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第一章 異世界転生
09 リザードマン戦 後半
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ああ、あと半分か。
あっという間に囲まれたなあ。
なんだっけ、こういう気持ち。
高揚してるのかな。
やっと、実践か。
槍を持ったリザードマンたちは俺を囲んで、俺に向かって槍で刺してきた。
だが、
「遅い」
槍の攻撃を上に飛び、槍の先端で片手で逆立ちをする。
新たにゴブリンの中にそれぞれの属性の魔法を持つ者がいて、今は風魔法を使う『ウィンド』のおかげだ。無論、自分では操作がまだ制御できていないからウィンドに任せている。その風魔法によって体重を軽くしているのだという。面白いなやっぱ、魔法って。
リザードマン達は俺が槍の先端にいることに驚いているようだ。しかも片手逆立ちだしな。まあ、普通そう思うよな。俺もそっち側だったらそう思っていたよ。
「行くぞ。蹴撃スキル発動。螺旋蹴撃!!」
このスキルは回転しながら相手に蹴りを入れていく技だ。螺旋蹴撃と言いつつ身体強化して回転速度を上昇させる。ブレイクダンスみたいな感じと言えば分かるだろうか。全員の頭に俺の蹴りがクリーンヒッツ!!その蹴りで体力がなくなっていったのか順々に消えていく。
[リザードマン 54+24体]
あ、増えてる。だから今は78体か。えっと、あと何体?
『ハヤテ、全体で150じゃからあと72体じゃよ』
あ、ありがとう(笑)。すっかりと忘れていたね。ステータスでは見れないもんな。ギルドカードも、もうちょい進化してくれると楽なんだがなあ。
『はいはい、そういうの後でええから今は戦闘に集中せんか』
あー、ごめんごめん。
「よっしゃ、行くか!!全力で!!」
全身に力を纏わせて、強めの力で蹴った足は空を切った。そして、大量の風を巻き上げていった。巻き上げられた風は渦を巻いていき大きな竜巻へと変化した。そしてゆっくりとリザードマンのもとへと向かっている。
「おおお、凄えなこれ。ただ単に力任せに蹴っただけなのにこの威力か」
『グギャァァァァァ!!』
その竜巻はゆっくりでありながらリザードマンたちの落とした槍やら木の枝やらを巻き上げてそれらが彼らを襲っているようだった。
それはまさに大規模殲滅魔法とも呼べるほどであった。
竜巻が力を失って消える頃にはリザードマンの陣側はすっかりと跡形もなくなっていた。
スキルレベルとしてはMaxまでいっているが熟練度としてはまだ一人前には程遠いのだろう。制御まで完璧に行わなければいけないな。
さて、結局全部討伐できたよな?
[討伐数 ゴブリン 150体
リザードマン 166体]
あら?ちょっと多かったな。
どうしよか。墓石。全部まとめて何個か分けて中くらいの大きさで作ればいいか。
だから・・・えっとぉ?
『ハヤテお主は本当に計算苦手なんじゃな』
「ぐっ。そういうこともあるだろ!!苦手なもんは苦手なんだよ!!」
『分かっておるて、そんな怒らんでええじゃろ。一つの墓石に41体入れるとしたら4つ作ればええんじゃないのか』
「さっすがだわ。リンありがとう御座います」
『礼は俺等の体を作ってから言わんか』
「ごもっともです」
二人(?)で色々話しながら(主に説教されながら)墓石を4つ立てていった。
そして霊体化したリンを始めとしたゴブリンたちを呼び出して、前回の俺と同じように合掌した。
するとすぐに声がかかってきた。
『ふむ。なんの目的もなしに大量虐殺をしたいというわけではなさそうだな。おっと、失礼した俺様はリザードマンの部隊を統べるものだ。倒した敵をちゃんと弔うとはおかしな者よのうゴブリンの族長よ』
『そうじゃな否定はせぬ。そう儂には名前がある。そちらで呼べ』
『リン・・・だったか?お前にあっていると思うぜ。よし、俺様もハヤテ、お前につくことにしよう。以前、我等を区別しない者と会ったことがある。お前についていけば其奴とも会える気がするからな。我等を倒し強者よ!!我等リザードマンの力を使いたまえ!!いつか人と魔物が共存する世界を創り出してほしい』
そう言うと少し赤みのかかった光の玉が自分の体へと吸い込まれていった。
「お前らの力しかと受け取った。俺の中でゆっくりと休んでほしい。そしてリザードマンの族長には“ザード”の名を授ける。これからも世話になるぜ」
さてと、スッキルかっくにーん。
[ハヤテ・アツミ レベル57
スキル 蹴撃 熟練度レベル35
投擲 熟練度レベル27
肉体強化 熟練度レベル54
隠密行動 熟練度レベル24
パッシブ 言語 レベルMax
オートマッピング
継承スキル
ゴブリンの魂
リザードマンの魂 New
使用可能スキル 水魔法
氷魔法
土魔法
風魔法
槍術(短・長)
念話・統率術]
おう・・・。なんか色々増えてるぅ。
「New」ってあったっけ?無かったよね。スキルウィンドウまで進化したのか。スキルウィンドウ優秀だな!?
クロークやサーチたちのおかげでスキルが増えたのか。レベルも上がり方が凄いな。
57か、もうちょい上がると思ったんだがそんなに上がらないもんなんだな。あとはリン達にも経験値が言っているのかもしれないな。
ふう。流石に一日でゴブリンたちとリザードマンの部隊を討伐するのはキツイもんだな。
『そりゃ、そうじゃろ。ハヤテよ』
「ん?ああ、リンか」
『いや、儂以外に誰が居ると思ったんじゃ』
「え?うーん。居らんなあ」
『居らんのかい。かつて、冒険者達を追い払った経験のある儂、クローク達が為す術もなくお主にやられた。知能のある厄介なゴブリンたちとも言われ、恐れられるほどじゃったんじゃぞ』
「そうだったんかー」
『まさかあんなに呆気なくやられるとは思わんかったわ。ブラストナッツだったか?あの美味い木の実があんな恐ろしい効力があったとは…。お前に会うまで知らんかったわ』
「え、あれ食えんの」
『そうじゃぞ、炒めると弾けて膨張するからのう。ほれ、記憶を転送させたぞ』
「ぽ、ポップコーンや~ん」
『何じゃそれは』
「俺の世界でいうところのお菓子かな」
懐かしいな、今度機会があったら作ってみよっと。
「リン、ザード。今から疲れたから寝るから周囲を警戒してもらってもいいか?まだ完全に具現化させることはむずいけど」
『『御意』』
「頼んだよ、ふたりとも」
二人へ頼むと力がふっと抜け眠くなってきた。恐らくだが自身の魔力を二人に与えたのだろう。
ハヤテは静かに眠りに落ちたのだった。
あっという間に囲まれたなあ。
なんだっけ、こういう気持ち。
高揚してるのかな。
やっと、実践か。
槍を持ったリザードマンたちは俺を囲んで、俺に向かって槍で刺してきた。
だが、
「遅い」
槍の攻撃を上に飛び、槍の先端で片手で逆立ちをする。
新たにゴブリンの中にそれぞれの属性の魔法を持つ者がいて、今は風魔法を使う『ウィンド』のおかげだ。無論、自分では操作がまだ制御できていないからウィンドに任せている。その風魔法によって体重を軽くしているのだという。面白いなやっぱ、魔法って。
リザードマン達は俺が槍の先端にいることに驚いているようだ。しかも片手逆立ちだしな。まあ、普通そう思うよな。俺もそっち側だったらそう思っていたよ。
「行くぞ。蹴撃スキル発動。螺旋蹴撃!!」
このスキルは回転しながら相手に蹴りを入れていく技だ。螺旋蹴撃と言いつつ身体強化して回転速度を上昇させる。ブレイクダンスみたいな感じと言えば分かるだろうか。全員の頭に俺の蹴りがクリーンヒッツ!!その蹴りで体力がなくなっていったのか順々に消えていく。
[リザードマン 54+24体]
あ、増えてる。だから今は78体か。えっと、あと何体?
『ハヤテ、全体で150じゃからあと72体じゃよ』
あ、ありがとう(笑)。すっかりと忘れていたね。ステータスでは見れないもんな。ギルドカードも、もうちょい進化してくれると楽なんだがなあ。
『はいはい、そういうの後でええから今は戦闘に集中せんか』
あー、ごめんごめん。
「よっしゃ、行くか!!全力で!!」
全身に力を纏わせて、強めの力で蹴った足は空を切った。そして、大量の風を巻き上げていった。巻き上げられた風は渦を巻いていき大きな竜巻へと変化した。そしてゆっくりとリザードマンのもとへと向かっている。
「おおお、凄えなこれ。ただ単に力任せに蹴っただけなのにこの威力か」
『グギャァァァァァ!!』
その竜巻はゆっくりでありながらリザードマンたちの落とした槍やら木の枝やらを巻き上げてそれらが彼らを襲っているようだった。
それはまさに大規模殲滅魔法とも呼べるほどであった。
竜巻が力を失って消える頃にはリザードマンの陣側はすっかりと跡形もなくなっていた。
スキルレベルとしてはMaxまでいっているが熟練度としてはまだ一人前には程遠いのだろう。制御まで完璧に行わなければいけないな。
さて、結局全部討伐できたよな?
[討伐数 ゴブリン 150体
リザードマン 166体]
あら?ちょっと多かったな。
どうしよか。墓石。全部まとめて何個か分けて中くらいの大きさで作ればいいか。
だから・・・えっとぉ?
『ハヤテお主は本当に計算苦手なんじゃな』
「ぐっ。そういうこともあるだろ!!苦手なもんは苦手なんだよ!!」
『分かっておるて、そんな怒らんでええじゃろ。一つの墓石に41体入れるとしたら4つ作ればええんじゃないのか』
「さっすがだわ。リンありがとう御座います」
『礼は俺等の体を作ってから言わんか』
「ごもっともです」
二人(?)で色々話しながら(主に説教されながら)墓石を4つ立てていった。
そして霊体化したリンを始めとしたゴブリンたちを呼び出して、前回の俺と同じように合掌した。
するとすぐに声がかかってきた。
『ふむ。なんの目的もなしに大量虐殺をしたいというわけではなさそうだな。おっと、失礼した俺様はリザードマンの部隊を統べるものだ。倒した敵をちゃんと弔うとはおかしな者よのうゴブリンの族長よ』
『そうじゃな否定はせぬ。そう儂には名前がある。そちらで呼べ』
『リン・・・だったか?お前にあっていると思うぜ。よし、俺様もハヤテ、お前につくことにしよう。以前、我等を区別しない者と会ったことがある。お前についていけば其奴とも会える気がするからな。我等を倒し強者よ!!我等リザードマンの力を使いたまえ!!いつか人と魔物が共存する世界を創り出してほしい』
そう言うと少し赤みのかかった光の玉が自分の体へと吸い込まれていった。
「お前らの力しかと受け取った。俺の中でゆっくりと休んでほしい。そしてリザードマンの族長には“ザード”の名を授ける。これからも世話になるぜ」
さてと、スッキルかっくにーん。
[ハヤテ・アツミ レベル57
スキル 蹴撃 熟練度レベル35
投擲 熟練度レベル27
肉体強化 熟練度レベル54
隠密行動 熟練度レベル24
パッシブ 言語 レベルMax
オートマッピング
継承スキル
ゴブリンの魂
リザードマンの魂 New
使用可能スキル 水魔法
氷魔法
土魔法
風魔法
槍術(短・長)
念話・統率術]
おう・・・。なんか色々増えてるぅ。
「New」ってあったっけ?無かったよね。スキルウィンドウまで進化したのか。スキルウィンドウ優秀だな!?
クロークやサーチたちのおかげでスキルが増えたのか。レベルも上がり方が凄いな。
57か、もうちょい上がると思ったんだがそんなに上がらないもんなんだな。あとはリン達にも経験値が言っているのかもしれないな。
ふう。流石に一日でゴブリンたちとリザードマンの部隊を討伐するのはキツイもんだな。
『そりゃ、そうじゃろ。ハヤテよ』
「ん?ああ、リンか」
『いや、儂以外に誰が居ると思ったんじゃ』
「え?うーん。居らんなあ」
『居らんのかい。かつて、冒険者達を追い払った経験のある儂、クローク達が為す術もなくお主にやられた。知能のある厄介なゴブリンたちとも言われ、恐れられるほどじゃったんじゃぞ』
「そうだったんかー」
『まさかあんなに呆気なくやられるとは思わんかったわ。ブラストナッツだったか?あの美味い木の実があんな恐ろしい効力があったとは…。お前に会うまで知らんかったわ』
「え、あれ食えんの」
『そうじゃぞ、炒めると弾けて膨張するからのう。ほれ、記憶を転送させたぞ』
「ぽ、ポップコーンや~ん」
『何じゃそれは』
「俺の世界でいうところのお菓子かな」
懐かしいな、今度機会があったら作ってみよっと。
「リン、ザード。今から疲れたから寝るから周囲を警戒してもらってもいいか?まだ完全に具現化させることはむずいけど」
『『御意』』
「頼んだよ、ふたりとも」
二人へ頼むと力がふっと抜け眠くなってきた。恐らくだが自身の魔力を二人に与えたのだろう。
ハヤテは静かに眠りに落ちたのだった。
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