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番外編
レオンSP1話 レオン、猫耳学園の非常勤講師になる
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「えっと……つまり俺は、今日からこの“猫耳学園”で授業をやるってことで
合ってるか?」
レオンが目を細めて黒板を見つめる。
その前にずらりと並ぶのは、子猫のように耳ぴくぴくさせた猫耳生徒たち。
全員、ピシッと座っている……かと
思いきや。
「にゃは~、おっさん、教師の制服
似合ってるにゃ~!」
「先生~! 今日の給食、鍋ですか~?」
「……先生、草むしりのやり方教えて」
「……水やり講座、ある?」
「いや、ここ、普通の学園だよな!? なんで授業内容が完全に村寄り!?」
レオンは混乱していた。
それもそのはず。
旅の途中で訪れた【猫耳自治区エルミナ】では、若い猫耳たちが通う学園が
存在していた。
そしてなぜか、ひょんなことから
レオンは「臨時講師」に抜擢された
のだ。
「人間代表として、スローライフの
智慧を教えてあげてくださいな♪」
と学園長(もちろん猫耳)がウインク
して言ってきた時、すでに断る気力は
削がれていた。
🐈🐾 🐾 🐾
「では、本日の授業を始めます。
テーマは……“まっとうな生活”だ」
「まっとうって何にゃ?」
「それはお前たちが一番知らなきゃ
いけないやつだよ!!」
レオンは黒板に書き始める。
『スローライフの基本』
①朝起きる
②畑を耕す
③ごはんを作る
④夜は静かに寝る
するとビビが手を挙げた。
「先生~! 雑草抜きは何時から~?」
「それは……うん、②に含めような?」
ノアが眼鏡を押さえながら呟く。
「……このスケジュール、非効率だ。
研究時間が確保できない」
「ノア、生活習慣より研究を優先するな。バランス取れ」
チャチャはふいっとそっぽを向く。
「べ、別にあたしは授業なんか興味
ないけど……レオンが言うなら聞いて
やるわよっ!」
「なんでお前だけツンデレで授業
受けるスタイルなんだよ!?」
スイは静かに座り、「……ノート、
持ってない」と呟いた。
「……よし、今日は授業じゃなく
“実地研修”だ。校庭、出るぞ!!」
「にゃーっ!!」
🐈🐾 🐾 🐾
レオンの引率で、猫耳クラスは校庭
の“ミニ農園”へ移動した。
「はい、まずは種まきだ。これが
ハーブの種、丁寧にまくぞ」
ミュリが真顔で種をつまむ。
「えいっ……って、うわぁ!?
ぜんぶ風で飛んだにゃ!」
「おいぃ! 一粒ずつ植えろって
言ったろ!!」
ビビは鍬を持って元気に耕して
いたが――
「草だー!! 全部刈るぞ~☆」
「それ畑だーー!! 作物ごと
いくなーー!!」
チャチャ:「ふふん、火加減担当の
アタシに任せなさい!」
「火を使うな、ここで! 畑が炭に
なるだろ!!」
ノア:「この混沌、教育資料として
貴重だ。記録しておこう」
「メモしてる場合じゃない!?」
スイは黙々と水を撒いていた。
「……びしょびしょ……」
「お前、水やりの範囲が毎回プール
並なんだよ!」
🐈🐾 🐾 🐾
――そして昼休み。
ミュリが張り切って「先生用ランチ」
を作ってきた。
「レオン先生、これ、授業のお礼
にゃ!」
「お、おう……って、なんか湯気の色
がおかしいけど?」
「謎スパイスγに、ノアのハーブ
入れてみたにゃ♪」
「ノア、それ混ぜて大丈夫だった
のか?」
「わからん。記録してなかった」
「お前ら……ッ!!!」
(……その後レオンが保健室に
運ばれたのは、言うまでもない)
🐈🐾 🐾 🐾
午後の授業。
レオンは寝転びながら言った。
「なあ……お前ら、生活ってのは、
ほんとはもっと穏やかで平和な
もんなんだ」
「え~、でも、毎日事件あった
ほうが楽しいにゃ!」
「畑の草、たまに爆発するのも
楽しい☆」
「……水も、時々お湯になるし」
「いやそれは事件だ。大事件だ」
チャチャがそっと言った。
「でも……レオンがいてくれると、
なんかまとまるわよ」
「……そうか? まとまってるように
見えるか?」
「うん。だってレオンがツッコミ
入れないと、もう誰も止まらない
もん」
「……納得しかけてるのが悔しい」
🐈🐾 🐾 🐾
放課後。
学園長がにっこり笑いながら
言った。
「今日の授業、みんな楽しかった
みたいですよ♪」
「……俺が一番ボロボロだぞ」
レオンは遠い目をしながら、再び
言った。
「なあ……“スローライフ”って、
なんだったんだろうな……」
🐈🐾 🐾 🐾 🐈🐾 🐾 🐾
第2章 新キャラ 猫耳ハーブ団
ミュリの仲間達⬇️にゃ🐈⬛🎀
https://kakuyomu.jp/works/16818622173856934382/episodes/16818622177180128138
🐈🐾 🐾 🐾 🐈🐾 🐾 🐾
★ようこそ!気まぐれ異世界へ★
https://kakuyomu.jp/users/tougen_hana/news/16818622177742117726
合ってるか?」
レオンが目を細めて黒板を見つめる。
その前にずらりと並ぶのは、子猫のように耳ぴくぴくさせた猫耳生徒たち。
全員、ピシッと座っている……かと
思いきや。
「にゃは~、おっさん、教師の制服
似合ってるにゃ~!」
「先生~! 今日の給食、鍋ですか~?」
「……先生、草むしりのやり方教えて」
「……水やり講座、ある?」
「いや、ここ、普通の学園だよな!? なんで授業内容が完全に村寄り!?」
レオンは混乱していた。
それもそのはず。
旅の途中で訪れた【猫耳自治区エルミナ】では、若い猫耳たちが通う学園が
存在していた。
そしてなぜか、ひょんなことから
レオンは「臨時講師」に抜擢された
のだ。
「人間代表として、スローライフの
智慧を教えてあげてくださいな♪」
と学園長(もちろん猫耳)がウインク
して言ってきた時、すでに断る気力は
削がれていた。
🐈🐾 🐾 🐾
「では、本日の授業を始めます。
テーマは……“まっとうな生活”だ」
「まっとうって何にゃ?」
「それはお前たちが一番知らなきゃ
いけないやつだよ!!」
レオンは黒板に書き始める。
『スローライフの基本』
①朝起きる
②畑を耕す
③ごはんを作る
④夜は静かに寝る
するとビビが手を挙げた。
「先生~! 雑草抜きは何時から~?」
「それは……うん、②に含めような?」
ノアが眼鏡を押さえながら呟く。
「……このスケジュール、非効率だ。
研究時間が確保できない」
「ノア、生活習慣より研究を優先するな。バランス取れ」
チャチャはふいっとそっぽを向く。
「べ、別にあたしは授業なんか興味
ないけど……レオンが言うなら聞いて
やるわよっ!」
「なんでお前だけツンデレで授業
受けるスタイルなんだよ!?」
スイは静かに座り、「……ノート、
持ってない」と呟いた。
「……よし、今日は授業じゃなく
“実地研修”だ。校庭、出るぞ!!」
「にゃーっ!!」
🐈🐾 🐾 🐾
レオンの引率で、猫耳クラスは校庭
の“ミニ農園”へ移動した。
「はい、まずは種まきだ。これが
ハーブの種、丁寧にまくぞ」
ミュリが真顔で種をつまむ。
「えいっ……って、うわぁ!?
ぜんぶ風で飛んだにゃ!」
「おいぃ! 一粒ずつ植えろって
言ったろ!!」
ビビは鍬を持って元気に耕して
いたが――
「草だー!! 全部刈るぞ~☆」
「それ畑だーー!! 作物ごと
いくなーー!!」
チャチャ:「ふふん、火加減担当の
アタシに任せなさい!」
「火を使うな、ここで! 畑が炭に
なるだろ!!」
ノア:「この混沌、教育資料として
貴重だ。記録しておこう」
「メモしてる場合じゃない!?」
スイは黙々と水を撒いていた。
「……びしょびしょ……」
「お前、水やりの範囲が毎回プール
並なんだよ!」
🐈🐾 🐾 🐾
――そして昼休み。
ミュリが張り切って「先生用ランチ」
を作ってきた。
「レオン先生、これ、授業のお礼
にゃ!」
「お、おう……って、なんか湯気の色
がおかしいけど?」
「謎スパイスγに、ノアのハーブ
入れてみたにゃ♪」
「ノア、それ混ぜて大丈夫だった
のか?」
「わからん。記録してなかった」
「お前ら……ッ!!!」
(……その後レオンが保健室に
運ばれたのは、言うまでもない)
🐈🐾 🐾 🐾
午後の授業。
レオンは寝転びながら言った。
「なあ……お前ら、生活ってのは、
ほんとはもっと穏やかで平和な
もんなんだ」
「え~、でも、毎日事件あった
ほうが楽しいにゃ!」
「畑の草、たまに爆発するのも
楽しい☆」
「……水も、時々お湯になるし」
「いやそれは事件だ。大事件だ」
チャチャがそっと言った。
「でも……レオンがいてくれると、
なんかまとまるわよ」
「……そうか? まとまってるように
見えるか?」
「うん。だってレオンがツッコミ
入れないと、もう誰も止まらない
もん」
「……納得しかけてるのが悔しい」
🐈🐾 🐾 🐾
放課後。
学園長がにっこり笑いながら
言った。
「今日の授業、みんな楽しかった
みたいですよ♪」
「……俺が一番ボロボロだぞ」
レオンは遠い目をしながら、再び
言った。
「なあ……“スローライフ”って、
なんだったんだろうな……」
🐈🐾 🐾 🐾 🐈🐾 🐾 🐾
第2章 新キャラ 猫耳ハーブ団
ミュリの仲間達⬇️にゃ🐈⬛🎀
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