115 / 217
俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー
はじめての朝 ③
しおりを挟む
「真司のリクエスト通り…サンドイッチだよ」
少し意地悪をしてみたくなった蓮は吐息まじりに耳元で囁き、その声で真司の体がビクッと反応して目覚める。
「蓮…その言い方、ずるい…」
少し照れ、そして少し拗ねる真司の事が、蓮は可愛くて仕方ない。
「でも、そうした方が真司すぐに起きるだろ?」
クスクスと笑いながら、蓮がもう一度真司の額にキスをした。
真司はそのまま蓮をベットに引っ張り込もうと手を伸ばすが、蓮はするりと避ける。
本当は俺もベットに潜り込みたいけど…
「早くしないと、仕事に遅れるよ」
「う…」
真司が渋い顔をする。
「キッチンで待ってるから、用意できたら来て」
「うん」
そして、少しシュンとした。
無自覚だから許すけど、その顔がどれだけ俺の理性を壊しそうになるの、知っててやってる?
蓮は心の中でぼやいてしまう。
「二人でゆっくり朝食、食べよ」
微笑みながら、蓮は部屋を出ていった。
『二人でゆっくり朝食、食べよ』
自分で言っておきながら、蓮は照れた。
これからは、こんな幸せが続いていくのか…
蓮は幸せを噛み締めていた。
少し意地悪をしてみたくなった蓮は吐息まじりに耳元で囁き、その声で真司の体がビクッと反応して目覚める。
「蓮…その言い方、ずるい…」
少し照れ、そして少し拗ねる真司の事が、蓮は可愛くて仕方ない。
「でも、そうした方が真司すぐに起きるだろ?」
クスクスと笑いながら、蓮がもう一度真司の額にキスをした。
真司はそのまま蓮をベットに引っ張り込もうと手を伸ばすが、蓮はするりと避ける。
本当は俺もベットに潜り込みたいけど…
「早くしないと、仕事に遅れるよ」
「う…」
真司が渋い顔をする。
「キッチンで待ってるから、用意できたら来て」
「うん」
そして、少しシュンとした。
無自覚だから許すけど、その顔がどれだけ俺の理性を壊しそうになるの、知っててやってる?
蓮は心の中でぼやいてしまう。
「二人でゆっくり朝食、食べよ」
微笑みながら、蓮は部屋を出ていった。
『二人でゆっくり朝食、食べよ』
自分で言っておきながら、蓮は照れた。
これからは、こんな幸せが続いていくのか…
蓮は幸せを噛み締めていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
497
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる