6 / 48
第一章 冒険者パーティー追放
第六話 呪いの少女3
しおりを挟む
ダンジョンに入ってからすぐに戦闘となった。
モンスターは全て人型のスケルトン、武器はなし。
但し、その数約二十体。
その数が俺目掛けて向かってくる。
「入ってからまだ一分もたってないのにこれかよ~、さすが難関ダンジョンだ!」
俺は少しため息混じりにそんなことを言ってみる。
今までまともな戦闘経験かない俺。
力に目覚めてからその訓練で少し戦闘などはしたが、その後はガイルたちのパーティーへ入り、サポート。
そのために戦闘をすることなどほとんどなかった。
だから最初は肩慣らし位の戦闘を望んでいたのだが、
「仕方ないか、シルフ行くぞ!」
「はい、ご主人様」
俺は風の精霊王シルフの力を借りることに。
それとは別に空間の精霊王スパティーロスの力を使い、異空間収納から剣を取り出す。
この異空間収納はガイルたちのパーティーにいたときから使っていた物だ。
「さてさて、ではまずは、風撃」
風による正面からの攻撃を当てる。
だがものともしない。
「さすがだな」
モンスター数だけではなく能力値もかなり高いようだ。
なら、
「アクセル、斬撃強化、強度アップ、身体強化、風爆」
俺は自身と剣に強化魔法を掛けて、風魔法を自身の後方をへ発動し爆発、正面への突進力を上げて突撃。
その勢いを合わせて剣で斬りつける。
それにより半分以上のスケルトンを撃破。
だが倒し切れなかった数体が少女の元へと向かっている。
「ウイングカッター!」
複数の風の刃がスケルトンたちに命中し一撃で撃破。
最初の戦闘は無事に終了となった。
「アルク様お見事にございます」
俺の耳もとで水の精霊王ウンディーネが称賛の声を掛ける。
それに、
「ご主人様さすがでーす」
シルフ、
「さすがですわ、アルク様!」
センクー、
「やるじゃねーか!」
スパティーロスたちも俺に称賛の声をくれる。
そして、
「凄いです! あんな数のモンスターを一瞬で倒すなんて、お兄さんは凄腕の冒険者なのです?」
「違うよ、俺は、ただのDランク冒険者の端くれさ」
少女の頭を撫でてあげながら照れてるところを隠す。
たった一回の戦闘でここまでの言葉をかけてもらえるとは思わなかった。
俺からしてみたらこの程の事でと考えていたのだが、他の皆からしたら凄いことだったらしい。
それから暫くの間同じような戦闘の繰り返しとなったが奥に進むにつれてその数は少しずつ増えていき、今現在その数は四十体にもなっている。
目の前に埋め尽くされたモンスターたち。
「うへ~」
めんどくさい。
一撃で倒せるモンスターたちだとしても十回近い戦闘とこの数、さすがにめんどくさくなってくる。
しかもそのほとんどが少女目掛けて襲ってくるのだからより面倒だ。
そんなモンスターたちを剣で切り伏せつつ風魔法で雑魚たちを倒して行く。
そして、俺たち大きな門の前へとやってきた。
このダンジョンに入ったと同じ大きさの扉。優に二十メートルほどはあるかと思う。
そして、その隣に立つ剣を持った骨の巨人。
正直嫌な予感しかしない。
俺が門へと一歩近づこうとしたその時、
「挑戦者よ、我何用でこの門をくぐろうとする」
骨の巨人より質問が飛んでくる。
それに対して俺は、
「ダンジョンの最奥にある薬草を取りに来た」
「汝、なぜ薬草を欲する」
「少女の呪いを解くためだ!」
「なら、力を示せ」
俺の言葉に対する返答と共に左右に立っていた骨の巨人の両方が動き始める。
足を一歩前に踏み出すごとに大きな地響きがする。
片手で十メートルはあろうか思う剣を持ち、俺に向かってきた。
あんな細い骨のどこにそんな力があるのか? 少し疑問でもあったが、
「君はここに隠れていてね」
少女を岩影に隠して俺は骨の巨人へと向かって行く。
骨の巨人が俺に向かって大きな剣を振り下ろしてくる。
それを、
「テレポート」
空間移動の魔法を使い避けて背後へと移動。
それに気づいたもう一体が俺を捉えようと腕を伸ばしてくる。
だが、その腕に対して、
「フライ」
飛行魔法で体勢を維持、そんのまま回避する。
だが、俺が片方の骨の巨人に意識が向いている隙に、もう一体の骨の巨人が飛んでいる俺に剣を振り下ろしてくる。
だがそれを、空中で剣で受け止める。
「なに!」
剣を振り下ろした骨の巨人が驚きの声を上げる。
「どうかしたか?」
大きさにかなりの差がある俺と骨の巨人。力の差は歴然。
そんな相手に自分の攻撃が完全に受け止められたのだからいくら骨でも驚くだろう。
それにだ、この骨の巨人が驚いているのは他にもある。
それ後方から攻撃を仕掛けてきていたもう一体の骨の巨人を目の力だけで止めていたことだ。
俺に睨まれたことで動けなくなっている。
「何者だ!」
「別にただの冒険者だよ! Dランクのな」
俺は剣を押し返し骨の巨人の体勢を崩させる。
そしてその間にスケルトンの弱点でもある首の骨に一撃与えて倒す。
それを見てやはりサイズは変わってもこいつらもスケルトんと同じ存在であると思えた。
そして、体勢を崩していたもう一体の巨人が体を起こそうとしていたので近づき首の骨に一撃。
それにより撃破した。
「ふぅ~」
俺は戦闘の終了と同時に地面へと降りる。
「もう大丈夫だよ」
少女の隠れている岩陰に声を掛ける。
そこから出てきて俺に抱き着いてくる少女。
「お兄さん、すごく強いです! あんな大きな骨に勝つなんてビックリしましたです!」
「そうか? 君は俺が負けると思ったのかい?」
「え~~~~~~と、少し思いました。あんなに大きなモンスターに勝てるはずがないって、だから少しこわかったです」
「うん、そうだね。でもお兄さん凄く強いから安心してね、よしよし」
俺は目から涙をこぼす少女の頭を撫でてやりながら慰める。
そんな少女のことを可愛いと思ってしまう俺。
そんなとき、
「汝に資格を認める」
後方より声がしたと思い振り返る。
すると、そこには先ほど倒した骨の巨人が復活していた。
「え~~~~~~~~~~~~~!」
驚いた。
弱点を突いて確実に倒した。
復活などありえないはずなのに。
「何を驚く。我々は門の番人だ! 絶対復活のスキルを与えられている。誰に倒されようと復活するのだ。だが汝と戦うことはもうない。汝は我々を倒しこの先に進むための資格をえた。通るがよい」
二体の骨の巨人の手によって大きな扉が開かれる。
その先に広がる大きな空間。
俺はその門をくぐり先へと進むのであった。
モンスターは全て人型のスケルトン、武器はなし。
但し、その数約二十体。
その数が俺目掛けて向かってくる。
「入ってからまだ一分もたってないのにこれかよ~、さすが難関ダンジョンだ!」
俺は少しため息混じりにそんなことを言ってみる。
今までまともな戦闘経験かない俺。
力に目覚めてからその訓練で少し戦闘などはしたが、その後はガイルたちのパーティーへ入り、サポート。
そのために戦闘をすることなどほとんどなかった。
だから最初は肩慣らし位の戦闘を望んでいたのだが、
「仕方ないか、シルフ行くぞ!」
「はい、ご主人様」
俺は風の精霊王シルフの力を借りることに。
それとは別に空間の精霊王スパティーロスの力を使い、異空間収納から剣を取り出す。
この異空間収納はガイルたちのパーティーにいたときから使っていた物だ。
「さてさて、ではまずは、風撃」
風による正面からの攻撃を当てる。
だがものともしない。
「さすがだな」
モンスター数だけではなく能力値もかなり高いようだ。
なら、
「アクセル、斬撃強化、強度アップ、身体強化、風爆」
俺は自身と剣に強化魔法を掛けて、風魔法を自身の後方をへ発動し爆発、正面への突進力を上げて突撃。
その勢いを合わせて剣で斬りつける。
それにより半分以上のスケルトンを撃破。
だが倒し切れなかった数体が少女の元へと向かっている。
「ウイングカッター!」
複数の風の刃がスケルトンたちに命中し一撃で撃破。
最初の戦闘は無事に終了となった。
「アルク様お見事にございます」
俺の耳もとで水の精霊王ウンディーネが称賛の声を掛ける。
それに、
「ご主人様さすがでーす」
シルフ、
「さすがですわ、アルク様!」
センクー、
「やるじゃねーか!」
スパティーロスたちも俺に称賛の声をくれる。
そして、
「凄いです! あんな数のモンスターを一瞬で倒すなんて、お兄さんは凄腕の冒険者なのです?」
「違うよ、俺は、ただのDランク冒険者の端くれさ」
少女の頭を撫でてあげながら照れてるところを隠す。
たった一回の戦闘でここまでの言葉をかけてもらえるとは思わなかった。
俺からしてみたらこの程の事でと考えていたのだが、他の皆からしたら凄いことだったらしい。
それから暫くの間同じような戦闘の繰り返しとなったが奥に進むにつれてその数は少しずつ増えていき、今現在その数は四十体にもなっている。
目の前に埋め尽くされたモンスターたち。
「うへ~」
めんどくさい。
一撃で倒せるモンスターたちだとしても十回近い戦闘とこの数、さすがにめんどくさくなってくる。
しかもそのほとんどが少女目掛けて襲ってくるのだからより面倒だ。
そんなモンスターたちを剣で切り伏せつつ風魔法で雑魚たちを倒して行く。
そして、俺たち大きな門の前へとやってきた。
このダンジョンに入ったと同じ大きさの扉。優に二十メートルほどはあるかと思う。
そして、その隣に立つ剣を持った骨の巨人。
正直嫌な予感しかしない。
俺が門へと一歩近づこうとしたその時、
「挑戦者よ、我何用でこの門をくぐろうとする」
骨の巨人より質問が飛んでくる。
それに対して俺は、
「ダンジョンの最奥にある薬草を取りに来た」
「汝、なぜ薬草を欲する」
「少女の呪いを解くためだ!」
「なら、力を示せ」
俺の言葉に対する返答と共に左右に立っていた骨の巨人の両方が動き始める。
足を一歩前に踏み出すごとに大きな地響きがする。
片手で十メートルはあろうか思う剣を持ち、俺に向かってきた。
あんな細い骨のどこにそんな力があるのか? 少し疑問でもあったが、
「君はここに隠れていてね」
少女を岩影に隠して俺は骨の巨人へと向かって行く。
骨の巨人が俺に向かって大きな剣を振り下ろしてくる。
それを、
「テレポート」
空間移動の魔法を使い避けて背後へと移動。
それに気づいたもう一体が俺を捉えようと腕を伸ばしてくる。
だが、その腕に対して、
「フライ」
飛行魔法で体勢を維持、そんのまま回避する。
だが、俺が片方の骨の巨人に意識が向いている隙に、もう一体の骨の巨人が飛んでいる俺に剣を振り下ろしてくる。
だがそれを、空中で剣で受け止める。
「なに!」
剣を振り下ろした骨の巨人が驚きの声を上げる。
「どうかしたか?」
大きさにかなりの差がある俺と骨の巨人。力の差は歴然。
そんな相手に自分の攻撃が完全に受け止められたのだからいくら骨でも驚くだろう。
それにだ、この骨の巨人が驚いているのは他にもある。
それ後方から攻撃を仕掛けてきていたもう一体の骨の巨人を目の力だけで止めていたことだ。
俺に睨まれたことで動けなくなっている。
「何者だ!」
「別にただの冒険者だよ! Dランクのな」
俺は剣を押し返し骨の巨人の体勢を崩させる。
そしてその間にスケルトンの弱点でもある首の骨に一撃与えて倒す。
それを見てやはりサイズは変わってもこいつらもスケルトんと同じ存在であると思えた。
そして、体勢を崩していたもう一体の巨人が体を起こそうとしていたので近づき首の骨に一撃。
それにより撃破した。
「ふぅ~」
俺は戦闘の終了と同時に地面へと降りる。
「もう大丈夫だよ」
少女の隠れている岩陰に声を掛ける。
そこから出てきて俺に抱き着いてくる少女。
「お兄さん、すごく強いです! あんな大きな骨に勝つなんてビックリしましたです!」
「そうか? 君は俺が負けると思ったのかい?」
「え~~~~~~と、少し思いました。あんなに大きなモンスターに勝てるはずがないって、だから少しこわかったです」
「うん、そうだね。でもお兄さん凄く強いから安心してね、よしよし」
俺は目から涙をこぼす少女の頭を撫でてやりながら慰める。
そんな少女のことを可愛いと思ってしまう俺。
そんなとき、
「汝に資格を認める」
後方より声がしたと思い振り返る。
すると、そこには先ほど倒した骨の巨人が復活していた。
「え~~~~~~~~~~~~~!」
驚いた。
弱点を突いて確実に倒した。
復活などありえないはずなのに。
「何を驚く。我々は門の番人だ! 絶対復活のスキルを与えられている。誰に倒されようと復活するのだ。だが汝と戦うことはもうない。汝は我々を倒しこの先に進むための資格をえた。通るがよい」
二体の骨の巨人の手によって大きな扉が開かれる。
その先に広がる大きな空間。
俺はその門をくぐり先へと進むのであった。
0
あなたにおすすめの小説
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる