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第一章 異世界転生
11 帰宅と驚嘆
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俺(ハヤテ)はゴブリンとリザードマン達を討伐したということで今現在ギルドに戻っている最中である。
「そういや、お前ら2人とも魔人的な扱いになるのかな?」
「どうじゃろうな。森で出会ったで通じなさそうじゃしのう」
「だよねー(笑)。ま、イケメン&美女パーティだから何とか……なればいいけど。……でザードはさっきから何をしてるん?」
目の端っこにチラチラ映るザード。その体からはちょびっと黒めのオーラ的な感じのやつが見えてる。たまに緑っぽくなったり青っぽくなってる。あれだ、PCのスリープモード画面みたい(笑)。
「周りから他の魔物がよってこないように威圧を込めた魔力を放出しているのだ」
……え?威圧だったん?
まあ、確かに魔物が全然寄ってこないなあと思っていたけど。
「有難いけど街に近づいてきたら引っ込めてね。街とは敵対したくないからね」
「無論。承知している警備兵が気づかない程度に引っ込めておく」
「いや、完全じゃないんかい」
◆◇◆◇◆◇
ふう、やっとついた。
「別に走っても良かったんじゃぞ。儂らの進化した姿なら、この距離疲れるまでもなかったんじゃが」
「え、そうなん?はよ言ってくれよそれ」
「だって聞かれんかったんじゃもん」
……じゃもんって、その顔で言うと照れそうになるわ!くそう、中身が爺さんじゃなければ良かったのに…。
そうして、街へ戻ってきた俺たちは真っ先にギルドへと向かった。
「……あっ!ハヤテさん!おかえりなさい!」
受付のお姉さんが声を掛けてきてくれた。少こしばかり声がうわずっているようだが、心配してくれたのだろうか。俺はギルドカードを見せながら
「あ、ただいま戻りました。無事、怪我もせずに終わりましたよ」
「えっ、あっ、全部終わったんですか!?森のゴブリンとリザードマンの討伐でしたよね!?本当に終わったんですか!?」
「えっ、あ、うん終わりましたが?なんかあったんですか?」
「あったも何も、森の魔物は知能を持って狡猾に対処してくるのでSランカーでも数日はかかるはずなのに、それを三日程度で終わらせるなんて…Sランクパーティーならまだしも、一人でやってしまうなんて…」
あっれぇ?もしかしてやっちまったかなあ。
『そりゃそうじゃろう。儂ら上位互換を難なく倒していくなんてそうそうできるもんじゃないからのう。儂らがどれだけの冒険者を退けて来たかも知らなかったんか、こやつは』
おい、聞こえとるわ。念話で心読み取って話しかけてくるなや。まあ、いいや。そんだけ実力があるということで。
『……仕方ないのう。儂らと違う世界の人間じゃもんな』
「ところで、その二人はどちら様でしょうか?私たちのギルドのメンバーでは無い様ですが…」
「あー、こいつらは森でたまたま出会った奴らだ。女の方はリンで、男の方はザードって言う。俺の従者って思ってくれればいいんだけど」
「そ、そうなんですね(……明らかに人間離れした魔力の多さが湧き出ている感じがします。ほんとに人間なのでしょうか?)もし、従者としても、ギルドメンバーになっておいた方が今後色々楽だと思うので、ランク査定はしておいた方がいいですよ」
「あー、確かに。二人ともやっておいたら?」
と言ったら小声でリンが答えてきた。
(…ハヤテよ)
(ん?どした?)
(おそらくこの娘は儂らが人間では無いと仮定してるようじゃぞ。このまま査定とやらをして魔物特有の反応が出るかどうかはわからんが出た場合は敵対するやもしれん)
(我も同意見だ。流石にこの街全体を敵に回したところで我らなら造作もないが、他の街や国も敵対する可能性が無きにしも非ずだ)
(あー、じゃあもう最初に正体言っておく?この子とギルマスに)
(ううむ。どうすれば良いのかわからんのう)
(とりあえず査定して、何らかの反応が出ちゃって、敵対しそうになったとしても俺の配下にあるっていえばなんとかなると思うから)
(なんとかなりそうなのが、また怖くなるのう)
(同感だ)
おい、お前ら。俺をなんだと思ってるんだよ。まあ、そういう事だ。
「それじゃあ、二人ともやっておきます」
「分かりました。それではまずリンさんから、この水晶に手を置いてください」
さあて、どうなるかなあ。
パキッピキッ
お?俺のときは粉砕したけどリンはヒビが入ったぐらいか。…それでも魔力保有量は多いと思うけどな。
「り、リンさんの適正は木で、ランクはハヤテさんと同じSです。では、次にザードさんお願いします」
「まじか、リンも同じかあ。まあ、そうだろうとは思っていたけどね」
パァァァァンッ
「あっ」「ぬっ!?」
俺の腑抜けた声とザードの驚きの声が重なった。
「いやあ、綺麗に割れたなあ」
「ハヤテよ、我はどうすれば良いのだ?」
「か、片付けは私たちがやっておきますので大丈夫ですよ…。あっ、弁償も不要ですので…。それで、ザードさんの適正は水ですね。ランクも二人と同じです(……今日はなんかとんでもない日になりました。まさかSランカーが3人になってしまうなんて…。今までに見たSランカー達とは比べ物にならないほどの熟練度と風格を持つ人に出会えるなんて)」
「あ、そういやお姉さんの名前ってなんでしたっけ?」
「そういえば、教えていませんでしたね。私はソフィと呼んでください」
一応伝えておくか。二人のことと、魂の事を。
「ソフィさん、実は……」
◇◆◇◆◇
ソフィさんにぜーんぶ伝えました。
ええ、すごい驚いてたわ。そりゃそうだろうな。なんだったっけ?ブルクハルトとアダルガーだったっけ。そんな種族なんて聞いたことないだろうと思ってたけど、ソフィさん曰く
"幻の種族"
らしい。ええ、全滅させました。生態系崩壊させたのは俺です。
さておき、これからどうしようかって3人で思っていたところ、ある依頼が飛び込んできた。
その依頼は俺らSランカーにしか対処出来ないらしいからちょっと楽しみだっていうのは心に秘めておこう。
「そういや、お前ら2人とも魔人的な扱いになるのかな?」
「どうじゃろうな。森で出会ったで通じなさそうじゃしのう」
「だよねー(笑)。ま、イケメン&美女パーティだから何とか……なればいいけど。……でザードはさっきから何をしてるん?」
目の端っこにチラチラ映るザード。その体からはちょびっと黒めのオーラ的な感じのやつが見えてる。たまに緑っぽくなったり青っぽくなってる。あれだ、PCのスリープモード画面みたい(笑)。
「周りから他の魔物がよってこないように威圧を込めた魔力を放出しているのだ」
……え?威圧だったん?
まあ、確かに魔物が全然寄ってこないなあと思っていたけど。
「有難いけど街に近づいてきたら引っ込めてね。街とは敵対したくないからね」
「無論。承知している警備兵が気づかない程度に引っ込めておく」
「いや、完全じゃないんかい」
◆◇◆◇◆◇
ふう、やっとついた。
「別に走っても良かったんじゃぞ。儂らの進化した姿なら、この距離疲れるまでもなかったんじゃが」
「え、そうなん?はよ言ってくれよそれ」
「だって聞かれんかったんじゃもん」
……じゃもんって、その顔で言うと照れそうになるわ!くそう、中身が爺さんじゃなければ良かったのに…。
そうして、街へ戻ってきた俺たちは真っ先にギルドへと向かった。
「……あっ!ハヤテさん!おかえりなさい!」
受付のお姉さんが声を掛けてきてくれた。少こしばかり声がうわずっているようだが、心配してくれたのだろうか。俺はギルドカードを見せながら
「あ、ただいま戻りました。無事、怪我もせずに終わりましたよ」
「えっ、あっ、全部終わったんですか!?森のゴブリンとリザードマンの討伐でしたよね!?本当に終わったんですか!?」
「えっ、あ、うん終わりましたが?なんかあったんですか?」
「あったも何も、森の魔物は知能を持って狡猾に対処してくるのでSランカーでも数日はかかるはずなのに、それを三日程度で終わらせるなんて…Sランクパーティーならまだしも、一人でやってしまうなんて…」
あっれぇ?もしかしてやっちまったかなあ。
『そりゃそうじゃろう。儂ら上位互換を難なく倒していくなんてそうそうできるもんじゃないからのう。儂らがどれだけの冒険者を退けて来たかも知らなかったんか、こやつは』
おい、聞こえとるわ。念話で心読み取って話しかけてくるなや。まあ、いいや。そんだけ実力があるということで。
『……仕方ないのう。儂らと違う世界の人間じゃもんな』
「ところで、その二人はどちら様でしょうか?私たちのギルドのメンバーでは無い様ですが…」
「あー、こいつらは森でたまたま出会った奴らだ。女の方はリンで、男の方はザードって言う。俺の従者って思ってくれればいいんだけど」
「そ、そうなんですね(……明らかに人間離れした魔力の多さが湧き出ている感じがします。ほんとに人間なのでしょうか?)もし、従者としても、ギルドメンバーになっておいた方が今後色々楽だと思うので、ランク査定はしておいた方がいいですよ」
「あー、確かに。二人ともやっておいたら?」
と言ったら小声でリンが答えてきた。
(…ハヤテよ)
(ん?どした?)
(おそらくこの娘は儂らが人間では無いと仮定してるようじゃぞ。このまま査定とやらをして魔物特有の反応が出るかどうかはわからんが出た場合は敵対するやもしれん)
(我も同意見だ。流石にこの街全体を敵に回したところで我らなら造作もないが、他の街や国も敵対する可能性が無きにしも非ずだ)
(あー、じゃあもう最初に正体言っておく?この子とギルマスに)
(ううむ。どうすれば良いのかわからんのう)
(とりあえず査定して、何らかの反応が出ちゃって、敵対しそうになったとしても俺の配下にあるっていえばなんとかなると思うから)
(なんとかなりそうなのが、また怖くなるのう)
(同感だ)
おい、お前ら。俺をなんだと思ってるんだよ。まあ、そういう事だ。
「それじゃあ、二人ともやっておきます」
「分かりました。それではまずリンさんから、この水晶に手を置いてください」
さあて、どうなるかなあ。
パキッピキッ
お?俺のときは粉砕したけどリンはヒビが入ったぐらいか。…それでも魔力保有量は多いと思うけどな。
「り、リンさんの適正は木で、ランクはハヤテさんと同じSです。では、次にザードさんお願いします」
「まじか、リンも同じかあ。まあ、そうだろうとは思っていたけどね」
パァァァァンッ
「あっ」「ぬっ!?」
俺の腑抜けた声とザードの驚きの声が重なった。
「いやあ、綺麗に割れたなあ」
「ハヤテよ、我はどうすれば良いのだ?」
「か、片付けは私たちがやっておきますので大丈夫ですよ…。あっ、弁償も不要ですので…。それで、ザードさんの適正は水ですね。ランクも二人と同じです(……今日はなんかとんでもない日になりました。まさかSランカーが3人になってしまうなんて…。今までに見たSランカー達とは比べ物にならないほどの熟練度と風格を持つ人に出会えるなんて)」
「あ、そういやお姉さんの名前ってなんでしたっけ?」
「そういえば、教えていませんでしたね。私はソフィと呼んでください」
一応伝えておくか。二人のことと、魂の事を。
「ソフィさん、実は……」
◇◆◇◆◇
ソフィさんにぜーんぶ伝えました。
ええ、すごい驚いてたわ。そりゃそうだろうな。なんだったっけ?ブルクハルトとアダルガーだったっけ。そんな種族なんて聞いたことないだろうと思ってたけど、ソフィさん曰く
"幻の種族"
らしい。ええ、全滅させました。生態系崩壊させたのは俺です。
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