愛され南田くんは、寂しがり屋の甘えたです 〜無自覚甘えたが止まりません〜

葉月

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健の部屋で、初お家デート! ②

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がんばれ、俺‼︎

エプロン姿の優斗はジャガイモを洗いながら、懸命に自分に喝を入れていた。

健に『先、ご飯作る‼︎』って、俺が宣言したんだ‼︎
健の部屋に初めて来たからって、
健が家ではメガネに掛け替えて、ものすごく色っぽくなってるからって、
俺の料理待ちの間、考え事しながら仕事の書類に目を通してる姿が、本当にカッコいいからって……
健と先にイチャイチャしたいなんて、思っちゃダメなんだーーーー‼︎‼︎


優斗は健の部屋についてから、本心は料理どころではなかった。
健の部屋があるマンションは、駅から徒歩5分ほどで、マンション下のオートロックのドアを開けると、そこには広いエントランスがある。
部屋のに入るとモデルルームのような広いダイニングが広がり、窓際には観葉植物、部屋の中央には大きなL字型のソファー、液晶テレビが壁に付いているようだ。
対面キッチンも綺麗に整頓されていて、調理器具も使いやすい場所に片付けられていた。

部屋に帰ってくるなり、健は優斗を寝室に連れて行こうとするが、ガンとして優斗がそれを拒否し、料理に打ち込もうとするが……

やっぱり無理だよ‼︎
今すぐ!
今すぐ健にくっつきたい!
そればっかり考えてしまう!
ちょっと健にくっついたら、俺の気持ち落ち着くかな?
さっき健に『ダメ‼︎』って言っちゃったから、今から『くっついてもいい?』って聞いたら、引かれるかな?
しかも今、仕事の書類読んでるし……
あの横顔、好きすぎる!
いいかな?くっついて……
後ろから、そっと近づいて、
ちょっとぐらいならいいよね。
健で充電させてもらおう!

真剣な顔で書類に目を通す健のそばを、通り過ぎるフリをし、そっと背後に近づき健の背中に抱きつこうとした時、

「わっ‼︎」

優斗は健に抱き抱えられていた。
「た、健、書類見てたんじゃ……」
「書類見てるふりして、優斗のことチラ見してた。優斗全然料理せずに、ずっと俺ばっかり見てただろ?」
健が嬉しそうに笑う。

俺が健ばっかり見てたの、気がつかれてたなんて、そんなの全然気が付かなかった‼︎

「それで、優斗は俺の後ろに来て何しようとしてた?」
悪戯っぽい眼差しで、健が優斗を見つめた。
「‼︎それは……、健にくっつきたくて……」

これ言ったら、絶対笑われる…。

気まずくなった優斗は健から目をそらすが、健はわざと優斗の顔を覗き込むと、
「だと思った。だから料理の前にイチャイチャしよって言ったじゃん」
優斗を抱き上げたままの健は誇らしそうだ。
「だってイチャイチャしたら、俺、料理できなくなっちゃうって‼︎」
優斗が頬を膨らます。
「じゃあ優斗は料理してて。俺は好きにさせてもらうから」
そういうと健は優斗を下ろし、
「さっきジャガイモ洗ってただろ?続き、洗わないと」
優斗に洗いかけのジャガイモを手渡した。


『俺は好きにさせてもらうから』ってどういう意味なんだろう?

優斗は言われるがままジャガイモを洗い出すと、健の手が背後から優斗の服に近づき…

「‼︎っん……ぁっ……」

健が優斗の服の中にするすると手を入れ、乳首の周りを優しく撫でた。
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