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第四章【過去】
第二十四話
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「すみませんねぇ。餌にするような真似をしてしまって。」
いつもの笑顔で、しかし申し訳なさそうにそう言うのは鈴宮家当主の保だ。
保の視線の先には北斗がいた。
「いいえ、お役に立てて嬉しいです。」
対する北斗はこの状況に臆する事無く元気に首を振る。
昨夜の騒動から翌日。
北斗達はとある河川敷にいた。
あの後十分に睡眠を取らされ朝食もいつも以上に多めに食べさせられた。
保曰く『腹が減っては戦にならずですからね。』らしい。
言われるがまま保の指示に従い北斗達はこの人通りの少ない河川敷に来ていたのだった。
鈴宮家からそう遠くないこの場所にあの悪霊を呼んだらしい。
時刻はすでに夕刻を過ぎ辺りが黄昏色に染まり始めていた。
決して人通りは少なくないはずなのに何故かこの一画だけ廃れたような気がするのは気のせいなのか?
北斗が奇妙な感覚に首を傾げていると隣の保が声をかけてきた。
「わかりますか?ここはあの悪霊が生前よく使っていた場所なんですよ。」
なんて事の無い世間話のような言い方ではあったが、北斗は瞬時に意味を理解し表情を強張らせた。
悪霊が生前良く使っていた場所それはすなわち――
その言葉の答えに行き着いて背筋がぞっとする感覚に見舞われる。
さらに反対側の隣の人物を見ると同じく言葉の意味を理解したのか幼馴染の顔も青くなっていた。
「若菜大丈夫?」
幼馴染を心配し声をかけると若菜は大丈夫と首を縦に振って答えた。
若菜達は最初鈴宮家に残る予定だった。
しかし保の作戦を聞いた若菜が頑として付いて行くと聞かなかったのだ。
「北斗が悪霊の所に行くのに付いて行かないわけないじゃない!」
保の出した招待状には『那々瀬北斗も連れて行く』という条件が付けられていた。
それを知った若菜は「そんな危険な所に北斗だけ行かせるもんですか!」と保に食って掛かったのだった。
若菜の剣幕に負けた保が折れ、しかもなし崩しに光一も道連れとして強引に連れてこられた。
とは言っても光一も光一で「ここで逃げたら男が廃る!」と何故か瞳をキラキラさせて愛用の一眼レフカメラを携えて付いてきた豪傑だ。
そんな若年組に「若いって良いですね~♪」と苦笑して同意した保の反応は果たして不可抗力だったのかは謎である。
「や~れやれ、まさか全員集合だとは思ってなかったなぁ~。」
呆れた声の中にどこか愉しそうな響きを含んだ声が聞えてきた。
振り返ると猛がいつの間にか来ていた。
そういえば昨夜は猛さんいなかったなぁ、と北斗が考えているとふいに目の前にあの数珠が差し出された。
「はいこれ、肌身離さず持っておいて。」
そう言って猛は北斗の左腕に新しい数珠を着けてあげた。
「みんなの分もあるから♪兇も今日はこれを着けとけよ。」
そう言って若年組に数珠を配り終えると強引に兇の腕にも数珠をはめさせた。
「俺はいらん。」
「まあそう言うなって、今日のは特別なんだからいいだろ?みんなのためにも、な♪」
猛の言葉に不満そうな顔をしていた兇は暫く考えた後、不承不承といった態ではあったが大人しく従ったのだった。
そんな兄弟のやり取りを見ていた北斗はふと腕にはめられた数珠をまじまじと見てみた。
数珠はいつもの水晶のものとは違い翡翠の玉で出来ていた。
翡翠の玉の間には見慣れた小さな鈴が付いていた。
「綺麗でしょう?翡翠には魔除けの力もあるから威力倍増だよ♪」
いつもの茶目っ気たっぷりのウインクを送られ北斗は苦笑する。
「さて、そろそろ招待客が来る頃ですよ。」
保の言葉に一瞬で空気が緊迫した。
みな気持ちを引き締めその時を待った。
ず……
……ずズ……
ずズずずずズ……
暫くすると何かが這いずる様な音が聞えてきた。
何かを求めて彷徨うようなその音は寒気を誘う。
がっ
一瞬音が止んだと思ったら足首を何かに掴まれた。
「きゃあああああああああ」
思わず悲鳴が口から漏れる。
見ると地面を割って現れた真っ黒い腕が己の左足首を掴んでいた。
「――――ッ!!!!」
今度は声にならない声が喉から漏れる。
「那々瀬さん!」
真っ先に反応したのは兇だった。
持っていた短い先端の尖った棒のようなものを黒い腕に突き刺す。
すると黒い腕は霞のようになり北斗の横をすり抜けて離れていった。
「気が早いですねぇ。」
いつもの菩薩の笑顔で保が悠長に呟く。
黒い腕だったものは辺りから黒い霧のようなものを吸収しだした。
それは次第に大きくなり人の形を成していく。
そこに現れたのは――
黒く丈の長いコートを羽織り。
頭には大きなつばの帽子。
にたりと笑う口元と弧を描く二対の目。
だがその人影が彩るのは黒――闇のような真っ黒な影のようなものがそこに立っていた。
『お久しぶりですお嬢さん。』
影は北斗に三日月の視線を向けると頭上に乗った帽子を取りながら会釈してきた。
目を瞠る北斗ににたりと笑みが深くなる。
『そうそうそれ!その顔ですよ、くくくあの時・・・と変わらないなぁ~。』
影は嬉しそうにくつくつと喉を鳴らす。
影の言葉にどくんと心臓が脈打った。
知らず怒りで体が震えだす。
「やめろ!」
北斗が何かを言おうと口を開きかけたその時、兇が庇うように前へ出た。
はっとして見上げると怒りの形相の兇の顔が見えた。
「お前にこの娘は渡さない。」
目の前の悪霊を睨み据えながら兇が力強く宣言した。
兇の言葉に悪霊は面白そうに目を細める。
『くっくっく、まったく威勢が良い坊やだ。ならお手並み拝見といこうかねえ!!』
「!!!!」
悪霊は言い終わらないうちに北斗へと踊りかかった。
それを待ち構えていたかのように妨害し応戦する兇。
悪霊は黒い手足を触手のように伸ばして北斗を捉えようとする。
兇も手に持った太い短刀のようなもので伸びてくる触手を切り落としながら北斗には近づけさせないようにしていた。
暫くの間、悪霊と兇との激しい攻防が繰り返されていた。
その戦いから少し離れた場所で保が印を組みながら呪を唱えはじめる。
それを合図に若菜と光一が左右に分かれるように走り出した。
『何の真似だ!?』
声と共に、走り出した光一の目の前の地面に黒い触手が突き刺さった。
振り向くと鬼の形相でこちらを睨む悪霊の姿があった。
一回り大きくなった悪霊の体から触手が何本も増えている。
『お前等の好きにはさせんぞ!』
悪霊はそう言うと今度は若菜目掛けて触手を振るった。
「きゃあっ」
目の前に迫る触手に若菜が悲鳴を上げて身を固くしたが、しかし触手は若菜には届かなかった。
ぼとり、と千切れた触手が足元に落ちる。
「おっと、手出しはさせないぜ。」
若菜の目の前には薙刀を構えた猛が悪霊に向かって悪魔の笑顔を見せていた。
いつもの笑顔で、しかし申し訳なさそうにそう言うのは鈴宮家当主の保だ。
保の視線の先には北斗がいた。
「いいえ、お役に立てて嬉しいです。」
対する北斗はこの状況に臆する事無く元気に首を振る。
昨夜の騒動から翌日。
北斗達はとある河川敷にいた。
あの後十分に睡眠を取らされ朝食もいつも以上に多めに食べさせられた。
保曰く『腹が減っては戦にならずですからね。』らしい。
言われるがまま保の指示に従い北斗達はこの人通りの少ない河川敷に来ていたのだった。
鈴宮家からそう遠くないこの場所にあの悪霊を呼んだらしい。
時刻はすでに夕刻を過ぎ辺りが黄昏色に染まり始めていた。
決して人通りは少なくないはずなのに何故かこの一画だけ廃れたような気がするのは気のせいなのか?
北斗が奇妙な感覚に首を傾げていると隣の保が声をかけてきた。
「わかりますか?ここはあの悪霊が生前よく使っていた場所なんですよ。」
なんて事の無い世間話のような言い方ではあったが、北斗は瞬時に意味を理解し表情を強張らせた。
悪霊が生前良く使っていた場所それはすなわち――
その言葉の答えに行き着いて背筋がぞっとする感覚に見舞われる。
さらに反対側の隣の人物を見ると同じく言葉の意味を理解したのか幼馴染の顔も青くなっていた。
「若菜大丈夫?」
幼馴染を心配し声をかけると若菜は大丈夫と首を縦に振って答えた。
若菜達は最初鈴宮家に残る予定だった。
しかし保の作戦を聞いた若菜が頑として付いて行くと聞かなかったのだ。
「北斗が悪霊の所に行くのに付いて行かないわけないじゃない!」
保の出した招待状には『那々瀬北斗も連れて行く』という条件が付けられていた。
それを知った若菜は「そんな危険な所に北斗だけ行かせるもんですか!」と保に食って掛かったのだった。
若菜の剣幕に負けた保が折れ、しかもなし崩しに光一も道連れとして強引に連れてこられた。
とは言っても光一も光一で「ここで逃げたら男が廃る!」と何故か瞳をキラキラさせて愛用の一眼レフカメラを携えて付いてきた豪傑だ。
そんな若年組に「若いって良いですね~♪」と苦笑して同意した保の反応は果たして不可抗力だったのかは謎である。
「や~れやれ、まさか全員集合だとは思ってなかったなぁ~。」
呆れた声の中にどこか愉しそうな響きを含んだ声が聞えてきた。
振り返ると猛がいつの間にか来ていた。
そういえば昨夜は猛さんいなかったなぁ、と北斗が考えているとふいに目の前にあの数珠が差し出された。
「はいこれ、肌身離さず持っておいて。」
そう言って猛は北斗の左腕に新しい数珠を着けてあげた。
「みんなの分もあるから♪兇も今日はこれを着けとけよ。」
そう言って若年組に数珠を配り終えると強引に兇の腕にも数珠をはめさせた。
「俺はいらん。」
「まあそう言うなって、今日のは特別なんだからいいだろ?みんなのためにも、な♪」
猛の言葉に不満そうな顔をしていた兇は暫く考えた後、不承不承といった態ではあったが大人しく従ったのだった。
そんな兄弟のやり取りを見ていた北斗はふと腕にはめられた数珠をまじまじと見てみた。
数珠はいつもの水晶のものとは違い翡翠の玉で出来ていた。
翡翠の玉の間には見慣れた小さな鈴が付いていた。
「綺麗でしょう?翡翠には魔除けの力もあるから威力倍増だよ♪」
いつもの茶目っ気たっぷりのウインクを送られ北斗は苦笑する。
「さて、そろそろ招待客が来る頃ですよ。」
保の言葉に一瞬で空気が緊迫した。
みな気持ちを引き締めその時を待った。
ず……
……ずズ……
ずズずずずズ……
暫くすると何かが這いずる様な音が聞えてきた。
何かを求めて彷徨うようなその音は寒気を誘う。
がっ
一瞬音が止んだと思ったら足首を何かに掴まれた。
「きゃあああああああああ」
思わず悲鳴が口から漏れる。
見ると地面を割って現れた真っ黒い腕が己の左足首を掴んでいた。
「――――ッ!!!!」
今度は声にならない声が喉から漏れる。
「那々瀬さん!」
真っ先に反応したのは兇だった。
持っていた短い先端の尖った棒のようなものを黒い腕に突き刺す。
すると黒い腕は霞のようになり北斗の横をすり抜けて離れていった。
「気が早いですねぇ。」
いつもの菩薩の笑顔で保が悠長に呟く。
黒い腕だったものは辺りから黒い霧のようなものを吸収しだした。
それは次第に大きくなり人の形を成していく。
そこに現れたのは――
黒く丈の長いコートを羽織り。
頭には大きなつばの帽子。
にたりと笑う口元と弧を描く二対の目。
だがその人影が彩るのは黒――闇のような真っ黒な影のようなものがそこに立っていた。
『お久しぶりですお嬢さん。』
影は北斗に三日月の視線を向けると頭上に乗った帽子を取りながら会釈してきた。
目を瞠る北斗ににたりと笑みが深くなる。
『そうそうそれ!その顔ですよ、くくくあの時・・・と変わらないなぁ~。』
影は嬉しそうにくつくつと喉を鳴らす。
影の言葉にどくんと心臓が脈打った。
知らず怒りで体が震えだす。
「やめろ!」
北斗が何かを言おうと口を開きかけたその時、兇が庇うように前へ出た。
はっとして見上げると怒りの形相の兇の顔が見えた。
「お前にこの娘は渡さない。」
目の前の悪霊を睨み据えながら兇が力強く宣言した。
兇の言葉に悪霊は面白そうに目を細める。
『くっくっく、まったく威勢が良い坊やだ。ならお手並み拝見といこうかねえ!!』
「!!!!」
悪霊は言い終わらないうちに北斗へと踊りかかった。
それを待ち構えていたかのように妨害し応戦する兇。
悪霊は黒い手足を触手のように伸ばして北斗を捉えようとする。
兇も手に持った太い短刀のようなもので伸びてくる触手を切り落としながら北斗には近づけさせないようにしていた。
暫くの間、悪霊と兇との激しい攻防が繰り返されていた。
その戦いから少し離れた場所で保が印を組みながら呪を唱えはじめる。
それを合図に若菜と光一が左右に分かれるように走り出した。
『何の真似だ!?』
声と共に、走り出した光一の目の前の地面に黒い触手が突き刺さった。
振り向くと鬼の形相でこちらを睨む悪霊の姿があった。
一回り大きくなった悪霊の体から触手が何本も増えている。
『お前等の好きにはさせんぞ!』
悪霊はそう言うと今度は若菜目掛けて触手を振るった。
「きゃあっ」
目の前に迫る触手に若菜が悲鳴を上げて身を固くしたが、しかし触手は若菜には届かなかった。
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