怠惰は死んでも治らない

ラプ太郎

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第1話 やっぱり怠惰が治らない

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正午の光というのは、どうしてこうも暴力的あばけなんだろうか。

 遮光カーテンの僅かな隙間から差し込む一筋の陽光が、埃の舞う薄暗い部屋をレーザービームのように貫いている。その光は、僕、三上悟みかみさとるの眼球を正確に狙い撃ち、強制的に覚醒を促していた。

 瞼の裏で赤く明滅する光の残滓に顔をしかめながら、僕は重たい羽毛布団を頭まで被り直す。布団の中は、昨夜――いや、数時間前の僕自身の体温と、澱んだ二酸化炭素で満たされていた。生温かくて、湿っぽくて、とてつもなく安心する「殻」だ。

(……あと五分)

 脳内でそう呟く。誰に対する言い訳でもない。この部屋には僕以外誰もいないし、僕を叱責する人間もいない。壁にかかった時計を見るまでもなく、世間一般では「昼」と呼ばれる時間帯であることは肌感覚でわかっていた。外からは、どこかの家が布団を叩く音や、選挙カーの遠い演説、あるいは下校する小学生の甲高い笑い声すら聞こえてくるかもしれない。

 それでも僕は、五分という猶予を自分に与える。  この「あと五分」が、実際には一時間にも二時間にも膨張することを知っていながら。

 結局、僕がその聖なる殻から這い出したのは、強烈な尿意と、胃袋からの抗議に耐えきれなくなった時だった。  のっそりと上半身を起こす。視界がくらりと揺れた。  枕元に放り投げてあったスマートフォンを手に取り、画面をタップする。ブルーライトが寝起きの網膜を刺す。

『13:42』

「……うわ、まじか」

 カサついた声が出た。喉が張り付いている。  予定していた起床時間は十時だったはずだ。昨夜、というか今日の明け方四時頃に寝る際、「明日はちょっと早起きして、求人サイトでも眺めてみるか」なんて殊勝なことを考えた記憶がある。  だが、現実はこれだ。三時間四十二分のオーバーラン。  ニート歴三年。年齢二十三歳。この輝かしいキャリアにおいて、計画通りの起床などという高度なミッションが成功した試しは数えるほどしかない。

 僕はボサボサの黒髪を乱暴に掻きむしりながら、ベッドから降りた。フローリングの冷たさが足の裏に伝わる。散乱した漫画雑誌や、飲みかけのペットボトルの山を巧みに避け――これは三年間で培った無意識の歩法だ――、リビングへと向かう。

 リビングと言っても、実家のような広々としたものではない。親が「二十歳を過ぎて働かないなら出て行け」と情けをかけてあてがってくれた、古いアパートの一室だ。仕送りという名のライフラインは最低限。家賃と光熱費、そして僅かな食費。それが途絶えれば僕は死ぬ。社会的な死と、生物的な死が同時に訪れる。

 キッチンに立ち、電気ケトルのスイッチを入れる。  その間に棚を漁る。今日の昼食――いや、朝昼兼用のブランチは、カップ麺だ。棚の奥から出てきたのは『激辛豚骨醤油』。刺激を求めているわけではないが、これしかなかった。  フィルムを剥がし、蓋を半分まで開ける。乾燥した肉片とネギが、やる気なさげに転がっている。

 ケトルがボコボコと音を立て始めた。蒸気が立ち上る。  その白い湯気をぼんやりと見つめていると、不意に、胸の奥から小さな棘のようなものがチクリと顔を出した。

(……そろそろ、働こうかな)

 それは唐突な思いつきだった。  沸騰する湯の音に重なるように、ふと湧き上がった感情。  同級生たちは今頃、昼休みを終えて午後の業務に取り掛かっている時間だ。スーツを着て、誰かと名刺交換をしたり、パソコンに向かって書類を作ったり、あるいは上司に怒られたりしているのだろう。  僕がここで、パンツ一丁にダルダルTシャツという姿で、お湯が沸くのを待っている間に。

 二十三歳。まだ間に合う、とネットの掲示板には書いてあった。二十代前半なら未経験でもポテンシャル採用がある、と。  三年間の空白(ブランク)。それは履歴書における致命的な傷跡だが、今すぐに動き出せば、あるいは傷口を縫合できるかもしれない。  ケトルのスイッチがカチンと上がり、沸騰を知らせる。  僕は重いケトルを持ち上げ、カップ麺に注ぐ。内側の線ぴったりに。

「……食ったら、探すか」

 独り言が漏れた。  そう、まずは腹ごしらえだ。人間、空腹では正常な判断ができない。エネルギーを補給し、脳に糖分を行き渡らせてから、今後の人生設計という重厚なテーマに取り組むべきなのだ。これは逃避ではない。戦略的準備だ。

 三分後。  僕はズルズルと音を立てて麺を啜っていた。  化学調味料の暴力的な旨味と、唐辛子の刺激が脳を揺さぶる。美味い。シンプルに美味い。安っぽいジャンクフードが、空っぽの胃袋に染み渡っていく。  一口、また一口と食べるごとに、胃に血液が集まり、脳の活動レベルが緩やかに低下していくのを感じる。  満腹中枢が刺激されるにつれ、先ほど感じた焦燥感のようなものは、湯気と共に霧散していった。

(……いや、急に動くのは良くないな)

 スープを飲み干し、ふぅ、と息を吐く頃には、僕の決意はカップの底に残った溶け残りの粉末程度のものになっていた。  食後の気だるさが全身を包む。インスリンショック。血糖値の急上昇と急降下。  今すぐにパソコンを開いて求人サイト? いやいや、この眠気の中でそんな細かな文字を見たら吐き気がするだろう。  まずは消化だ。消化を助けるために、少しリラックスする必要がある。

 僕は自然な動作で、ゲーミングPCの電源ボタンを押していた。  虹色に光るファンの回転音が、心地よいノイズとなって部屋に響く。  モニターに映し出されるのは、見慣れたデスクトップ画面。そして、無意識のうちにマウスポインタは『Fortnite』のアイコンへと吸い寄せられていく。

「一戦だけ。ウォームアップだ」

 誰に対する言い訳なのか、再び呟く。  ゲームが起動する。ロビー画面には、派手なスキンを纏った僕のアバターが立っている。  ヘッドセットを装着すると、現実世界の音――外の工事の音や、冷蔵庫のブーンという音――が遮断され、デジタルの戦場音が耳を満たす。ここが僕の居場所だ。ここでは僕はニートの三上悟ではない。歴戦の猛者であり、建築の達人であり、スナイパーだ。

 マッチングが完了し、バトルバスから飛び降りる。  上空からの景色。風を切る音。パラシュートを開き、狙った街の屋根へと着地する。  ツルハシを振るい、屋根を壊し、宝箱を開ける。青い光と共に現れたアサルトライフルを拾う。一連の動作に淀みはない。指先が覚えている。三年間の積み重ねがここにある。

 接敵。  目の前に敵プレイヤーが現れる。壁を建て、階段を作り、相手の頭上を取る。エイムを合わせ、引き金を引く。ダメージ表記が弾け、敵が光となって消滅する。

「よし」

 小さな達成感。  だが、安地(安全地帯)への移動中、ふと我に返る瞬間が訪れた。  キャラクターは平原を走っている。画面の右上の生存者数が減っていくのを眺めながら、思考のノイズが走る。

(……俺、何やってんだろ)

 さっき倒した相手。動きが拙かった。もしかしたら学校から帰ってきた小学生かもしれない。あるいは、夜勤明けで気晴らしに遊んでいる社会人かもしれない。  彼らには「ゲームの外」がある。ゲームが終われば、学校があり、仕事があり、家族がある。  僕には?  このマッチが終われば、ただの薄暗い部屋と、空になったカップ麺の容器が残るだけだ。  画面の中で建築スキルを競い、エイム力を磨いたところで、それは履歴書の特技欄には書けない。「Fortniteでビクロイ取れます」と言って採用してくれる企業がどこにある。

(そろそろ、働こうかな……)

 二度目の波が来た。  今度はさっきよりも少し重い。ゲームという非現実への没入が、逆説的に現実の虚しさを浮き彫りにしたのだ。  こんなことをしている場合じゃない。二十三歳。まだ若いと言われるが、何もしなければただ腐っていくだけの年齢だ。同級生のSNSを見れば、結婚だの昇進だの、まるで異世界の出来事のような報告が溢れている。僕はここで、デジタルの壁を作って銃を撃っている。

 バンッ。

 乾いた音がして、僕の視界がグレーになった。  思考に気を取られている間に、遠くからスナイパーライフルで頭を抜かれたのだ。 『24位』  画面に無情な順位が表示される。

「あー、くそ! 今のわかってたのに!」

 反射的に机を叩く。悔しさが込み上げる。  さっきの思考は一瞬で吹き飛んだ。負けたまま終わるのは気持ち悪い。このモヤモヤした敗北感を抱えたまま、就職活動なんてクリエイティブなことができるわけがない。そうだ、勝って気持ちよく終わろう。ビクロイを取って、その全能感を持って求人サイトを開くんだ。それが一番効率がいい。

「次でラスト。絶対ラスト」

 僕は『準備OK』のボタンをクリックした。  もちろん、それがラストになることはなかった。  「あと一回」「惜しかった」「今のラグだろ」。  そんな呪文を繰り返すうちに、窓の外の色は白からオレンジへと変わりつつあった。

 数時間の激闘(という名の時間の浪費)を終え、僕はヘッドセットを外して椅子に深く沈み込んだ。  疲労感だけが残った。ビクロイは一度も取れなかった。  目薬をさし、大きく伸びをする。首の関節がバキバキと音を立てた。  PCのファンが唸りを上げている。熱を持った排気が足元を温める。    夕方のニュース番組が始まる時間だ。世間が一日を終えようとしている空気感が、アパートの壁を越えて滲んでくる。  働こうかな、という思いは、ゲームの敗北感と共に摩耗していた。今はもう、能動的に情報を探す気力がない。  僕はPCのウィンドウを最小化し、ベッドに寝転がったままテレビのリモコン――ではなく、録画サーバーに繋がったタブレットを手に取った。

「アニメでも見るか……」

 消化試合のような気分で選んだのは、『千歳くんはラムネ瓶のなか』というタイトルのアニメだった。録画リストに溜まっていたやつだ。タイトルだけは知っている。なんとなく再生ボタンを押した。

 画面の中で物語が動き出す。  主人公、千歳朔。福井県の進学校に通う、いわゆるリア充カーストの頂点に君臨する男。  眩しい。  物理的な画面の輝度ではない。存在そのものが発光しているようだ。  彼は才色兼備で、友人に囲まれ、それでもなお、その内側には泥臭いほどの努力と、周囲との調和を図るための繊細な計算、そして熱い信念を持っていた。  僕のような「陰」の人間が見れば、本来なら嫉妬や嫌悪を抱く対象かもしれない。だが、物語が進むにつれ、僕は画面に釘付けになっていた。

 彼もまた、戦っていたのだ。  僕がFortniteの戦場で壁を作っている間に、彼は人間関係という複雑怪奇なフィールドで、言葉を武器に、表情を盾にして戦っている。  ヒロインたちの悩みを受け止め、傷つきながらも解決へと導くその姿。  ラムネ瓶の中のビー玉のように、閉じ込められた青春の中でもがく彼らの姿は、あまりにも鮮烈で、美しかった。

 エンディングテーマが流れ、次回予告が終わる。  真っ黒になった画面に、僕の顔が映り込んだ。  死んだ魚のような目。伸びかけた無精髭。だらしない恰好。  千歳朔とは似ても似つかない、紛れもない敗残者の姿。

(……俺も、ああなれたのかな)

 三度目の波。これは津波のように大きかった。  高校時代、もっとうまくやれていれば。  大学時代、あそこで諦めなければ。  就職活動で、一度のお祈りメールに心が折れなければ。  僕にも、あんな風に誰かと本気でぶつかり合ったり、夕焼けの中で笑い合ったりする「青春」があったのだろうか。  いや、過去を嘆いても仕方がない。アニメの彼らは高校生だが、僕は二十三歳だ。まだ人生の物語は終わっていないはずだ。社会人という新しいステージで、千歳くんのようにカッコよく生きることは不可能じゃないはずだ。

(そろそろ、働こうかな)

 今度こそ、本気でそう思った。  胸が熱い。アニメから受け取った感動の余韻が、僕の背中を押している。  今ならいける。この熱が冷めないうちに、まずは求人サイトに登録するんだ。いや、コンビニに行って求人誌を買ってくるだけでもいい。まずは一歩だ。小さな一歩が大事なんだ。

 僕はベッドから身体を起こした。  部屋は完全に暗くなっている。カーテンの隙間からは、街灯の灯りが漏れていた。  静寂。  時計の針は十九時を回っている。

 ふと、思考が止まる。  立ち上がろうとした膝の力が、すっと抜けた。

 ……待てよ。  今から求人サイトに登録? IDとかパスワードとか設定するのか? メールアドレスの認証をして、職務経歴書……いや、経歴なんてないから自己PRを書くのか?  「三年間、家でゲームをしていました」と?  そんな惨めな作業を、この感動の余韻の中でやるのか?  それに、コンビニに行くといっても、まずは髭を剃らないといけない。シャワーも浴びていない。服も着替えないといけない。  鏡を見るのが怖い。現実の自分を直視するのが怖い。  三年間放置してきたツケは、あまりにも膨大で、重い。  就職するということは、毎朝決まった時間に起き、満員電車に揺られ、嫌な上司に頭を下げ、責任を負うということだ。  今日の昼間、カップ麺のお湯を待っていたあの数分間でさえ長く感じた僕に、それができるのか?  週五日、一日八時間。いや、残業を含めればもっとだ。  四十年間続く労働の刑務所。

 さっきまでの熱い思いが、急速に冷却されていく。  不安。恐怖。面倒くささ。  それらが混ざり合った、どす黒いヘドロのような感情が、足元から這い上がってくる。  将来への不安はある。このままではいけないこともわかっている。親が死んだらどうするんだ、という問いかけは、毎晩のように天井のシミから降ってくる。  後悔だってある。あの時ああしていれば、というIFの物語を、僕は脳内で何千回シミュレーションしたことか。

 でも。  だけど。

 僕は再び、重力に従ってベッドに背中を預けた。  マットレスのスプリングが、ギシ、と情けない音を立てる。  天井を見上げる。暗闇の中で、LED照明のカバーが白く浮いている。

「……今日はもう夜だしな」

 誰に聞かせるわけでもなく、僕は結論を口にした。  夜に重要な決定をしてはいけない、というのは古人の知恵だ。夜はセンチメンタルになりやすい。冷静な判断ができない。  そう、明日だ。明日の朝、ちゃんと起きて、太陽の光を浴びてから考えよう。  今日はもう、アニメを見て心が動いた。それだけで十分じゃないか。心の準備運動はできた。リハビリ初日としては上出来だ。

 喉元まで出かかっていた「変わりたい」という叫びを、僕は「現状維持」というぬるま湯で飲み込んだ。  スマホを手に取る。いつものまとめサイトを開く。  指先が慣れた手つきでスクロールを始める。

「やっぱ面倒だしいいや」

 その言葉と共に、僕の今日という一日は、何の変化も成長もないまま、静かに幕を閉じようとしていた。  怠惰は、死んでも治らないのかもしれない。  そんな予感を微かに感じながら、僕は次のアニメの再生ボタンを押した。
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