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セレモニア王国編 第2章 正体
第58話 盗賊 2
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ケンイチが戦っていた頃。
5人の盗賊の相手をしていた。
「1人1人は足した強さじゃないんだけど。」
ぼそりと呟いていた。5人の中3人が剣士で残り2人が魔道師。
3人が攻めてくるの合わせて残り2人が魔法を放ってくる。それをこちらも魔法を放ち相殺しながら3人の攻撃をかわしていく。
いつ魔法を放ってくるか分からないから後ろの2人から目を放せない。逆に後ろの2人に意識集中させすぎると今度は前衛3人への意識がおろそかになる。
お兄ちゃんみたいな探知系の魔法があったらもう少し楽かも知れないがないものねだりをしてもしょうが無い。
そんな事を考えているとまた同時に攻めてくる。真っ正面からのフェイントもない攻撃それだけならかわすのは容易なのだが、そこに魔法が飛んできて逃げ道を塞ぎに来る。それに対抗する魔法を放ちながら剣士達の攻撃をかわして行く。
さっきからこれの繰り返しであった。
さすがにこのままでは時間がただ過ぎていくだけで決着がつかない。
掛けに出るしかないと思い、次の攻撃をさっきほどよりも大きな動作でかわす。それを見てチャンスだと思った魔道士達は私を狙って直接魔法を放ってきた。先までは逃げ道を防ぐための魔法だったの今回はそうじゃない。
少し顔がにやけてします。ここまで簡単に策に乗ってくれるのかと。先程までの動きや連携を見る限りそこそこの実力者であることは確かだ、だが、私が会えて作った隙を狙ってくる所を見るともう限界に近いことが分かる。
向かってくる魔法を紙一重でかわしながら、迫ってくる剣士達の意識を奪い動けなくしていく。それを見た魔道士の2人は逃げようとするが、
「フリーズ」
水魔法で2人の足を凍らせて動きを止める。
それから、意識を奪って近くの木に縛り付けておいた。
一方ヒョウカはと言うと、ミカの反対側で2人の盗賊の相手をしていた。
初めのうちは槍の長い間合いを生かして攻撃を防いでいたが少しづつ押されてきている。
私自身このパーティーの中で一番弱い。そのことは学院にいたときから自覚していた。
ケンイチ君は凄い剣術を持っていて魔法も凄い。ミカさんは、ケンイチ君の妹で5属性の魔法を使うことが出来て剣の腕もかなりの物だし。お姉ちゃんの魔法の実力も一級品だ。
それに比べて私は何も持っていない。魔法は苦手だし、槍の実力だって普通。このパーティーに本当に私は必要なんだろうか? パーティー結成から毎晩考えている。それと同時に強くなりたいと思う私もいた。
だから、こっそりと私が唯一使える魔法の練習をしていた。
こちらから攻めていく。
連続の突きを放つが簡単にかわされてしまう。そして、反撃を仕掛けてくる盗賊。それをすぐさま槍で防ぎながら1度後ろに下がる。
やはり、ただの突きでは攻撃を与えることが出来ない。だから、
「ヴィント」
風魔法を使い加速して一気に間合いを詰める。それに驚く2人だったがすぐに正気に戻り攻撃を仕掛けてくる。
だがそれを風魔法を使い軌道少し変えてかわす。練習していた風魔法での加速と細かな方向転換何とか成功した。
そこからの攻撃も風魔法を使い加速させての突きを放つ。先程より速度が上がった突きは盗賊の腹に突き刺さる。
内心でかなりホットした。最後に風魔法を使った高速の突き。練習での成功は殆ど無くて失敗てばかりだったが、やっとせいこうさせることが出来た。
「やったー!。」
自然と声が出ていた。それほどに嬉しかったんだと思う。
2人の盗賊は腹を押さえてうずくまっている。さすがにこのままではと思いケンイチ君の方を見てみると、戦闘が終わっていた。
「ケンイチくーん。」
大声で呼んだ。
「どうしたんだヒョウカ?」
「この2人に回復魔法を掛けてあげて。」
お願いするとすぐに回復魔法で2人の傷を塞いでくれた。
その後意識を失っている2人をロープで縛りグレーさん達の元へと連れって行った。
俺達が盗賊との戦闘を終えて戻ると、護衛の4人はポカーンとした顔をしていた。
「護衛の人達なんかかなり驚いているみたいだけど何かあったの?」
ミレイに聞いて見ると、
「ケンイチさん達の戦闘を見て驚いたみたいですわ。」
そう言うことか。さっき盗賊を引き渡しに来たときも同じ感じだったもんな。
ずっとこのままでもしょうが無いので、
「グレーさんすみませんが捕まえた盗賊達はどういたしましょう?」
俺の質問に対して
「・・・・・・そうだったな。」
グレーさんが正気に戻ってくれた。
「とりあえず全員ロープで縛って連れて行き、次の村に着き次第ギルドで引き渡す。」
「分かりました。」
グレーさんの指示を聞き木にくくりつけていた残りの盗賊達を馬車へと乗せて出発となった。
5人の盗賊の相手をしていた。
「1人1人は足した強さじゃないんだけど。」
ぼそりと呟いていた。5人の中3人が剣士で残り2人が魔道師。
3人が攻めてくるの合わせて残り2人が魔法を放ってくる。それをこちらも魔法を放ち相殺しながら3人の攻撃をかわしていく。
いつ魔法を放ってくるか分からないから後ろの2人から目を放せない。逆に後ろの2人に意識集中させすぎると今度は前衛3人への意識がおろそかになる。
お兄ちゃんみたいな探知系の魔法があったらもう少し楽かも知れないがないものねだりをしてもしょうが無い。
そんな事を考えているとまた同時に攻めてくる。真っ正面からのフェイントもない攻撃それだけならかわすのは容易なのだが、そこに魔法が飛んできて逃げ道を塞ぎに来る。それに対抗する魔法を放ちながら剣士達の攻撃をかわして行く。
さっきからこれの繰り返しであった。
さすがにこのままでは時間がただ過ぎていくだけで決着がつかない。
掛けに出るしかないと思い、次の攻撃をさっきほどよりも大きな動作でかわす。それを見てチャンスだと思った魔道士達は私を狙って直接魔法を放ってきた。先までは逃げ道を防ぐための魔法だったの今回はそうじゃない。
少し顔がにやけてします。ここまで簡単に策に乗ってくれるのかと。先程までの動きや連携を見る限りそこそこの実力者であることは確かだ、だが、私が会えて作った隙を狙ってくる所を見るともう限界に近いことが分かる。
向かってくる魔法を紙一重でかわしながら、迫ってくる剣士達の意識を奪い動けなくしていく。それを見た魔道士の2人は逃げようとするが、
「フリーズ」
水魔法で2人の足を凍らせて動きを止める。
それから、意識を奪って近くの木に縛り付けておいた。
一方ヒョウカはと言うと、ミカの反対側で2人の盗賊の相手をしていた。
初めのうちは槍の長い間合いを生かして攻撃を防いでいたが少しづつ押されてきている。
私自身このパーティーの中で一番弱い。そのことは学院にいたときから自覚していた。
ケンイチ君は凄い剣術を持っていて魔法も凄い。ミカさんは、ケンイチ君の妹で5属性の魔法を使うことが出来て剣の腕もかなりの物だし。お姉ちゃんの魔法の実力も一級品だ。
それに比べて私は何も持っていない。魔法は苦手だし、槍の実力だって普通。このパーティーに本当に私は必要なんだろうか? パーティー結成から毎晩考えている。それと同時に強くなりたいと思う私もいた。
だから、こっそりと私が唯一使える魔法の練習をしていた。
こちらから攻めていく。
連続の突きを放つが簡単にかわされてしまう。そして、反撃を仕掛けてくる盗賊。それをすぐさま槍で防ぎながら1度後ろに下がる。
やはり、ただの突きでは攻撃を与えることが出来ない。だから、
「ヴィント」
風魔法を使い加速して一気に間合いを詰める。それに驚く2人だったがすぐに正気に戻り攻撃を仕掛けてくる。
だがそれを風魔法を使い軌道少し変えてかわす。練習していた風魔法での加速と細かな方向転換何とか成功した。
そこからの攻撃も風魔法を使い加速させての突きを放つ。先程より速度が上がった突きは盗賊の腹に突き刺さる。
内心でかなりホットした。最後に風魔法を使った高速の突き。練習での成功は殆ど無くて失敗てばかりだったが、やっとせいこうさせることが出来た。
「やったー!。」
自然と声が出ていた。それほどに嬉しかったんだと思う。
2人の盗賊は腹を押さえてうずくまっている。さすがにこのままではと思いケンイチ君の方を見てみると、戦闘が終わっていた。
「ケンイチくーん。」
大声で呼んだ。
「どうしたんだヒョウカ?」
「この2人に回復魔法を掛けてあげて。」
お願いするとすぐに回復魔法で2人の傷を塞いでくれた。
その後意識を失っている2人をロープで縛りグレーさん達の元へと連れって行った。
俺達が盗賊との戦闘を終えて戻ると、護衛の4人はポカーンとした顔をしていた。
「護衛の人達なんかかなり驚いているみたいだけど何かあったの?」
ミレイに聞いて見ると、
「ケンイチさん達の戦闘を見て驚いたみたいですわ。」
そう言うことか。さっき盗賊を引き渡しに来たときも同じ感じだったもんな。
ずっとこのままでもしょうが無いので、
「グレーさんすみませんが捕まえた盗賊達はどういたしましょう?」
俺の質問に対して
「・・・・・・そうだったな。」
グレーさんが正気に戻ってくれた。
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「分かりました。」
グレーさんの指示を聞き木にくくりつけていた残りの盗賊達を馬車へと乗せて出発となった。
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