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第六章
聖女は誰も救わない
しおりを挟む生い茂る薬草の原の中に、蹲るように膝をついた乙女がふたり。
ふたりの聖女がそろって顔を上げて男たちを見つめている。
まるで反対のその風貌は、光と影のようだった。
シンシアは、セレナが“夜伽聖女”であることを知らない。
セレナは、“シンシア”が“ディアナス”であることを知らない。
エレナとセレナは、互いが“聖女”と呼ばれる存在であることを、知らない――はず。
つまりそれぞれの状況を把握しているのは、この場においてアレスただひとりと言っても過言ではなかった。
もちろんすべてではない。何故ここにエレナが居るのかは分からない。
ただ、状況を整理できるとすれば、アレスの他にいなかった。
アルベルトも多少は事情を知っているが、現状においては蚊帳の外に居てもらったほうがいっそ助かる。余計なことを言って事態をややこしくされては、アレスの望みは叶わない。
なので当然ながら真っ先に動いたのはアレスだった。
「――エレナ。どうしてここに? ナナリーは? …そちらの方は、新しい付き人か何かか?」
なるべく表面だけは驚いた素振りを見せつつ、その赤い瞳がそっとセレナに向けられる。
セレナはアレスの視線にびくりと体を震わせた。だけど視線は逸らさない。
自分の存在を、確認しているのだろう。二度と会うことのないと思っていた相手が突然目の前に現れた、この状況を。
アレスの言葉にエレナはどこか安堵の表情を浮かべながら答えた。
エレナにとってアレスはまだ、自分を守る味方であるという認識なのだろう。
「アレス様…いいえ、こちらの方は、その…つい先ほど、知り合ったばかりです。ナナリーは、今日は置いてきました。私ひとりです」
日も落ちたこんな時間に、仮にも聖女である彼女がひとりでここに赴いたというその事実に。その不用意さと軽率さにアレスは思わず顔を顰める。
彼女の存在は王家の管理下にある。城に部屋を用意され、本来なら彼女には警護の為の衛兵が付いているはずだ。いつも傍に付き従っている侍女のナナリーすら居ないというのには、流石に不審さを覚える。
「…理由は、おって聞く。そちらは――」
「彼女は私の友人です」
アレスの言葉を切ったのは、シンシアだった。
隣りに居たはずのシンシアがいつの間にかセレナの傍に歩み寄り、その手を差し出す。セレナは一瞬戸惑いを見せながらもシンシアの手をとり立ち上がった。
それからその瞳が伺うように、自分をまっすぐ見つめる。この場で夜伽聖女について言及する素振りも見せないアレスの意図を探るように。
アレスはその名を、決して呼ばない。ただ視線に見つめ返すだけ。
「――セレナと、申します」
初対面の挨拶を交わすセレナに、アレスは定型文で応えて互いの意思を確認した。
お互いここでは、他人であると。互いの存在を黙秘した。
彼女なら話を合わせるはずだという確信がアレスにはあった。
何故なら彼女は自分の存在を、正体を隠したいはずだからだ。
城から出られないはずのセレナと城の外で会った等とイリオスに報告されたら、一番困るのは彼女だろう。
それを今この場で知っているのは、アレスひとり。
自分の意図に従わないわけにはいかない。
「それぞれのご客人でしたか。立ち話もなんですから、どうぞ中へ。子ども達も喜びますよ」
それとなく事情を察したアルベルトが、それ以上の双方の接触を避けるべく会話を打ち切り室内へ促した。
少なくともアレスとシンシアは、セレナとエレナをこれ以上同じ場に留めたくない。
表情にも態度にも出さずとも、互いがそれを無意識に感じていた。
「…エレナ、あなたはこちらへ。事情は俺とアルベルトが聞く」
「…はい、でも、できれば…その…」
「…どうした?」
「アレス様と、ふたりで、話したいことがあるのです」
エレナの言葉にその場に居た者は一瞬困惑し、それからアルベルトが困ったように口を開く。
「私は構いませんよ。そのほうが話しやすいこともあるでしょう」
てっきりエレナの発言を諌めてくれるものだと思っていたアレスは、アルベルトのその丸投げ発言に面食らう。
しかしアルベルトは確かにそういう男なのだ。厄介ごとや面倒ごとは、一線引いた外から生温かく見守りつつ、藪をつつきたい性分の男なのだ。
期待した自分が愚かだった。
「なんだ、そういう仲でしたか。神聖なる修道院でいかがわしいことだけは、くれぐれもやめてくださいね」
「…な…!」
半眼で冷めた目を向けるシンシアにアレスが声を荒げて反論する前に、シンシアはセレナの手をひいて先に歩き出していた。
すれ違い様にセレナとも一瞬目が合ったが、その目が何を思っていたのかはアレスには分からない。
互いの秘密を守ってやったはずなのに、この仕打ち。結局一番損な役回りを引き受けてしまった。
それから前髪をくしゃりとかき上げて溜息を吐き、エレナを来賓用の客室へと促す。呑気に見送るアルベルトには一瞥をくれて。「腰のは外した方が良いですよ」と言うささやかな助言にだけは感謝した。
思わず滲み出るアレスの苛立ちに椅子に腰を下ろしたエレナが委縮する気配を感じて、アレスは慌てて体面を整えた。
「それで、どうしてひとりでここに…?」
アレスはエレナから僅かに距離をとった場所に立ったまま、見下ろすようにエレナに訊ねる。なるべく棘は付けずに質問したつもりだ。彼女が泣くとややこしいことになると身をもって知っているからだ。
エレナは一瞬だけ躊躇し、それから膝の上で拳をかたく握り顔を上げた。
エレナに会うのはあれ以来――まさにこの場所で、会話して以来だ。
生まれて初めて目にした子ども達の穢れに怯え己の責務を放棄し、泣きながらアレスの胸に縋ってきたあの日以来。
その日行われるはずだった祭事にはとても出れないエレナの様子に、延期するよう司祭に口を利いたのは他ならぬアレスだった。
一度侍女伝にお礼も兼ねてとお茶に誘われたこともあったが、アレスは断っていた。
その間にいろいろとアレスの身には起きていた。
こんな突然の再会になるとは思わなかった。
そしていざ目の前にして、以前会った印象とはどこか違うというのが率直なアレスの感想だった。
変わったのは勿論、アレスの心もであるのである意味当然なのかもしれない。
だけどそれだけでなく、エレナ自身の雰囲気が以前とは違って思えた。
「ここに、来たのは…司祭さまと、それから子ども達に…先日の非礼を、謝りたかった思いがあったからです。だけどあれから外出は固く禁じられていて…ナナリーが傍を離れた今しかないと、思ったのです」
「……それで、城を抜け出したと? 自身の立場と状況を顧みず」
「…身勝手な行為だとは自分でも承知しています。ただ、誰も私の話を、聞いてくださらないから…」
「……話…?」
「私の話を、聞いてくれたのは…先ほどの方だけでした…」
声音を落とし視線がアレスから外される。その瞳が濡れた光を帯びていた。
「だから、私、決めていました。一番最初に会った方に、伝えようと。私の言葉に耳を傾けてくれた方にしか、きっと届かないと思ったからです」
「…エレナ? 何を言っている…? どうい意味だ」
「資質も心も伴わずとも、私は“聖女”です。はるか昔にその血を分けた、聖なる乙女の血を受け継ぐ者として、私は私の役割を果たします」
エレナの言葉にもその瞳にも、強い信念をアレスは感じた。以前まではなかったものだ。
ただ守られることを前提としすべてを他人に委ねていた彼女とは明らかに違う。
「女神さまよりの宣託を、お伝えに来ました。ただし私が口にできるのは一度だけ。私が受けた宣託は、彼女に託しました」
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「…っ、シンシア…!」
セレナの手をひきながら足早に歩くシンシアに、ついて行くのもやっとなセレナが肩で息をしながらその背に声をかける。
シンシアはその声にはっと我に返りながらようやく足を止めて振り返った。セレナがほっと息をついて苦笑いを向けた。
「ご、ごめん…」
「ううん、こっちこそ、その…本当にまた、来ちゃったんだけど…迷惑だったら、帰…」
「何言ってるの、違うよ! ていうか、どうして…!」
どうして、ふたりが、一緒に。
だけど言葉は最後まで形にはならずに口の中で潰えた。
シンシアにとってエレナの存在は複雑だ。
分かり易く言ってしまえば、彼女が以前ここで犯した行為には軽蔑すらしている。
公式には一度だけ会ったことがある。彼女が聖女としてこの国に迎えられたその日、その儀式にディアナスの姿でその場に居た。
直接言葉を交わしたこともないし、前回彼女が修道院を訪れた際にシンシアは居なかった。
ただひどく泣きじゃくっていたサラを傷つけたのが、彼女だと後から聞いただけ。
だから、エレナの本質すべてを知っているわけではない。
だけど子ども達を深く傷つけたその事実だけは、どうしてもシンシアは受け容れられない。
ゆるせない。
彼女が“聖女”だからこそ。
傷ついた民を救わない聖女など、認められるはずもなかった。
「さっきの…彼女が、誰だか…知ってるの?」
「さっきのって…エレナのこと?」
やけに重たい声音のシンシアに戸惑いながら、セレナは僅かに首を傾げる。
繋いだままの手はやけに冷たい気がした。シンシアのその深い青の瞳が鈍く光る。つられるようにセレナもその表情を曇らせた。
「やっぱり、どこかのご令嬢というか…身分のある人なの? わたし普通に話しちゃったんだけど…シンシアたちに何か迷惑かけちゃったりする?」
シンシアが想像していた答えとは全く別の方向の懸念に真剣に顔色を変えるセレナに、シンシアは体からいっきに力が抜けていくのを感じた。
固く握っていた手からゆるゆると力が抜け、長い長い息が漏れる。
理由はわからない。
だけどふたりには一緒に居てほしくない。関わってほしくない。
自分の望みも分からないくせに。
「…そう、だね…詳しくは言えないけれど、容易く身分を明かせない立場にあることは、確かかな」
だけど分かるのは。
この修道院に救いを求める子ども達に必要なのは、少なくとも聖女ではないと、シンシアは思う。
だからといって、それをセレナを求めているわけではない。傷ついたサラに寄り添ってくれたとはいえ、彼女は他人だ。
出会ったばかりの、しかも何やら理由ありの娘に。
シンシアはこの場所を委ねるつもりなどない。この場所はシンシアにとって紛れもなく神聖な場所だ。
だけど。
「……セレナは」
託すなら、彼女だと思ったのも事実だった。
自分の真実を知らない彼女だからこそ。
自分の心の半分を――“シンシア”を。彼女の中に残したいと思ったのは。
「“聖女”に、人は…救えると思う…?」
この修道院はかつて国で一番の歴史と権威を持つ修道院だった。女神の加護を一番に受けた修道院だからだ。
この修道院には、救いを求めて多くのひとが訪れ祈りを捧げてきた。かつての自分のように。
今は僅かに形を変え、多くの傷ついた子ども達が女神に救いと慈悲を乞う。
どれくらいの者が心からその存在を信じているかは分からない。だけど否定するも者など誰もいない。
それしか縋るものがないからだ。
女神は礼拝堂でただ微笑むだけだと誰もが知っていても。
祈ることは希望をもつのと同じことだった。
だから自分は、女神に乞うのはとうにやめた。
そんな自分にとって“シンシア”こそが、自分を救う女神で在った。
それを、失くしたら。
“ディアナス”はどう生きたら良いのか分からない。
だから、誰かに継いで欲しい。
生きる為の希望を、誰かに――
シンシアの縋るようなその瞳を、セレナはまっすぐ見つめ返す。
いつも背筋を伸ばしまっすぐ人を見据えるシンシアの、その青い瞳に陰る色。
その視線がゆっくりとセレナから外されて、繋いでいた手は小さく震えていた。
それを見つめながらそっとセレナは口を開く。きっとシンシアにとって大事なことなのだと感じたから。
「わたしは…聖女は誰かを救う存在ではないと、そう思ってる」
静かに言葉を紡ぐセレナに、シンシアはひかれるようにそっと視線を上げる。
セレナはただ、笑っていた。どこか遠くを見つめるように、目の前のシンシアを通り越して。
シンシアはその瞳に映るのが自分ではないことが、何故だか哀しく思えた。
セレナは自分を救ってはくれない。そんなこと分っていたはずなのに。
「誰かを救うことで聖女になれるなら、きっと祈りは必要ない。誰も救わないからこそ、ひとは祈りを捧げることができるんだと思う。その事実だけがただ平等に目の前に在るからこそ、ひとは信じ続けられるんだと思う」
「…だったら、聖女は…なんの為に、ボクらの前に、現れたの…」
――夜伽聖女。
もうひとりの、自分たち呪われた王子たちの為だけに現れた、ただひとりの存在。
自分の呪いを解く唯一の聖女。
認められない。今さらだ。会う気になんて到底なれない。
どうして、現れるならもっとはやく――
母が自分を見捨てる前に、救ってくれなかったのか。
母を、そして、自分を。
「分からない、だけど」
決して自分から崩そうとはしてこなかった“シンシア”から、知らず零れる欠片にディアナスも気付かなかった。
たぶん、もう、それしか。
縋るものなどなかったのだ。
「救いを求めるひとが居る限り、ひとの手によって何度でも、きっと聖女は作り上げられる。本物であってもなくても、おそらくそれは真実とは一番遠いところにあって…本当の救いはきっと」
ただ、わかるのは。
彼女の中にはその答えが、自分が問うより先に在ったのだということ。
彼女も、また。
救いを求めるただひとりなのだ。
「自分の胸の内にある。だからシンシアは、この手で…救ってあげて。救いたいひとが居るなら諦めちゃだめ。きっと誰もができること。だけどそれは“聖女”には、できないこと」
それなのに、彼女は。誰も求めようとはしない。
強く握られる温もりは儚いのに。その言葉だけは胸に強く響く。
その顔を目に焼き付けたいのに視界は滲んで顔はとても上げられなかった。
自分が、救いたいのは。守りたかったのは。
見殺しにしようとしていたのは。
「きっとそのひとは、あなたを待ってる」
――ディアナス。
母に受け入れられることの叶わなかった、本当の自分。
母には一度も呼ばれることのなかったその名前。
きっともう二度と、母に会うことはないだろう。
誰にも届くことの無かったその祈り。
引き裂かれてふたつになった相反する心と体。
誰かに見つけて欲しかった。だけど誰にも見せれなかった。
ここに居る。
半分だけ置いていくことなんてできない。
今、ようやく、ひとつに戻る。
救いはここにある。
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