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学園編
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フィガーシュッド~学園編2~
北関東フィガーシュッド・市手野川学園。(してのがわ)
フィガーシュッドの学校は全国に12校存在する。
北から、北海道、福島、栃木、東京、長野、静岡、大阪、香川、広島、宮崎、沖縄、そして、まだ名前の無い無人島に一つある。
北関東フィガーシュッド・市手野川学園はその中の栃木にある学園だ。
今は12校しかないが、いずれは全都道府県に学園を建てるらしい。
1年A組が俺のクラス。
入学式当日から教室内はピリピリとしていた。
何故なら夏に東京で大会があるからだ。
そう、だからみんな敵同士って訳。
ホントくだらねぇ。
まぁ、中には俺みたいにあんま大会に興味のない奴も居るみたいだけど。
そして、そんなピリピリした空気に馴染めない奴らは自然と一箇所に集まっていた。
希唯明「…で、何で俺の席の周りに集まってんだよ。」
苺「いいじゃないの、別に。」
桐生「そうだぜ希唯明っ。仲良くしようぜーぃ。」
桐生 刀李(きりゅう とうり)
つい数分前に初めて会ったってのに、この接し方。
俺とは間逆の性格って感じだな。
大門「グーグーグー。」
このヒキガエルの様な鳴き声をだしているのが帝 大門(みかど だいもん)
こんな時に寝てるのだから、性格的にマイペースなのか、めちゃくちゃ寝るのが好きなのかどっちかだろう。
いや、どっちもかもな…。
で、今苺と喋ってるのが山田 花(やまだ はな)、俺と苺とは小学から一緒で、小学3年の時に名前の事でいじめられていた所を苺に助けてもらってからずっと苺にくっついている。
希唯明「久しぶりだな山田っ。」
花「え、あ、ひ、久しぶり希唯明君。」
苺「ちょっと花が怖がってるじゃない。だから前からその無愛想な顔、治しなさいって言ってるんじゃない、進歩しないわね。」
希唯明「これは生まれつきだ。文句があるなら親に言えって、前から言ってるじゃないか。」
苺「アンタねぇ…。」
希唯明「なんだ?やるか?じゃあ表でろ。」
花「あ、あ、あわわわぁ…。」
苺「上等よっ!ぎったんぎったんにしてやるんだから。」
希唯明「…。」
こいつ、ホント昔から冗談通用しねぇよな。
まぁ面白いからいいけど。
希唯明「よしっじゃあさっさと行けっ、俺は行かねぇけど。」
苺「はぁ?アンタが表でろって言ったんでしょ?」
希唯明「あぁ、確かに言った。でも俺は出るとは一言も言ってねぇ。」
苺「ぬぬぬぬ~。」
花「へびちゃん…。」
希唯明「ほらっ、お前の所為で山田がビビってるぞ。」
苺「なっ…もういいっ。」
花「あっ、へびちゃん待って。」
希唯明「おーい。どこ行くんだよ。」
苺「トイレよっ!バカ、アホっ、変態っ。」
んー、流石に、今日の苺いじりはやり過ぎたな笑
後で謝るのが吉だな。
因みに山田が言っていた『へびちゃん』とは、小学の時の苺のあだ名、へびいちごから取ったもので、未だに山田だけはそう呼んでいるらしい。
北関東フィガーシュッド・市手野川学園。(してのがわ)
フィガーシュッドの学校は全国に12校存在する。
北から、北海道、福島、栃木、東京、長野、静岡、大阪、香川、広島、宮崎、沖縄、そして、まだ名前の無い無人島に一つある。
北関東フィガーシュッド・市手野川学園はその中の栃木にある学園だ。
今は12校しかないが、いずれは全都道府県に学園を建てるらしい。
1年A組が俺のクラス。
入学式当日から教室内はピリピリとしていた。
何故なら夏に東京で大会があるからだ。
そう、だからみんな敵同士って訳。
ホントくだらねぇ。
まぁ、中には俺みたいにあんま大会に興味のない奴も居るみたいだけど。
そして、そんなピリピリした空気に馴染めない奴らは自然と一箇所に集まっていた。
希唯明「…で、何で俺の席の周りに集まってんだよ。」
苺「いいじゃないの、別に。」
桐生「そうだぜ希唯明っ。仲良くしようぜーぃ。」
桐生 刀李(きりゅう とうり)
つい数分前に初めて会ったってのに、この接し方。
俺とは間逆の性格って感じだな。
大門「グーグーグー。」
このヒキガエルの様な鳴き声をだしているのが帝 大門(みかど だいもん)
こんな時に寝てるのだから、性格的にマイペースなのか、めちゃくちゃ寝るのが好きなのかどっちかだろう。
いや、どっちもかもな…。
で、今苺と喋ってるのが山田 花(やまだ はな)、俺と苺とは小学から一緒で、小学3年の時に名前の事でいじめられていた所を苺に助けてもらってからずっと苺にくっついている。
希唯明「久しぶりだな山田っ。」
花「え、あ、ひ、久しぶり希唯明君。」
苺「ちょっと花が怖がってるじゃない。だから前からその無愛想な顔、治しなさいって言ってるんじゃない、進歩しないわね。」
希唯明「これは生まれつきだ。文句があるなら親に言えって、前から言ってるじゃないか。」
苺「アンタねぇ…。」
希唯明「なんだ?やるか?じゃあ表でろ。」
花「あ、あ、あわわわぁ…。」
苺「上等よっ!ぎったんぎったんにしてやるんだから。」
希唯明「…。」
こいつ、ホント昔から冗談通用しねぇよな。
まぁ面白いからいいけど。
希唯明「よしっじゃあさっさと行けっ、俺は行かねぇけど。」
苺「はぁ?アンタが表でろって言ったんでしょ?」
希唯明「あぁ、確かに言った。でも俺は出るとは一言も言ってねぇ。」
苺「ぬぬぬぬ~。」
花「へびちゃん…。」
希唯明「ほらっ、お前の所為で山田がビビってるぞ。」
苺「なっ…もういいっ。」
花「あっ、へびちゃん待って。」
希唯明「おーい。どこ行くんだよ。」
苺「トイレよっ!バカ、アホっ、変態っ。」
んー、流石に、今日の苺いじりはやり過ぎたな笑
後で謝るのが吉だな。
因みに山田が言っていた『へびちゃん』とは、小学の時の苺のあだ名、へびいちごから取ったもので、未だに山田だけはそう呼んでいるらしい。
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