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第二章
ベールの向こう、かくしごと
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部屋を出ると真っ先にノヴァが駆け寄ってきた。見たこともないような蒼い顔で。
がしりとわたしの肩を掴んで、さっと視線をわたしの頭のてっぺんから爪先に走らせる。
それからわたしと目を合せるノヴァににこりとぎこちなく笑ってみたけれど、逆効果だった。掴まれた肩が痛くて熱い。
「べつに食われたりしないよ、心配性だなぁ」
「…貴女は……!」
危機感のまるでないわたしの様子に、ノヴァの瞳がその色を変える。わかりやすく憤慨するノヴァに、さすがにわたしも口を閉じた。
この温度差は宜しくない。ノヴァはいつだって真剣だ。真剣にわたしを、心配してくれていたんだ。
ルミナスがノヴァに見つからないように、小さく苦笑いを漏らしているのが見える。だけどすぐにいつもの顔で、室内に残る国王陛下と宰相殿に一礼した。
「お話はお済みになったようですね。我々はこれで――」
「扉はそのままで良い、この後このまま使う」
「…珍しいですね、日に二度も」
「――聖女殿」
開け放たれたままの扉の前で、部屋の奥から呼ばれて振り返る。
国王陛下は椅子に座ったまま。持っていた紙――契約書は、既に宰相殿の手の中。わたしの目的もひとまず済んだ。
「何かあれば、いつでも頼りなさい。この国は貴女を歓迎している。…ひそやかに、だがな」
にこやかなその顔の向こうでは何を考えているのか。王様となるとそう腹の内は見せはしないし探らせもしない。
いまいち読めない。ほんの短い間の会話では当たり前か。
わたしは国王陛下の言葉に長めの会釈だけで返し、それから背を向けた。
再びルミナスを先頭に長い廊下を歩き出す。背後で扉が一度閉まり、そしてまた開く音が響いた。
身体のどこかのあの痣が、少しだけ疼いた気がした。
------------------------------
「というわけで。今後、夜伽に関する取り次ぎは、アタシとイリオス殿下が仲裁するわ。貴女への身体の負担もあるし、調整は必要でしょう。その方が殿下たちの体調や呪いに関する異変もすぐ気付けるし」
部屋に戻りルミナスが、ソファに座って息をはく。彼も彼なりに気を張っていたようだ。国王陛下との対面とは、そういうものなのだろう。
短い帰り道の途中で聞いた話によると、ルミナスは医術の心得もあり、ノヴァや王子さまたちの体調管理も同時に担っているらしい。ただし単なる不調ではなく、呪いに関連する身体への異変を長年診てきた、王子たちの夜の専門医という肩書だ。ノヴァが彼を先生と呼んでいる理由がやっと分かった。
戻ってすぐにお茶を淹れにキッチンに行っていたノヴァは、すぐにトレイに人数分のお茶を乗せて戻ってきてテーブルに並べる。
ソファで脱力していたルミナスが腰を上げてテーブルまで来たかと思うと、ぐいとお茶を煽いで一気に飲み干した。なかなかお行儀が悪い。別に気にしないけど。
見計らうようにノヴァがすぐにおかわりを注ぐ。それを待ちながらルミナスが、わたしの目の前の席に腰を下ろした。
「…なら、ひとつ相談、というか、お願いが…あるんだけど」
「あら、なにかしら」
「夜伽の順番も頻度もどうでも良い。すべて任せる。ただ…夜伽に関する希望というか…ルールだけ、検討して欲しい。できるだけ顔を、姿を晒したくない。それでも夜伽は、できるでしょう」
ノヴァの淹れてくれたお茶を、両手で包んで。
それから視界の端に、ルミナスからもらった漆黒のベール。空いている椅子の背もたれにかけてある。一時だけ顔を、姿を隠すことができるというそれ。
触れたらその相手にだけ効力は無効らしいけれど、顔が隠れるならなんでも良い。これがあれば、少しだけ隠れ蓑になる。顔を晒さず、相手の顔を見なくて済む。
話しながら両手にじんわりと広がる温もりに、手の緊張が解れていくのがわかった。
なんだかんだ、わたしも。緊張していたのだろうか。今さら気付くなんて。それとも緊張しているのは、今か。
「この行為に友好関係は必要ないでしょう? 必要なのは、夜伽という行為だけ。なら、それ以外は、要らないわ」
そう言いながら、何故かわたしは。顔を上げれなかった。バカみたいにカップの中に映る自分の顔だけを見ている。わたしの横顔にもうずっと、ノヴァの視線が突き刺さるのに。
「必要以上に干渉しない。お互いのこと等知らなくて良い。それだけを守ってもえられば…」
「それは貴女がいずれ居なくなるからですか」
わたしの言葉を遮ったのは、ノヴァだった。ぎゅっとカップを包みこむ手に力が篭る。
どうして顔を上げれないのか。ノヴァの顔を見れないのか。
分かるようで分からないし、分からないままで良い。
「呪いが、移ることを…貴女がすべて背負うことを。他の王子たちには知らせないと、そう言っているように聞こえます」
「…そう受け止めてもらって良い。だいたい合ってるし」
「…何故ですか…! その事実を隠したまま行為を続ければ、いずれ貴女は…!」
「必要ないから」
きっぱりと言ったわたしに、ノヴァの体が強張る気配を感じた。
そこでようやくわたしは顔を上げる。やっとノヴァと、顔を合わせる。
想像通りノヴァは泣きそうな顔。
だけどわたしにはもう、要らないの。
「誰の情も必要ない。すべての王子の呪いを解いてわたしの役目が終わったら、陛下はわたしの自由を約束してくれた。わたしはいずれここを出て、わたしが選んだ場所へ行く。ここではない、どこかへ」
それがどれくらいかかるのか。
その時まで身体は保つのか。
それからどうするのか。
それは全部その時考えれば良い。
わたしは視線をルミナスに向ける。ルミナスはそれをまっすぐに受け止めた。
「約束してくれる? ルミナス」
「…わかったわ。ただ、アタシの立場に強制力はない。貴女の希望に沿うように、場を整えられるよう努めるわ」
「…ありがとう」
ルミナスはわたしの返事に頷いて、そっとその手でわたしの頭を優しく撫でた。
それから席を立ちノヴァを一瞥し、部屋を出て行く。
僅かな間を置いて、追うようにノヴァも立ち上がった。
「…すいません、僕も…この後、所用があって…部屋を空けます」
「…わかった。先に休んでるね」
「何かありましたら呼んでください。この部屋で、呼べば…どこに居ても僕に届くようになっています」
「わかった、でも。何もないよ、大丈夫」
できるだけ笑って言ったわたしに、ノヴァは何も返さなかった。それから静かに部屋を出て行く。
用事があるなんて聞いていなかったけれど、調度良かった。ほっとようやく、息をつく。
流石にあの空気の中にふたりきりは気まずかった。
立ち上がりのろのろと歩き出し、ベッドに向かってそのまま倒れ込むように突っ伏す。
疲れた。精神的に。このまま眠ってしまいたい。
苦痛で目を覚ます夜明けがくるまで、少しでも長く休みたい。
でもこの服を脱がなければ。一応余所行きとしてくれたようだけれど、殆ど使わない気がする。仕事上の備品と思って受け取っておくけれど、つぎの出番はなかなか無さそうだ。
やらなければならないことがあると、目の前のことが途端に億劫になる。このまま寝てしまいたい。ダメだノヴァに怒られる。
あぁ、でも、意識が…
ほんの、一瞬。意識が途切れた。だけだったと思う。
そして次の瞬間、気がつくと。部屋の中には自分以外の気配が在った。
「……だれ…?」
思わず零れた言葉に、相手は何も返さない。声を出さない方が良かったか。
いつの間にか蝋燭の火が消えていて、部屋の中は薄暗い。そこにぼんやりと浮かぶ人影。
ベッドの上で身じろぎすると、相手の気配も動いた。
思わず天蓋付きのベッドの奥へと逃げ込んで、それからしまったと思った。逃げ場がなくなるだけだった。
「遅くに、失礼するよ」
一応。声がかけられたことにはほっとする。暴漢ではないようだ。すぐに襲ってくる様子もない。
そしてこの部屋に入ってこられる人間は、限られている。
ルミナスと、そして――呪われた王子たちだけ。
ここはその為の部屋。
天井からかけられた薄い布の向こうから、その相手が顔を覗かせた。
暗闇に光る、藍色の瞳。
「はじめまして、夜伽聖女さま。どうやら連絡が…行き違ってしまったようだ。今夜の相手は…僕だ」
金色の王子がそこに居た。
がしりとわたしの肩を掴んで、さっと視線をわたしの頭のてっぺんから爪先に走らせる。
それからわたしと目を合せるノヴァににこりとぎこちなく笑ってみたけれど、逆効果だった。掴まれた肩が痛くて熱い。
「べつに食われたりしないよ、心配性だなぁ」
「…貴女は……!」
危機感のまるでないわたしの様子に、ノヴァの瞳がその色を変える。わかりやすく憤慨するノヴァに、さすがにわたしも口を閉じた。
この温度差は宜しくない。ノヴァはいつだって真剣だ。真剣にわたしを、心配してくれていたんだ。
ルミナスがノヴァに見つからないように、小さく苦笑いを漏らしているのが見える。だけどすぐにいつもの顔で、室内に残る国王陛下と宰相殿に一礼した。
「お話はお済みになったようですね。我々はこれで――」
「扉はそのままで良い、この後このまま使う」
「…珍しいですね、日に二度も」
「――聖女殿」
開け放たれたままの扉の前で、部屋の奥から呼ばれて振り返る。
国王陛下は椅子に座ったまま。持っていた紙――契約書は、既に宰相殿の手の中。わたしの目的もひとまず済んだ。
「何かあれば、いつでも頼りなさい。この国は貴女を歓迎している。…ひそやかに、だがな」
にこやかなその顔の向こうでは何を考えているのか。王様となるとそう腹の内は見せはしないし探らせもしない。
いまいち読めない。ほんの短い間の会話では当たり前か。
わたしは国王陛下の言葉に長めの会釈だけで返し、それから背を向けた。
再びルミナスを先頭に長い廊下を歩き出す。背後で扉が一度閉まり、そしてまた開く音が響いた。
身体のどこかのあの痣が、少しだけ疼いた気がした。
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「というわけで。今後、夜伽に関する取り次ぎは、アタシとイリオス殿下が仲裁するわ。貴女への身体の負担もあるし、調整は必要でしょう。その方が殿下たちの体調や呪いに関する異変もすぐ気付けるし」
部屋に戻りルミナスが、ソファに座って息をはく。彼も彼なりに気を張っていたようだ。国王陛下との対面とは、そういうものなのだろう。
短い帰り道の途中で聞いた話によると、ルミナスは医術の心得もあり、ノヴァや王子さまたちの体調管理も同時に担っているらしい。ただし単なる不調ではなく、呪いに関連する身体への異変を長年診てきた、王子たちの夜の専門医という肩書だ。ノヴァが彼を先生と呼んでいる理由がやっと分かった。
戻ってすぐにお茶を淹れにキッチンに行っていたノヴァは、すぐにトレイに人数分のお茶を乗せて戻ってきてテーブルに並べる。
ソファで脱力していたルミナスが腰を上げてテーブルまで来たかと思うと、ぐいとお茶を煽いで一気に飲み干した。なかなかお行儀が悪い。別に気にしないけど。
見計らうようにノヴァがすぐにおかわりを注ぐ。それを待ちながらルミナスが、わたしの目の前の席に腰を下ろした。
「…なら、ひとつ相談、というか、お願いが…あるんだけど」
「あら、なにかしら」
「夜伽の順番も頻度もどうでも良い。すべて任せる。ただ…夜伽に関する希望というか…ルールだけ、検討して欲しい。できるだけ顔を、姿を晒したくない。それでも夜伽は、できるでしょう」
ノヴァの淹れてくれたお茶を、両手で包んで。
それから視界の端に、ルミナスからもらった漆黒のベール。空いている椅子の背もたれにかけてある。一時だけ顔を、姿を隠すことができるというそれ。
触れたらその相手にだけ効力は無効らしいけれど、顔が隠れるならなんでも良い。これがあれば、少しだけ隠れ蓑になる。顔を晒さず、相手の顔を見なくて済む。
話しながら両手にじんわりと広がる温もりに、手の緊張が解れていくのがわかった。
なんだかんだ、わたしも。緊張していたのだろうか。今さら気付くなんて。それとも緊張しているのは、今か。
「この行為に友好関係は必要ないでしょう? 必要なのは、夜伽という行為だけ。なら、それ以外は、要らないわ」
そう言いながら、何故かわたしは。顔を上げれなかった。バカみたいにカップの中に映る自分の顔だけを見ている。わたしの横顔にもうずっと、ノヴァの視線が突き刺さるのに。
「必要以上に干渉しない。お互いのこと等知らなくて良い。それだけを守ってもえられば…」
「それは貴女がいずれ居なくなるからですか」
わたしの言葉を遮ったのは、ノヴァだった。ぎゅっとカップを包みこむ手に力が篭る。
どうして顔を上げれないのか。ノヴァの顔を見れないのか。
分かるようで分からないし、分からないままで良い。
「呪いが、移ることを…貴女がすべて背負うことを。他の王子たちには知らせないと、そう言っているように聞こえます」
「…そう受け止めてもらって良い。だいたい合ってるし」
「…何故ですか…! その事実を隠したまま行為を続ければ、いずれ貴女は…!」
「必要ないから」
きっぱりと言ったわたしに、ノヴァの体が強張る気配を感じた。
そこでようやくわたしは顔を上げる。やっとノヴァと、顔を合わせる。
想像通りノヴァは泣きそうな顔。
だけどわたしにはもう、要らないの。
「誰の情も必要ない。すべての王子の呪いを解いてわたしの役目が終わったら、陛下はわたしの自由を約束してくれた。わたしはいずれここを出て、わたしが選んだ場所へ行く。ここではない、どこかへ」
それがどれくらいかかるのか。
その時まで身体は保つのか。
それからどうするのか。
それは全部その時考えれば良い。
わたしは視線をルミナスに向ける。ルミナスはそれをまっすぐに受け止めた。
「約束してくれる? ルミナス」
「…わかったわ。ただ、アタシの立場に強制力はない。貴女の希望に沿うように、場を整えられるよう努めるわ」
「…ありがとう」
ルミナスはわたしの返事に頷いて、そっとその手でわたしの頭を優しく撫でた。
それから席を立ちノヴァを一瞥し、部屋を出て行く。
僅かな間を置いて、追うようにノヴァも立ち上がった。
「…すいません、僕も…この後、所用があって…部屋を空けます」
「…わかった。先に休んでるね」
「何かありましたら呼んでください。この部屋で、呼べば…どこに居ても僕に届くようになっています」
「わかった、でも。何もないよ、大丈夫」
できるだけ笑って言ったわたしに、ノヴァは何も返さなかった。それから静かに部屋を出て行く。
用事があるなんて聞いていなかったけれど、調度良かった。ほっとようやく、息をつく。
流石にあの空気の中にふたりきりは気まずかった。
立ち上がりのろのろと歩き出し、ベッドに向かってそのまま倒れ込むように突っ伏す。
疲れた。精神的に。このまま眠ってしまいたい。
苦痛で目を覚ます夜明けがくるまで、少しでも長く休みたい。
でもこの服を脱がなければ。一応余所行きとしてくれたようだけれど、殆ど使わない気がする。仕事上の備品と思って受け取っておくけれど、つぎの出番はなかなか無さそうだ。
やらなければならないことがあると、目の前のことが途端に億劫になる。このまま寝てしまいたい。ダメだノヴァに怒られる。
あぁ、でも、意識が…
ほんの、一瞬。意識が途切れた。だけだったと思う。
そして次の瞬間、気がつくと。部屋の中には自分以外の気配が在った。
「……だれ…?」
思わず零れた言葉に、相手は何も返さない。声を出さない方が良かったか。
いつの間にか蝋燭の火が消えていて、部屋の中は薄暗い。そこにぼんやりと浮かぶ人影。
ベッドの上で身じろぎすると、相手の気配も動いた。
思わず天蓋付きのベッドの奥へと逃げ込んで、それからしまったと思った。逃げ場がなくなるだけだった。
「遅くに、失礼するよ」
一応。声がかけられたことにはほっとする。暴漢ではないようだ。すぐに襲ってくる様子もない。
そしてこの部屋に入ってこられる人間は、限られている。
ルミナスと、そして――呪われた王子たちだけ。
ここはその為の部屋。
天井からかけられた薄い布の向こうから、その相手が顔を覗かせた。
暗闇に光る、藍色の瞳。
「はじめまして、夜伽聖女さま。どうやら連絡が…行き違ってしまったようだ。今夜の相手は…僕だ」
金色の王子がそこに居た。
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