34 / 48
第二章 竜人族の少女
第三十四話 召喚魔術使いの魔族3
しおりを挟む
魔族が召喚したモンスターは二つの首を持ち体に炎を纏っている狼のような獣。冒険者ギルド一度だけ見たことがあるモンスター確か名前を、
「フレイムオルトロス!」
「正解、君にぴったりなモンスターだ」
何がぴったりなのかわからないが、俺は剣を構える。すると先ほどまで目の前にいたフレイムオルトロスが姿を消した。いや見失ったと言うのが正解か。
俺は、探索の魔法を使い辺りを探る。
「早いな」
「そうです。オルトロス自体足の速いモンスターなのです。しかもこのフレイムオルトロスはオルトロスの上位種で火の属性を自由に操ることが出来ます」
なるほど余計に厄介だ。だが、武器の精霊王と融合している俺ならこの速度についていける。本気を出さなくてもな。
俺は背後に水属性の魔法、ウォーターボールを複数展開それをフレイムオルトロス相手に放つ。
その攻撃に対して回避してくる。だがこの魔法はただ放っただけではない。魔力の込め方に少し工夫して操作できるようにしている。だから避けた所で無意味。
俺は二体に対して追尾するようにウォーターボールを操作する。だが、追ってくるウォーターボールに対して逃げるのをやめるフレイムオルトロス。ウォーターボールを迎え撃つ体勢をとる二体。口を大きく開きそこから放たれる炎。それにより俺のウォーターボールが蒸発してしまった。
そのまま俺に向かって炎の攻撃を放ってくるが、シールドでその攻撃を防ぐ。
「なかなか面白い、ですがフレイムオルトロスにばかり気を取られてていいのかな~?」
俺の背後に現れる魔族。その攻撃は上段からの剣を振り下ろしてくる。その攻撃をシールドで防ぐも一枚目が破られてしまった。
「先ほどまでの私とは違いますよ」
「そのようだな」
俺はすぐさま二枚目のシールドを展開して受け止める。
その間にフレイムオルトロスが俺の目の前まで接近してきている。俺は気づいてはいたが魔族の相手をするために意識をそっちへと向けていて気づけなかった。
俺へと噛みつこうとしてくる二体のフレイムオルトロス。口から火を出している。
これは噛まれたらやけどだけでは済まない。
俺はその場より退避し後方へ。一度距離を取る。
「なかなか持って厄介な。二体のフレイムオルトロスに集中していると魔族が襲い掛かってくる。かといい魔族に集中したらしたらでフレイムオルトロスが襲ってくる。地味に連携が取れているか余計に面倒だ。
だがそんなことを言っていてもしょうがない。まず倒さないといけないのはフレイムオルトロス二体と照準を定める。
「ウォータースラッシュ」
水の刃を剣からフレイムオルトロスに向かって放つ。だが見えている攻撃などあっさりと躱される。だがこれ予想通り、俺はウォータースラッシュを放つと同時にウォーターランスを背後に展開、数秒の感覚を開けてフレイムオルトロスが躱す方向へと放っていいた。回避した瞬間に飛んでくる魔法、フレイムオルトロスが気づいたときにはすでに命中した後だった。
急所はギリギリの所で躱されたがかなりのダメージは与えた。そのおかげ動けなくなっている。
俺は、
「ウインドカッター」
風の刃の魔法でとどめをさしてたおし魔族の方へと向き直る。
「やりますね、二種類に魔法を同時に発動なんて、あなたもかなりの魔力をお持ちのようだ」
二種類の魔法同時発動はある程度魔力量がないとできない。今回のようなウォータースラッシュとウォーターランスの同時発動が出来る者がかなり少ない。しかもそれを一個ずつではなく複数個同時に放っている。
さすがの魔族もこれには驚いたようだ。
「ですが、これではそうでしょうか?」
魔族がまた召喚魔法を使う。今度呼び出したのは水に強いトレントであった。だがトレントなどさっき嫌というほど倒した。
だが、その奥にもう一つ嫌な気配を感じる。
俺は試しに火魔法で攻撃してみると背後より水に盾が現れ俺の火魔法を消しとばした。試しだったこともあり魔力自体ほとんど込めずに放ったためにしょうがない結界ともいえる。
そんな俺の魔法を消滅させると同時にトレント背後より一匹のモンスターが姿を現す。
水属性を持つトレントであった。基本的に属性を持たないモンスターとされているトレントが属性を持つなど聞いたことがない。普通に出会っていたらかなりのレアモンスターだろうが、今回は違うようだ。
「どうですか、私のとっておきは」
「とっておきだと」
「そうです。私の召喚魔法はただ召喚するだけではないのですよ。今あなたの目の前にいるモンスターのように普通ならありえない属性を付与できるのですよ」
そんなことだろうとおもった。
「この世界に存在していたら面白いと思ったんだがな」
「そんなわけないでしょ~」
だよな、だがこの程度のモンスターなら余裕で倒せる。
俺は相手が召喚するモンスターに属性を付与するならと火と雷の混合を魔法生成し、トレント二体に向かって放った。火と雷に込めた魔力はこの戦いで一番多い。つまり今日最強の威力の魔法と言うことだ。
その魔法はトレントが作り出す水のシールドに当たると同時に雷だけが水を伝い後方にいたトレントを倒した。そして最後に残った普通のトレントには火魔法を当てて倒した。
「フレイムオルトロス!」
「正解、君にぴったりなモンスターだ」
何がぴったりなのかわからないが、俺は剣を構える。すると先ほどまで目の前にいたフレイムオルトロスが姿を消した。いや見失ったと言うのが正解か。
俺は、探索の魔法を使い辺りを探る。
「早いな」
「そうです。オルトロス自体足の速いモンスターなのです。しかもこのフレイムオルトロスはオルトロスの上位種で火の属性を自由に操ることが出来ます」
なるほど余計に厄介だ。だが、武器の精霊王と融合している俺ならこの速度についていける。本気を出さなくてもな。
俺は背後に水属性の魔法、ウォーターボールを複数展開それをフレイムオルトロス相手に放つ。
その攻撃に対して回避してくる。だがこの魔法はただ放っただけではない。魔力の込め方に少し工夫して操作できるようにしている。だから避けた所で無意味。
俺は二体に対して追尾するようにウォーターボールを操作する。だが、追ってくるウォーターボールに対して逃げるのをやめるフレイムオルトロス。ウォーターボールを迎え撃つ体勢をとる二体。口を大きく開きそこから放たれる炎。それにより俺のウォーターボールが蒸発してしまった。
そのまま俺に向かって炎の攻撃を放ってくるが、シールドでその攻撃を防ぐ。
「なかなか面白い、ですがフレイムオルトロスにばかり気を取られてていいのかな~?」
俺の背後に現れる魔族。その攻撃は上段からの剣を振り下ろしてくる。その攻撃をシールドで防ぐも一枚目が破られてしまった。
「先ほどまでの私とは違いますよ」
「そのようだな」
俺はすぐさま二枚目のシールドを展開して受け止める。
その間にフレイムオルトロスが俺の目の前まで接近してきている。俺は気づいてはいたが魔族の相手をするために意識をそっちへと向けていて気づけなかった。
俺へと噛みつこうとしてくる二体のフレイムオルトロス。口から火を出している。
これは噛まれたらやけどだけでは済まない。
俺はその場より退避し後方へ。一度距離を取る。
「なかなか持って厄介な。二体のフレイムオルトロスに集中していると魔族が襲い掛かってくる。かといい魔族に集中したらしたらでフレイムオルトロスが襲ってくる。地味に連携が取れているか余計に面倒だ。
だがそんなことを言っていてもしょうがない。まず倒さないといけないのはフレイムオルトロス二体と照準を定める。
「ウォータースラッシュ」
水の刃を剣からフレイムオルトロスに向かって放つ。だが見えている攻撃などあっさりと躱される。だがこれ予想通り、俺はウォータースラッシュを放つと同時にウォーターランスを背後に展開、数秒の感覚を開けてフレイムオルトロスが躱す方向へと放っていいた。回避した瞬間に飛んでくる魔法、フレイムオルトロスが気づいたときにはすでに命中した後だった。
急所はギリギリの所で躱されたがかなりのダメージは与えた。そのおかげ動けなくなっている。
俺は、
「ウインドカッター」
風の刃の魔法でとどめをさしてたおし魔族の方へと向き直る。
「やりますね、二種類に魔法を同時に発動なんて、あなたもかなりの魔力をお持ちのようだ」
二種類の魔法同時発動はある程度魔力量がないとできない。今回のようなウォータースラッシュとウォーターランスの同時発動が出来る者がかなり少ない。しかもそれを一個ずつではなく複数個同時に放っている。
さすがの魔族もこれには驚いたようだ。
「ですが、これではそうでしょうか?」
魔族がまた召喚魔法を使う。今度呼び出したのは水に強いトレントであった。だがトレントなどさっき嫌というほど倒した。
だが、その奥にもう一つ嫌な気配を感じる。
俺は試しに火魔法で攻撃してみると背後より水に盾が現れ俺の火魔法を消しとばした。試しだったこともあり魔力自体ほとんど込めずに放ったためにしょうがない結界ともいえる。
そんな俺の魔法を消滅させると同時にトレント背後より一匹のモンスターが姿を現す。
水属性を持つトレントであった。基本的に属性を持たないモンスターとされているトレントが属性を持つなど聞いたことがない。普通に出会っていたらかなりのレアモンスターだろうが、今回は違うようだ。
「どうですか、私のとっておきは」
「とっておきだと」
「そうです。私の召喚魔法はただ召喚するだけではないのですよ。今あなたの目の前にいるモンスターのように普通ならありえない属性を付与できるのですよ」
そんなことだろうとおもった。
「この世界に存在していたら面白いと思ったんだがな」
「そんなわけないでしょ~」
だよな、だがこの程度のモンスターなら余裕で倒せる。
俺は相手が召喚するモンスターに属性を付与するならと火と雷の混合を魔法生成し、トレント二体に向かって放った。火と雷に込めた魔力はこの戦いで一番多い。つまり今日最強の威力の魔法と言うことだ。
その魔法はトレントが作り出す水のシールドに当たると同時に雷だけが水を伝い後方にいたトレントを倒した。そして最後に残った普通のトレントには火魔法を当てて倒した。
0
あなたにおすすめの小説
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる