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第四章
甘い夜 ② <エロス>
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「蓮…何してほしい…?」
真司は蓮のささやきに流されるように、甘い声で聞く。
「後ろから抱きしめて…」
ベットに横向きに倒れた蓮は、真司を誘惑する様に流し目で真司を見つめる。
真司は誘われるまま、蓮を後ろから優しく抱きしめる。
「…それから?」
「キスして…」
蓮は真司に抱かれながら顔だけ後ろをむき、口を開けた。
真司はそれに応えるよう、二人の舌がしっかり絡み合うように真司は蓮の口内を舐め回す。
部屋の中にはくちゅくちゅと二人が舌を絡め合う音が響く。
音だけで、頭がおかしくなりそうだ。
このまま、蓮の乳首を…
思うより先に濃厚なキスをしながら、真司は蓮の片方の乳首をきゅっと摘んだ。
「ぁん、ん…」
キスで蕩けていた蓮は真司に摘まれ、ビクンと体を揺らす。
真司はより強く蓮の乳首をつまみ、こね回す。
「…真司…そこは…」
真司に摘まれれば摘まれるほど、蓮の腰は反り返る。
「蓮…今日はいつもより感じやすいんだね…」
真司は蓮の耳に熱い吐息まじりに囁く。
その声に蓮が反応する。
蓮の乳首をこね回していた真司だったが、次は親指と中指で乳首をこねつつ、中指で蓮の乳首の先端を爪で優しくひっかく。
「はぁぁん…それダメ…」
「俺には気持ちよさそうに見えるよ…」
後ろから抱きしめているので、真司には蓮の表情は分からなかったが、濡れた声だけで今、蓮がどんな顔をしてるのか想像でき、もっと虐めたくなる。
真司は蓮の乳首を舐め回したいのを我慢し、蓮が喘ぐ声を聞きながら蓮の乳首を攻めまくる。
指で弾いたり、かと思えば乳首の周りを触れるか触れないかの力で擦ったり…
「指なのに、舐められてるみたいだろ…蓮」
「はぁぁん…」
真司の声で感じたのか、蓮の腰がビクンと動き、楔から愛液が止めどなく流れだした。
「両方触れられたら…蓮…どうなる?」
「…そんな…」
潤んだ瞳で蓮は真司を見た。
「触って欲しい?」
「……」
「言わないと、やめるよ」
「……」
快感から顔を歪めながら、蓮は熱をもった吐息だけを吐き続ける。
「蓮…」
蓮の乳首を攻めていた真司の手がピタッと止まる。
「やめていい?」
真司は蓮の顔を覗き込むように見つめた。
「……いで…」
蓮は頬を赤らめながら、小さな声で言う。
「聞こえないよ…蓮」
真司は優しく蓮の頬にキスをする。
「…やめないで…」
蓮は恥ずかしさのあまり、真司から顔を逸らせる。
「いい子…」
真司は両手で蓮の乳首を下から弾いた。
「あっ…ぁん…」
待ち望んでいた刺激を得た蓮は、より声を上げて喘いだ。
「気持ちいい?」
「…きもち…いいぃ…」
言葉の通り、蓮の楔からは蜜がトロトロと流れる。
「しん…じ…まえも…さわって…」
恥ずかしさで蓮は耳まで真っ赤にする。
「今日は、乳首だけでイッて…」
真司は乳首を攻める手を止めず、蓮の首筋を舐め上げた。
「しんじ…おね…がい…いかせて…」
真司が蓮の楔を見ると、楔はピクピクしている。
「もういきそうなんだね…じゃあ…」
真司は蓮の乳首をギュッと摘むと引っ張り、手を離すと次は乳首を押し込んだ。
「ぁ"、ぁぁ…しんじ…や…」
「いきたいんだろ…蓮…乳首だけで、イッてごらん…」
真司も今すぐ蓮の乳首を口にふくみ、こね回し、甘噛みし、舌の上で舐め回したかったが、蓮が乳首だけでよがる姿が見たい欲求が抑えられなくなっていた。
「蓮…かわいいよ…」
真司が、ぴんと乳首を弾くと…
「あ"、あぁぁぁんん…」
硬くなっていた蓮の楔から、白濁した蜜が放たれた。
蜜を放った蓮の楔はビクビクと脈打ち、内腿はピクピクと痙攣する。
「蓮…頑張ったね…」
真司は蓮の頭に優しくキスをした。
蓮は頭だけ振り向く。
「…真司…」
蓮がはぁはぁと息を整えていると、
「次は蓮の望み通り、前も触ってあげるね…」
「…も?…」
蓮が聞き返す前に、真司は片手で蓮の楔を掌でしっかりと包み込むと擦りはじめ、もう片方で乳首をまたいじめだした。
「しんじ…もう…ぁ…っぁ」
蓮は真司に何かいいたそうにしていたが、それは喘ぎ声でかき消された。
先ほど放った蜜で蓮の楔はトロトロになり、真司が擦り上げるたび、ぐちゅぐちゅといやらしい音をたてる。
一度達してしまった蓮の体は、快楽から逃れられなくなり、楔はすぐに大きく硬くなっていく。
「しんじ…のかお…見ながら…いきたい…」
後ろを振り返る蓮の顔は火照り、瞳は潤み、涙が溢れる。
その姿に、真司はぞくっと肩を揺らす。
「蓮…口開けて…」
蓮は真司に言われるがまま後ろを向き、口を開けて舌を突き出した。
蓮の唇と真司の唇が重なると、真司は蓮の舌を吸い上げた。
「ん…ん…ん、ん…」
真司の口の中に響く蓮の声が大きくなるにつれ、蓮のくさびから発せられる、真司の掌と蓮の蜜が擦り合わさる音が大きくなる。
急に、蓮が真司との濃厚なキスから口を離すと、
「あ"あぁぁぁん…」
瞬く間に楔から蜜をはきだし、はぁはぁと肩で息をする。
そして、真司の方を向く。
「真司…」
蓮の言葉を待たずに真司は蓮の蜜でトロトロになった人差し指を、蓮の後孔に入れた。
「はぁぁん…しんじ…そこは…」
真司の指が差し込まれた瞬間、蓮の全身がビクンとし、きゅっと後孔で真司の指を締め付けた。
「この前教えてくれただろ?俺のを咥える準 備…」
真司は蓮の後孔から指を出し入れしながも、真司の楔が中に入っても蓮に負担がかからないようにする。
「しんじ…そんなに…かき…回したら…」
蓮はビクビクしなが腰を揺らし始める。
真司の人差し指がずぶずぶと入るようになると、次は中指も一緒に入れ、蓮の弱いところを探す。
真司は蓮のささやきに流されるように、甘い声で聞く。
「後ろから抱きしめて…」
ベットに横向きに倒れた蓮は、真司を誘惑する様に流し目で真司を見つめる。
真司は誘われるまま、蓮を後ろから優しく抱きしめる。
「…それから?」
「キスして…」
蓮は真司に抱かれながら顔だけ後ろをむき、口を開けた。
真司はそれに応えるよう、二人の舌がしっかり絡み合うように真司は蓮の口内を舐め回す。
部屋の中にはくちゅくちゅと二人が舌を絡め合う音が響く。
音だけで、頭がおかしくなりそうだ。
このまま、蓮の乳首を…
思うより先に濃厚なキスをしながら、真司は蓮の片方の乳首をきゅっと摘んだ。
「ぁん、ん…」
キスで蕩けていた蓮は真司に摘まれ、ビクンと体を揺らす。
真司はより強く蓮の乳首をつまみ、こね回す。
「…真司…そこは…」
真司に摘まれれば摘まれるほど、蓮の腰は反り返る。
「蓮…今日はいつもより感じやすいんだね…」
真司は蓮の耳に熱い吐息まじりに囁く。
その声に蓮が反応する。
蓮の乳首をこね回していた真司だったが、次は親指と中指で乳首をこねつつ、中指で蓮の乳首の先端を爪で優しくひっかく。
「はぁぁん…それダメ…」
「俺には気持ちよさそうに見えるよ…」
後ろから抱きしめているので、真司には蓮の表情は分からなかったが、濡れた声だけで今、蓮がどんな顔をしてるのか想像でき、もっと虐めたくなる。
真司は蓮の乳首を舐め回したいのを我慢し、蓮が喘ぐ声を聞きながら蓮の乳首を攻めまくる。
指で弾いたり、かと思えば乳首の周りを触れるか触れないかの力で擦ったり…
「指なのに、舐められてるみたいだろ…蓮」
「はぁぁん…」
真司の声で感じたのか、蓮の腰がビクンと動き、楔から愛液が止めどなく流れだした。
「両方触れられたら…蓮…どうなる?」
「…そんな…」
潤んだ瞳で蓮は真司を見た。
「触って欲しい?」
「……」
「言わないと、やめるよ」
「……」
快感から顔を歪めながら、蓮は熱をもった吐息だけを吐き続ける。
「蓮…」
蓮の乳首を攻めていた真司の手がピタッと止まる。
「やめていい?」
真司は蓮の顔を覗き込むように見つめた。
「……いで…」
蓮は頬を赤らめながら、小さな声で言う。
「聞こえないよ…蓮」
真司は優しく蓮の頬にキスをする。
「…やめないで…」
蓮は恥ずかしさのあまり、真司から顔を逸らせる。
「いい子…」
真司は両手で蓮の乳首を下から弾いた。
「あっ…ぁん…」
待ち望んでいた刺激を得た蓮は、より声を上げて喘いだ。
「気持ちいい?」
「…きもち…いいぃ…」
言葉の通り、蓮の楔からは蜜がトロトロと流れる。
「しん…じ…まえも…さわって…」
恥ずかしさで蓮は耳まで真っ赤にする。
「今日は、乳首だけでイッて…」
真司は乳首を攻める手を止めず、蓮の首筋を舐め上げた。
「しんじ…おね…がい…いかせて…」
真司が蓮の楔を見ると、楔はピクピクしている。
「もういきそうなんだね…じゃあ…」
真司は蓮の乳首をギュッと摘むと引っ張り、手を離すと次は乳首を押し込んだ。
「ぁ"、ぁぁ…しんじ…や…」
「いきたいんだろ…蓮…乳首だけで、イッてごらん…」
真司も今すぐ蓮の乳首を口にふくみ、こね回し、甘噛みし、舌の上で舐め回したかったが、蓮が乳首だけでよがる姿が見たい欲求が抑えられなくなっていた。
「蓮…かわいいよ…」
真司が、ぴんと乳首を弾くと…
「あ"、あぁぁぁんん…」
硬くなっていた蓮の楔から、白濁した蜜が放たれた。
蜜を放った蓮の楔はビクビクと脈打ち、内腿はピクピクと痙攣する。
「蓮…頑張ったね…」
真司は蓮の頭に優しくキスをした。
蓮は頭だけ振り向く。
「…真司…」
蓮がはぁはぁと息を整えていると、
「次は蓮の望み通り、前も触ってあげるね…」
「…も?…」
蓮が聞き返す前に、真司は片手で蓮の楔を掌でしっかりと包み込むと擦りはじめ、もう片方で乳首をまたいじめだした。
「しんじ…もう…ぁ…っぁ」
蓮は真司に何かいいたそうにしていたが、それは喘ぎ声でかき消された。
先ほど放った蜜で蓮の楔はトロトロになり、真司が擦り上げるたび、ぐちゅぐちゅといやらしい音をたてる。
一度達してしまった蓮の体は、快楽から逃れられなくなり、楔はすぐに大きく硬くなっていく。
「しんじ…のかお…見ながら…いきたい…」
後ろを振り返る蓮の顔は火照り、瞳は潤み、涙が溢れる。
その姿に、真司はぞくっと肩を揺らす。
「蓮…口開けて…」
蓮は真司に言われるがまま後ろを向き、口を開けて舌を突き出した。
蓮の唇と真司の唇が重なると、真司は蓮の舌を吸い上げた。
「ん…ん…ん、ん…」
真司の口の中に響く蓮の声が大きくなるにつれ、蓮のくさびから発せられる、真司の掌と蓮の蜜が擦り合わさる音が大きくなる。
急に、蓮が真司との濃厚なキスから口を離すと、
「あ"あぁぁぁん…」
瞬く間に楔から蜜をはきだし、はぁはぁと肩で息をする。
そして、真司の方を向く。
「真司…」
蓮の言葉を待たずに真司は蓮の蜜でトロトロになった人差し指を、蓮の後孔に入れた。
「はぁぁん…しんじ…そこは…」
真司の指が差し込まれた瞬間、蓮の全身がビクンとし、きゅっと後孔で真司の指を締め付けた。
「この前教えてくれただろ?俺のを咥える準 備…」
真司は蓮の後孔から指を出し入れしながも、真司の楔が中に入っても蓮に負担がかからないようにする。
「しんじ…そんなに…かき…回したら…」
蓮はビクビクしなが腰を揺らし始める。
真司の人差し指がずぶずぶと入るようになると、次は中指も一緒に入れ、蓮の弱いところを探す。
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