なんでそう言う話になるんだよ。あの二人は俺の大切な友達なんだからな」
「それを聞いて安心しました。それでは今日の所はこれ失礼いたします」
話しが終わるとすぐに部屋から出て行ってしまった。俺は、いったい何だったんだともいながら再びベッドで横になった。
「お兄ちゃん、久しぶり」
後ろから声が聞こえてきた。だが、この世界には俺をお兄ちゃんと呼ぶ妹はいないはずだがと思いながら後ろを振り向くと、転入生のミカ・ド・マルシャさんがいた。
「ケンイチ、あんた妹なんていたの?」
耳もとでシェリーが小声で聞いてきた。
「いるわけないだろう。もしいたら夏休みに家に来たときに紹介してるよ」
「それもそうよね」
小声で話していると、
「お兄ちゃん、私を無視してなにコソコソ話しているんですか?」
「すみません。僕は一人っ子で妹はいないのですが、誰かと間違われていませんか?」
「間違ってなんて無いよ。だって私、戦道剣一の妹の戦道美香だもん」
ミカさんの口からもう一生聞くはずのない名前が聞こえてきた。俺は何かの聞き間違えだと思いもう一度聞き返した。
「すみませんがもう一度いいですか?」
「だから、戦道美香だってば。日本での記憶があるんだから分かるでしょ!!」
怒り気味の口調で言ってきた。それに今度は、名前だけでなく日本と言う言葉も出てきた。それを聞いてしまっては彼女が日本で生きていたときの妹だと言うことを信じるしかなかった。
「お前、本当にミカなんだな」
「だからさっきからそうだって言ってるでしょ」
「お取り込みの所悪いんだけど、私達に分かるように説明してもらえるかしら」
ミカが目の前にいることに驚いて完全に二人の事を忘れてしまっていた。
「ごめん二人とも。ここではなんだし寮の俺の部屋で話そっか。少し長くなりそうだし」
「私はいいわよ」
「私も」
「お兄ちゃんの部屋行きた~い」
何か一人反応が少しおかしかったように聞こえたが気にしないでおくことにした。
寮へと戻り部屋に集った俺達は、
「すまんがミカ、何故お前がこっちの世界にいるのか説明してもらっていいか?」
「いいよ。丁度ど一ヵ月くらい前に、神様が私に話しかけてきたの、お兄ちゃんのいる世界に行く気はあるかって」
「神様ってまさかフィオーネって神様か?」
「そうだよ」
やはりか。夏休み終了前日の夜に言っていたのはこのことだったんだな。
「それで、私はその話に乗ることにしたの。そしたら、一本の剣と魔法をもらってこちらの世界に転移させてくれたの」
「そうだったのか。でもなんでお前俺が死んだときから殆ど成長してないんだ?」
「だって、あっちじゃお兄ちゃんが死んでから八ヵ月しか経ってないもん」
妹が転移してきたこと以上に驚いた。俺がこの世界に転生してきてから八年が過ぎていた。それなのに日本ではまだ八ヵ月しか経っていなかったのだから。
「ケンイチ、話しについていけないんだけど、簡単に説明してもらっていいかしら」
「私もお願い」
シェリーもヒョウカも頭にはてなマークを浮かべていた。
「簡単に言うと、ミカは俺が元いた世界から転移してこの世界にやって来たて事だよ」
「それって転生と何が違うの?」
「転生は死んだ人間の魂だけが別の世界に来ることで、転移は、生きた人間がそのまま別の世界へと移動することかな」
「そうなのね」
シェリーは納得した顔をしていた。
「そう言えば、自己紹介の時に侯爵家の長女っていってたけど、なんで貴族?」
ヒョウカが質問してきた。
「それはね。神様が総合魔法学院に入りやすいようにって、子供のいない貴族の娘として転移させてくれたの。周りの人の記憶を少し改ざんしてね」
「記憶の改ざん?」
「簡単に言うとね、私を元々そこにいたと言うことにしたってことよ」
「理解した」
ミカの説明を聞いて納得したと言う顔をした。
「それでこれからどうするんだ?」
「お兄ちゃんがこの学院にいる間は、私もここに通うよ。それからはお兄ちゃんについていくだけかな」
「それでいいのか? お前の家侯爵家だろ。しかも長女だし。跡継ぎといろいろあるだろう」
「その辺りは神様がちょちょいとやってくれるって言ってたよ。それに私がこの世界にやって来たのはお兄ちゃんに会うため何だからね」
「そうだったな。俺もミカに再会できて嬉しいよ」
ミカの頭を撫でてやりながらいった。ミカは凄く気持ちよさそうな顔で、
「私もだよ。でも私が正体を明か前に気づいて欲しかったな」
「無茶言うな。お前がこっちの世界に来ているなんて思うわけ無いだろ」
「それもそっか」
俺とミカは、そんな事を話しながら二人で笑っていた。すると、
「二人の世界に入ってないで私達も話しに入れなさいよ」
横からシェリーが言ってきた。
「別に二人だけの世界になんて入ってないだろう。
「それはどうかしらね。ヒョウカはどう思う?」
「ケンイチ君私も話しに入れて」
ヒョウカまでもがそう思っていたらしかった。二人に悪いことをしたなと思い、
「それは気づかなかったごめん」
「別にいいのよ。ケンイチと私達はただの他人ですから」
「そんな事は無いよ。二人とも大切な仲間なんだから」
それを聞いた二人急に顔を赤くして照れていた。それを見ていたミカは、
「お兄ちゃん、この二人とは、どう言う関係なの?」
怒り口調で聞いてきた。
「仲間だよ。それ以上でもそれ以下でもないよ」
俺に言葉に今度は二人ともがっかりしたような感じになっていた。
「なるほどね」
二人を見てミカは何か理解したらしかった。
「おっと、そう言えばまだシェリー達の紹介してなかったな」
「そう言えば二人のこと名前しか聞いてなかったわね」
ミカことを少し怖いと思ってしまった。
「シェリーから自己紹介してもらっていいか?」
「分かったわ。私はシュルド伯爵家の長女、シェリー・ド・シュルド、得意なのは火と風に雷の魔法で最近近接戦闘のトレーニングも行っているのよろしく」
「え~と、私は、妹のヒョウカ・ド・シュルドです。槍を使っての近接戦が得意です。よろしく」
二人が自己紹介を行うと、ミカも、
「私の自己紹介は教室でしたけれど改めてさせてもらうわね。私は、ミカ・ド・マルシャ、元いた世界での名前は戦道美香。ケンイチお兄ちゃんの妹です。得意なのは剣を使っての近接戦。一応魔法も五属性全て使えます。こちらこそよろしく」
三人の自己紹介が終わった後、一度握手を交わした。それを見て、これで一件落着かなと思っていると、
「お兄ちゃん後で話しがありますので」
「分かりました」
がっくしと落ち込みながら答えた。
その後四人で夕食を食べた後、日も暮れかかっていたので、荷物の移動は明日に行おうと思いながらベットで横になっていると、部屋の扉がノックされた。扉を開けるとミカが立っていた。
部屋の中に入れてイスに座らしてから、
「何のようだ?」
「後で話があるっていったでしょ」
「そうだったな。で話しって何なんだ?」
何を聞かれるかの予想は大体ついていたが一応聞いて見た。
「あの二人の事についてです」
予測通りだった。
ミカにあの二人と出会ってからの事を説明すると、
「分かりました。ではあの二人とは、恋仲ではないのですね?」
「なんでそう言う話になるんだよ。あの二人は俺の大切な友達なんだからな」
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