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02:里帰り
17:母の怒り
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天候が大きく崩れることもなかったので、バウムガルテン子爵領には予定通りの日数で入ることが出来た。領地に入ってすぐに、先んじて護衛の一人が単騎で屋敷に報告に向かっている。
馬車でゆっくりと進めば丁度良い塩梅であろう。
半月ぶりの我が家が見えてきた。
家を出た時と何も変わらないことに懐かしさを覚える。玄関先に馬車を停めて貰い、わたしはシリルを馬車に残して一人で玄関のドアを開けた。
玄関に入るとお母様が待っていた。その手にはなぜかハタキが、もしや来客に備えて掃除でもしていたのだろうか?
今しなくてもいいのにと呆れるが、きっと人手が足りなかったのだろうと思いを改める。
「お母様、ただいま帰りました」
「どちら様でしょう?」
笑みもなく他人行儀な冷たい台詞。強情なお母様はどうやら手紙に書いた通りの事を実践しているらしい。
婚前交渉する様な子は我が子じゃないって奴だね。
「お母様、手紙の件は勘違いです」
「それはどこのどなたの話なのかしら?
もしもわたくしの勘違いだと言うのならば、貴女はなぜ一人で帰って来なかったのかしらね?」
「その事情を説明するために帰って来たのです」
「説明はいりません。貴女はもう娘でもなんでもない赤の他人よ。
さぁ出て行きなさい!」
「えー話くらい聞いてよ」
「だまらっしゃい!」
母が手にしていたハタキを振り上げたので慌てて外に飛び出した。
もう! 強情なんだから!
血相を変えて玄関から飛び出てきたわたしを、何してんだあいつと生暖かく見つめる視線が一つ。
当然だけどシリルですよ……
トボトボと戻るわたしと話すため、彼は馬車を降りて、「もう良いのか?」と問う。
これっぽっちも良いと思ってない癖に、そう聞いてくるのは意地悪だと思う。
いいえ、いっそ性格が悪いわよね?
「お母様は大変お怒りでして、お話を聞いて貰えませんでした」
「ならばどうするのだ?」
「後ほどこっそり入ってお父様に口添えをお願いします」
貰った手紙を思い出せば、お父様はもう少し軟化な態度であったはず。きっとお母様の説得に手を貸してくれるに違いない。
わたしがそう告げれば、シリルは「ふむ」と小さく言いながら顎に手を当てて視線を彷徨わせる。これはよく見るポーズ、どうやら考える時の癖っぽいわね。
「ならば俺が行ってこよう」
「ええっ止めた方がいいですよ!?」
「なぜだ」
「母はとても凶暴なんです!」
なんせハタキを持ってるのだ、もし間違って公爵のシリルに怪我でもさせれば、治療費や賠償金を払う必要がある訳で……
そんな余裕が我が家にある訳はない。
だからこそ断固阻止だよ!
「一つ聞くが、クリスタから見てお義母上の性格はどうだろう?」
「とても強情で融通が利きません。思い込んだら突っ走ります。
だから今はとても危険ですわ!」
はたき持ってるしね!
「なら大丈夫だ」
なぜか楽しそうに笑いながらシリルは玄関の方へ歩いていく。
待って~ほんとにダメだったら~とシリルを止めようとするが、大丈夫だの一点張り。じゃあせめて護衛を連れて行ってと懇願したがそれも無視。
こら護衛! お前ら行けよ! とは雇い主でないわたしが言える台詞ではない。
結局シリルは単身、玄関を開けて中に消えてしまった。
玄関先にそっと耳を付けてみたが中の音はまったく聞こえず、位置を変えて上に下にと様子を伺っていたらマルティナから可哀そうな子を見る目を向けられたので止めた。
やきもきしながら待つこと二十分、ついに玄関が開いた。
音に気付いて、おおっやっと帰って来たわ~と視線を向けるが、残念ながら出てきたのはシリルではなくて、見慣れた中年の女性で我が家の唯一の侍女ハンナだった。
「おやおやお帰りなさいませお嬢様」
「ハンナ! お願い中に入れて頂戴な」
「奥様から絶対に入れるなと言われてますからダメですよ」
「お母様ったらお話も聞いてくれないのよ! 酷くない?」
「ああそうそう旦那様からお聞きしてますよ。お嬢様はご婚約なさったそうですね。
おめでとうございます。先ほどお会いしましたが旦那になるお相手様、とても素敵な方ではないですか。良かったですね」
「それの所為で怒られてるのよ」
「もちろん存じてますよ。
今はご自分の旦那様を信じてお待ちになられてはどうですか。
ところでお嬢様、こちらにお医者様がいらっしゃると聞いて来たのですが、どちらのお方ですかね?」
まだ旦那じゃないと言いそうになるのをグッと堪えて、お医者様が待っている馬車の方へハンナを案内した。
「こちらの方がお医者様よ」
「お医者様、申し訳ございませんが奥様がお呼びでございます。
ご足労頂けますでしょうか」
お医者さんは判ったと言って馬車を降り、わたしを置いて屋敷に入って行った。
また取り残された。
「もう! なんで自分の家に入れないのよ!」
「先ほどの侍女さんが言ったように信じて待つしかないのではないですか?」
「言われなくても知ってるわよ!」
理不尽なことに意味なくマルティナに当たってしまい、慌てて謝罪する。
するとマルティナは、「愚痴を聞いてクリスタ様の気が晴れるのなら別に構いませんよ」と微笑んだ。
侍女の鏡か!?
さらにたっぷり一時間後、玄関が開いて、やっとシリルが帰って来た。
慌てて駆け寄りまずは体のチェック!
体をぽんぽんぺたぺたと触りながらぐるりと一周。どうやらどこも怪我は無いようで五体満足っぽいね。
はぁ良かった~
わたしが怪我の有無を確かめていると、上の方からため息が降って来た。
「一体何をしているのだ」
「どこにも怪我が無いようで何よりですわ」
「だから大丈夫だと言っただろう」
「でも心配で……」
シリルは満更でもないように「そうか」と呟いた。
「さてクリスタ、お義母上が呼んでいる。今度は一緒に行くぞ」
「ええっお母様からお許しを頂けたのですか?」
「何を言っているのだ。お前の母なのだから話せば分かる」
「そうですかね……」
「気付いていない様だから言っておくが。クリスタ、お前はとてもお義母上似だぞ?」
「あらそれは知っていますわ。小さい頃から、色々な人に若い頃のお母様そっくりだと言われていましたもの」
そう反論してみると、シリルからくっくと馬鹿にした嗤いが返って来た。
えっ!? とその言葉の真意に気付く。
「もしや性格の事ですか!? 不本意です。訂正を要求します!」
シリルはやっぱりくっくと嗤いながら、
「それはお義母上には言わない方が良いぞ」と助言をくれた。
だから~、わたしあんなに強情でも頑固じゃないよ!?
ほんとに違うってばぁ~
馬車でゆっくりと進めば丁度良い塩梅であろう。
半月ぶりの我が家が見えてきた。
家を出た時と何も変わらないことに懐かしさを覚える。玄関先に馬車を停めて貰い、わたしはシリルを馬車に残して一人で玄関のドアを開けた。
玄関に入るとお母様が待っていた。その手にはなぜかハタキが、もしや来客に備えて掃除でもしていたのだろうか?
今しなくてもいいのにと呆れるが、きっと人手が足りなかったのだろうと思いを改める。
「お母様、ただいま帰りました」
「どちら様でしょう?」
笑みもなく他人行儀な冷たい台詞。強情なお母様はどうやら手紙に書いた通りの事を実践しているらしい。
婚前交渉する様な子は我が子じゃないって奴だね。
「お母様、手紙の件は勘違いです」
「それはどこのどなたの話なのかしら?
もしもわたくしの勘違いだと言うのならば、貴女はなぜ一人で帰って来なかったのかしらね?」
「その事情を説明するために帰って来たのです」
「説明はいりません。貴女はもう娘でもなんでもない赤の他人よ。
さぁ出て行きなさい!」
「えー話くらい聞いてよ」
「だまらっしゃい!」
母が手にしていたハタキを振り上げたので慌てて外に飛び出した。
もう! 強情なんだから!
血相を変えて玄関から飛び出てきたわたしを、何してんだあいつと生暖かく見つめる視線が一つ。
当然だけどシリルですよ……
トボトボと戻るわたしと話すため、彼は馬車を降りて、「もう良いのか?」と問う。
これっぽっちも良いと思ってない癖に、そう聞いてくるのは意地悪だと思う。
いいえ、いっそ性格が悪いわよね?
「お母様は大変お怒りでして、お話を聞いて貰えませんでした」
「ならばどうするのだ?」
「後ほどこっそり入ってお父様に口添えをお願いします」
貰った手紙を思い出せば、お父様はもう少し軟化な態度であったはず。きっとお母様の説得に手を貸してくれるに違いない。
わたしがそう告げれば、シリルは「ふむ」と小さく言いながら顎に手を当てて視線を彷徨わせる。これはよく見るポーズ、どうやら考える時の癖っぽいわね。
「ならば俺が行ってこよう」
「ええっ止めた方がいいですよ!?」
「なぜだ」
「母はとても凶暴なんです!」
なんせハタキを持ってるのだ、もし間違って公爵のシリルに怪我でもさせれば、治療費や賠償金を払う必要がある訳で……
そんな余裕が我が家にある訳はない。
だからこそ断固阻止だよ!
「一つ聞くが、クリスタから見てお義母上の性格はどうだろう?」
「とても強情で融通が利きません。思い込んだら突っ走ります。
だから今はとても危険ですわ!」
はたき持ってるしね!
「なら大丈夫だ」
なぜか楽しそうに笑いながらシリルは玄関の方へ歩いていく。
待って~ほんとにダメだったら~とシリルを止めようとするが、大丈夫だの一点張り。じゃあせめて護衛を連れて行ってと懇願したがそれも無視。
こら護衛! お前ら行けよ! とは雇い主でないわたしが言える台詞ではない。
結局シリルは単身、玄関を開けて中に消えてしまった。
玄関先にそっと耳を付けてみたが中の音はまったく聞こえず、位置を変えて上に下にと様子を伺っていたらマルティナから可哀そうな子を見る目を向けられたので止めた。
やきもきしながら待つこと二十分、ついに玄関が開いた。
音に気付いて、おおっやっと帰って来たわ~と視線を向けるが、残念ながら出てきたのはシリルではなくて、見慣れた中年の女性で我が家の唯一の侍女ハンナだった。
「おやおやお帰りなさいませお嬢様」
「ハンナ! お願い中に入れて頂戴な」
「奥様から絶対に入れるなと言われてますからダメですよ」
「お母様ったらお話も聞いてくれないのよ! 酷くない?」
「ああそうそう旦那様からお聞きしてますよ。お嬢様はご婚約なさったそうですね。
おめでとうございます。先ほどお会いしましたが旦那になるお相手様、とても素敵な方ではないですか。良かったですね」
「それの所為で怒られてるのよ」
「もちろん存じてますよ。
今はご自分の旦那様を信じてお待ちになられてはどうですか。
ところでお嬢様、こちらにお医者様がいらっしゃると聞いて来たのですが、どちらのお方ですかね?」
まだ旦那じゃないと言いそうになるのをグッと堪えて、お医者様が待っている馬車の方へハンナを案内した。
「こちらの方がお医者様よ」
「お医者様、申し訳ございませんが奥様がお呼びでございます。
ご足労頂けますでしょうか」
お医者さんは判ったと言って馬車を降り、わたしを置いて屋敷に入って行った。
また取り残された。
「もう! なんで自分の家に入れないのよ!」
「先ほどの侍女さんが言ったように信じて待つしかないのではないですか?」
「言われなくても知ってるわよ!」
理不尽なことに意味なくマルティナに当たってしまい、慌てて謝罪する。
するとマルティナは、「愚痴を聞いてクリスタ様の気が晴れるのなら別に構いませんよ」と微笑んだ。
侍女の鏡か!?
さらにたっぷり一時間後、玄関が開いて、やっとシリルが帰って来た。
慌てて駆け寄りまずは体のチェック!
体をぽんぽんぺたぺたと触りながらぐるりと一周。どうやらどこも怪我は無いようで五体満足っぽいね。
はぁ良かった~
わたしが怪我の有無を確かめていると、上の方からため息が降って来た。
「一体何をしているのだ」
「どこにも怪我が無いようで何よりですわ」
「だから大丈夫だと言っただろう」
「でも心配で……」
シリルは満更でもないように「そうか」と呟いた。
「さてクリスタ、お義母上が呼んでいる。今度は一緒に行くぞ」
「ええっお母様からお許しを頂けたのですか?」
「何を言っているのだ。お前の母なのだから話せば分かる」
「そうですかね……」
「気付いていない様だから言っておくが。クリスタ、お前はとてもお義母上似だぞ?」
「あらそれは知っていますわ。小さい頃から、色々な人に若い頃のお母様そっくりだと言われていましたもの」
そう反論してみると、シリルからくっくと馬鹿にした嗤いが返って来た。
えっ!? とその言葉の真意に気付く。
「もしや性格の事ですか!? 不本意です。訂正を要求します!」
シリルはやっぱりくっくと嗤いながら、
「それはお義母上には言わない方が良いぞ」と助言をくれた。
だから~、わたしあんなに強情でも頑固じゃないよ!?
ほんとに違うってばぁ~
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