僕の恋愛スケッチブック

美 倭古

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オマケー2

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 ラウンジサミットの個室で直人の誕生日前日のディナーを済ませた陽一と直人は、タクシーで帰宅の途についていた。

「美味しかったぁ。僕サミットのラビオリ大好き。イタリアで食べたのよりも美味しいかも」
「直のコメントに枇々木いつも満足気だよ」
「枇々木さんのメニューのセンス凄く良いと思う。少量で色々食べれるのもナイスだし。彼ってハーフでしたっけ?」
「そうそう、バスク人とのハーフ」
「バスクなんですね。僕、行った事ないなぁ~」
「いつか一緒に行こうね。イタリアも案内して欲しい」
「あ、うん。でもイタリアではニート生活してたんで、あんまり知らないけど、陽さんとならまた行きたい。きっと違う景色が見えるはず」
「明日のディナー、本当にピザでいいの?」
「お互いにいつも忙しいでしょ。明日は陽さんと映画見たりして一日中のんびりしたい。そんな時間全然なかったから」
「そう・・だよね。お互いにずっと忙しかったし、それに直には俺のリハビリの手伝いや美来達の世話をして貰ったりで、苦労させてばかりだもんね。うん、ユックリしよう」
「苦労だなんて感じた事ない。美来も悠人も可愛いし、陽さんが快復していく姿を見れるなんて、僕にとってはかけがえのない時間 ・・それに陽さん、この2年間物凄く大変で ・・あんなに頑張って、それなのに僕は見てるしか出来なくて・・」
 陽一にとって困難続きだったこの2年間を振返った直人は、胸が詰まり言葉を綴るのを止めると、隣に座る陽一がそっと彼の肩を抱いた。
「直が傍に居てくれるから頑張って来られたんだよ。ありがとう」
「う・・ん」
 薄っすらと目元に涙を溜めながら直人が陽一に微笑んだ。
「明日どんな映画見ようか?」
「昔、一緒に住んでた時はホラーばかり見てたっけ」
「俺達ホラー映画にはまってたね」
「美・・緒さんとは、どんなの見てたの?」
「颯馬がアクション好きだったらしくて、ダイハー〇とか見たね。ホラーは却下された」
「アハハハ。女性は怖いの苦手かも。久し振りにホラー見る?」
「うん、古いけど、サイレント何とかって良いって聞くよ」
「あっそれ、僕も見たいって思ってた。うわ~楽しみぃ。良い誕生日になりそう。陽さん、ありがとう」
「直になら何でもしてあげたい。もう少し子供達が大きくなったら二人だけで旅行に行こうね」
「陽さん、嬉しい」
 二人を乗せたタクシーが閑静な夜の住宅街を走り抜けて行く。

 いつもよりも高く昇った陽の光がカーテンの隙間から陽一と直人を照らす。
 眩しさで目を覚ました陽一は、いつもの様に隣の温もりを確認すると、少しだけ冷たくなっていたため慌てて瞼を開ける。すると、朝日を背に輝く笑顔の直人が嬉しそうに陽一を眺めていた。
「直、おはよう。それから、お誕生日おめでとう」
「陽さん ・・ありがとう」
「直よりも先に起きようと思ってたのに ・・ごめんね」
「僕もさっき起きたとこ。陽さんの寝顔が少しだけど拝めて、幸せな気分で誕生日の朝を迎えられたから、ラッキーだよ」
 直人は子供の様に目をキラキラとさせて微笑むと、陽一の肩に顔を埋める。
「陽さん、ありがとう。僕、本当に幸せ・・」
 陽一は直人の髪を撫でると彼の頭にキスをした。
「俺も直がこうやって、いつも傍に居てくれて、君の声を聞くだけで、心が満たされる」
 直人が、ふと天井を見上げると、金色の目を輝かし暖かく微笑んでくれる天使達と目が合う。
「天使も祝福してくれてる ・・ありがとう」
 直人がそう呟くと天使2体がクルリと宙を舞った。
「直の誕生日だもんね」
 陽一は身体を少し横にすると直人の腰に手を回す。
「あれ? 直・・」
「うん。夜中に目が覚めたから履いてみた」
 直人の上半身はパジャマを着ていたが、下半身は万里江からプレゼントされた下着だけを身に付けていた。
「うわぁ、凄いセクシーなんだろうね」
 そう告げる陽一は、腰から下着の紐を辿るとOバックから顔を出す直人の尻に触れる。
「こんな風になってるんだ ・・前は?」
「あっ」
 陽一に股間部を触られた直人は思わず声を出してしまう。
「・・ここもう、キツそうだよ。直、全部見せて」
「う・・ん」
 直人は恥じらいながらも、陽一に自身の今までとは違う姿を披露したい気持ちの方が勝り、掛け布団から全身を脱皮させる。
 膝を付けてベッド上に立つと、うつむき加減で横を向き、目線だけを悩ましげに陽一におくった。
「直・・ 凄く似合ってる。綺麗だよ」
 妖艶な直人の姿に高揚した陽一は、パンパンに張らしている直人の下着の前部分のボタンを外すと、勢いよく中から飛び出た直人の性器を握り下から上に舌を這わす。
「陽さん・・ んっ」
 上下させていた陽一の口唇が亀頭部位で止まると、海綿体組織を刺激するように吸引と上下運動を繰り返す。
「アっっっ、イイっ、んっ、はぁあ、陽さん、愛してる」
 陽一はペニスを咥えながら、潤滑ジェルを指にタップリたらすと、ユックリ直人のアナルに中指を挿れていく。
「はぁぁ、アっ」
 陽一の口の動きがどんどん早くなると同時に、直人のアナル内にある陽一の指の本数も増えていく。

「陽さん、ああっ、だめっ、それ以上したら ・・イっちゃう、んんっ、アアっ」
 直人は自分のペニスを咥える陽一の頭を両手で抑えるが、陽一に止める様子がない。それどころか指の動きが前立腺部位を的確に捕らえると、激しく刺激する。
「キャあ、アアっっ、ダメ、そんなに弄ったらイっちゃうよぉっ、ンンンっ、はぁあ、はぁ」
 直人への奉仕を止めそうにない陽一の容赦ない動きに、彼からの誕生日プレゼントだと感じ取った直人が観念した途端、快感が頂点へと一気に駆け上がって行く。

「はぁああっ、陽さん、僕先にイッちゃって ・・いい? もうっ、アッ、ダメ、あああっっ、ダメ、そんなことしたら、アアアっ、イックぅ、陽さん放して、でないと、また口の中で、アアアっイクっ、ごめん ・・なさい、ダメぇ、イクゥっ、イクっ」
 直人のペニスが更に硬さを増すと、陽一に口中で何度も脈を打った。

「陽さん、もう出してっ、はぁハァ・・」
 陽一は動きが治まった直人のペニスをようやく解放すると、全てをゴクリと飲み込んだ。
 直人は嬉しさと恥ずかしさで、思い切り陽一に抱きついてしまう。
「ハッピバースデイ、直」
「陽さん ・・ありがとう。最高のプレゼントです」
「なら、良かった」
「もう1つ欲張っていい?」
「もちろん」
「陽さんのが欲しい ・・一緒にイきたい」
「うん。でもごめんね。いつも騎乗位ばかりだから、今日までに、もう少し左脚を動かせるようになって、体位を変えて直を気持ちよくしたかったんだけど、無理だった・・」
「右脚だけで、あれだけ腰を動かせる陽さんは凄い。ちょっと斜めに攻められるの、実は凄く気持ち良い」
「そうなの、お世辞でも嬉しいよ。でも次の誕生日まで、もっとリハビリ頑張るね」
 陽一の人生の中心に自分が居る事に直人は感極まると、陽一に激しいキスをしながら彼をベッドに寝かす。
 次に直人は陽一の上に覆いかぶさると、反り勃つ陽一のペニスを自分のアナルにユックリと咥えさせていく。
「んッ、はぁ、んんっっ、アっ、はぁっ」
「ンっ、この下着、煽られちゃうね、んっ、はぁっ」
 陽一は右膝を立てると腰を浮かせ下から少し斜めに直人を突き上げる。
「アっっ、陽さん、この角度が、ンっ、最高に気持ちいい、はぁぁ、アっっ」
 直人も陽一のピストンに合わせて彼の性器を自分の奥深くと導く。
「直の奥にあたって気持ちイイ。はぁっはぁ」
「アっっ、うっンンンっ」

 ベッドの軋む音と体液が混ざり合う音が二人の吐息と重なって部屋中に鳴り響く。二人は久々の子供の不在に快楽を解放していくと、堪える必要のない声を荒らげてしまう。
「ああっ、陽さん、はぁっハァ ・・アアアっっ 愛してるぅっ んんっっ」
 直人は自分の腰の動きをマットレスのスプリングを上手に利用して、陽一の立てた右膝を掴むと激しく上下に動かす。
「俺も愛してる ・・んっっっ、直、腰動かすの上手になったね。はぁあっ、ああっっ、イイっ」
 陽一は腕力で上半身を起こすと直人の首に腕を回し自分の顔に引き寄せると、激しい口づけをした。二人の舌が絡まると唾液が口元から零れ落ちる。
「プハぁっ、陽さん ・・ああっっ、イイっ、いいっっ、はぁっハァ、あああっっ」
「直・・ 綺麗だよ ・・ああっ愛してる ・・ハァっはぁっ ・・んっ」
 直人は身体を起こした陽一の肩を掴むと両足で陽一の身体を挟み込んだ。陽一は直人の尻を支えると大波を起こすように前後に彼を移動させる。

「はぁああっ、アアっ、すごくイイっ、アッアッあっっ、陽さん、僕 ・・潮吹いちゃいそう、んんっ、はぁっアアっ」
「タオルあるから大丈夫だよ ・・久々に見せて、はぁっはぁっ」
 陽一は更に激しく腕を動かすと、直人の前立腺部位と奥深くを繰り返し責め立てる。
「はぁはぁはぁ、ああぁぁっ、もうダメっ」
 直人は快感に耐えられず陽一を抱えている両足に力が入る。
「陽さん、ダメっ、アアぁぁぁっっ、出ちゃうぅっ、はぁっ、ああっっ、出ちゃうっ」
「直、出していいよ ・・俺も、もうイキそうっ、んっんっ」
「あああっ、出ちゃうっ、イクっっ、陽さん、出るっ、イッちゃう、ああっっ、出るぅぅぅっ、んんんっっっ」
 直人のペニスの先から勢いよく無色の生温い水分が、幾度にも別けて陽一の腹上に噴射された。
「直、綺麗だよ ・・俺もイクっっ、はぁぁっ、イクッっ、んっ、はぁはぁ」
 未だ絶頂感に包まれている直人の体内で、一気に膨張した陽一のペニスから温かい液体が放出される。
「ああっ、陽さんの大きいのがドクドクして、気持ちいい ・・ああっっ」
 陽一は直人の腰に回していた両腕を直人の頭に移動させ、彼の顔を自身に引き寄せると、彼の口元から垂れだす唾液を舌で舐め上げる。

「あの日、陽さんがシュートを放つ姿に出逢えて本当に良かった。心から愛しています。これからもずっと貴方の傍に居ます」
「直 ・・俺を見付けてくれてありがとう。俺も直を心底愛してる。もう二度と離さない」

 心も身体も幸福感に満たされた陽一と直人は強く抱き合うと誓いを交わした。

 パール白色に輝く2体の天使が嬉しそうに宙を舞うと、彼等の翼から金色に輝く光が放たれ、陽一と直人を包み込んだ。
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