露包むランタン

奈月遥

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Rains closed this love

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 らんしんの部屋に入って、くらりと身外みはずしそうになった。
 真の香海こうみが、体の内側から撫で回してくる。
 ベッドは入り口と対面にあった。それから、本棚と勉強机が壁に接して置かれている。衣類が見えるカラーボックスに、小さなCDプレイヤー、パッと目に入る物はそれくらいだった。
 嵐はふらふらとベッドへ近づいて、ぽすん、と飛び込んだ。灯理とうりのベッドよりも布団が固い。
 ぎしり、と真が腰掛けてベッドが悲鳴を上げた。
 かわいそうで、嵐はベッドを撫でてあげる。
 真の体が嵐に覆い被さった。
 嵐は仰向けに返されて。
 真の唇が降ってくる。
 むちゅり。
 嵐の唇が、圧力に負けて歪んだ。
 嵐の舌が、真の唇を舐める。
 その舌が啄まれた。
 真の口内へと引きずりこまれて、甘噛みで拘束されて。
 真の舌が、嵐の舌をグルーミングする。
「んふぅ」
 嵐が鼻にかかった声を吐く。
 真の口から重力に引きずられた二人分の唾液が落ちて、嵐の口の端を濡らし、頬を伝う。
 舌を奪われたままの嵐が、口を開けて、真の唇を頬張った。
 もにゅもにゅと、唇でマッサージすれば、真の力が緩む。
 その隙に嵐は真の頭に腕を回した。
 腕の力も使って、嵐は顔を引き上げて、真の口内に挿し込んだ舌をさらに奥まで突き刺す。
 真の上顎の段差を、嵐の舌が舐め撫でる。
 ごくり、と真が生唾を飲みこんだ。
「ぷはっ」
 嵐が口を離して息継ぎをする。
 真も荒く呼吸をして喘ぐ。
 嵐は右手を真の後頭部から頬へと持って来て、親指でてらてらと濡れた彼の唇を擦る。
 真が唇でその親指を食めば。
 嵐は親指を跳ねて逃がし、ちゅぽんと音を立てさせる。
 にんまりと笑う嵐が、繰り返し真の唇を弄る。
 それに飽きたら、今度は嵐から真の唇を奪った。
 舌で重い唇を掻き分けて押し入り、ミントの風味の残る真の歯を一つずつ確かめる。
 真の舌が迫ってきたら、押し返して退ける。
 絡めようとしてきたら、さっと自分の口の中に逃がして、歯を合わせて防いだ。
 それで真の舌がおずおずと戻っていったら、また舌を伸ばして、彼の舌の上を舐め上げる。
 ぶるりと、真の体が震えた。
 嵐は彼の広い背中に腕を回して、擦ってあげる。
 体が密着すると嵐のお腹に硬いモノがぐりっと刺さる。
「あっ」
 嵐がその感覚に声で反応したら、真の耳が赤く茹だった。
 ぼんやりとまりに俯き加減の真の顔を映した嵐は、すぐににんまりと口角を上げた。
 左手をするりとお腹に持って来て、真のズボンに這わせた。
「んっ!」
 切ない真の、どこか怯えた声が、嵐の悦びに火を点けた。
 さす、さす、と焦らしながら擦ると、真はぐいぐいと腰を押し付けてくる。
 でも、真の体が重くて、嵐は苦しかった。
 嵐は手を止めて、真の耳たぶを唇で甘噛みしてから、和聲にこえを注入する。
「しんせんぱい、おもいから、うえしたぎゃくになって」
 真の返事も聞かずに、嵐はぐいっと彼の体を背中に回したままだった右手で引っ張って、転がす。
 真が素直に嵐の動きに従ってくれたから、簡単に裏表を返せた。
 嵐は一度上半身を起こして、髪を掻き上げる。顔に近づいた腕から、自分の汗が薫った。
 ベッドに仰向けになった真の体を見下ろして、けれど視界に入るのは、裾がめくれて露わになっている引き締まった腹筋と、その下の股間だけだった。
 嵐はためらいなく真のズボンに手をかけ、ボタンを外し、ファスナーを降ろす。
 ボクサーパンツを盛り上げる真のそれは、ズボンの圧迫から解放されてむくりと立ち上がった。
 嵐は無意識に舌舐めずりして、右手のひらでそれを包み込んで、ぐにぐにと形を調べる。
 嵐は硬くて、熱くて、逞しいと思った。
 右手は添えたままにして、嵐は真の胸板にしなだれかかる。
 たぷりと揺れる胸を真の鳩尾に乗せて、彼のシャツから覗く鎖骨にかぷりと歯を立てる。
 なんとなく、お肉みたいで美味しいと嵐は感じた。はむはむと咀嚼を繰り返せば、頭上から真の喘ぎ声が降ってくる。
 その中で、嵐の右手に伝わる熱も硬さも大きさも、ぐんぐんと増していく。
 パンツを押し上げて隙間を作り空気に触れる先っぽに、嵐は親指を当てる。
 くにくにと揉めば、滑りがよくなってくる。
 パンツに指をかけて脱がしたら、嵐は華惹はなひかれて、そちらに視線を送ってしまった。
 それを見てしまったら、顔が途端に火食ほばんで、喉が渇いて、生唾を飲みこんでしまう。
 ちょっとはしたないかもと思って、嵐は真の厚い胸板に顔を埋めて、深呼吸した。
 くらくらする。
 真の筋肉を通して耳に響く彼の心音で心地いい。夢波ゆめなみに乗って、このまままぶたを閉じて、身を委ねたくなる。
 真の左手が、嵐の右手首を掴んだ。
 嵐は無抵抗に彼に手を引かれて。
 真の手がねだるままに、熱を握る。
 真の手が、嵐の手首に戻り、好き勝手に上下の動きを強要する。
 嵐はしばらく、真の意思に手を委ねて、その律動に意識を集中する。
 だんだんと、真の望む速さと動きがわかってきて。
 ぎゅっと握る力を強めて動きを止めて、真の手に抗った。
「あっ」
 真の戸惑いと焦りの混じった情けない声が、嵐の脳髄を揺さぶる。
 嵐のはらの真ん中から、彼女自身も知らなかった激しい欲望が焦げながら延焼していく。
 ぐっと握り締め、ゆくりと力を抜いて、そんな圧迫と弛緩を繰り返し、真に思い知らせる。
「真先輩、これはあたしの手だからね? あたしの好きに動かすよ?」
 それから、手の中にあるものも、同じだからと、嵐は言外に通告する。
 嵐が手の動きを再開させた。それに合わせて、五本の指もうごめかせる。
 肘から勢いをつけて、腕を振る。
 真が犬みたいに舌を出して喘ぐ顔が、物凄くそそられた。
 嵐は真の舌を舐め上げて唾液を塗りたくり、真の渇く口に溢して、時折キスで口を塞いで嚥下させる。
 今、真の欲しいモノを与えているのが、そして自分のさじ加減で支配しているのが、嵐に粘ついた悦びをもたらす。
 あんなに、いつも嵐を導いて、多くのことを教えて支えてくれている人が、今は嵐に弄ばれて劣情をさらけ出している。
 可愛らしくて、愛おしくて、嵐の胸が満ちていく。
 でもその至福の時間も、不意に終わりが訪れた。
 嵐は激しく振っていた右腕をぴくぴくを痙攣させる。
 二人分の激しい呼吸が、部屋に湿った息を充満させる。
 嵐がしょんぼりとまなじりを下げて、真の緩んだ顔を見下ろした。
「ごめんなさい……つかれ、ちゃった」
 嵐は左手で庇うように胸に右腕を抱く。
 糸を引く右手を鼻先にまで持ってきて、れろれろと舌を這わせる紅い顔が、酷く扇情的だ。
 真もいたぶられて削られた体力を取り戻すのに、まだ何回もの呼吸を必要としていた。
 真が気怠げに上半身を起こすと、腰に乗っかっていた嵐の太股を濡れそぼった熱が叩く。
「めぇんっ」
 スカート越しでも、その刺激は嵐に悲鳴を上げさせた。
 真はまだ荒い息で声を取り出せないまま、嵐の肩を抱いた。
 嵐の体がベッドに転がされる。
「いったっ!」
「え、うそ、ごめん!」
 ベッドに落ちた瞬間に嵐が痛がって、力加減を間違えたかと真の血の気が引いた。
 嵐は慌てて手を突き出して、違うと振った。
「ううん、ポッケのケータイが当たっちゃっただけ!」
 嵐は焦りながらスマートフォンを取り出して、またぶつからないように枕の横に放った。
 ちりりと焦げる気持ちを抑えようと、胸に手を置いたら、べったりと乾きかけの体液がこびりつく。
 その汚れを見て、真は嵐の手を脇に寄せて胸に吸い付いた。
 ちゅっ、と真の唇から濡れた音が立つ。
「……にっが」
 真は自分の味が堪えきれずに、思いっきり眉を寄せる。
「む、むりしないで」
 嵐は真の体に腕を絡めて、起き上がりながら抱き締めて、ぽんぽんと背中を叩いて彼をあやす。
 その拍子に密着した腰に触れる弾力に、嵐はつい意識を向けてしまった。
「あ……ちょっと、やわらかくなってる」
 物惜しく顔を曇らせる嵐に、真は背筋に冷や汗を掻いた。
「ご、ごめん、いま、戻すから!」
 真は自分の手で握って揺すり、刺激を与える。
 ぐいぐいと乱暴な手付きは、嵐のなだらかなお腹に何度も硬さを取り戻さないものをぶつけて、先走りを飛ばし、また塗り付ける。
 嵐は真の動きと焦りを止めようと、彼の顔を胸に沈めさせた。
「だいじょうぶ、おちついて?」
 嵐が体を揺すると、真の顔をむにむにと乳房が撫で付けて、むくりと立ち上がった。
 真の手が離れていくのを確かめてから、嵐は体を後ろに倒して、ぽすんとベッドに着地させる。
 嵐は真の右手を手に取って、自分の胸に招いた。
「おっぱい、好きでしょ?」
「…………はい」
 意地悪く笑う嵐に誘われるままに、真は右手に力を込めた。
 指が沈んで、その分だけ脇に脂肪が溢れ出す。
 嵐の胸は、柔らかくて、しっとりと吸い付いてきて、安らぎを感じる暖かさだった。
 それに、揉んでひしゃげる度に、甘い香りが立ち上っているような気がする。
 真はいつの間にか左手も反対の乳房に向けていて、両手でその感触を貪っていた。
「嵐ちゃん、気持ちいい?」
 真に問われて、嵐はきょとんと目を丸くした。
 ベッドからスマートフォンの振動が伝わってきて、邪魔だなって思うくらいの余裕が嵐にあった。
「あんまり? 揉まれるなーって感じ?」
 平然とした顔でそう答えられて、真は少なからずショックだった。
 嵐が真に与えてくれたさっきの刺激は、我を見失うくらいに昂らせてくれて、達してしまいそうだったのに、逆にいつまでも甘受したくて、ついタイミングを見失って彼女を疲れさせてしまったというのに。
 真の方は、嵐の顔から汗が引くくらいに、物足りなくさせているのだと思い知らされて、泣きたくもあった。
 冷や水を浴びせられたように、真の気持ちが萎えていく。
 その気配を感じた嵐は、スカートが汚れるのも構わず、彼の股間に太股を擦りつける。
「先輩、硬くしてくれるんじゃなかったの?」
 嵐に責められて、真は尚更に自分を不甲斐なく思った。
 情けなく思えば思うほど、嵐の求めに応えられなくなっていく。
 嵐がもぞりと覆い被さる真の体から抜け出した。
 逃げていく嵐の体に、真は打ちひしがれる。
「真先輩、見て」
 嵐は真の顔の前に腰が来るところで、体を停止させた。その代わりに、両手でスカートの裾を摘まんで、じわじわと持ち上げる。
 肉付きのいい太股を通り過ぎて、嵐のスカートはたくし上げられて、新緑の様に透けたレースのショーツを露わにする。
 クロッチの部分が雨点あめともったように暗くなっているのが艶めかしくて、真は食い入るように見つめる。
「ほしい?」
 嵐の問い掛けに、何が貰えるのかも分からずに、真は頷いた。
「じゃあ、脱がしていいよ?」
 嵐にお許しをもらった真は、ショーツに手をかける。
 腰骨に真の指が触れて、嵐はくすぐったかった。
 真が脱がしやすいように、嵐は後ろ手を付いて腰を持ち上げる。
 するするとショーツが脱がされていって、クロッチのところがめくれる時に、ぬちゃりと糸が引いて、嵐は顔から火を噴きそうなくらいに恥ずかしくなった。
 しかも、真もそれに気づいた様子で、手の動きを止めて光をえる嵐の黒い毛をまじまじと見詰められている。
 嵐は口から心臓が出ていかないように、手の甲で唇を押さえた。
「せんぱい、そんなに見ないで。はずかしい」
 嵐のか細い訴えが聞こえなかったのか、真はショーツの隙間から指を差し込んだ。
 太くて骨ばった人差し指が、嵐をかき分けて侵入してくる。
「めぁう!」
 嵐が喉をのけぞらせる。
 ぐいぐいと真の指に押されて、はっ、はっ、と途切れ途切れに息を吸う。
 意識していないと、呼吸が止まってしまいそうなくらいに頭が真っ白になる。
 心臓が弾け飛んでしまいそうで、痛くて、気持ちいい。
 怖いのに、真の指をぎゅっ、ぎゅっと締め付けて、逃がさないようにしている。
 スマートフォンが懸命に呼び付けるバイブレーションが聞こえていなかったら、意識を手放してしまいそうなくらいの快楽だった。
 しかも真の指は容赦なく奥に進んできて、嵐の快楽の源を探ろうとしてくるから、気持ちはどんどんと昂っていく。
 嵐は体に火が付くくらいに熱くて、服を脱ぎ捨てた。
 スカートもホックを外してファスナーを降ろし、肌が空気に触れて冷やされる面積を広げる。
 スカートを足で押し避ける時に、何度か真の体を蹴ってしまった気もするけれど、真の指は止まるどころか、入ってくる本数が増えていた。
 逆の手はお尻を抱えて、指が谷間を割り開いている。
 後ろからも入ってこられるのは食い止めようと、嵐は腰を落として、真の左手をベッドとお尻の肉で挟んで拘束する。
 それでも真の指はお尻を撫で回してきた。
 もう訳が分からなくて、嵐は体を捩った。
 仰向けからうつ伏せに体が勢いよく反転して、真の手が嵐からはぐれる。
 これ幸いと、嵐は枕に抱き着く。
 けれどその姿は、頭も隠せてなければ、お尻は自然と持ち上がって後ろにいる真に突き付けられていた。
「嵐ちゃん」
 ぺたりと、真がお尻に触れて熱と一緒に情欲が掌与たなたってくる。
「このかっこ、すごくいい。このまま入れていい?」
 ここまで来て、嵐はやっと逃げようと必死になったのが、思いっきり逆効果になったのを悟った。
 枕の先は壁にくっ付いていて、そのまま逃げても頭をぶつけるだけで。
 後ろに下がれば、真に体を差し出すだけで。
 転がればまた覆い被さって襲われるのだろう。
 観念することも出来ずに手をばたつかせて、どうしようもない気持ちを発散させている間にも、真が両手で嵐の腰を抱え上げている。
 ほんの一瞬の隙間を狙って、真の足が嵐の足の間に入り込んできた。力強くて太い真の足に嵐の二つの太股は割り開かれて、その根元も一緒ににちょりと濡れた音を立てて開いてしまう。
 嵐の奥から立ち上る甘酸っぱい香りに、真の股間がびくりといきり立つ。もう欲望を吐き出す事しか考えられなくなる。
 真は自分の股間に右手を添えて狙いを澄まし、左手は嵐の股間を鷲掴みにして乱暴に入り口を空気に晒す。
 その手付きと背中から迫る男の気配が怖くて、嵐はきゅっと瞼と腋をきつく閉じた。
 いつもならそんな嵐の怯えを見て躊躇いを見せてくれる筈の真が、昏く燃える獣欲に掻き立てられて逆に嗜虐心を増して、嵐のねとりと蜜に溢れる入り口に滑った肉の先をぴたりとくっ付けた。
 それは初めての口付けのように触れるのに、もう逃がさないと濁った征服の劣情を突き刺してくる。
 嵐はたった一息の呼吸も与えられずに、ずぷりと押し込まれた。
「ひぐっ」
 嵐は割り裂かれた痛みで思わず喉をのけ反らせた。
 真は近付いてきた嵐の滑らかな背中に舌を這わせる。
 その湿っていて、なおかつざらついた感触に、嵐はきゅっを身を縮こませて自分の中に侵入している真の先っぽを締め詰める。
 その拍子に真はびくびくと身を震わせて、苛立たしそうに嵐の狭い膣の中を少しでも広げようと暴れる。
 嵐はもう動けなかった。痛いし熱いし、でも心臓の真ん中でちょっと冷たい気もして、それでいて頭の中はとろとろと悦んでいるのも確かで、もう好きにして、と投げやりに意識を手離しかける。
 そんな彼女の想いなんて知ったものではないと、真はとにかく自分の中で疼く欲望を発散しようと、嵐のお尻を両手で掴んで肉を歪ませて、ぐいぐいときつく蕾んだ嵐の奥へ自分を押し入らせる。
 ああ、この後は乱暴に出し入れされて、それで真の身勝手なタイミングで中に出されるんだろうなだなんて冷静になってしまった脳のどこかで嵐は考えている。でもそこ以外の脳のほとんどが茹だってしまって抵抗するなんて出来なかった。
 真の腰の動きで無様に揺さぶられていた嵐の手が、放り出したスマートフォンにぶつかった。
 藁にも縋る思いで、握りしめる。
 ぼんやりと潤んだ溜まり目の中で、スマートフォンの通知が点滅している。いつもの癖で、嵐の指がスマートフォンのスイッチを押して、画面に通知メッセージが浮かび上がった。
 灯理のランタンのアイコンと名前を認識した時に、さっきまで真の熱と欲情の塊がぶちりと侵入を阻んでいた嵐の処女を破いて、そのままぬぷりと滑り込んで嵐の子宮の入り口に乱暴なキスをしてきた。
 嵐の呼吸が止まる。
 頭が凍り付く。
 目を見開いた。
 ぐちゅりと、真が腰を引いて入り口まで熱を退かれて、嵐の肉が鳴らした濡れた音が遠くに聞こえた。
 灯理は、『ゲリラ豪雨が来る』と教えてくれていた。
 耳の奥は、確かに屋根を打って雨奏あめかなでる音を捉えていた。
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