夜伽聖女と呪われた王子たち

藤原いつか

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第九章

慰めと本能と愛しきみへ①

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 気が付くと、ゼノスにきつく抱き締められていた。
 ぼんやりとそれを認識して、それから彼が泣いていることに気付いて動揺する。

 どうしてそんなに哀しそうに、辛そうに泣いているのだろう。溢れるゼノスの涙がセレナの首筋や頬にも伝うほどだった。

 遠く散らばっていた意識と記憶を必死にかき集めてみるけれど、書庫で待ち合わせたゼノスと会話をして、やっぱり涙する彼を慰めたのが最後の記憶だ。
 あれ、じゃあ間違ってないのか。
 その時は抱き締められてはいなかった気がするけど。それでもなんとなく、記憶が接ぎ合わない気がする。
 ゼノスに訊きたいのに今はそれも憚られた。明らかにゼノスの様子がおかしい。

 セレナは瞬きを繰り返しながらゼノスの腕越しに見えるあたりの様子を伺った。
 月明かりだけの古い本に囲まれた部屋。少し離れた場所にあるテーブルの足元には、ゼノスが集めてくれた資料や冊子が散らばっていた。
 なにかがあったのだろうか。でなければこんなに彼が傷ついている理由がない。

「……ゼノス」

 そっと、声をかけてみる。
 ゼノスは無言でその腕に力を込めるだけだった。
 その強さに僅かに身じろぎし、ゼノスの上に跨ぐようにして座っていた自分の下半身に、ようやく覚える違和感。
 まさか、と思いながら身を竦めるのと同時に、自分の内側なかにある異物感に息を呑む。ゼノスも反射的にびくりと腰を揺らし、苦しそうに呻いた。
 そこでようやくセレナは、自分たちの状況を理解した。

「…すいま、せん…、セレナ…」
「ま、待って…、どうし、て…」
「…上手く、説明できないんです。もう少しだけ、時間をください」

 言ってゼノスは呼吸を僅かに荒くしながら、やはりきつくセレナの身体を抱きすくめる。そこに快楽を求める意思は微塵も感じられない。
 深く傷ついて体を丸めている動物のようにただ、気持ちを閉ざしているようだった。

 そして、そこでセレナもようやく気付く。
 ゼノスのその体から、呪いの気配が感じないことに。
 そして自分の身に宿るゼノスの呪いが、その質と量を増やしていることに。

 理由はひとつしかないし簡単だ。
 夜伽をした。現状はその事後。だけどセレナはその最中どころか前後の記憶がない。
 ただひとつ分かるのは、ゼノスの呪いが解かれたということだけ。もう彼に身に呪いの気配も痣もない。それなのにゼノスからはそれを喜ぶ気配を微塵も感じないどころか、彼は現状を拒絶するように泣いている。
 彼は望んではいなかったということだ。

 今日がその目的ではないことも、こんな場所で夜伽それを望むことも、ゼノスが自分に無理強いすることも無いと解っている。
 ――それならば。

「わた、し…?」
「……っ、」
「わたしが、ゼノスを襲ったの…?」

 わたしの体を、わたし以外の誰かが使った。
 そうしてゼノスに無理やり夜伽を強いて呪いを奪ったのだ。

「ご、めん…ごめんなさい、ゼノス…」
「…! 違います、セレナのせいじゃ…! セレナが謝ることではないです、あれはセレナじゃなくて、別の人格だったんですから…!」
「でも、泣いていたのは、そのせいでしょう…? わたしが、わたしじゃなかったとしても…わたし、が…ゼノスを傷つけた」

 得体の知れない存在とその事実に、体が小刻みに震えだす。
 呪いを継ぐことによって体への影響はこれまでもあった。だけどこんなにも明らかに、自分の体を侵される感覚というのは初めてのことだ。
 自分で制御できないということは、また繰り返すかもしれないということ。
 また誰かを、傷つけるかもしれない。自分の中の誰かが、この体を使って。

 やり場のない怒りと哀しみと憤りがセレナの中でぐちゃぐちゃになる。
 傷つける側にだけは、絶対になりたくなかった。奪うことだけは、絶対に。それがセレナにとっての信念でもあった。それなのに自分の知らないところでその旗が勝手に折られたのだ。

 そう理解した途端に、セレナのその瞳からは大粒の涙が零れた。
 ゼノスに申し訳なくて触れていることすら憚られて僅かに身を退くも、思い出す状況にも更に泣けてくる。もう身じろぎすらもできなかった。

「そんな…! 謝るのは、おれの方です…想定外の事態に、何も、できなくて…」

 俯いたまま自分の腕を抱くセレナを見下ろしながらゼノスが苦しそうに呟いて、セレナとの間に僅かに空いた隙間に思わず唇を噛んだ。

 謝るなら自分だ。なにもできなかったのだ、自分は。
 彼女の体が使われる様を、ただ黙って体を差し出すことしかできなかった。その目的が呪いであるとも分かっていて、耐えることも抗うこともできなかった。
 守れなかったのだ、自分は。彼女の体も、そして心も。

「すいません、セレナ…傷つけたのは…守れなかったのは、おれの方なんです…おれが、無力だったばかりに…」

 そう易々と、奪われて良いものではなかったのだ。
 これ以上彼女の身に呪いは増やさない。そう三人で決めた。
 そしてその身を呪いから解放する方法をなんとか探る為に、動き出したその矢先。
 あっさりと奪われてしまった。なす術もなく。
 自分の能力を驕り過信した結果がこれなのだ。
 情けなくて涙はいくらでも出る。
 だけどそれはセレナを責めるものではなかった。彼女に非があるわけがない。

「あれは、セレナじゃない。おれが奪われたのは、呪いだけです」

 奪われた唇も体も。例えセレナであってもそこに自分の想う存在は居なかった。
 体はセレナでもまるで別人に押し倒され奪われた事実。それがゼノスにとって一番深く胸を抉っていた。
 セレナ以外と体を重ねたことが、ゼノスにとっては一番嫌悪すべき事実だったのだ。

 言葉にしながらゼノスが自分の唇を手の甲で拭う。何度も無意識に擦りながら、その表情かおが苦痛に歪んでいた。
 それを濡れた瞳で見上げたセレナが、ゼノスの行為の意図を汲み取る。そこに“彼女”が触れたのだと。
 気付いてそっと、セレナはゼノスのその手に触れた。“彼女”に触れられた痕を拒み続けるゼノスを見るのがつらかった。だけどそれだけではなかったと思う。涙はいつの間にか止まっていた。
 セレナが触れた瞬間びくりとゼノスの体は撥ねたけれど、振り払うことはしなかった。そのことにほっと安堵し、おずおずとセレナはゼノスに訊いていた。

「わたし、は…触れても、良い…?」

 セレナのその言葉にゼノスが目を丸くする。それからほぼ無意識に頷いたゼノスの答えを確認してから、セレナはそっと身を乗り出すようにゼノスとの距離を詰めて顔を近づけていく。その分だけ繋がったままだった互いの下半身が離れていくのを感じるけど必死に意識を逸らす。

 僅かに腰を浮かせたセレナは、そっとゼノスの唇に自分のもので触れた。互いに瞼を伏せることはせず、暗闇の中で見つめ合ったまま。
 触れてすぐに離れて、すぐ目の前で視線が絡んで、僅かに離れた唇を互いの吐息が濡らして。
 ひかれるようにまた同じものが触れる。ゼノスは黙ってそれを受け容れていた。
 薄く開いただけの唇に、セレナが躊躇しながらもたどたどしく角度を変えてもう一度触れて、ゼノスの舌先に涙の味が流れ込んだ。どちらのものか分からない。ふたりとも泣いていたから。

 セレナが今自分に与えるものは、罪悪感からの何ものでもない。
 彼女を責めるつもりがないのなら、傷ついた様を彼女に見せるべきではなかったのだ。もう手遅れだけれど。
 それでも、こうして彼女から。慰めのキスが与えられるなら、いくらでも。
 傷ついても構わない。そう思えた。
 我ながら単純で内心呆れる。だけど案外それが、答えだったのだ。

 つい先ほどまでの出来事も後悔も自責の念も嫌悪も。この唇にすべて塗り潰されていくかのように、ただ啄むだけの口づけからは官能の味がした。
 感傷から一切の反応を拒絶していた下半身に、みるみる熱が溜まっていく。
 セレナの内《なか》に未だ埋まっていて今は僅かに離れかけていた部分が、その熱をただしくセレナにも伝えていた。

「…ッ、ぁ…」

 自分のなかで質量を増したゼノスのものに、セレナが声を上げて動きを止める。目の前のゼノスの綺麗な顔も、反応するように顔をしかめ甘い吐息を思わず零していた。
 咄嗟にゼノスの肩に手をついて息をするも、自分の内側の熱の塊が徐々に膨れていく感覚に必死に耐える。
 快楽に直結する呪いの痕が、すぐさまそれに反応した。ずっと触れていたそこにもう痣は集まっていて、一瞬でセレナの体の快楽を押し上げる。ゼノスのものを締め付けて、ふたり同時に唇を触れ合わせたまま声を漏らした。

 とろりと、セレナのなかから押し出されるように零れたのは、先ほどゼノスが吐き出した呪いの残滓だ。自分のものとも混ざり合ったそれがセレナの内腿を伝う感触に、思わず膝が震える。折れそうになるのを堪えるのに必死だった。
 
 ちくりと胸を刺したのは、明らかに罪悪感とは別のものだった。ゼノスの体を侵したのは自分セレナではないと、ゼノスは言う。だけどその自分ではない誰かがゼノスに触れて、彼を果てまで押し上げたのだ。そのことに今はじめて憤りを感じる。胸がざわついてゼノスの肩を掴んでいた手に力がこもった。

 反射的につぎの口づけは、ゼノスの唇に噛み付くようなものになってしまい、目の前でゼノスの琥珀色の瞳が見開かれた。やつあたりだと自覚して、詫びるようにその唇に舌を這わせる。輪郭をなぞるよう食まれるその愛撫に、ゼノスの瞳が細められる。
 それから薄く開いた唇にの隙間から、舌を差し入れたのはセレナの方からだった。待ち侘びていたかのようにすぐにゼノスの舌に絡め取られる。だけどそれを望んでいたのはセレナも同じで、きつく吸われる度に子宮が疼いてゼノスのものを余計に締めつけるのを感じたけれど、もう自分ではどうしようもできなかった。

 自分でもよく分からない。だけど、嫌だ。ほかの人にも触れないで欲しいし、触れさせたくない。
 矛盾している。だけどその想いを掘り下げる余裕は今のセレナには皆無だった。

「…し、ない方が…良い…?」

 呼吸の隙間の離れた唇の端で、掠れた声でセレナが訊いた。
 最初ゼノスはその質問の意味が分らなかった。
 繰り返される口づけの愛撫と中途半端に埋まったままの熱に意識が散らされ、思考はもう正気まともじゃない。ただ目の前のセレナの舌にだけに没頭していた。
 彼女の意思によって与えられる口づけはとにかくただ甘美で腹の底が痺れて疼く。彼女がやめるまで堪能する気でいた。

 だから、なにを、と思わず顔に出ていたのだろう。
 途端に目の前のセレナの顔が赤く染め上がる姿が堪らずかわいくて、つい自分からその唇に吸い付いてしまった。せっかくセレナからしてくれているのだから、自分から求めることはやめておこうと思っていたのに我慢できなかった。
 それからまた舌を舐め合いながらセレナの言葉の意味を理解して、喉の奥で声にならない息をつく。

 それを訊いたのは、自分を気遣っての事だと気付いて思わず漏れそうになる苦笑いを押し込める。セレナは至って真面目に心から、傷つけられた自分の心と体を案じてくれているのだろう。かつてセレナも同じような目に遭ったからこそ。先に進むにはゼノスの本心が、同意が必要だったのだ。それを確かめるほどにはセレナの理性も残っているし、だけど垣間見える欲の本心は隠しようもない。

 お人好しにも過ぎる。それに自覚が足りない。自分がどれだけそれを望んでいて、そしてセレナ自身が煽っているのか、本当に分かっていないのだろうか。
 本当なら今にも突き上げてしまいたい腰を、押し留めるのはゼノスの理性なんかではなく、口づけと同じように彼女からして欲しかったからに過ぎない。セレナの罪悪感とその身に宿る呪いの欲を利用しているだけだと分かっていても。

「…その言い方じゃ、わからないです」
「…ず、ずるい…」
「…そうですか…? なら、答えます。おれはずっと、このままでも、良いです。いっそずっと、このままが良い」

 体を繋げたまま、離れ難かったのは。離れたらすべて終わってしまう気さえもしていたからだ。
 呪いから解放された自分はもうセレナとは他人の関係になってしまった。
 そうしたらもう。触れるのには理由が必要になる。触れることすら、かなわなくなる。
 だったらいっそ、ずっと繋がったままで居たかった。都合の良い望みに過ぎなくても。

「…わ、わたし、は…」
「…セレナは…?」

 いつの間にかその腰に、自分の手が添えられていた。
 もう片方の手はその頬に寄せてまだ繰り返される口づけを支えている。
 舌を絡ませる度にセレナの内側から零れるものが、ゼノスの肌や下着やズボンを濡らしていた。
 ゼノスはそっと意識の片隅で、この空間だけに魔法をかける。誰にも知られないように、すべてから遠ざけるように。今度はただしく魔法は応えた。

「…本当、は…わたしとするのなんて、嫌じゃない…?」
「…なにをです…?」
「…っ、さっき、むりやり、されたんでしょう…? もうゼノスには、呪いはないから…わたしと、する意味は、ないのに」
「…なにを、するんですか…?」

 セレナの言葉をはぐらかすように、ゼノスは口づけの合間にセレナにそれを求め続ける。
 いつの間にか口づけは、ゼノスからのものばかりになっていた。
 欲に駆られる自身を恥じるセレナは、まだ躊躇いと戸惑いの理性に繋がれている。体のほうが余程正直だ。さっきからもうずっと、セレナの僅かに揺れる腰にゼノスは必死に耐えているというのに。その体に呪いがある限り、セレナの本心はそう容易く引き出せないのだろうと改めて思う。

 すれ違っているようでいて、互いの求める答えはひとつしかないのに。確かなものばかりを欲しがるのは本能だろうか。わざと困らせたいと思うのも。
 
「…お願い、ゼノス…いいよ、って言ってくれないと…同じには、なりたくない…」

 とうとうセレナは泣き出して、ゼノスの首元に縋り付いた。
 泣かせてしまった罪悪感と後悔よりも、泣きながらも自分を求めるその姿に欲情する自分に内心呆れる。
 だけどなんて、いとおしい。それだけでもう十分なほど。

「じゃあ、これだけ…言ってください、セレナ…おれも、ちゃんと、聞きたいんです。セレナはおれと…したくないんですか…?」
「…わたし、は…」

 それはあえて、セレナと同じ訊き方をした。自分の本心を隠したまま相手に答えを委ねるのは卑怯なのだ。今までの自分たちは、本心を隠してきてでしか触れ合えなかった。
 だけど今は違う。ただ彼女の内側でのみ、その呪いが身を焦がしているだけ。彼女を求めるこの欲はもう、呪いのせいなんかではないのだから。

「おれは、あなたが欲しくて欲しくて堪らない。セレナ、おれはあなただけのものですよ」

 濡れたその瞳が、ゼノスの心をしっかりと見つめて揺れていた。
 ひかれるようにセレナの口から小さく言葉が紡がれる。
 したい、と。ゼノスが欲しいと、本当に小さく震える声でセレナが泣きながら答えた。

 その言葉を受け取って、その耳元で「いいですよ」と囁いて。その先をゼノスに委ねるように、口づけを交わしてそれが合図になる。
 ゼノスは支えていたセレナの腰をゆっくりと下ろして沈めながら、自身を深くそのなかに穿った。

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