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テルト王国編 第三章 海底遺跡
第108話 報告 2
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俺はクラーケンとの戦闘中に見つけた海底遺跡の事をギルドマスターに話した。
その話しを聞いたギルドマスターはかなり驚いていた。
海底にそんな物があることは知らなかったみたいである。
「もしかすると今回のクラーケン騒動もその海底遺跡は関係しているのかも知れんな」
「俺もそう思います。ですので遺跡調査の許可をいただけないかと」
少し考え込むギルドマスター。
まさかダメとかないよななどと思っていたら、
「分かった。お前達ソウルメイトに任せようじゃないか」
ほっとした。
それから、一度部屋を出て行くギルドマスター。
「よかったわねケンイチ」
「何がだよ!」
「あんた、もし断られたらどうしようかとか思っていたでしょ」
ぎくり。
シェリーにはたまに心を見透かされている気がする。
「そうなのお兄ちゃん?」
シェリーに乗ってミカまでもが聞いてくる。
「そうだよ。少し心配してたよ。もしかしたらとはな」
何を言っても誤魔化せないだろうと思い正直に答えた。
それに対して面白がっているシェリーとミカ。
この二人と話しているとペースを狂わせられる。
昔のシェリーはもっとまともだった気がするんだけどなと思いながらため息をつく。
横で少し困った顔をしているヒョウカ。自分はどうしたらいいのかと思っているような顔をしている。
俺達がそんなやり取りをしていると、
「待たせてすまなかったな」
ギルドマスターが戻ってきた。
片手には一枚の紙を持っておりもう片方の手には袋を持っている。
俺達の正面に座るとまず袋の方を渡してくる。
中を見てみると、金貨と銀貨大量に入っていた。
「これが今回のクラーケン討伐の報酬じゃ。リクの方にはギルドから今回の報酬を渡しておくでな」
報酬を受け取った後、もう一枚の紙を出してきた。そちらには依頼書と書いてある。
「こちらの紙は?」
「今回の海底遺跡の調査依頼書じゃ。正式にギルドから依頼を出すことになった」
書面を確認していく。確かにギルドマスターの言う通りあの海底遺跡の調査依頼のようだ。これで俺達はあの海底遺跡に行くことが出来る。
「後、何か必要な物があればこちらで用意するが」
「それは大丈夫です。ですが」
「どうかしたかの?」
俺はもう一度リクさんに船を出して貰おうとしていること伝えると、
「分かった。そちらの報酬も別で用意しよう」
物分かりいいギルドマスターで助かった。
それから依頼書にサインをしてギルドマスターから承諾をいただいた俺達はギルドを後にして宿へと戻る。
だが、俺だけは別行動を取り港にいるリクさんの元へと向った。
三人には宿で待っといてくれとだけ伝えて行く。
「すみません。お待たせしました」
ダッシュで港の船へと戻ると凄く暇そうにしているリクさん。
「ようやく戻って気やがった。どんだけ待たせるんだ!」
怒鳴り声で言ってくる。
「ごめんなさい」
とても調査依頼の事が言い出しにくい。
「それで申し訳ないのですが、明日もう一度船を出してもらえないでしょうか?」
頭を下げて頼む。
「別にいいぜ」
あっさりと返ってくる返事。
「ですよね。だめですよねって、いいんですか!?」
「いいって言ってるだろう」
まさか二つ返事で受けてもら得るとは思っていなかった。
「ありがとうございます」
お礼をいった後、今回の依頼の事と明日の予定について話した後宿へと戻っていった。
宿へと戻るとすでにシェリー達はすでに夕食を食べており、俺も受付へと行き注文した。
それからシェリー達にリクさんに今回の依頼の為の船を出して貰うよう頼みで来たこと、明日の予定の事について伝えた。
全員異論はな明日の予定が決まった。
その後、部屋に持ってこられた夕食を食べた後、明日も早いし全員今日のクラーケン退治で疲れている事もあり早めに寝ることにした。
その話しを聞いたギルドマスターはかなり驚いていた。
海底にそんな物があることは知らなかったみたいである。
「もしかすると今回のクラーケン騒動もその海底遺跡は関係しているのかも知れんな」
「俺もそう思います。ですので遺跡調査の許可をいただけないかと」
少し考え込むギルドマスター。
まさかダメとかないよななどと思っていたら、
「分かった。お前達ソウルメイトに任せようじゃないか」
ほっとした。
それから、一度部屋を出て行くギルドマスター。
「よかったわねケンイチ」
「何がだよ!」
「あんた、もし断られたらどうしようかとか思っていたでしょ」
ぎくり。
シェリーにはたまに心を見透かされている気がする。
「そうなのお兄ちゃん?」
シェリーに乗ってミカまでもが聞いてくる。
「そうだよ。少し心配してたよ。もしかしたらとはな」
何を言っても誤魔化せないだろうと思い正直に答えた。
それに対して面白がっているシェリーとミカ。
この二人と話しているとペースを狂わせられる。
昔のシェリーはもっとまともだった気がするんだけどなと思いながらため息をつく。
横で少し困った顔をしているヒョウカ。自分はどうしたらいいのかと思っているような顔をしている。
俺達がそんなやり取りをしていると、
「待たせてすまなかったな」
ギルドマスターが戻ってきた。
片手には一枚の紙を持っておりもう片方の手には袋を持っている。
俺達の正面に座るとまず袋の方を渡してくる。
中を見てみると、金貨と銀貨大量に入っていた。
「これが今回のクラーケン討伐の報酬じゃ。リクの方にはギルドから今回の報酬を渡しておくでな」
報酬を受け取った後、もう一枚の紙を出してきた。そちらには依頼書と書いてある。
「こちらの紙は?」
「今回の海底遺跡の調査依頼書じゃ。正式にギルドから依頼を出すことになった」
書面を確認していく。確かにギルドマスターの言う通りあの海底遺跡の調査依頼のようだ。これで俺達はあの海底遺跡に行くことが出来る。
「後、何か必要な物があればこちらで用意するが」
「それは大丈夫です。ですが」
「どうかしたかの?」
俺はもう一度リクさんに船を出して貰おうとしていること伝えると、
「分かった。そちらの報酬も別で用意しよう」
物分かりいいギルドマスターで助かった。
それから依頼書にサインをしてギルドマスターから承諾をいただいた俺達はギルドを後にして宿へと戻る。
だが、俺だけは別行動を取り港にいるリクさんの元へと向った。
三人には宿で待っといてくれとだけ伝えて行く。
「すみません。お待たせしました」
ダッシュで港の船へと戻ると凄く暇そうにしているリクさん。
「ようやく戻って気やがった。どんだけ待たせるんだ!」
怒鳴り声で言ってくる。
「ごめんなさい」
とても調査依頼の事が言い出しにくい。
「それで申し訳ないのですが、明日もう一度船を出してもらえないでしょうか?」
頭を下げて頼む。
「別にいいぜ」
あっさりと返ってくる返事。
「ですよね。だめですよねって、いいんですか!?」
「いいって言ってるだろう」
まさか二つ返事で受けてもら得るとは思っていなかった。
「ありがとうございます」
お礼をいった後、今回の依頼の事と明日の予定について話した後宿へと戻っていった。
宿へと戻るとすでにシェリー達はすでに夕食を食べており、俺も受付へと行き注文した。
それからシェリー達にリクさんに今回の依頼の為の船を出して貰うよう頼みで来たこと、明日の予定の事について伝えた。
全員異論はな明日の予定が決まった。
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