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第10話
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「和ちゃん、お腹空いてない?と言っても何も用意してないから出してあげることは出来ないんだけど…」
「僕もいつもコンビニで買ったりして簡単に済ませてるんですけど、弁当でも買いに行きます?」
「そうねぇ、そうしよ?」
僕達は弁当屋に出かけて弁当を買い朋美さんの家で食事を済ませた。
「朋美さん…僕は…今凄く幸せです!」
朋美さんは恥ずかしそうに微笑んでいる。僕は朋美さんの顔をずっと見つめる。やっぱり綺麗なんだよなぁ~。もっと近づきたいなぁ…肌に触れたい…どんどん僕の欲求はエスカレートしていく。今はとてもすがすがしい気分だ。朋美さんの気持ちが聞けて、交際では無いけどそれに近いような、友達以上恋人未満なんてよく聞いたことあるけど、まさか自分がそんな状況になるとは思わなかったな。この距離感て、いったいどこまで朋美さんに近づいていいんだろう…手を握ったり、キスとかまでは許されるんだろうか…って言ってもなかなかそんな勇気は無いんだけど…僕はあれやこれや一人で考えて下を向いてニヤニヤしていると、朋美さんが
「和ちゃん?今何考えてるの?なんか一人でニヤニヤ笑ったりして」
そう言って朋美さんは僕の顔を見て笑っている。僕は恥ずかしくなり、「朋美さん綺麗だなと思って」と言って僕も笑った。急にお互い沈黙して、何を話していいのかわからず顔を見合わせて笑った。
「朋美さん…今日はもう帰りますね。まだ風呂も入らなきゃいけないし、明日も朝早いんで」
「そうよね、和ちゃん朝早いんだもんね。ごめんね、引き止めちゃって」
「朋美さん…あの…どれくらいの頻度で来たら迷惑じゃないですか?僕は…その…毎日でも朋美さんに会いたいぐらいなんですが…朋美さんの迷惑にはなりたくないから…」
凄く朋美さんが大好き…ずっと一緒に居たい…ほんとは朋美さんの全てが欲しい…僕は朋美さんが好きすぎて、少しも離れたくはなかった。でも、一方的な感情を押し付ける訳にもいかないし、我慢することも相手を思いやることだから…だから朋美さんの気持ちに従おう。そう思ってたずねてみた。朋美さんは
「そうねぇ…」
朋美さんは何を考えているのか、ニヤニヤしながら僕の顔を見つめる。
「月に一回くらいは…」
月に一回?月に一回だけ?僕は毎日でも会いたいって想いは伝えたのに…ただ月に一回?そうか…朋美さんにとってはそれくらいがちょうどいい距離感なのか…そう思って落ち込んでいると
「月に一回くらいは休んでも許してあげる」
え?どういうこと?意味がわからない!朋美さんそれって
「朋美さん、月に一回は休んでもとは?」
「だから、たまに来なくても許してあげるって…」
「それって毎日通っても良いってことですか?」
僕は一気にテンションが上がって声が上ずった。朋美さんはニヤニヤしている。まるで僕の反応を見て楽しんでいるかのように…
「それってもう半同棲状態ですね!ほんとに毎日通ってもいいんですか?」
「和ちゃん、私も淋しいの。和ちゃんが嫌じゃなかったら来て!」
「朋美さん!今日はなんていい日なんだ!ほんとは朋美さんにフラれたと思ってたから、もう朋美さんのことを忘れなきゃいけないって思ってて…朋美さんの気持ちがわからなかったから凄く辛くて…」
「和ちゃん…ごめんね。私もちゃんと気持ちを伝えたかったんだけど、歳の差のハードルが私を邪魔して…でもこんなに喜んでもらえたの見たら、やっぱり素直になれて良かったと思ってる。和ちゃん…ありがとう」
「朋美さん、ありがとうは僕の方ですよ!こんな素敵な女性が僕なんかに振り向いてもらえて…」
「和ちゃん…それ言い過ぎ!私なんて素敵な女性でも何でもないわ。ただの普通のオバサンよ…」
「いやいや、僕にとってはほんとに素敵な女性ですよ!美人だし、優しいし、声は綺麗だし、凄く…」
僕はゴクッと唾を呑み込み
「凄く…大好きです…」
僕の心臓は爆音を鳴らしながら脈打っている。そのとき朋美さんがスッと立って僕の横に来て座った。そして朋美さんが手を伸ばしてきて僕の両手を取り、キュッと握る。そして朋美さんが
「和ちゃん…私も…」
一瞬下を向いて、何か自分に言い聞かせるかのようにコクッと小さくうなずいて
「私も大好きよ…」
少し上目遣いに小さな声でそう言った。ドキッとするなぁ…大人の色気というか、落ち着いた空気感というか、やっぱり良いなぁ~、大人の女性って!僕は正しくこういう女性を求めてきた。若い女の子にはない落ち着き。キャアーキャアーうるさいだけの女の子よりも全然いい。若い子は若さが武器だと思っているかも知れないが、決してそれは永遠のものではない。中身のない若さなんてただのバブルみたいなもので、魅力というものではない。むしろ歳を重ねることによって、より女性は魅力が増していくものなんだ。若い女の子が好きな男ってのは、相手は誰でも良いもんだ。次から次へと目移りする、つまり誰でもいい中の一人だということに若い女の子は気付かず自惚れる。そして捨てられても、いくらでも言い寄って来る男がいると錯覚する。しかしそんなものは幻だ。身体がなきゃ、顔が良くなきゃ、誰も相手なんかしてくれない。それは中身のない魅力だからだ。しかし、熟女はそれを乗り越えて来てるから、自分磨きも知ってるし、自分の魅力がどういうものかもわきまえている。だからこそ中身のある魅力がある。朋美さんは正にその代表的な女性なんだ!だから僕は幸せを感じている!
「僕もいつもコンビニで買ったりして簡単に済ませてるんですけど、弁当でも買いに行きます?」
「そうねぇ、そうしよ?」
僕達は弁当屋に出かけて弁当を買い朋美さんの家で食事を済ませた。
「朋美さん…僕は…今凄く幸せです!」
朋美さんは恥ずかしそうに微笑んでいる。僕は朋美さんの顔をずっと見つめる。やっぱり綺麗なんだよなぁ~。もっと近づきたいなぁ…肌に触れたい…どんどん僕の欲求はエスカレートしていく。今はとてもすがすがしい気分だ。朋美さんの気持ちが聞けて、交際では無いけどそれに近いような、友達以上恋人未満なんてよく聞いたことあるけど、まさか自分がそんな状況になるとは思わなかったな。この距離感て、いったいどこまで朋美さんに近づいていいんだろう…手を握ったり、キスとかまでは許されるんだろうか…って言ってもなかなかそんな勇気は無いんだけど…僕はあれやこれや一人で考えて下を向いてニヤニヤしていると、朋美さんが
「和ちゃん?今何考えてるの?なんか一人でニヤニヤ笑ったりして」
そう言って朋美さんは僕の顔を見て笑っている。僕は恥ずかしくなり、「朋美さん綺麗だなと思って」と言って僕も笑った。急にお互い沈黙して、何を話していいのかわからず顔を見合わせて笑った。
「朋美さん…今日はもう帰りますね。まだ風呂も入らなきゃいけないし、明日も朝早いんで」
「そうよね、和ちゃん朝早いんだもんね。ごめんね、引き止めちゃって」
「朋美さん…あの…どれくらいの頻度で来たら迷惑じゃないですか?僕は…その…毎日でも朋美さんに会いたいぐらいなんですが…朋美さんの迷惑にはなりたくないから…」
凄く朋美さんが大好き…ずっと一緒に居たい…ほんとは朋美さんの全てが欲しい…僕は朋美さんが好きすぎて、少しも離れたくはなかった。でも、一方的な感情を押し付ける訳にもいかないし、我慢することも相手を思いやることだから…だから朋美さんの気持ちに従おう。そう思ってたずねてみた。朋美さんは
「そうねぇ…」
朋美さんは何を考えているのか、ニヤニヤしながら僕の顔を見つめる。
「月に一回くらいは…」
月に一回?月に一回だけ?僕は毎日でも会いたいって想いは伝えたのに…ただ月に一回?そうか…朋美さんにとってはそれくらいがちょうどいい距離感なのか…そう思って落ち込んでいると
「月に一回くらいは休んでも許してあげる」
え?どういうこと?意味がわからない!朋美さんそれって
「朋美さん、月に一回は休んでもとは?」
「だから、たまに来なくても許してあげるって…」
「それって毎日通っても良いってことですか?」
僕は一気にテンションが上がって声が上ずった。朋美さんはニヤニヤしている。まるで僕の反応を見て楽しんでいるかのように…
「それってもう半同棲状態ですね!ほんとに毎日通ってもいいんですか?」
「和ちゃん、私も淋しいの。和ちゃんが嫌じゃなかったら来て!」
「朋美さん!今日はなんていい日なんだ!ほんとは朋美さんにフラれたと思ってたから、もう朋美さんのことを忘れなきゃいけないって思ってて…朋美さんの気持ちがわからなかったから凄く辛くて…」
「和ちゃん…ごめんね。私もちゃんと気持ちを伝えたかったんだけど、歳の差のハードルが私を邪魔して…でもこんなに喜んでもらえたの見たら、やっぱり素直になれて良かったと思ってる。和ちゃん…ありがとう」
「朋美さん、ありがとうは僕の方ですよ!こんな素敵な女性が僕なんかに振り向いてもらえて…」
「和ちゃん…それ言い過ぎ!私なんて素敵な女性でも何でもないわ。ただの普通のオバサンよ…」
「いやいや、僕にとってはほんとに素敵な女性ですよ!美人だし、優しいし、声は綺麗だし、凄く…」
僕はゴクッと唾を呑み込み
「凄く…大好きです…」
僕の心臓は爆音を鳴らしながら脈打っている。そのとき朋美さんがスッと立って僕の横に来て座った。そして朋美さんが手を伸ばしてきて僕の両手を取り、キュッと握る。そして朋美さんが
「和ちゃん…私も…」
一瞬下を向いて、何か自分に言い聞かせるかのようにコクッと小さくうなずいて
「私も大好きよ…」
少し上目遣いに小さな声でそう言った。ドキッとするなぁ…大人の色気というか、落ち着いた空気感というか、やっぱり良いなぁ~、大人の女性って!僕は正しくこういう女性を求めてきた。若い女の子にはない落ち着き。キャアーキャアーうるさいだけの女の子よりも全然いい。若い子は若さが武器だと思っているかも知れないが、決してそれは永遠のものではない。中身のない若さなんてただのバブルみたいなもので、魅力というものではない。むしろ歳を重ねることによって、より女性は魅力が増していくものなんだ。若い女の子が好きな男ってのは、相手は誰でも良いもんだ。次から次へと目移りする、つまり誰でもいい中の一人だということに若い女の子は気付かず自惚れる。そして捨てられても、いくらでも言い寄って来る男がいると錯覚する。しかしそんなものは幻だ。身体がなきゃ、顔が良くなきゃ、誰も相手なんかしてくれない。それは中身のない魅力だからだ。しかし、熟女はそれを乗り越えて来てるから、自分磨きも知ってるし、自分の魅力がどういうものかもわきまえている。だからこそ中身のある魅力がある。朋美さんは正にその代表的な女性なんだ!だから僕は幸せを感じている!
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