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18,俺のもの
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「おい、アラシ」
「は、はい…っ」
クラウドはまだ息のあがっているアラシを呼び寄せる。
「ヒナタを頼む。あと、レンも連れて城に帰れ」
「えっ?な、何故…?」
眠っている背中のヒナタを下ろし、アラシに背負わせる。
「バカ野郎!わからないのか?あいつらはヤバい!早く行け!」
状況のわからないアラシを叱咤するクラウドの顔は青ざめていた。遠目からでもシオンと共にいるふたりの戦闘能力の高さは十分に感じる。彼らが例の金色の眼を持つ外国人なのか。
シオンの言う通り彼らが異変をもたらしたのなら、姿を見た自分たちを逃がさないだろう。蓮たち3人を守りながら、彼らを撃退することは自分には出来ない。3人だけでも見つかる前に逃がさなければとクラウドは思った。
「レン!お前もだ、急げ!」
と、動く様子のない蓮の背を叩く。
「どこに行くんだ?」
「な…っ?!」
数十メートル先にいたはずのひとりが背後におり、クラウドは驚いて振り向く。大柄で体格の良い男、ワンスだ。
「すごいね、こんなにお客さんが来るなんてさ」
更にもうひとり、赤い縁のメガネをかけた小柄な男、イールがにこにこと反対側に立っていた。早々に見つかってしまい、クラウドはぎゅっと拳を握る。だが、諦めるつもりはない。
「レン!アラシ!行け!!」
蓮の背を押し、アラシには反対方向を指差し、逃げる方向をバラけさせて彼らを撒こうというのだ。
「…っ」
蓮は一瞬迷うが、彼らの強さが自分より格上だということはわかる。今はクラウドに従うべきかと、走ろうとするが
「レン」
背後からぐいっと両肩をつかまれ、聞き覚えのある声が耳元で名を呼ぶ。
「やっと、触れた」
満足げに蓮の肩を引き寄せるのは左目に眼帯をつけた男、ヨイチ。
もうひとりいたのかと、クラウドはがく然とする。
「…っお前…?」
蓮は抱きしめてくる彼を見上げ、あの街で声をかけた盲人だと気づくのにしばらくかかった。ウェーブした長い青髪でなければ、同一人物だと思えないくらい印象が違う。右目は金色に鈍く光っていた。
「あ…!あの時、レン様を襲った…っ!」
アラシもヨイチが街で逃がした外国人だと気づく。
「レン、俺のものになれ」
「ん…っ?!」
ヨイチは呆然とする蓮のあごをつかむと、覆い被さるように唇を重ねた。
「つぅ…っ?!」
しかし、すぐにうめいて蓮を突き離す。彼の唇は切れ、血が滴っている。蓮が噛みついたのだ。
「お前、いきなり何なんだ?ワケわかんねーよ」
蓮はヨイチから跳んで離れ、ペッと唾を吐く。
「俺はものじゃねーし」
と、口元の血をぬぐうヨイチをにらんだ。
「レン…!」
怯みそうになっていたクラウドは、蓮の変わらない態度に再び奮い立つ。
「走れ、アラシ!!」
「…っはい!!」
クラウドの叫び声で、ヒナタを背負ったアラシは弾かれるように走り出す。
「逃がすか」
それを追いかけようと走るワンスに、クラウドは滑りこんで足払いをくらわせる。
ワンスは転びはしなかったが、バランスを崩して地に手をつく。
「お前の相手は俺だ…!!」
「ふ…やるな」
覇気を高めてにらみつけるクラウドを見上げ、笑む。
「あ、ちょっと!赤髪のお兄さんの相手は僕だよ!」
と、イールがふたりの間に割り込む。
「そうだったな。任せたぞ、イール」
ワンスは笑って立ち、アラシが走って行った方へ再び走り出す。
「く…っ待て!!」
「お兄さんの相手は僕だってば!」
イールはそれを止めようとするクラウドの前に立ちはだかる。
「どけ!!」
「おっと」
クラウドの渾身の拳をイールは軽々と避けると、その腕をつかんで豪快に腕投げする。
「チッ…」
クラウドは叩きつけられる前に身体を反転させて両足をつき、イールの手から逃れる。ワンスの行った先に目をやると、もう姿は見えなくなっていた。たいして時間稼ぎは出来なかったが、アラシが追いつかれないことを祈るしかない。
「やっと近くで見れて嬉しいな。お兄さん、僕のタイプなんだよね」
にこにこと話すイールをにらむが、メガネのせいで彼の目の色は確認出来ない。
「しかも、その強さは金眼保有者の血縁でしょ?」
「…何でわかる?一体お前たちは何なんだ?!何をしにここに来たんだ?!」
クラウドはイールの軽い雰囲気と外国人の知り得ない情報に気味悪さを感じ、振り払うように怒鳴る。
「いい目だね。やっぱり僕のタイプだよ」
にらむクラウドの鋭い目を見て、イールは笑んだまま言った。
「くく…やはり一筋縄ではいかないか」
声を出して笑うヨイチの背後から、ゆっくりと長身の人物が現れる。
「…シオン?」
それは確かにシオンなのだが、何か様子がおかしい。
「命令だ。レンを殺せ」
ヨイチは蓮を指差し、耳を疑う言葉を発する。
「?!」
次の瞬間、シオンは蓮の目の前にいた。
「シオ…っ」
蓮が名を呼び終わる前にシオンの拳が振り下ろされ、蓮はかろうじてそれを避ける。当たらなかった拳はその衝撃で積もった雪を巻き上げ、蓮のマントもほほも切れ、血が飛び散る。
「あいつ…っ何して…?!」
「お兄さん!よそ見しないでよ!」
まさかのシオンの行動にクラウドは蓮の方へかけ寄ろうとするが、イールが飛びかかってくる。
「く…っ!」
突き出された蹴りをクラウドは両腕で受け止める。小柄な彼の蹴りとは思えないほど重く、痺れる腕に顔をしかめる。
「僕の相手をしてよ。浮気はダメだからね?」
イールはにっこりと笑んだ。
「お前…っ何で…!」
息つく間のないシオンの攻撃を必死に避けながら、蓮は彼に訴えようとする。しかし、無表情のシオンに声が届いている様子はなく、その紫色の瞳も何を見ているのかわからなかった。
蓮はシオンと手合わせすらしたことがない。彼は王室護衛を退職した今でも戦闘能力は現役の護衛たちより桁違いに高く、実力差は元より、手加減されるのも腹が立つからだ。
今のシオンは手加減どころか、本当に殺す気で攻撃している。避けていても衣服は切れ、身体は痛み、当たれば間違いなく致命的だ。
「ぐ…っ!」
蓮は木の根に足を取られ、一瞬足元がぐらつく。シオンはそれを見逃さなかった。
鋭い蹴りが、蓮の右腕をまともにとらえた。蓮の身体は地に叩きつけられ、雪を散らしながら転がって木の根元に当たって止まる。
「あ、が、あぁぁぁ…っ!!」
右腕は折れて曲がり、脇腹にも激痛が走り、たまらず悲鳴をあげる。
「レンーっ!!」
クラウドが叫ぶ。
「よそ見すると、お兄さんの方が死ぬよっ!」
「ぐうっ?!」
イールの膝がクラウドの腹に叩きこまれる。
「が、は…っ!」
胃液が逆流し、身体を折るクラウドの後頭部へ更に肘打ちをくらわせ、地に突っ伏す彼の頭を踏みつける。
「何?お兄さんもあのコがそんなに気になるの?焼いちゃうな~」
「う…クソ…!」
頭からにじみ出た血が雪を赤く染め、クラウドは痛みと苦しさにうめいた。
「待て」
ヨイチはシオンの前に入り、うめく蓮を見下ろす。
「どうだ、レン。俺のものになる気になったか」
「ふ…ざけん、な…っ」
蓮はぎりっと歯を食い縛り、ヨイチをにらみつける。
「そうか」
ヨイチは蓮の曲がった右腕を踏みつけ、いたぶるようにぐりぐりと足を動かす。
「が…っ?!ぐぁああぁっ!!」
その激痛で上がった蓮の悲鳴が、森の中にこだまする。
「まぁいい。すぐその気になる」
呼吸もままならず、痛みに震えているのに、目は色を失わない。そんな蓮を楽しげに見下ろし、ヨイチは右腕から足を上げる。
「左腕と両足も折ってやれ」
背後のシオンにそう命じ、蓮から離れた。
シオンはもう頭も上げられない蓮に近づき、拳を構える。
「や、やめ…」
シオンに、殺される。信じられない。信じたくない。
彼は明らかにヨイチに操られている。これも金眼保有者に異変をもたらした彼らの力なのか。だとしたら、何故シオンは自分を見ても正気に戻らないのか。何度もささやき、与えられた彼の気持ちは嘘だったのか。
右足めがけ、振り下ろされる拳。
「…っやめろ!!シオン!!」
蓮は力を振り絞り、叫んだ。ピタリとシオンの拳が止まる。何も見ていなかったシオンの深い紫色の瞳が、蓮をうつす。
「…サンカ」
彼の口から出たのは、蓮も数日前に聞いた覚えのある名前。
蓮は訳がわからず、ただシオンを見上げた。
「は、はい…っ」
クラウドはまだ息のあがっているアラシを呼び寄せる。
「ヒナタを頼む。あと、レンも連れて城に帰れ」
「えっ?な、何故…?」
眠っている背中のヒナタを下ろし、アラシに背負わせる。
「バカ野郎!わからないのか?あいつらはヤバい!早く行け!」
状況のわからないアラシを叱咤するクラウドの顔は青ざめていた。遠目からでもシオンと共にいるふたりの戦闘能力の高さは十分に感じる。彼らが例の金色の眼を持つ外国人なのか。
シオンの言う通り彼らが異変をもたらしたのなら、姿を見た自分たちを逃がさないだろう。蓮たち3人を守りながら、彼らを撃退することは自分には出来ない。3人だけでも見つかる前に逃がさなければとクラウドは思った。
「レン!お前もだ、急げ!」
と、動く様子のない蓮の背を叩く。
「どこに行くんだ?」
「な…っ?!」
数十メートル先にいたはずのひとりが背後におり、クラウドは驚いて振り向く。大柄で体格の良い男、ワンスだ。
「すごいね、こんなにお客さんが来るなんてさ」
更にもうひとり、赤い縁のメガネをかけた小柄な男、イールがにこにこと反対側に立っていた。早々に見つかってしまい、クラウドはぎゅっと拳を握る。だが、諦めるつもりはない。
「レン!アラシ!行け!!」
蓮の背を押し、アラシには反対方向を指差し、逃げる方向をバラけさせて彼らを撒こうというのだ。
「…っ」
蓮は一瞬迷うが、彼らの強さが自分より格上だということはわかる。今はクラウドに従うべきかと、走ろうとするが
「レン」
背後からぐいっと両肩をつかまれ、聞き覚えのある声が耳元で名を呼ぶ。
「やっと、触れた」
満足げに蓮の肩を引き寄せるのは左目に眼帯をつけた男、ヨイチ。
もうひとりいたのかと、クラウドはがく然とする。
「…っお前…?」
蓮は抱きしめてくる彼を見上げ、あの街で声をかけた盲人だと気づくのにしばらくかかった。ウェーブした長い青髪でなければ、同一人物だと思えないくらい印象が違う。右目は金色に鈍く光っていた。
「あ…!あの時、レン様を襲った…っ!」
アラシもヨイチが街で逃がした外国人だと気づく。
「レン、俺のものになれ」
「ん…っ?!」
ヨイチは呆然とする蓮のあごをつかむと、覆い被さるように唇を重ねた。
「つぅ…っ?!」
しかし、すぐにうめいて蓮を突き離す。彼の唇は切れ、血が滴っている。蓮が噛みついたのだ。
「お前、いきなり何なんだ?ワケわかんねーよ」
蓮はヨイチから跳んで離れ、ペッと唾を吐く。
「俺はものじゃねーし」
と、口元の血をぬぐうヨイチをにらんだ。
「レン…!」
怯みそうになっていたクラウドは、蓮の変わらない態度に再び奮い立つ。
「走れ、アラシ!!」
「…っはい!!」
クラウドの叫び声で、ヒナタを背負ったアラシは弾かれるように走り出す。
「逃がすか」
それを追いかけようと走るワンスに、クラウドは滑りこんで足払いをくらわせる。
ワンスは転びはしなかったが、バランスを崩して地に手をつく。
「お前の相手は俺だ…!!」
「ふ…やるな」
覇気を高めてにらみつけるクラウドを見上げ、笑む。
「あ、ちょっと!赤髪のお兄さんの相手は僕だよ!」
と、イールがふたりの間に割り込む。
「そうだったな。任せたぞ、イール」
ワンスは笑って立ち、アラシが走って行った方へ再び走り出す。
「く…っ待て!!」
「お兄さんの相手は僕だってば!」
イールはそれを止めようとするクラウドの前に立ちはだかる。
「どけ!!」
「おっと」
クラウドの渾身の拳をイールは軽々と避けると、その腕をつかんで豪快に腕投げする。
「チッ…」
クラウドは叩きつけられる前に身体を反転させて両足をつき、イールの手から逃れる。ワンスの行った先に目をやると、もう姿は見えなくなっていた。たいして時間稼ぎは出来なかったが、アラシが追いつかれないことを祈るしかない。
「やっと近くで見れて嬉しいな。お兄さん、僕のタイプなんだよね」
にこにこと話すイールをにらむが、メガネのせいで彼の目の色は確認出来ない。
「しかも、その強さは金眼保有者の血縁でしょ?」
「…何でわかる?一体お前たちは何なんだ?!何をしにここに来たんだ?!」
クラウドはイールの軽い雰囲気と外国人の知り得ない情報に気味悪さを感じ、振り払うように怒鳴る。
「いい目だね。やっぱり僕のタイプだよ」
にらむクラウドの鋭い目を見て、イールは笑んだまま言った。
「くく…やはり一筋縄ではいかないか」
声を出して笑うヨイチの背後から、ゆっくりと長身の人物が現れる。
「…シオン?」
それは確かにシオンなのだが、何か様子がおかしい。
「命令だ。レンを殺せ」
ヨイチは蓮を指差し、耳を疑う言葉を発する。
「?!」
次の瞬間、シオンは蓮の目の前にいた。
「シオ…っ」
蓮が名を呼び終わる前にシオンの拳が振り下ろされ、蓮はかろうじてそれを避ける。当たらなかった拳はその衝撃で積もった雪を巻き上げ、蓮のマントもほほも切れ、血が飛び散る。
「あいつ…っ何して…?!」
「お兄さん!よそ見しないでよ!」
まさかのシオンの行動にクラウドは蓮の方へかけ寄ろうとするが、イールが飛びかかってくる。
「く…っ!」
突き出された蹴りをクラウドは両腕で受け止める。小柄な彼の蹴りとは思えないほど重く、痺れる腕に顔をしかめる。
「僕の相手をしてよ。浮気はダメだからね?」
イールはにっこりと笑んだ。
「お前…っ何で…!」
息つく間のないシオンの攻撃を必死に避けながら、蓮は彼に訴えようとする。しかし、無表情のシオンに声が届いている様子はなく、その紫色の瞳も何を見ているのかわからなかった。
蓮はシオンと手合わせすらしたことがない。彼は王室護衛を退職した今でも戦闘能力は現役の護衛たちより桁違いに高く、実力差は元より、手加減されるのも腹が立つからだ。
今のシオンは手加減どころか、本当に殺す気で攻撃している。避けていても衣服は切れ、身体は痛み、当たれば間違いなく致命的だ。
「ぐ…っ!」
蓮は木の根に足を取られ、一瞬足元がぐらつく。シオンはそれを見逃さなかった。
鋭い蹴りが、蓮の右腕をまともにとらえた。蓮の身体は地に叩きつけられ、雪を散らしながら転がって木の根元に当たって止まる。
「あ、が、あぁぁぁ…っ!!」
右腕は折れて曲がり、脇腹にも激痛が走り、たまらず悲鳴をあげる。
「レンーっ!!」
クラウドが叫ぶ。
「よそ見すると、お兄さんの方が死ぬよっ!」
「ぐうっ?!」
イールの膝がクラウドの腹に叩きこまれる。
「が、は…っ!」
胃液が逆流し、身体を折るクラウドの後頭部へ更に肘打ちをくらわせ、地に突っ伏す彼の頭を踏みつける。
「何?お兄さんもあのコがそんなに気になるの?焼いちゃうな~」
「う…クソ…!」
頭からにじみ出た血が雪を赤く染め、クラウドは痛みと苦しさにうめいた。
「待て」
ヨイチはシオンの前に入り、うめく蓮を見下ろす。
「どうだ、レン。俺のものになる気になったか」
「ふ…ざけん、な…っ」
蓮はぎりっと歯を食い縛り、ヨイチをにらみつける。
「そうか」
ヨイチは蓮の曲がった右腕を踏みつけ、いたぶるようにぐりぐりと足を動かす。
「が…っ?!ぐぁああぁっ!!」
その激痛で上がった蓮の悲鳴が、森の中にこだまする。
「まぁいい。すぐその気になる」
呼吸もままならず、痛みに震えているのに、目は色を失わない。そんな蓮を楽しげに見下ろし、ヨイチは右腕から足を上げる。
「左腕と両足も折ってやれ」
背後のシオンにそう命じ、蓮から離れた。
シオンはもう頭も上げられない蓮に近づき、拳を構える。
「や、やめ…」
シオンに、殺される。信じられない。信じたくない。
彼は明らかにヨイチに操られている。これも金眼保有者に異変をもたらした彼らの力なのか。だとしたら、何故シオンは自分を見ても正気に戻らないのか。何度もささやき、与えられた彼の気持ちは嘘だったのか。
右足めがけ、振り下ろされる拳。
「…っやめろ!!シオン!!」
蓮は力を振り絞り、叫んだ。ピタリとシオンの拳が止まる。何も見ていなかったシオンの深い紫色の瞳が、蓮をうつす。
「…サンカ」
彼の口から出たのは、蓮も数日前に聞いた覚えのある名前。
蓮は訳がわからず、ただシオンを見上げた。
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