俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

葉月

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第五弾

大人の… ② <エロス>

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「蓮、嫌だったらいつでも言って…」
蓮はコクンとうなずく。
その様子を見て、真司はいつもよりゆっくりと蓮の服を脱がせ、ベットに座らせた。

「真司も脱いで…」

蓮は真司の上着に手を当て脱がせ、蓮の滑らかな肌があらわになった。

「今日は俺からさせて…」

蓮は真司を自分の隣に座らせ、キスをした。
蓮の舌はいとも簡単に真司の口の中に入りこみ、ゆっくりと…だが真司の舌を絡めとるような濃厚なものだった。
真司も蓮の口内を感じようと、必死に蓮の舌を絡めとるが、蓮の濃厚さに頭が真っ白になりそうだった。
息の上がった二人の口角からは二人の唾液が流れ出て、いやらしく首をつたっていく。

蓮はそっと真司の舌を離すと、舌でつーっと首から胸元を舐め、そして真司の乳首を含んだ。

「っ…」

蓮は下から真司を見上げ真司の様子を伺うように、舌を突き出し、ねっとりと舐め上げる。

「…っ蓮っ…」

真司は妖美な蓮の仕草と、乳首に与えられる刺激によって、腰の奥からうずきが込み上げてきた。

「蓮…」

真司が蓮を自分の体から離そうとすると、

「今日は真司が先にイッてから…」

蓮はするすると真司のベルトに手をかけ、ズボンと下着を脱がす。
真司の楔は反り返り、苦しいほどに硬くなっていた。
蓮は真司を立たせ、そして蓮自身は床に膝をつき、そのまま真司の楔を口に含む。
蓮は真司から目を逸らさず、じっと見つめながら真司の楔の先端をじゅるりと吸う。

「っつ!」

真司はブルっと身震いをしたかと思うと、真司の楔は蓮の舌に絡みとられ、楔の裏を舌がつたう。
そして、蓮の喉に当たるぐらい深く真司の楔を咥え込むと激しく出し入れする。

「…っ…く…蓮」

真司は無意識に蓮の頭を押さえ、自ら腰を揺らし始めた。
真司の姿を見た蓮は、嬉しそうに真司の楔を咥え喉に当たるほど真司の楔を受け入れる。
真司はされるがまま自分の楔を咥え続ける蓮の姿を見て楔がより大きく、そして腰の奥から何かが吹き出してくる感覚に陥った。 

「蓮…っつ‼︎」

真司は蓮の頭を押さえたまま、蓮の口で絶頂をむかえた。
蓮は口の中に注ぎ込まれた真司の液を全て飲み干し、最後の一滴まで飲み込もうと楔をじゅるっと吸い上げる。

「っ‼︎」

真司は初めて感じる刺激に体を震わせる。

「真司…気持ちよかった?」
蓮がトロントした瞳で真司を見つめる。

「気持ちよかったよ、蓮…可愛い」
真司も蓮と同じように床に膝をつき目線をあわせ、そして蓮の頭を撫でると蓮は嬉しそうに笑った。

「蓮…今度は俺がしていい?」
「…して…欲しい…」
蓮はゆっくりと立ち上がると、ベットに上がる。
「真司も…」
そして真司に手を差し伸べ、ベットへと誘う。

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