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14,任命
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それから、シオンは1週間喪に服した後、いつもどおりに登校した。
「おはよう、クラウド」
「…おはよう」
教室でいつもと変わらずあいさつをするシオンに、きっと無理しているのだろうと思いながら、クラウドはあいさつを返す。
「聞いた。お兄さんのこと…」
クラウドは父親からサンカの殉職を聞いていた。何も触れないのも不自然であるし、話を切り出す。
「そう」
シオンは特に動じることなく、返事をする。
「き、今日、うちに遊びに来いよ!母さんがケーキ作って待ってるって言ってたぞ!」
少しでもシオンを元気づけようと、クラウドはいつもどおりに明るく誘う。
「うん、ありがとう」
シオンはにこりと微笑んだ。
「…っ」
そのきれいな笑顔を見て、クラウドはがく然とする。自分がシオンの兄の代わりになろうと張り切っていたが、絶対に無理だと悟った。
シオンは笑っていない。表情が笑っているだけで、心は何も感じていないのだ。深紫色のひとつの目も、何も映していないのだろう。
クラウドはこれ以上話す気は失せ、バッグの中身を机に出した。
3か月も経つと、シオンの様子は目に見えて変わっていた。
「満点はシオンだけだ。よくがんばったな」
勉強が好きではなく、成績は中の下だったシオンの成績の伸びは担任教師も驚くほどだった。苦手だったはずの数学のテストで満点をとり、クラスメートから羨望の眼差しを浴びる。
「クラウド、惜しかったな」
「…」
元々成績の良いクラウドはなぐさめられるようにテストを返され、決して悪くはない点を複雑な感情で見つめた。
「新記録だ!」
さらに苦手だった体育の授業でも。
「すごいな、シオン!次の大会に出てみないか?」
シオンは短距離走でダントツトップのタイムでゴールし、体育教師は興奮気味にほめ称える。
「シオンて、なんか変わったよね」
「うん、前はトロくて、かわいいって感じだったのにねー」
「背高くなったし、カッコいいよねっ」
女子たちはシオンの姿にうっとりし、きゃあきゃあとはしゃぐ。
「はぁ…っは…クソ」
2位でゴールしたクラウドは肩で息をしながら、息ひとつ上がっていないシオンをにらんだ。
「なぁ、シオン」
ある日の下校中、クラウドは前を歩くシオンに声をかける。
「何?」
振り向いたシオンはやはり、感情のない笑顔で。
少し前まで教えないと何も出来なかったのに、何でも完璧に出来るようになるなんて。かわいらしく見上げてくれたのに、見下ろされることになるなんて。手を引いてやっていたのに、追いかけることになるなんて。悔しくてたまらない。
彼への淡い恋心などすっかり失せ、むしろ敵意さえ芽生えてくる。
「お前、俺の一番嫌いな部類の人間だ」
「そう」
嫌悪を向けても、シオンはまったく動じることなく微笑む。
「…チッ」
クラウドは舌打ちし、遠くなった背中の後を追うように歩いた。
ウェア城にある闘技場は球場並の広さがある、王室護衛が訓練を行うための施設。渡り廊下で繋がっているが離れの建物だ。
そこで、シオンはレイニーとシャウアを相手に戦闘訓練を行っていた。
「シオン!待て!!」
攻撃を受けていたシャウアはシオンの覇気と目つきが変わったことに気づき、制止しようと叫ぶ。
「おいっ、シオン!!」
見守っていたレイニーもそれに気づき、手を止めないシオンとシャウアの間に入り、突き出された拳を受け止める。
「はぁ…っ!はぁ…!はい」
それでやっとふたりの声が耳に入ったらしいシオンは動きを止め、息を荒らげて返事をする。
「昨日も言っただろう。もっと力を抑えろ」
「そんな攻撃の仕方じゃ、身体がもたないぞ」
「…はい、すみません」
双子から注意され、うつむいて謝る。
「はぁ~…だから、俺たちは反対なんだ」
レイニーは盛大にため息をつき
「ああ。この調子なら、とてもじゃないが認められない」
シャウアも首を横に振る。
「すみません。気をつけます」
シオンはわかったのか否か、表情なく再び謝った。
王室護衛になることを王に直談判したシオンだが、それに相応しい戦闘能力を身につけなければ話にならない。サンカの死による怒りで解放した力は、ほとんど暴走に近いもの。その力をコントロール出来るようレイニーとシャウアが訓練を引き受けた。しかし、シオンの戦い方は相手は元より、自らも傷つけるような後先を考えていないもので。これではいくら身体を鍛えても耐えられず、戦闘能力が高くても護衛として使い物にならない。
それ以上に、双子としてはかわいい弟分を、危険な職業である王室護衛に就かせたくなかった。
「シオン、サンカの遺志を継ぎたいのはわかるけどな、無理してまで護衛になる必要はないんだぞ?」
「護衛にならずとも、遺志を継ぐことは出来るだろう。俺たちも協力する」
「いいえ。同じ王室護衛になって、僕がやらないと意味がありません」
ふたりもサンカの遺志…シオンの眼を奪った者を探すという『目的』を聞いていた。その上で説得するが、シオンの意思は固い。『王室護衛になる』以外の選択肢はないのだ。
「もう一度、お願いします」
「シオン…」
再び構える弟分にふたりは顔を見合わせ、半ばあきらめて訓練を再開した。
1年後。
「我が国と私に忠誠を誓うかい?」
絢爛豪華、きらびやかな謁見の間。美しいステンドグラスからの光が、台座に鎮座するウェア王の荘厳さを照らし出す。
「はい、誓います」
その前に片膝をつく少年、シオンははっきりと誓いの言葉をつむぎ、頭を垂れる。
「シオン、君を正式に王室護衛に任命する」
王は彼の前に進み出ると、その双肩に忠誠を誓った証である青布をかけた。
まだ14歳のシオンだが、王室護衛になることが認められた。本来なら、中等部を卒業する16歳まで就労することは出来ない。訓練により戦闘能力が安定したのと、本人の強い希望を汲んでの特例だ。
「期待しているよ」
3年前に彼の兄にかけたものと同じ言葉。
「はい」
シオンは目線を上げ、うなずいた。
「…」
こちらを見ているはずの深紫色の隻眼は奥が濁り、何を見ているかわからない。無邪気で純粋だったこの少年の心に生まれた闇を、王は哀しげに見つめた。
3年の月日が流れた。
シューカ街の学校の高等部では。廊下に張り出された学期末試験の成績表に人だかりが出来ていた。
「すげー…満点だぞ」
「前回もそうじゃなかったか?」
1位の生徒の点数を見て、皆、妬む気も起きずにただ感心する。
「おっ!噂をすれば」
その学年1位の生徒が廊下の向こうから歩いてくるのが見え、皆、彼に注目する。180センチを越える長身に、薄紫色のサラサラな髪、黒縁のメガネをかけていても隠せない端正な顔立ち。男女問わずほれぼれするような容姿だ。
「シオン!見たか?お前また1位だぞ!」
クラスメートの男子生徒が彼…シオンの背をトンと叩く。
「そうですか」
「興味なしってか」
素っ気ない返事のシオンに、苦笑いする。
「シオン~っ次の試験の時、こっそり見せてくれよ~」
別のクラスメートが泣きついてくる。下から数えた方が早い順位だったらしい。
「お断りします。事前に教えることなら出来ますが」
「お前に教わって出来りゃ苦労しねえよ~」
それを聞いた女子生徒たちが、聞き捨てならないとシオンにかけ寄ってくる。
「ちょっとシオン!私に勉強教えてくれるって約束じゃなかった?!」
「それ、先に約束したのは私だよ!ねぇシオン?」
口々に訴え、シオンの腕をつかみ、奪い合い状態になる。
「今は試験が終わったばかりですから。そのうち、時間がある時にぜひ」
遠回しな拒否だが、にこりと微笑むシオンのきれいな顔に彼女たちはうっとりと見惚れる。
「うん、わかったー」
「絶対だよ、シオン!」
落ち着いた彼女たちは、その場から離れるシオンにぞろぞろと付いていく。男子生徒たちはそれを呆れて見送った。
そこへ、赤髪の男子生徒が成績表前にやってくる。
「あ、おい、クラウド!お前、5位だぞ…」
「だから何だ?!」
話しかけた男子生徒を彼…クラウドは怒鳴って胸ぐらをつかみ上げる。
「ぐぇっ?!ほ、ほめてんだけど…っ?」
普段は気さくでノリの良いクラウドの剣幕に、男子生徒は驚いてうめく。
「…チッ」
クラウドは舌打ちし、遠くてもわかるシオンの背中をにらんだ。
昼休み中。シオンは校内の図書室にいた。女子生徒たちの一緒にランチをしようとの誘いをやんわり断り、ひとり静かに本を選んでいた。気になる本を見つけ、棚に手を伸ばすと右のこめかみ辺りにコツンと何かが当たる。
「?」
足元に落ちたのは紙飛行機。これを飛ばした主の気配はすでになくなっていた。なんとなく誰のしわざか気づいて紙飛行機を拾い、カサカサと広げる。それにはきれいな読みやすい字で『学年1位くらいで調子に乗るな。体育で勝負だ』と書かれていた。あまりに子どもっぽい宣戦布告に、シオンはふっと笑んだ。
「おはよう、クラウド」
「…おはよう」
教室でいつもと変わらずあいさつをするシオンに、きっと無理しているのだろうと思いながら、クラウドはあいさつを返す。
「聞いた。お兄さんのこと…」
クラウドは父親からサンカの殉職を聞いていた。何も触れないのも不自然であるし、話を切り出す。
「そう」
シオンは特に動じることなく、返事をする。
「き、今日、うちに遊びに来いよ!母さんがケーキ作って待ってるって言ってたぞ!」
少しでもシオンを元気づけようと、クラウドはいつもどおりに明るく誘う。
「うん、ありがとう」
シオンはにこりと微笑んだ。
「…っ」
そのきれいな笑顔を見て、クラウドはがく然とする。自分がシオンの兄の代わりになろうと張り切っていたが、絶対に無理だと悟った。
シオンは笑っていない。表情が笑っているだけで、心は何も感じていないのだ。深紫色のひとつの目も、何も映していないのだろう。
クラウドはこれ以上話す気は失せ、バッグの中身を机に出した。
3か月も経つと、シオンの様子は目に見えて変わっていた。
「満点はシオンだけだ。よくがんばったな」
勉強が好きではなく、成績は中の下だったシオンの成績の伸びは担任教師も驚くほどだった。苦手だったはずの数学のテストで満点をとり、クラスメートから羨望の眼差しを浴びる。
「クラウド、惜しかったな」
「…」
元々成績の良いクラウドはなぐさめられるようにテストを返され、決して悪くはない点を複雑な感情で見つめた。
「新記録だ!」
さらに苦手だった体育の授業でも。
「すごいな、シオン!次の大会に出てみないか?」
シオンは短距離走でダントツトップのタイムでゴールし、体育教師は興奮気味にほめ称える。
「シオンて、なんか変わったよね」
「うん、前はトロくて、かわいいって感じだったのにねー」
「背高くなったし、カッコいいよねっ」
女子たちはシオンの姿にうっとりし、きゃあきゃあとはしゃぐ。
「はぁ…っは…クソ」
2位でゴールしたクラウドは肩で息をしながら、息ひとつ上がっていないシオンをにらんだ。
「なぁ、シオン」
ある日の下校中、クラウドは前を歩くシオンに声をかける。
「何?」
振り向いたシオンはやはり、感情のない笑顔で。
少し前まで教えないと何も出来なかったのに、何でも完璧に出来るようになるなんて。かわいらしく見上げてくれたのに、見下ろされることになるなんて。手を引いてやっていたのに、追いかけることになるなんて。悔しくてたまらない。
彼への淡い恋心などすっかり失せ、むしろ敵意さえ芽生えてくる。
「お前、俺の一番嫌いな部類の人間だ」
「そう」
嫌悪を向けても、シオンはまったく動じることなく微笑む。
「…チッ」
クラウドは舌打ちし、遠くなった背中の後を追うように歩いた。
ウェア城にある闘技場は球場並の広さがある、王室護衛が訓練を行うための施設。渡り廊下で繋がっているが離れの建物だ。
そこで、シオンはレイニーとシャウアを相手に戦闘訓練を行っていた。
「シオン!待て!!」
攻撃を受けていたシャウアはシオンの覇気と目つきが変わったことに気づき、制止しようと叫ぶ。
「おいっ、シオン!!」
見守っていたレイニーもそれに気づき、手を止めないシオンとシャウアの間に入り、突き出された拳を受け止める。
「はぁ…っ!はぁ…!はい」
それでやっとふたりの声が耳に入ったらしいシオンは動きを止め、息を荒らげて返事をする。
「昨日も言っただろう。もっと力を抑えろ」
「そんな攻撃の仕方じゃ、身体がもたないぞ」
「…はい、すみません」
双子から注意され、うつむいて謝る。
「はぁ~…だから、俺たちは反対なんだ」
レイニーは盛大にため息をつき
「ああ。この調子なら、とてもじゃないが認められない」
シャウアも首を横に振る。
「すみません。気をつけます」
シオンはわかったのか否か、表情なく再び謝った。
王室護衛になることを王に直談判したシオンだが、それに相応しい戦闘能力を身につけなければ話にならない。サンカの死による怒りで解放した力は、ほとんど暴走に近いもの。その力をコントロール出来るようレイニーとシャウアが訓練を引き受けた。しかし、シオンの戦い方は相手は元より、自らも傷つけるような後先を考えていないもので。これではいくら身体を鍛えても耐えられず、戦闘能力が高くても護衛として使い物にならない。
それ以上に、双子としてはかわいい弟分を、危険な職業である王室護衛に就かせたくなかった。
「シオン、サンカの遺志を継ぎたいのはわかるけどな、無理してまで護衛になる必要はないんだぞ?」
「護衛にならずとも、遺志を継ぐことは出来るだろう。俺たちも協力する」
「いいえ。同じ王室護衛になって、僕がやらないと意味がありません」
ふたりもサンカの遺志…シオンの眼を奪った者を探すという『目的』を聞いていた。その上で説得するが、シオンの意思は固い。『王室護衛になる』以外の選択肢はないのだ。
「もう一度、お願いします」
「シオン…」
再び構える弟分にふたりは顔を見合わせ、半ばあきらめて訓練を再開した。
1年後。
「我が国と私に忠誠を誓うかい?」
絢爛豪華、きらびやかな謁見の間。美しいステンドグラスからの光が、台座に鎮座するウェア王の荘厳さを照らし出す。
「はい、誓います」
その前に片膝をつく少年、シオンははっきりと誓いの言葉をつむぎ、頭を垂れる。
「シオン、君を正式に王室護衛に任命する」
王は彼の前に進み出ると、その双肩に忠誠を誓った証である青布をかけた。
まだ14歳のシオンだが、王室護衛になることが認められた。本来なら、中等部を卒業する16歳まで就労することは出来ない。訓練により戦闘能力が安定したのと、本人の強い希望を汲んでの特例だ。
「期待しているよ」
3年前に彼の兄にかけたものと同じ言葉。
「はい」
シオンは目線を上げ、うなずいた。
「…」
こちらを見ているはずの深紫色の隻眼は奥が濁り、何を見ているかわからない。無邪気で純粋だったこの少年の心に生まれた闇を、王は哀しげに見つめた。
3年の月日が流れた。
シューカ街の学校の高等部では。廊下に張り出された学期末試験の成績表に人だかりが出来ていた。
「すげー…満点だぞ」
「前回もそうじゃなかったか?」
1位の生徒の点数を見て、皆、妬む気も起きずにただ感心する。
「おっ!噂をすれば」
その学年1位の生徒が廊下の向こうから歩いてくるのが見え、皆、彼に注目する。180センチを越える長身に、薄紫色のサラサラな髪、黒縁のメガネをかけていても隠せない端正な顔立ち。男女問わずほれぼれするような容姿だ。
「シオン!見たか?お前また1位だぞ!」
クラスメートの男子生徒が彼…シオンの背をトンと叩く。
「そうですか」
「興味なしってか」
素っ気ない返事のシオンに、苦笑いする。
「シオン~っ次の試験の時、こっそり見せてくれよ~」
別のクラスメートが泣きついてくる。下から数えた方が早い順位だったらしい。
「お断りします。事前に教えることなら出来ますが」
「お前に教わって出来りゃ苦労しねえよ~」
それを聞いた女子生徒たちが、聞き捨てならないとシオンにかけ寄ってくる。
「ちょっとシオン!私に勉強教えてくれるって約束じゃなかった?!」
「それ、先に約束したのは私だよ!ねぇシオン?」
口々に訴え、シオンの腕をつかみ、奪い合い状態になる。
「今は試験が終わったばかりですから。そのうち、時間がある時にぜひ」
遠回しな拒否だが、にこりと微笑むシオンのきれいな顔に彼女たちはうっとりと見惚れる。
「うん、わかったー」
「絶対だよ、シオン!」
落ち着いた彼女たちは、その場から離れるシオンにぞろぞろと付いていく。男子生徒たちはそれを呆れて見送った。
そこへ、赤髪の男子生徒が成績表前にやってくる。
「あ、おい、クラウド!お前、5位だぞ…」
「だから何だ?!」
話しかけた男子生徒を彼…クラウドは怒鳴って胸ぐらをつかみ上げる。
「ぐぇっ?!ほ、ほめてんだけど…っ?」
普段は気さくでノリの良いクラウドの剣幕に、男子生徒は驚いてうめく。
「…チッ」
クラウドは舌打ちし、遠くてもわかるシオンの背中をにらんだ。
昼休み中。シオンは校内の図書室にいた。女子生徒たちの一緒にランチをしようとの誘いをやんわり断り、ひとり静かに本を選んでいた。気になる本を見つけ、棚に手を伸ばすと右のこめかみ辺りにコツンと何かが当たる。
「?」
足元に落ちたのは紙飛行機。これを飛ばした主の気配はすでになくなっていた。なんとなく誰のしわざか気づいて紙飛行機を拾い、カサカサと広げる。それにはきれいな読みやすい字で『学年1位くらいで調子に乗るな。体育で勝負だ』と書かれていた。あまりに子どもっぽい宣戦布告に、シオンはふっと笑んだ。
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