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2.成長したら悪役令嬢になりきってます!
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「その程度で、このわたくしに張り合おうだなんて100万年早いですわ!」
「う、うう……。」
学園の廊下のど真ん中で、派手な令嬢が清楚で可憐な少女を罵っている姿があった。
――ふっ、決まったわ♪
派手な令嬢は、己の言った決め台詞に満足そうに頷きながら口元に笑みを作っていた。
何を隠そう、この派手な令嬢こそがイザベラであった。
数年後、立派に成長したイザベラは学園に入学していた。
そして、そこで予定通りヒロインが現れ、イザベラは毎日のように悪役令嬢の演技に精を出していたのであった。
先程も廊下を歩いていたヒロインに、理不尽な難癖をつけて言い負かした所であった。
ーーふふふ、見てエリオット!わたくしの雄姿を!!
イザベラは勝ち誇った顔で、ちらりと近くに居る筈の王子へと視線を送る。
しかし、王子は廊下の端の方で学友たちと談笑しており、こちらを見ていなかった。
――はあぁぁぁぁぁ!?な……なんで、こっちを見てないのよ~~!タイミング悪いったら、ありゃしないんだから!!
イザベラは、今回もこちらに気づいていない鈍感な王子に憤慨していた。
毎度毎度、こうやってヒロインを見つけては、王子が絡みやすいように悪役令嬢を演じているというのに、肝心の王子があれでは進展もへったくれもあったものではなかった。
――何回、同じ場面のイベントシーンを繰り返させてんのよ!いい加減気づきなさいよね、この鈍感王子!!
イザベラは、呑気に学友と談笑する王子を恨めしそうな視線で睨み付けていると、取り巻きの一人が声をかけてきた。
「あ、あの……イザベラ様。フィリア嬢は、もう行ってしまわれましたわ。」
「え?うそ。」
取り巻きの令嬢の言葉に、イザベラは目を丸くする。
慌てて見ると、ヒロインであるフィリアの姿は無かった。
しかも王子まで……。
「な、なんで?」
「その……先程、授業の予鈴が鳴りましたので……。」
イザベラが呟いていると、令嬢の一人が恐る恐る言ってきた。
「イザベラ様、わたくしたちも急ぎませんと……。」
「そ、そうね……い、急いで教室に戻りましょう!」
さすがに授業に遅れるのは不味いと、イザベラは冷や汗を流しながら慌てて教室へと急いだのであった。
そして数日後――
自室の鏡の前で、メイドにメイクを施して貰っているイザベラの姿があった。
「もっと、目元をキツイ感じにできないかしら?」
「こ、これ以上にでございますか?」
「そうよ。う~ん、できれば意地悪な継母みたいな感じにして頂戴!」
「は、はぁ……。」
どこでそんな事を覚えてくるんですか?と、メイドはブツブツ言いながら、言われた通りのメイクを施していく。
「はぁ……お嬢様は、清楚で可憐なメイクが似合いますのに……。」
「いいから、注文通りにして頂戴。これじゃないと困るのよ……ね、お願い!」
「はぁ、わかりました……。」
メイドは、主人の意味不明な要求に溜息を吐きながら渋々了承する。
そして、希望通りの吊り上がった目元が出来上がると、イザベラは満足した顔で頷いたのであった。
「うん、完璧♪ありがとう!」
そう言って、嬉しそうに鏡の前でお礼を言う主人に、メイドは諦めたように深い溜息を吐いていた。
そこへ、突然部屋のドアが開き王子が入って来た。
「イザベラ居る?」
「あら、エリオット来てたの?……あ!見て見て、このメイク。悪役令嬢っぽくて素敵でしょう♪」
イザベラは、突然入って来た王子に驚くどころか、いつもの事と素っ気無い返事をしていたが、メイクの事を思い出し得意気に見せてきたのであった。
しかし、メイクの感想を聞かれたエリオットは
「え?そ、そうだね……。」
悪役令嬢って何?と、聞き慣れない単語に?マークを浮かべながら引き攣った笑顔で頷いてきた。
しかし、悪役令嬢になり切る事で頭が一杯なイザベラは、エリオットの表情に気づくことなく返事に気を良くし、鏡にまた向き直るとメイドにあれこれと注文をし始めたのであった。
「……そのままでいいのに……。」
そして、王子を放置して再開されてしまったメイクの続きを離れた場所で見守りながら、エリオットはポツリと呟いていたのであった。
パシャッ
優雅に始まったお茶会の席で、突然不釣り合いな音が響くと共に赤茶色の液体が、可愛らしいドレスの胸元に染みを作っていった。
「あ~ら、手元が滑ってしまったわ。ごめんあそばせ。」
それと同時に、嘲笑を含んだ謝罪の言葉が聞こえてきた。
声の主はイザベラで、彼女は薄笑いを口元に浮かべながら悪びれる様子も無く意地悪そうに苦笑を零していたのであった。
そしてイザベラに、お茶を掛けられた令嬢は染みの付いた胸元を見ながら、みるみる内に青褪めていった。
そして、スカートの裾を握り締め悔しそうに俯いてしまったのであった。
――ふっ、今回もまた見事に決まったわ♪
イザベラは、若干罪悪感に苛まれながら上手くヒロインのドレスを汚せた事にホッと胸を撫で下ろしていた。
――とはいえ、大丈夫かしら?冷めてたから大丈夫だとは思うけど……火傷なんかしてないわよね?
イザベラは不安になり、薄く片目を開けてフィリアを盗み見てみた。
すると、ヒロインであるフィリアは堪え切れなくなったのか、俯いたまま立ち上がると何処かへ行ってしまったのだった。
去って行く横顔が泣いているように見えて、イザベラの胸がズキリと痛む。
――ううう、我慢よイザベラ!こうしないと、私の推しがハッピーエンドになれないんだから!!
イザベラは、痛む胸を周りに見えないように扇で隠し手で押さえながら、自分に言い聞かせるように胸中で呟く。
――ま、まあ、後は裏庭で泣いているヒロインをエリオットが見つけてくれれば、このシーンは完了よ!あとで、様子を見に行ってみましょう。
イザベラは、これから起こる特別イベントシーンに期待に胸を躍らせたのであった。
て……見つけてないんか~い!!
イザベラは、学園で行われたお茶会を抜け出して、こっそり推しの様子を見に来ていた。
しかし、ヒロインと王子が居る筈の裏庭には、何故か王子がポツンと一人でベンチに座っている姿があった。
――何一人で黄昏てんのよ、あのボケ王子は!?
イザベラは、思わず胸中で叫んでしまう。
見ると、王子は上を向いて空に浮かぶ雲を眺めていた。
「何やってんのよ、こんな所で!」
イザベラは怒りに任せて、つい王子の目の前に出て行ってしまった。
「イザベラ?」
突然現れた婚約者に王子はポカンとしていたが、次の瞬間ニコリと嬉しそうに笑ってきたのだった。
「いや~、あんなに大勢の人がいる所は苦手だから、こっそり逃げてきちゃった♪」
と、舌を出しながら朗らかに言ってきたのであった。
――はあぁぁぁぁぁ!?きちゃった♪じゃないわよぉぉぉぉぉぉ!!
王子も王子で、公務だか会議だかをやっていたようだが、どうやら抜け出して来たらしい。
王子の言葉にイザベラは憤慨する。
私の気も知らないで!!と頭に血が昇り、王子の目の前に腕を組んで仁王立ちすると、勢いに任せて王子に捲し立ててきたのであった。
「はあ?何呑気な事言ってるのよ!?ヒロイ……フィリア嬢が、こっちに来てたでしょう?」
「え?誰も来てないよ。」
「う、うそ!?来てたでしょう!?」
王子の言葉にイザベラは目を丸くする。
「う~ん……僕、結構前からここに居るけど、誰も来てなかったと思うよ?」
王子は首を傾げて考えた後、首を横に振ってきたのであった。
「そ、そんな……来てないなんて……な、なんて事なの……。」
予想外の展開に、イザベラはショックを隠し切れずガックリと項垂れる。
「私の……私の渾身の演技が……。」
「え?イザベラ!?」
押しの特別イベントシーンを間近で見られると思っていたイザベラは、余りのショックに力尽きてしまった。
「イザベラ大丈夫?おお~い!お願い帰ってきて~!!」
ドレスが汚れるのも気にせず、両手をついてへたり込むイザベラを心配するエリオットの声が、裏庭に響いていったのであった。
「う、うう……。」
学園の廊下のど真ん中で、派手な令嬢が清楚で可憐な少女を罵っている姿があった。
――ふっ、決まったわ♪
派手な令嬢は、己の言った決め台詞に満足そうに頷きながら口元に笑みを作っていた。
何を隠そう、この派手な令嬢こそがイザベラであった。
数年後、立派に成長したイザベラは学園に入学していた。
そして、そこで予定通りヒロインが現れ、イザベラは毎日のように悪役令嬢の演技に精を出していたのであった。
先程も廊下を歩いていたヒロインに、理不尽な難癖をつけて言い負かした所であった。
ーーふふふ、見てエリオット!わたくしの雄姿を!!
イザベラは勝ち誇った顔で、ちらりと近くに居る筈の王子へと視線を送る。
しかし、王子は廊下の端の方で学友たちと談笑しており、こちらを見ていなかった。
――はあぁぁぁぁぁ!?な……なんで、こっちを見てないのよ~~!タイミング悪いったら、ありゃしないんだから!!
イザベラは、今回もこちらに気づいていない鈍感な王子に憤慨していた。
毎度毎度、こうやってヒロインを見つけては、王子が絡みやすいように悪役令嬢を演じているというのに、肝心の王子があれでは進展もへったくれもあったものではなかった。
――何回、同じ場面のイベントシーンを繰り返させてんのよ!いい加減気づきなさいよね、この鈍感王子!!
イザベラは、呑気に学友と談笑する王子を恨めしそうな視線で睨み付けていると、取り巻きの一人が声をかけてきた。
「あ、あの……イザベラ様。フィリア嬢は、もう行ってしまわれましたわ。」
「え?うそ。」
取り巻きの令嬢の言葉に、イザベラは目を丸くする。
慌てて見ると、ヒロインであるフィリアの姿は無かった。
しかも王子まで……。
「な、なんで?」
「その……先程、授業の予鈴が鳴りましたので……。」
イザベラが呟いていると、令嬢の一人が恐る恐る言ってきた。
「イザベラ様、わたくしたちも急ぎませんと……。」
「そ、そうね……い、急いで教室に戻りましょう!」
さすがに授業に遅れるのは不味いと、イザベラは冷や汗を流しながら慌てて教室へと急いだのであった。
そして数日後――
自室の鏡の前で、メイドにメイクを施して貰っているイザベラの姿があった。
「もっと、目元をキツイ感じにできないかしら?」
「こ、これ以上にでございますか?」
「そうよ。う~ん、できれば意地悪な継母みたいな感じにして頂戴!」
「は、はぁ……。」
どこでそんな事を覚えてくるんですか?と、メイドはブツブツ言いながら、言われた通りのメイクを施していく。
「はぁ……お嬢様は、清楚で可憐なメイクが似合いますのに……。」
「いいから、注文通りにして頂戴。これじゃないと困るのよ……ね、お願い!」
「はぁ、わかりました……。」
メイドは、主人の意味不明な要求に溜息を吐きながら渋々了承する。
そして、希望通りの吊り上がった目元が出来上がると、イザベラは満足した顔で頷いたのであった。
「うん、完璧♪ありがとう!」
そう言って、嬉しそうに鏡の前でお礼を言う主人に、メイドは諦めたように深い溜息を吐いていた。
そこへ、突然部屋のドアが開き王子が入って来た。
「イザベラ居る?」
「あら、エリオット来てたの?……あ!見て見て、このメイク。悪役令嬢っぽくて素敵でしょう♪」
イザベラは、突然入って来た王子に驚くどころか、いつもの事と素っ気無い返事をしていたが、メイクの事を思い出し得意気に見せてきたのであった。
しかし、メイクの感想を聞かれたエリオットは
「え?そ、そうだね……。」
悪役令嬢って何?と、聞き慣れない単語に?マークを浮かべながら引き攣った笑顔で頷いてきた。
しかし、悪役令嬢になり切る事で頭が一杯なイザベラは、エリオットの表情に気づくことなく返事に気を良くし、鏡にまた向き直るとメイドにあれこれと注文をし始めたのであった。
「……そのままでいいのに……。」
そして、王子を放置して再開されてしまったメイクの続きを離れた場所で見守りながら、エリオットはポツリと呟いていたのであった。
パシャッ
優雅に始まったお茶会の席で、突然不釣り合いな音が響くと共に赤茶色の液体が、可愛らしいドレスの胸元に染みを作っていった。
「あ~ら、手元が滑ってしまったわ。ごめんあそばせ。」
それと同時に、嘲笑を含んだ謝罪の言葉が聞こえてきた。
声の主はイザベラで、彼女は薄笑いを口元に浮かべながら悪びれる様子も無く意地悪そうに苦笑を零していたのであった。
そしてイザベラに、お茶を掛けられた令嬢は染みの付いた胸元を見ながら、みるみる内に青褪めていった。
そして、スカートの裾を握り締め悔しそうに俯いてしまったのであった。
――ふっ、今回もまた見事に決まったわ♪
イザベラは、若干罪悪感に苛まれながら上手くヒロインのドレスを汚せた事にホッと胸を撫で下ろしていた。
――とはいえ、大丈夫かしら?冷めてたから大丈夫だとは思うけど……火傷なんかしてないわよね?
イザベラは不安になり、薄く片目を開けてフィリアを盗み見てみた。
すると、ヒロインであるフィリアは堪え切れなくなったのか、俯いたまま立ち上がると何処かへ行ってしまったのだった。
去って行く横顔が泣いているように見えて、イザベラの胸がズキリと痛む。
――ううう、我慢よイザベラ!こうしないと、私の推しがハッピーエンドになれないんだから!!
イザベラは、痛む胸を周りに見えないように扇で隠し手で押さえながら、自分に言い聞かせるように胸中で呟く。
――ま、まあ、後は裏庭で泣いているヒロインをエリオットが見つけてくれれば、このシーンは完了よ!あとで、様子を見に行ってみましょう。
イザベラは、これから起こる特別イベントシーンに期待に胸を躍らせたのであった。
て……見つけてないんか~い!!
イザベラは、学園で行われたお茶会を抜け出して、こっそり推しの様子を見に来ていた。
しかし、ヒロインと王子が居る筈の裏庭には、何故か王子がポツンと一人でベンチに座っている姿があった。
――何一人で黄昏てんのよ、あのボケ王子は!?
イザベラは、思わず胸中で叫んでしまう。
見ると、王子は上を向いて空に浮かぶ雲を眺めていた。
「何やってんのよ、こんな所で!」
イザベラは怒りに任せて、つい王子の目の前に出て行ってしまった。
「イザベラ?」
突然現れた婚約者に王子はポカンとしていたが、次の瞬間ニコリと嬉しそうに笑ってきたのだった。
「いや~、あんなに大勢の人がいる所は苦手だから、こっそり逃げてきちゃった♪」
と、舌を出しながら朗らかに言ってきたのであった。
――はあぁぁぁぁぁ!?きちゃった♪じゃないわよぉぉぉぉぉぉ!!
王子も王子で、公務だか会議だかをやっていたようだが、どうやら抜け出して来たらしい。
王子の言葉にイザベラは憤慨する。
私の気も知らないで!!と頭に血が昇り、王子の目の前に腕を組んで仁王立ちすると、勢いに任せて王子に捲し立ててきたのであった。
「はあ?何呑気な事言ってるのよ!?ヒロイ……フィリア嬢が、こっちに来てたでしょう?」
「え?誰も来てないよ。」
「う、うそ!?来てたでしょう!?」
王子の言葉にイザベラは目を丸くする。
「う~ん……僕、結構前からここに居るけど、誰も来てなかったと思うよ?」
王子は首を傾げて考えた後、首を横に振ってきたのであった。
「そ、そんな……来てないなんて……な、なんて事なの……。」
予想外の展開に、イザベラはショックを隠し切れずガックリと項垂れる。
「私の……私の渾身の演技が……。」
「え?イザベラ!?」
押しの特別イベントシーンを間近で見られると思っていたイザベラは、余りのショックに力尽きてしまった。
「イザベラ大丈夫?おお~い!お願い帰ってきて~!!」
ドレスが汚れるのも気にせず、両手をついてへたり込むイザベラを心配するエリオットの声が、裏庭に響いていったのであった。
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