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森の民編
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しおりを挟む「おかえりー、団長何だって?」
「仲間の様子を聞いてきた。元気らしい」
「そっか、一安心だねっ」
「ああ」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
灯りを消し、2人はベッドでぎこちなく向かい合った。
月明かりに照らされた、トニーの髪がサラリと落ちる。
薄暗い部屋の中で、シャンパンゴールドの瞳がキラキラと輝いた。
「……あんまり、ジロジロ見ないで」
「悪い。トニーがあんまり綺麗だから」
アレッシオが、トニーのシャツのボタンを1つずつ外し、脱がしていく。
すると、なだらかで健康的な身体が露わになった。
首筋から胸にかけて、スルリと人差し指でなぞれば、控えめな声が漏れる。
「あっ」
「トニー」
「ふ、んん……はぁっ」
その声に刺激され、アレッシオは唇を奪った。
何度も角度を変えながら、そっと目を開けてトニーを見る。息継ぎに戸惑いながらも、必死でついていこうとする姿が、さらに口づけを深くさせた。
「あ、ちょっ、僕、女の子じゃ……ない、のっ、にぃっ」
胸の突起をつねったり、引っ掻いたり、好きな様に弄ってやれば、トニーは高い声を上げて鳴く。
アレッシオは、下の服にも手をかけ、産まれたままの状態にした。
「トニー、私も脱がせて」
「ふ、んっ……あん。だったら、ちくび、いじらないでようっ、やあっ」
「だって気持ち良さそうだから」
「ぁあっ、ちが、すっちゃ……やあっ」
胸の突起を吸い、甘噛みをし、片方は手でコリコリと摘んだ。
元来、快楽に弱いのか、トニーは小さな刺激も全て拾っていく。
そのまま下の服も脱がし、すっかり勃ち上がったものに触れた。
「もう濡れてる。気持ち良いか」
「ひゃあ……ふぇ、きもち…いっ、ぁっ」
「1回出そう」
「えっーーーあっ、やっ、そんなに、強くされたら…あ、やあっ!」
扱くスピードを速められ、先端を強く擦られたトニーは、達してしまった。
「ぁ…あ………っ?!」
「ココも解さないと」
トニーが出した精液で、後ろの孔を濡らし、中指を挿れる。
異物感に涙を流すトニーを宥めながら、アレッシオは指を2本に増やした。
「やぁっ……おしり、ぐりぐりされてるぅ~」
「痛くないか」
「ふぁぁ、いた、くはない……けど、なんかぁ…へ、ん」
指がある場所を掠めた時、トニーはビクッと身体を震わせた。
「あんっ!……やっ、何っ、いま…の、あっ、またそこっ」
「トニーの気持ち良い場所、見つけた。そろそろ指増やそうか」
「まってぇっ……まだ、だめっ……んんっ、ひろげちゃ、やあぁ」
指をさらに増やし、3本の指がバラバラにトニーを刺激する。
「んんっ、ふぅ…ぁっ……あん」
「私の指に吸い付いてくる。分かるか、指を抜かない様に、きゅっと締め付けてくるのが」
「ああっ、ちがう……僕、そんなことぉ」
アレッシオが前立腺を刺激する度に、トニーはビクッと身体を揺らし、ひくひくと挿れられた指を締めた。
「だいぶ解れてきたな。こうやって左右に拡げたら、物欲しそうにひくついてるぞ?」
「やぁ、言わないでっ……も、むりぃ」
大切なトニーを傷付けない様、とにかく慎重に後ろの準備をするが、それが焦らされる様で、トニーにはもどかしかった。
「まだもう少し、解さないと」
「んやっ。も……がまん、できないっ、はやくぅ」
「っくそ」
優しくしたい気持ちを、欲があっという間に覆い隠した。
アレッシオは、自身の昂りを下着から出した。
「ふえっ?! 大きい…」
「っ、もう何も言うな」
「へっ?」
ピトっと入口に当たる。
溶ける様な熱さとドクドク脈打つ、アレッシオのものに、トニーは胸が高鳴った。
自分に興奮してくれている。その事実が、トニーは嬉しかった。
思わずキュッと締めて、アレッシオの亀頭を刺激してしまう。
「あうっ、かたい、ようぅ」
「んっ。トニー、挿れるぞ」
「ふあぁ、きてっ……あれっくぅ………やんっ!」
「くっ」
小さな萎みをこじ開ける様に、アレッシオの雄々しいそれが、挿入された。
「ぁっあ、はいって、くるっ…うそっ、おっき、い」
「もうちょっとだ。我慢してくれ」
「やぁ、なんで、そんな……だめぇっ! 入っちゃイケナイ、んん……ばしょにまで、ぇっ……」
「………っは。はぁ、全部入った」
「ほん、とぉ?」
「ああ。ゆっくり動くから、辛くなったら言ってくれ」
「んん。……あっ、は……ふ…んっ」
馴染むのを待ち、ゆったりと律動を開始させる。
トニーを安心させる為に、汗でじっとり濡れた髪を撫で、額や目蓋、頬、首筋に次々とキスを落としていく。
そして下唇を甘噛みし、口内に舌を侵入させた。
「あふ……んんっ、…あ、んんっ」
舌を強く吸うと同時に、アレッシオは腰を強く打ちつけた。
「ふっ……ぁ……んん゛っ!」
先程までの緩やかな動きから一転。激しく求める様な動きに、トニーは目を白黒させた。
「あっ、あっ、あっ……すごいぃっ……まって、とまって、あん、はやっ……んんっ…やぁっ」
静かな部屋に、ギシギシとベッドの軋む音が大きく反響した。
荒い息を交わす彼等は、汗や吐き出した精液で身体を汚しながらも、より高みへ登っていく。
「あんっ……やっ、あっあっあっ、もっ、だめっ……きちゃうっ、きちゃうのぉ」
「ん。一緒にいこう」
「や、あんん……っん、は、あれっく、キス…して」
「っ」
「はむ……ちゅ、ふぁ……んっ! ふっやあっ! はげしっ……ぁ、あ……あっああ゛っ」
「くっっ」
「…ふにゃぁ……なか…あちゅい……ぁ」
トニーは自身の胸や顔に飛び散らし、アレッシオはトニーの中で果てた。
「んあ……しゅごかった…」
初めての体験に、トニーは呂律が回らず朦朧としている。
「んにゃっ、なっ、なに……なんで、また…おっき、く…」
「トニーが色っぽすぎて、我慢出来ない」
「やっ、うそっ、むり……まって」
朦朧としていた意識も、身の危険に覚醒し、逃げようと四つん這いになったのが、運の尽きだった。
ガシッと腰を掴まれ、尻を高く上げさせられる。
先程の正常位よりも、深く突き刺さる体勢に、トニーは声にならない悲鳴を上げた。
「まっーーーっ~~~~!!」
「は…もう少し付き合ってもらおう」
「やあああっ」
中に出された精液がじゅぷじゅぷと音を立て、溢れ出てくる。
アレッシオは、その光景にペロリと舌舐めずりした。
敏感になったトニーは、後ろからこぼれ、太腿に伝う温かい体液にまで感じてしまう。
再び、激しい律動が始まった。奥へ奥へと打ち付けられる快楽を、トニーは必死で受け止める。
背中をしならせ、もがき感じる姿は、美しかった。
月明かりに反射して、つーー…と、流れる汗は一粒の宝石の如く光を放ち、アレッシオはつられる様に吸い付いた。
三度目の絶頂を迎え、くたくたのトニーは、シーツに身体を埋めたのだった。
「も……むり」
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