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太陽と月
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「すっかり遅くなってしまいましたわ」
薄闇に染まった回廊をターニャは慌てて走っていた。
辺りはすっかり日が落ちてしまっている
両腕に抱かれた紙袋は、城外で購入した食用品やら日用品でパンパンなっていた。
ギルバートの即位式兼婚礼式が迫っているせいか、城外ではお祝いムードが漂っていて、普段見たことないような露店ばかり出店していた。
物珍しいそれに、思わず寄り道ばかりしていたら、つい遅くなってしまった。
(カルミア様、大丈夫かしら。少しは気分も晴れたかしら)
お茶会から戻ってきてからと言うものの、何やら様子のおかしいカルミアに、ターニャは心配を募らせていた。
(一体何があったのかしら。ターニャには言えないような事かしら)
カルミアの侍女になってからまだ日が浅い。
クロエなら言える事も、ターニャには言えないこともあるだろう。
『ターニャ、カルミア様をお願いね』
そう言って王宮を後にした彼女を、ターニャは思い出していた。
カルミアの部屋の前まで来ると、ターニャは深呼吸して息を整えた。
「カルミア様、入りますわね」
コンコンと小さく扉を叩くと、扉の奥から「はーい」とこもった声が聞こえた。幾分元気そうなその声にターニャは胸を撫で下ろし、そっと扉を開けた。
「ただいま戻りましたわ」
その部屋の主は、窓際のソファーにいた。
蝋燭一つついてない部屋の中で、淡い夜に沈んだ庭園を眺めていた。その横顔は暗くて見えないが、おそらく憂いに満ちてるに違いない。
「カルミア様、遅くなってごめんなさい。今明かりをつけますわね」
ターニャは部屋の中央に位置するテーブルに、膨らんだ紙袋を置いた。
一個の林檎がコロコロとテーブルの上を転がる。
クローゼットの中から梯子を取り出そうとカルミアに背を向けたその時だった。
「ーーターニャ、お願いがあるんだ」
カルミアの凛とした声が響いた。
***
ギルバートから逃げだして、自由になると覚悟を決めても、問題は山積みだった。
まず第一に勘のいいギルバートのことだ。カルミアの些細な変化を察知して、すぐに気付かれてしまう可能性がある。
なんとかギルバートを遠ざけて、悟られないようにしないといけない。そのためにはターニャの協力が必要だった。
「ギルの即位式まで、ギルをこの部屋に近づかないようにして欲しい」
ターニャは怪訝そうに首を傾げた。
「なんでですの?」
カルミアはターニャに一連の出来事を話した。
ヨハンからの手紙の内容、茶会での出来事、カルミアの決意。
そしてギルバートを欺くために、ターニャの協力が必要なこと。
ターニャはカルミアの話を静かに聞いていた。
「分かりましたわ。ギルバート様には、カルミア様は体調不良でお会い出来ないとでも言っておきますわ。でも本当にいいんですの?後悔はありませんの?カルミア様はギルバート様のことが、」
「後悔がないと言えば嘘になる。でももう耐えられないんだ。この生活も。ギルが僕以外を愛することも」
そう言ってふっと息を吐くように笑ったカルミアの表情は、何処か痛々しかった。
思わずターニャの胸がちくりと痛む。
「正直、自由になることに迷いもある。いくらヨハンからの手助けがあると言っても、十八年間籠の鳥だった。外の世界で簡単に生活出来ると思えない。それに僕を逃した罪で、ターニャも王宮から追放されるかもしれない。僕と関わってしまったばっかりに」
こんな時でもターニャの心配をしているカルミアに、ターニャは心底おかしくなり、クスクス笑った。
「カルミア様は本当にお優しいですわね」
向日葵のように優しい笑みがカルミアに向く。
「クロエちゃん、いつも言ってましたのよ。カルミア様は心優しいお方だって」
「...クロエが?」
「ええ。カルミア様にお仕えしているクロエちゃんは本当に楽しそうでしたわ。思わず見ているこっちが幸せになるくらい」
「……前から思ってたんだけどさ。クロエとターニャって仲がいいの?クロエちゃん、って愛称で呼んでるよね」
「...ええ。年も離れていて、クロエちゃんは大先輩でしたけど、私達は本当の姉妹のように仲が良かったんですの」
ターニャは視線を落として、言いにくそうに言葉を濁した。
「……ターニャは貴族出身ですから、侍女に成り立ての頃は、周囲の風当たりが強くて。貴族出身で侍女になるなんて前代未聞でしたから、きっとお遊びだと思われていたんだと思いますわ。侍女は女の世界なので、異質な存在を寄って集って目の敵にするんですの。お恥ずかしながら嫌がらせを受ける度、ターニャは悔しくて庭園の隅で泣いていました」
同じ侍女でありながら、クロエとターニャは正反対な存在だった。例えるなら陽と陰。太陽と月だろうか。生まれも、歩んで来た人生もまるで違う。
ターニャは男爵家の娘。性格も明るく社交的だ。おそらく誰からも好かれ、可愛がられたに違いない。
そんなターニャが、人から除け者扱いされていた時代がある事に、カルミアは驚きを隠せなかった。
「....でもクロエちゃんは違いましたの。仕事を教えてくれない教育係に変わって、手取り足取り仕事を教えてくれたり、嫌がらせからターニャを守ってくれたり。仲良くなるにはそう時間がかかりませんでしたわ」
カルミアはすぐに理解した。おそらくクロエは、ターニャを自分と重ねたのだ。幼い頃から魔族の子供という理由だけで、虐げられてきたクロエ。理由は違うにしても、何の罪もないターニャが除け者にされている姿を放っておけなかったのだろう。
「クロエちゃんがカルミア様の専属の侍女になって、風向きは良い方向に変わりましたわ。変わらずクロエちゃんを悪く言う人達もいたけれど。羨望の目を向けられることも多くなって。...ターニャ、嬉しかったんですの。クロエちゃんは誰も本当の自分を見てくれない。どんなに頑張っても誰も評価してくれないって何時も言っていましたから。やっとクロエちゃんの願いが叶ったんだってターニャは思いましたわ。...まぁ、また振出しに戻ってしまいましたけどね」
ターニャの表情が徐々に曇っていく。ポツリ、ポツリ、と一言一言を噛みしめるように言葉を吐いた。
「何の罪もないクロエちゃんを、あんな形で王宮から追放したギルバート様が許せません」
「...ターニャ」
「それにクロエちゃんの大切なカルミア様を、ここまで追い込んだ事も、ターニャ許せないですわ」
ターニャはつかつかとカルミアに歩みより、目線を合わせるこのようにしゃがみこんだ。カルミアの両手を握ると、薄金色の瞳をしっかりと捉えて、言葉を放った。
ターニャの手は子供のように小さいが、温かい。
「カルミア様、ターニャのことなんて気にしないで下さい。ターニャは元貴族です。伝がある限り、ここを追われたって、働き先なんていくらでもありますわ。そんな事より、カルミア様はご自分のことだけ考えて下さいまし。ここを出たら頼る人はそうそういません。何でも一人でやらないといけないのです。私のことなんて考えてる場合じゃないですわよ」
確かに、とカルミアは思った。
ここを出たら頼る人はいない。
身の回りのことから居住探し、職探しまで何でも一人でしないといけない。
十八年間籠の鳥だった。
おそらく今までのうのうと暮らしてきた分、過酷な生活が待ち受けるだろう。
それでもここを出ると決めた。後悔や不安はないと言えば嘘になるが、この先に待ち受けるここでの暮らしを思えば、逃げ出した方がよっぽどマシだ。
「ありがとう、ターニャ。おかげで覚悟が固まった」
「いいえ、お礼を言われるような事は何も言ってませんわ」
ターニャはカルミアの両手を解放すると、カルミアの目と鼻の先に拳をつぎだした。
「カルミア様、ギルバート様をギャフンと言わせてやりましょう」
カルミアはターニャの拳に、自分の拳をぶつける。
「勿論!!」
今に見てろよギルバート。
ーーこうしてカルミアの監禁脱出計画はスタートした。
薄闇に染まった回廊をターニャは慌てて走っていた。
辺りはすっかり日が落ちてしまっている
両腕に抱かれた紙袋は、城外で購入した食用品やら日用品でパンパンなっていた。
ギルバートの即位式兼婚礼式が迫っているせいか、城外ではお祝いムードが漂っていて、普段見たことないような露店ばかり出店していた。
物珍しいそれに、思わず寄り道ばかりしていたら、つい遅くなってしまった。
(カルミア様、大丈夫かしら。少しは気分も晴れたかしら)
お茶会から戻ってきてからと言うものの、何やら様子のおかしいカルミアに、ターニャは心配を募らせていた。
(一体何があったのかしら。ターニャには言えないような事かしら)
カルミアの侍女になってからまだ日が浅い。
クロエなら言える事も、ターニャには言えないこともあるだろう。
『ターニャ、カルミア様をお願いね』
そう言って王宮を後にした彼女を、ターニャは思い出していた。
カルミアの部屋の前まで来ると、ターニャは深呼吸して息を整えた。
「カルミア様、入りますわね」
コンコンと小さく扉を叩くと、扉の奥から「はーい」とこもった声が聞こえた。幾分元気そうなその声にターニャは胸を撫で下ろし、そっと扉を開けた。
「ただいま戻りましたわ」
その部屋の主は、窓際のソファーにいた。
蝋燭一つついてない部屋の中で、淡い夜に沈んだ庭園を眺めていた。その横顔は暗くて見えないが、おそらく憂いに満ちてるに違いない。
「カルミア様、遅くなってごめんなさい。今明かりをつけますわね」
ターニャは部屋の中央に位置するテーブルに、膨らんだ紙袋を置いた。
一個の林檎がコロコロとテーブルの上を転がる。
クローゼットの中から梯子を取り出そうとカルミアに背を向けたその時だった。
「ーーターニャ、お願いがあるんだ」
カルミアの凛とした声が響いた。
***
ギルバートから逃げだして、自由になると覚悟を決めても、問題は山積みだった。
まず第一に勘のいいギルバートのことだ。カルミアの些細な変化を察知して、すぐに気付かれてしまう可能性がある。
なんとかギルバートを遠ざけて、悟られないようにしないといけない。そのためにはターニャの協力が必要だった。
「ギルの即位式まで、ギルをこの部屋に近づかないようにして欲しい」
ターニャは怪訝そうに首を傾げた。
「なんでですの?」
カルミアはターニャに一連の出来事を話した。
ヨハンからの手紙の内容、茶会での出来事、カルミアの決意。
そしてギルバートを欺くために、ターニャの協力が必要なこと。
ターニャはカルミアの話を静かに聞いていた。
「分かりましたわ。ギルバート様には、カルミア様は体調不良でお会い出来ないとでも言っておきますわ。でも本当にいいんですの?後悔はありませんの?カルミア様はギルバート様のことが、」
「後悔がないと言えば嘘になる。でももう耐えられないんだ。この生活も。ギルが僕以外を愛することも」
そう言ってふっと息を吐くように笑ったカルミアの表情は、何処か痛々しかった。
思わずターニャの胸がちくりと痛む。
「正直、自由になることに迷いもある。いくらヨハンからの手助けがあると言っても、十八年間籠の鳥だった。外の世界で簡単に生活出来ると思えない。それに僕を逃した罪で、ターニャも王宮から追放されるかもしれない。僕と関わってしまったばっかりに」
こんな時でもターニャの心配をしているカルミアに、ターニャは心底おかしくなり、クスクス笑った。
「カルミア様は本当にお優しいですわね」
向日葵のように優しい笑みがカルミアに向く。
「クロエちゃん、いつも言ってましたのよ。カルミア様は心優しいお方だって」
「...クロエが?」
「ええ。カルミア様にお仕えしているクロエちゃんは本当に楽しそうでしたわ。思わず見ているこっちが幸せになるくらい」
「……前から思ってたんだけどさ。クロエとターニャって仲がいいの?クロエちゃん、って愛称で呼んでるよね」
「...ええ。年も離れていて、クロエちゃんは大先輩でしたけど、私達は本当の姉妹のように仲が良かったんですの」
ターニャは視線を落として、言いにくそうに言葉を濁した。
「……ターニャは貴族出身ですから、侍女に成り立ての頃は、周囲の風当たりが強くて。貴族出身で侍女になるなんて前代未聞でしたから、きっとお遊びだと思われていたんだと思いますわ。侍女は女の世界なので、異質な存在を寄って集って目の敵にするんですの。お恥ずかしながら嫌がらせを受ける度、ターニャは悔しくて庭園の隅で泣いていました」
同じ侍女でありながら、クロエとターニャは正反対な存在だった。例えるなら陽と陰。太陽と月だろうか。生まれも、歩んで来た人生もまるで違う。
ターニャは男爵家の娘。性格も明るく社交的だ。おそらく誰からも好かれ、可愛がられたに違いない。
そんなターニャが、人から除け者扱いされていた時代がある事に、カルミアは驚きを隠せなかった。
「....でもクロエちゃんは違いましたの。仕事を教えてくれない教育係に変わって、手取り足取り仕事を教えてくれたり、嫌がらせからターニャを守ってくれたり。仲良くなるにはそう時間がかかりませんでしたわ」
カルミアはすぐに理解した。おそらくクロエは、ターニャを自分と重ねたのだ。幼い頃から魔族の子供という理由だけで、虐げられてきたクロエ。理由は違うにしても、何の罪もないターニャが除け者にされている姿を放っておけなかったのだろう。
「クロエちゃんがカルミア様の専属の侍女になって、風向きは良い方向に変わりましたわ。変わらずクロエちゃんを悪く言う人達もいたけれど。羨望の目を向けられることも多くなって。...ターニャ、嬉しかったんですの。クロエちゃんは誰も本当の自分を見てくれない。どんなに頑張っても誰も評価してくれないって何時も言っていましたから。やっとクロエちゃんの願いが叶ったんだってターニャは思いましたわ。...まぁ、また振出しに戻ってしまいましたけどね」
ターニャの表情が徐々に曇っていく。ポツリ、ポツリ、と一言一言を噛みしめるように言葉を吐いた。
「何の罪もないクロエちゃんを、あんな形で王宮から追放したギルバート様が許せません」
「...ターニャ」
「それにクロエちゃんの大切なカルミア様を、ここまで追い込んだ事も、ターニャ許せないですわ」
ターニャはつかつかとカルミアに歩みより、目線を合わせるこのようにしゃがみこんだ。カルミアの両手を握ると、薄金色の瞳をしっかりと捉えて、言葉を放った。
ターニャの手は子供のように小さいが、温かい。
「カルミア様、ターニャのことなんて気にしないで下さい。ターニャは元貴族です。伝がある限り、ここを追われたって、働き先なんていくらでもありますわ。そんな事より、カルミア様はご自分のことだけ考えて下さいまし。ここを出たら頼る人はそうそういません。何でも一人でやらないといけないのです。私のことなんて考えてる場合じゃないですわよ」
確かに、とカルミアは思った。
ここを出たら頼る人はいない。
身の回りのことから居住探し、職探しまで何でも一人でしないといけない。
十八年間籠の鳥だった。
おそらく今までのうのうと暮らしてきた分、過酷な生活が待ち受けるだろう。
それでもここを出ると決めた。後悔や不安はないと言えば嘘になるが、この先に待ち受けるここでの暮らしを思えば、逃げ出した方がよっぽどマシだ。
「ありがとう、ターニャ。おかげで覚悟が固まった」
「いいえ、お礼を言われるような事は何も言ってませんわ」
ターニャはカルミアの両手を解放すると、カルミアの目と鼻の先に拳をつぎだした。
「カルミア様、ギルバート様をギャフンと言わせてやりましょう」
カルミアはターニャの拳に、自分の拳をぶつける。
「勿論!!」
今に見てろよギルバート。
ーーこうしてカルミアの監禁脱出計画はスタートした。
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