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外章 元自衛官、人物一覧をメモする
人物紹介 アルバート
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「なに、学園を去る前に情報が欲しいと? 我の? 情報?」
いや、そんな大したものじゃないんですけどね?
俺が出会った人とかを書き留めてて、そういった人たちがどういう人かを書いてるんだ。
ミラノとアリアは快く引き受けてくれてさ、今の所こんな感じで書いてる。
「漫画のような描き方をするのだな。だが、良いだろう、我をしっかりと書き留めるが良い! して、何を書くのだ?」
名前とか、家とかを自分の口で言って欲しい。冷静に考えると、俺達互いに名乗りあってないわけだし。
「うむ、であったな。では、その手帳に刻んでもらおうか、我が武名を!」
あ、手短にな? 要点を抑えて、簡潔にしてくれればいいから。
ミラノとアリアは~うんたらかんたら~って風にしてたから、それに足並みをそろえる感じで。
「あ、うむ。理解した。我はアルバート。槍の一族、ヴァレリオ公爵家の三男よ。今年で……そう、貴様に負けたあの日に歳を重ねた、十六になる」
あぁ、そっか。ミラノとアリアは二年早く学園に来たんだよな。
なんか普段二人と一緒に居るから分からなくなってくるけど、あの二人も優秀なんだよなあ。
「いやなに、あの二人は二年早く学園に入ったが、今の所同学年で勝る物は居らぬ。我も……魔法や学では勝てぬからな」
唯一勝てるとしたら武術。魔法と槍術を交えた戦闘くらい?
「間合いが近ければそれも有るだろうが、あの二人は詠唱も早い方だ。遠ければ遠いほどに我でも魔法で穿たれる。アリアは咳き込んでしまうとは言うが、それでも魔法の行使が出来ないというだけで優秀だからな」
グリムは──いや、アルバートの従者はどんな感じ?
「我の従者か? グリムは、そうだな。物心ついた頃から一緒だが、優秀では有るが、それでも天才ではない。ミラノとアリアがその天才だが、グリムは秀才だ。魔法の行使は確かに早いが、それでも二人には敵わん」
──全然二人が凄いって実感できないんだよなあ。
優秀だとか、学年首位とかは聞いてるけどさ。
「それは貴様の学が足りぬからだ。しかし、グリムは弓を使えば百発百中、相手が近寄ろうとも短剣や体術で相手を倒す技術がある。それはミラノやアリアにも無いものだ」
そうだね、二人に無い長所がある。それだけでも良い事だ。
そこら変は本人に聞くよ、家族構成は?
「家族か? 父と母が居て、二人の──まあ、優秀な兄《けい》が居る。父にも二人の兄にも我と同じように従者が居て、それぞれに優秀だ。長兄は武に秀でている、次兄は魔法の扱いや知識に富んでいる。もう既に兵を任されたり、その知恵を借りるなどと父の支えとなっているのだ」
なるほど、アルバートはそんな二人を見てきたと。
「うむ。我も、強くなりたいのだ。二人の立派な兄にぶら下がるのではなく、一人の男として認めて貰いたい。その為には、何かしらに秀でてなければ話にならん」
心意気は立派、と。
あぁ、忙しい所悪かった。グリムも早めに解放するから、家でも鍛錬頑張ってな。
「貴様こそ、健常たれ。また会おう」
──まあ、表向きは大分良い性格してるんだけどなあ。
ヘタレるし、無自覚な虐めとかするし。
それでも誰も逆らわないくらいには実力者では有ったのだから、その二人がさらに優秀なんだろうなあ……。
けど、なんだ。人がついて行きたくなる程度の美貌というか、イケメンさではあるんだよなぁ……。
俺は完全に家族の中で海外の血が濃いから、三十間近になっても精悍な顔付きには慣れなかったのが悔やまれる。
まあ、仕方の無い事か……。
~ ☆ ~
「見舞いに来たが──何をしているんだ、貴様は」
あ~、うん。この前の続きだよ。
あれからまた幾らか状況が変わったし、新しい情報を書き足しても良い頃かと思って。
「成る程な。しかし、貴様は大怪我をしたのだろう? 無理をせず、休んでいた方が良いのではないのか?」
だからベッドから抜け出さないで作業してるだろ?
これなら気分が悪くなってもそのまま眠れるし、手を動かすだけの作業なら難しい事じゃない。
「なるほどな」
──ヴァレリオ家について聞いてもいいか?
「ああ、構わぬが。それも必要な事か?」
まあな~。ヴァレリオ家がどういう家なのかっての聞いてないし、そこらへんも聞いてみたいなって。
「よかろう。ヴァレリオ家は果実の豊富な一帯を支配している、その上絹だの家畜だのもやっているのでな。ある種、国の活力に繋がるものを生産しているとも言える」
デルブルグは農業、ヴァレリオ家は畜産や果実と……。
「それと、デルブルグ家は戦いにおいて技術を重視する。それに対してヴァレリオ家は厳しく鍛え上げた兵士で、敵を蹴散らす事を重視している。この前の軍事演習では陣地構築の終わった敵……まあデルブルグ家の者が敵役だったが、それに対して攻撃をすると言うのではあまりその長所を発揮出来てはおらぬな」
なるほど、力のヴァレリオ家、技のデルブルグ家か。
「我も、学園を出ればあの中に加わる余地はあるはずだ。我は──攻撃一辺倒になる、そういうときにグリムのような従者が支えてくれる。長兄の場合は周囲の状況を見て部隊の手綱を握る、次兄の場合は魔法行使が主となるからその護衛だな」
アルバートの場合は、どうなるんだろうな。
「さてな……。まだ分からんとしか言えぬ。まあ、この前のように肩を並べて共に戦うというのは、我にとっては心地良かったが、非常事態だったのでな。今の所、ただの教育係だ」
はは、何度かグリムに蹴り喰らったりしてたな。
「うむ。グリムは良い従者だ。無論、貴様の使い魔もな」
カティアもグリムに似て、行き過ぎた俺を引き止めたり、護ろうとはしてくれるからなあ。
そういう意味では、お互い恵まれてるよ。
そういや、アイアスとは仲がいいのか?
「あのクソ爺……いや、槍の面倒を見てくれている英雄殿と仲が良いかと問われると微妙だがな。けれども、教える事は教えてくれるし、間違いは間違いだと指摘する。我が学園に入って早々に武で他生徒を押し退けたのは──教えが良かったからだな」
そういうのは本人に感謝したらいいだろ。
「同じだけ痛めつけられれば口も重くなるわ! 貴様には分からぬであろうな、腕が折れる痛みや、体中が痣だらけになるのは。我は確かに学園で強いといわれるが、その裏で毎年ボロボロにされているのだ!」
俺も骨くらい折った事あるし、普通じゃね?
まあ、アルバートにとっては普通じゃないんだろうけど。
「貴様も傷は勲章だというのか?」
傷が勲章だとは言わないけど、傷つかないで得られる栄光なんて無いだろ。
痛い思いをして、辛い思いをして得たものだから意味があるんだ。
「そういうものか。……さて、そろそろ我は行くぞ。あまり長居しては身体に障るのでな、早めに良くなるのだぞ」
ああ、またな。
──う~ん、やっぱり何も無ければ性格もイケメンなんだよなあ、さっぱりしてるし。
まあ、がんじがらめなんだろうな、色々と。
三男だし、人生に関しては色々と厳しいものがあるのだろう。
俺がどこまでアルバートに色々教えられるかだな……。
いや、そんな大したものじゃないんですけどね?
俺が出会った人とかを書き留めてて、そういった人たちがどういう人かを書いてるんだ。
ミラノとアリアは快く引き受けてくれてさ、今の所こんな感じで書いてる。
「漫画のような描き方をするのだな。だが、良いだろう、我をしっかりと書き留めるが良い! して、何を書くのだ?」
名前とか、家とかを自分の口で言って欲しい。冷静に考えると、俺達互いに名乗りあってないわけだし。
「うむ、であったな。では、その手帳に刻んでもらおうか、我が武名を!」
あ、手短にな? 要点を抑えて、簡潔にしてくれればいいから。
ミラノとアリアは~うんたらかんたら~って風にしてたから、それに足並みをそろえる感じで。
「あ、うむ。理解した。我はアルバート。槍の一族、ヴァレリオ公爵家の三男よ。今年で……そう、貴様に負けたあの日に歳を重ねた、十六になる」
あぁ、そっか。ミラノとアリアは二年早く学園に来たんだよな。
なんか普段二人と一緒に居るから分からなくなってくるけど、あの二人も優秀なんだよなあ。
「いやなに、あの二人は二年早く学園に入ったが、今の所同学年で勝る物は居らぬ。我も……魔法や学では勝てぬからな」
唯一勝てるとしたら武術。魔法と槍術を交えた戦闘くらい?
「間合いが近ければそれも有るだろうが、あの二人は詠唱も早い方だ。遠ければ遠いほどに我でも魔法で穿たれる。アリアは咳き込んでしまうとは言うが、それでも魔法の行使が出来ないというだけで優秀だからな」
グリムは──いや、アルバートの従者はどんな感じ?
「我の従者か? グリムは、そうだな。物心ついた頃から一緒だが、優秀では有るが、それでも天才ではない。ミラノとアリアがその天才だが、グリムは秀才だ。魔法の行使は確かに早いが、それでも二人には敵わん」
──全然二人が凄いって実感できないんだよなあ。
優秀だとか、学年首位とかは聞いてるけどさ。
「それは貴様の学が足りぬからだ。しかし、グリムは弓を使えば百発百中、相手が近寄ろうとも短剣や体術で相手を倒す技術がある。それはミラノやアリアにも無いものだ」
そうだね、二人に無い長所がある。それだけでも良い事だ。
そこら変は本人に聞くよ、家族構成は?
「家族か? 父と母が居て、二人の──まあ、優秀な兄《けい》が居る。父にも二人の兄にも我と同じように従者が居て、それぞれに優秀だ。長兄は武に秀でている、次兄は魔法の扱いや知識に富んでいる。もう既に兵を任されたり、その知恵を借りるなどと父の支えとなっているのだ」
なるほど、アルバートはそんな二人を見てきたと。
「うむ。我も、強くなりたいのだ。二人の立派な兄にぶら下がるのではなく、一人の男として認めて貰いたい。その為には、何かしらに秀でてなければ話にならん」
心意気は立派、と。
あぁ、忙しい所悪かった。グリムも早めに解放するから、家でも鍛錬頑張ってな。
「貴様こそ、健常たれ。また会おう」
──まあ、表向きは大分良い性格してるんだけどなあ。
ヘタレるし、無自覚な虐めとかするし。
それでも誰も逆らわないくらいには実力者では有ったのだから、その二人がさらに優秀なんだろうなあ……。
けど、なんだ。人がついて行きたくなる程度の美貌というか、イケメンさではあるんだよなぁ……。
俺は完全に家族の中で海外の血が濃いから、三十間近になっても精悍な顔付きには慣れなかったのが悔やまれる。
まあ、仕方の無い事か……。
~ ☆ ~
「見舞いに来たが──何をしているんだ、貴様は」
あ~、うん。この前の続きだよ。
あれからまた幾らか状況が変わったし、新しい情報を書き足しても良い頃かと思って。
「成る程な。しかし、貴様は大怪我をしたのだろう? 無理をせず、休んでいた方が良いのではないのか?」
だからベッドから抜け出さないで作業してるだろ?
これなら気分が悪くなってもそのまま眠れるし、手を動かすだけの作業なら難しい事じゃない。
「なるほどな」
──ヴァレリオ家について聞いてもいいか?
「ああ、構わぬが。それも必要な事か?」
まあな~。ヴァレリオ家がどういう家なのかっての聞いてないし、そこらへんも聞いてみたいなって。
「よかろう。ヴァレリオ家は果実の豊富な一帯を支配している、その上絹だの家畜だのもやっているのでな。ある種、国の活力に繋がるものを生産しているとも言える」
デルブルグは農業、ヴァレリオ家は畜産や果実と……。
「それと、デルブルグ家は戦いにおいて技術を重視する。それに対してヴァレリオ家は厳しく鍛え上げた兵士で、敵を蹴散らす事を重視している。この前の軍事演習では陣地構築の終わった敵……まあデルブルグ家の者が敵役だったが、それに対して攻撃をすると言うのではあまりその長所を発揮出来てはおらぬな」
なるほど、力のヴァレリオ家、技のデルブルグ家か。
「我も、学園を出ればあの中に加わる余地はあるはずだ。我は──攻撃一辺倒になる、そういうときにグリムのような従者が支えてくれる。長兄の場合は周囲の状況を見て部隊の手綱を握る、次兄の場合は魔法行使が主となるからその護衛だな」
アルバートの場合は、どうなるんだろうな。
「さてな……。まだ分からんとしか言えぬ。まあ、この前のように肩を並べて共に戦うというのは、我にとっては心地良かったが、非常事態だったのでな。今の所、ただの教育係だ」
はは、何度かグリムに蹴り喰らったりしてたな。
「うむ。グリムは良い従者だ。無論、貴様の使い魔もな」
カティアもグリムに似て、行き過ぎた俺を引き止めたり、護ろうとはしてくれるからなあ。
そういう意味では、お互い恵まれてるよ。
そういや、アイアスとは仲がいいのか?
「あのクソ爺……いや、槍の面倒を見てくれている英雄殿と仲が良いかと問われると微妙だがな。けれども、教える事は教えてくれるし、間違いは間違いだと指摘する。我が学園に入って早々に武で他生徒を押し退けたのは──教えが良かったからだな」
そういうのは本人に感謝したらいいだろ。
「同じだけ痛めつけられれば口も重くなるわ! 貴様には分からぬであろうな、腕が折れる痛みや、体中が痣だらけになるのは。我は確かに学園で強いといわれるが、その裏で毎年ボロボロにされているのだ!」
俺も骨くらい折った事あるし、普通じゃね?
まあ、アルバートにとっては普通じゃないんだろうけど。
「貴様も傷は勲章だというのか?」
傷が勲章だとは言わないけど、傷つかないで得られる栄光なんて無いだろ。
痛い思いをして、辛い思いをして得たものだから意味があるんだ。
「そういうものか。……さて、そろそろ我は行くぞ。あまり長居しては身体に障るのでな、早めに良くなるのだぞ」
ああ、またな。
──う~ん、やっぱり何も無ければ性格もイケメンなんだよなあ、さっぱりしてるし。
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