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2週間ぶりに剛史が帰って来た。
「着替えとか取りに来た。ところで仕事とか決まりそう?」
「やっぱ選り好みすると中々ねぇ…」
「そっか…仕事が決まってれば普通にそれなりの賃貸なら審査通るけど、万が一決まらなかったらとりあえずはマンスリーアパートじゃないと借りられないからその辺はお願いね」
たった2週間だったが目に見えてゴミは溢れ、タバコの臭いがはっきりと感じられた。
結局最後までこうなるか…と剛史は予想はしていたが気が重かった。
「それじゃまた2週間位したら戻ると思う。その時にはもう退去になるから準備もよろしくね」
そう言い残して剛史は出て行った。
「結美聞いてよー!剛史がさ、ガチで引っ越すっぽいんだよね。結婚出来ると思ってたのにあいつほんとクソなんだけど…まぁ押し通せばどうせいつもみたいに折れるだろうから良いんだけどさ。ダルすぎるから一生こき使ってやるわ。マジ見てて?」
佳奈美が電話しているとインターホンが鳴って誰かが来たようだ。
「ゴメン、セフくん来ちゃったからまた報告するね!バイバイ」と言って電話を切った。
そしてまた2週間が過ぎる頃、今度は剛史は引越し業者を連れて帰ってきた。
「え?何この人たち。」
「退去するんだから僕の荷物は出さなきゃいけないじゃん?」
「私はどうすんのよ」
「仕事は決まった?何も連絡なかったしどうにもしようがないよ」
「は?何で私が連絡しなきゃいけないの?剛史が決めたことじゃん」
「なら全部運び出してもらっとく?」
「やめてよ。私のものを勝手に触るとかあり得ないんだけど」
「もちろん。ちなみに月末の退去までに片付け終わらせないとそれ以降は佳奈美に請求いくと思うからその辺はちゃんとしてもらえると助かる」
「何で私が請求されんの?意味わかんないんだけど」
「そりゃ…退去日をすぎて佳奈美が居残ってたら居残ってるのは佳奈美なんだから佳奈美の責任じゃん?僕はそんな事になって佳奈美が困らないように仕事決めるように言ったし、そうすれば初期費用も出すって言ったよね?」
「そうだけどさ…ひどくない?」
「ひどいもなにも…僕は今言った通り手助けしようとしたよね…この現状を選択したのは佳奈美じゃない?」
「人のせいにしないで!」
「してないよ。佳奈美が心を入れ替えてくれたらまた1から2人でやっていけるかもって気持ちもあったんだけどさ…こうなってしまって悲しいんだ」
「そうならそうって最初から言えばこっちも考えてあげなくもなかったのにね。女々しい男。」
「佳奈美の言う通りかも知れないね。やっぱこの選択は佳奈美にとっても僕にとっても間違ってなかったんだと思う」
「いいから早く終わらせて出てってよ!」
3ヶ月ほど経って剛史は弁護士から連絡を受けた。
「ようやく全て終わりました。」
剛史は前々から全てを分かっていたのだ。
佳奈美が未だに他の男と切れていなかったこと、結局ゴネればなんとかなると高を括ってくるということ。
弁護士に相談をして管理会社やオーナーに話しを通した上で全ての物事を運んでいた。
佳奈美は多額の請求を受けた上に部屋に剛史が設置した防犯カメラには付き合っている頃から他の男を連れ込み情事に耽っていた事実がしっかりと残されていて佳奈美は請求を受けざるを得なかった。
その後、剛史の元には佳奈美に金を貸したが返ってこないという連絡が何件かあった。
金に困った佳奈美はなりふり構わず金を摘んだのだろう。
そんな事もあり剛史は心底後味が悪かった。
お互いに好きで付き合っていたと剛史は思っていたが、現実を知って自分の事を好きだったのではなく自分の持つものに好意を寄せていただけなのだと思い知ったからだ。
それに加えて別れたと話しを聞いたのか、お誘いが増えたことに剛史は人間不信と疑心暗鬼を加速させていた。
そんな時、初めて新人の教育係を任された時に担当した玲奈と同じプロジェクトの担当になった。
「あ、先輩お久しぶりです」
「おう。ひとり立ちしてからご無沙汰だったね。無事にやれてる?」
「そんな事より先輩大丈夫ですか?めっちゃ噂になってますよ!」
「なんの話??」
「彼女さんとこじれたとか、別れたって聞いたとたん女性が群がって人間不信になってるとか…」
「どこ情報よ。ほんとプライバシーなんて存在しないんだな笑」
「記者としてはネタ元は明かせません!この前、セキュリティなんちゃらのプライバシーなんちゃら研修を受けたのでプライバシーは大丈夫ですよ!」
「なんちゃらばっかじゃん笑」
「良いんですよ、研修なんて形だけで実際会社も中身よりやりましたーっていう外見が欲しいだけなんですから」
「核心をついてる」
「意識だけ高くて中身のないハリボテばっかりでイヤになります。他社との折衝でもやたら横文字並べて意識の高さを競い合うみたいな。アホらしいですよ」
「そんなぶっちゃけちゃって大丈夫?」
「ご心配ありがとうございます。先輩以外にはこんなこと言わないですから!むしろ、先輩の教えじゃないですか笑」
「ん?そうだった?」
「僕は中身のある仕事しか興味ないとか、人間関係だって外見やステータスじゃなくてちゃんと中身を見定めて付き合えとか…」
「そこはスルーしようよ…恥ずかしいからはぐらかしたのに」
「あら?そうだったんですか?新人研修とか意識の高い洗脳みたいな感じで早速辞めたくなってたんですけど先輩が担当してくれたからちゃんと地に足つけてちゃんと仕事してる人も居るって思えたから残れたんですもん」
「おいおい、やめてくれ。人間不信加速中の僕には持ち上げられるのすら気味悪く感じるんだよ」
「えー…先輩重症すぎません?嫌なことがあったらしこたま飲んで次の日は吐きながらでも二日酔いで仕事しろ!そうすれば嫌なことなんて考えてる暇もなくなるって言ってたのに…」
「おまえ、よく覚えてんな」
「こらー!おまえってダメなんですよ?ハラスメントです!!」
「ちゃっかりそういう所は意識高いじゃん笑」
「ちゃんと玲奈って名前があるんですから。先輩は絶対呼んでくれませんでしたけど」
「そりゃ下の名前で呼んだらそれこそ色々疑われるでしょ」
「いいじゃないですか。言いたい人はどんな研修したって根本は変わらないんですから」
「そりゃそうだ。実際、僕の話しがダダ漏れなんだから」
「先輩は特にですよね。ウチって7割位は意識と雰囲気でなんとなく仕事したつもり勢で、残りの3割で実質回してるようなものだからその3割が会社にとって大切な人材なのに、無能の7割がマジョリティだからなぜか有能な人こそ風当たりが強いっていう正義なんてものはないを地で行く感じです」
「わりと冷静に色々見てるんだな。でもその調子じゃ可愛いのに疎まれるだろ」
「まーたハラスメントですよー!可愛いのにとか!照れるじゃないですか。まぁ…その可愛さ目当て?のワンチャン狙いは多々ありますが、基本的に嫌われるタイプです笑」
「いやいや…ハラスメントはそのワンチャン狙いの奴らでしょ。」
「結局ハラスメントなんてのは武器の1つみたいなものですよね。イケメンには尻尾振るくせにオジさんに言われるとハラスメントだーみたいな。何でもかんでも一括りにして生きづらい世の中ですよ」
「なんだかオッサンみたいなこと言うよな」
「え、ひどーい!これガチハラスメントですから!!罰として今夜ご飯奢って下さいね!」
「マジで言ってる?それにホイホイ乗っかってハラスメントを受けましたーなんて言われる未来しかないわ。ガチの人間不信舐めんな?笑」
すると玲奈はスマホを取り出して録画を始めた。
「えー、今夜剛史先輩を私がご飯にお誘いします!これはハラスメントではない!繰り返す、これはハラスメントではない!」と入れると録画を止めた。
「なんのキャラ?」
「ええっ!?ちゃんと記録を残しておけば安心安全じゃないですか!」
「いやいや、知ってる?言わされた。とか、信じてたのに…いざその場になったら襲われた…なんて言えば全てひっくり返るんだから」
「先輩wwwどんだけ拗らせてるんですかwww」
「そりゃーね。触らぬ神に祟りなしを全力で実践してるからな」
玲奈は思わず剛史の頭を撫でた。
「先輩をこんなにまでしてしまうほどに辛かったんですね…」
玲奈の目には涙が溢れそうになっている。
「おい、待て。マジで待って。何故に泣く?」
「泣いてないです…目にゴミが……」
「まぁ…落ち着け。メシおごるから…な?」
「え、良いんですか!?もう決まりですからね?嘘はダメですから!」
「……えっとさ、なに?その変わり身の速さ」
「だから女を信じてはいけないのです。ちゃんと女としてのフィルターを外して人間自体を見極めて信じないといけないんです!先輩は優しいからどうしても付け込まれちゃうんですよね」
「どうした…?なんかあったか?」
「そりゃー…人間生きてると良いことばっかりじゃないですよね…」
「なにその意味深。心配になるじゃん」
「ま、プライベートなお話しはプライベートな時間にしましょ」
「遂に僕のほうがたしなめられる時が来てしまったとは…な」
「では予約しておくので19時にこちらへ」と玲奈はメモに住所と店名を書いて剛史に渡した。
「着替えとか取りに来た。ところで仕事とか決まりそう?」
「やっぱ選り好みすると中々ねぇ…」
「そっか…仕事が決まってれば普通にそれなりの賃貸なら審査通るけど、万が一決まらなかったらとりあえずはマンスリーアパートじゃないと借りられないからその辺はお願いね」
たった2週間だったが目に見えてゴミは溢れ、タバコの臭いがはっきりと感じられた。
結局最後までこうなるか…と剛史は予想はしていたが気が重かった。
「それじゃまた2週間位したら戻ると思う。その時にはもう退去になるから準備もよろしくね」
そう言い残して剛史は出て行った。
「結美聞いてよー!剛史がさ、ガチで引っ越すっぽいんだよね。結婚出来ると思ってたのにあいつほんとクソなんだけど…まぁ押し通せばどうせいつもみたいに折れるだろうから良いんだけどさ。ダルすぎるから一生こき使ってやるわ。マジ見てて?」
佳奈美が電話しているとインターホンが鳴って誰かが来たようだ。
「ゴメン、セフくん来ちゃったからまた報告するね!バイバイ」と言って電話を切った。
そしてまた2週間が過ぎる頃、今度は剛史は引越し業者を連れて帰ってきた。
「え?何この人たち。」
「退去するんだから僕の荷物は出さなきゃいけないじゃん?」
「私はどうすんのよ」
「仕事は決まった?何も連絡なかったしどうにもしようがないよ」
「は?何で私が連絡しなきゃいけないの?剛史が決めたことじゃん」
「なら全部運び出してもらっとく?」
「やめてよ。私のものを勝手に触るとかあり得ないんだけど」
「もちろん。ちなみに月末の退去までに片付け終わらせないとそれ以降は佳奈美に請求いくと思うからその辺はちゃんとしてもらえると助かる」
「何で私が請求されんの?意味わかんないんだけど」
「そりゃ…退去日をすぎて佳奈美が居残ってたら居残ってるのは佳奈美なんだから佳奈美の責任じゃん?僕はそんな事になって佳奈美が困らないように仕事決めるように言ったし、そうすれば初期費用も出すって言ったよね?」
「そうだけどさ…ひどくない?」
「ひどいもなにも…僕は今言った通り手助けしようとしたよね…この現状を選択したのは佳奈美じゃない?」
「人のせいにしないで!」
「してないよ。佳奈美が心を入れ替えてくれたらまた1から2人でやっていけるかもって気持ちもあったんだけどさ…こうなってしまって悲しいんだ」
「そうならそうって最初から言えばこっちも考えてあげなくもなかったのにね。女々しい男。」
「佳奈美の言う通りかも知れないね。やっぱこの選択は佳奈美にとっても僕にとっても間違ってなかったんだと思う」
「いいから早く終わらせて出てってよ!」
3ヶ月ほど経って剛史は弁護士から連絡を受けた。
「ようやく全て終わりました。」
剛史は前々から全てを分かっていたのだ。
佳奈美が未だに他の男と切れていなかったこと、結局ゴネればなんとかなると高を括ってくるということ。
弁護士に相談をして管理会社やオーナーに話しを通した上で全ての物事を運んでいた。
佳奈美は多額の請求を受けた上に部屋に剛史が設置した防犯カメラには付き合っている頃から他の男を連れ込み情事に耽っていた事実がしっかりと残されていて佳奈美は請求を受けざるを得なかった。
その後、剛史の元には佳奈美に金を貸したが返ってこないという連絡が何件かあった。
金に困った佳奈美はなりふり構わず金を摘んだのだろう。
そんな事もあり剛史は心底後味が悪かった。
お互いに好きで付き合っていたと剛史は思っていたが、現実を知って自分の事を好きだったのではなく自分の持つものに好意を寄せていただけなのだと思い知ったからだ。
それに加えて別れたと話しを聞いたのか、お誘いが増えたことに剛史は人間不信と疑心暗鬼を加速させていた。
そんな時、初めて新人の教育係を任された時に担当した玲奈と同じプロジェクトの担当になった。
「あ、先輩お久しぶりです」
「おう。ひとり立ちしてからご無沙汰だったね。無事にやれてる?」
「そんな事より先輩大丈夫ですか?めっちゃ噂になってますよ!」
「なんの話??」
「彼女さんとこじれたとか、別れたって聞いたとたん女性が群がって人間不信になってるとか…」
「どこ情報よ。ほんとプライバシーなんて存在しないんだな笑」
「記者としてはネタ元は明かせません!この前、セキュリティなんちゃらのプライバシーなんちゃら研修を受けたのでプライバシーは大丈夫ですよ!」
「なんちゃらばっかじゃん笑」
「良いんですよ、研修なんて形だけで実際会社も中身よりやりましたーっていう外見が欲しいだけなんですから」
「核心をついてる」
「意識だけ高くて中身のないハリボテばっかりでイヤになります。他社との折衝でもやたら横文字並べて意識の高さを競い合うみたいな。アホらしいですよ」
「そんなぶっちゃけちゃって大丈夫?」
「ご心配ありがとうございます。先輩以外にはこんなこと言わないですから!むしろ、先輩の教えじゃないですか笑」
「ん?そうだった?」
「僕は中身のある仕事しか興味ないとか、人間関係だって外見やステータスじゃなくてちゃんと中身を見定めて付き合えとか…」
「そこはスルーしようよ…恥ずかしいからはぐらかしたのに」
「あら?そうだったんですか?新人研修とか意識の高い洗脳みたいな感じで早速辞めたくなってたんですけど先輩が担当してくれたからちゃんと地に足つけてちゃんと仕事してる人も居るって思えたから残れたんですもん」
「おいおい、やめてくれ。人間不信加速中の僕には持ち上げられるのすら気味悪く感じるんだよ」
「えー…先輩重症すぎません?嫌なことがあったらしこたま飲んで次の日は吐きながらでも二日酔いで仕事しろ!そうすれば嫌なことなんて考えてる暇もなくなるって言ってたのに…」
「おまえ、よく覚えてんな」
「こらー!おまえってダメなんですよ?ハラスメントです!!」
「ちゃっかりそういう所は意識高いじゃん笑」
「ちゃんと玲奈って名前があるんですから。先輩は絶対呼んでくれませんでしたけど」
「そりゃ下の名前で呼んだらそれこそ色々疑われるでしょ」
「いいじゃないですか。言いたい人はどんな研修したって根本は変わらないんですから」
「そりゃそうだ。実際、僕の話しがダダ漏れなんだから」
「先輩は特にですよね。ウチって7割位は意識と雰囲気でなんとなく仕事したつもり勢で、残りの3割で実質回してるようなものだからその3割が会社にとって大切な人材なのに、無能の7割がマジョリティだからなぜか有能な人こそ風当たりが強いっていう正義なんてものはないを地で行く感じです」
「わりと冷静に色々見てるんだな。でもその調子じゃ可愛いのに疎まれるだろ」
「まーたハラスメントですよー!可愛いのにとか!照れるじゃないですか。まぁ…その可愛さ目当て?のワンチャン狙いは多々ありますが、基本的に嫌われるタイプです笑」
「いやいや…ハラスメントはそのワンチャン狙いの奴らでしょ。」
「結局ハラスメントなんてのは武器の1つみたいなものですよね。イケメンには尻尾振るくせにオジさんに言われるとハラスメントだーみたいな。何でもかんでも一括りにして生きづらい世の中ですよ」
「なんだかオッサンみたいなこと言うよな」
「え、ひどーい!これガチハラスメントですから!!罰として今夜ご飯奢って下さいね!」
「マジで言ってる?それにホイホイ乗っかってハラスメントを受けましたーなんて言われる未来しかないわ。ガチの人間不信舐めんな?笑」
すると玲奈はスマホを取り出して録画を始めた。
「えー、今夜剛史先輩を私がご飯にお誘いします!これはハラスメントではない!繰り返す、これはハラスメントではない!」と入れると録画を止めた。
「なんのキャラ?」
「ええっ!?ちゃんと記録を残しておけば安心安全じゃないですか!」
「いやいや、知ってる?言わされた。とか、信じてたのに…いざその場になったら襲われた…なんて言えば全てひっくり返るんだから」
「先輩wwwどんだけ拗らせてるんですかwww」
「そりゃーね。触らぬ神に祟りなしを全力で実践してるからな」
玲奈は思わず剛史の頭を撫でた。
「先輩をこんなにまでしてしまうほどに辛かったんですね…」
玲奈の目には涙が溢れそうになっている。
「おい、待て。マジで待って。何故に泣く?」
「泣いてないです…目にゴミが……」
「まぁ…落ち着け。メシおごるから…な?」
「え、良いんですか!?もう決まりですからね?嘘はダメですから!」
「……えっとさ、なに?その変わり身の速さ」
「だから女を信じてはいけないのです。ちゃんと女としてのフィルターを外して人間自体を見極めて信じないといけないんです!先輩は優しいからどうしても付け込まれちゃうんですよね」
「どうした…?なんかあったか?」
「そりゃー…人間生きてると良いことばっかりじゃないですよね…」
「なにその意味深。心配になるじゃん」
「ま、プライベートなお話しはプライベートな時間にしましょ」
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