イバラの鳥かご〜ここには君と僕、だけ〜

咲蓮

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「じゃ、とりあえず服全部脱いで」
「う…うん…」

言われるがままに脱いだ。

「全部、って言ったよ?」

水着だけになった僕に、俊一くんが言う。

『うぅ…恥ずかしい………』

けれど、抵抗の言葉なんて言う気は毛頭ない。

ゆっくり水着を脱いだ。

「…………」

『見、見られてる…』

僕の裸を見る俊一くんの視線が熱い。

「じゃ、こっち来て」

連れていかれたのは風呂場。

「そんな怯えないで。洗ってあげるから」
優しい声。
こんな状況なのに、優しく言われると安心する。

「あいつらに触られたとこ、全部俺が綺麗にする。」
「あっ……」

ボディーソープでヌルヌルな手が全身くまなく動き回る。

「こことか…ここ。いっぱい触られたんでしょ?」
「あっ…んっ…そこっ…」
「こんなすぐ反応するんだもん。流星くんって…やっぱり淫乱だよね」

泡のついた手で乳首を捏ねられると、ビクッと腰が反応する。

さっきの男たちに触られるのは気持ち悪かったけど、俊一くんの手は…気持ちいい。

「ひっ…ぁっ…ふぁっ…、あぁっ…ん」

ビクッビクッと感じる身体。

「ほら、こんなに勃ってる」

鏡見て。と言われ、見ると完勃ちのソレ。

「あ、やだっ…恥ずかしい…」
「他のやつらの前でも見せてるじゃん。俺にも見せて」
「あっん…俊一くんっ…触っちゃやっ…」

大きな手で包み込まれて、上下に扱かれると耐え症のない僕のソレからはすぐに先走りが溢れてきた。

「ふふ、こんなヌルヌルで…ボディーソープか流星くんのか分かんないね」
「んっ…やぁっ、だめ、そこ、気持ち…っ、んんっ!」

俊一くんの舌が、耳や首を這う。

グチュッ。グチュッ。グチュッ。

激しくなる水温と、強い刺激に腰がどんどん重くなる。

「も…っ、だ、め、いくっ、僕…っ」
「いいよ、いって」
「あっ、あぁっ、ああぁああっ…♡」

ガクガクッと太ももが震えて、精液が飛び出る。

「可愛い、流星くん」

はぁっ…はぁっ…

呼吸を整えるのもつかの間、お風呂に手をつかされて四つん這いにされた。

「ここも綺麗にしようね」
「えっ…?あっ…………!」

ツプッと指が入ってくる。

『な、なに!?なに?!お尻…の穴に…』
「これ、専用のソープだから痛くないからね」

俊一くんが呑気に言う。

「ほら、お湯入れるよ」
「はい、力抜いて」

恥ずかしさは既に限界突破したけど、とにかく言われた指示に大人しく従った。

「よし、おっけー」

全身綺麗にされた僕は俊一くんにお姫様抱っこされ、風呂場を後にした。
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