麻紀の色々置き場

一ノ瀬麻紀

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戴き物

ゆあさんから(SS)

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ゆあさんから、あれで付き合ってないの?のファンSSいただきました❤
ありがとー💕

⚠️R指定となっています。自慰のシーンありです⚠️


✤✤


蒼人とケンカした
キッカケは些細なコトって言われたらそうかも知れないけど、おれにとっては結構重要なことで…

「絶対今回は許さない!蒼人が謝って来ても、今日は絶対許してやんない!」
電話に向かって声を荒げながら言う
電話の向こう側の相手、おれたちの共通の友人である太陽は少し呆れたように溜息を漏らし

「ん~、麻琴の言い分もΩって性質上わかるけど、オレもちょっと蒼人の気持ちには賛成かも…」
おずおずと言ってくる太陽の言葉に、またイラッとしてしまい声が大きくなる

「なんで!蒼人の匂いが強い方が絶対落ち着くのに!
上着とかはそのままくれるんだから、パンツだって洗濯する前にくれてもいいじゃん!」
そう。今回のケンカの発端は、おれの巣材について

蒼人はいつもおれの発情期ヒートが来るタイミングを把握してて、それに合わせてちゃんと巣材を用意してくれる
でも、それは上着だったり、ズボンだったり、パジャマだったりだ…
下着類は一切くれない

「そこは、汚れてる部分だから…」
って、申し訳なさそうに言ってたけど、おれはもっと蒼人の匂いが強いモノに包まれたいって願望があった
そりゃ、蒼人本人が側に居てくれたら、一番だけど…
施設でのお手伝いとか、色々離れなきゃいけない時もあるわけで…

そこで欲しい!って思ったのが蒼人のパンツだった
前に洗濯しようとした時に、好奇心からちょっとだけ嗅いじゃって…
そしたら、お腹の奥がキュウゥッってなるくらい疼いちゃって…

こ、恋人になって一緒に住みようになってから、そういうこともヤルようになったんだけど、まだちょっと恥ずかしい
でも、蒼人がしてくれるコトが気持ちよくて、いつも頭がフワフワになっちゃって…

ひ、1人でやる時のおかずに、蒼人の匂いが欲しいってのもあるけど…

そんなことを、恥ずかしいのを我慢して告白したのに、待っていたのは拒絶の言葉だった
蒼人だから、おれの希望は聞いてくれるって信じてたのに…

「……蒼人の、ばかーっ!!」
目の端に涙をいっぱい溜めて、大きな声で叫んだのはつい数時間前
そして今に至る


「それで、麻琴は今どこに逃げ込んでんだ?さっきからなんか必死な音も聞こえっけど…」
電話越しでもわかる、太陽の呆れた声にキョトンとし

「え?脱衣所だよ。おれの部屋だと何故か簡単に蒼人が入ってくるから、こっちに来た」
さっきから脱衣所の扉をガンガン殴る音が聴こえる
当然、蒼人の声も聞こえてるけど、そんなものは無視だ
「蒼人うるさいっ!」
余りにもうるさいから、時々文句を扉に向かって言う

「麻琴……そろそろ許してやった方がよくね?ご近所迷惑になるだろうし、流石に扉壊されたらシャレになんないと思うけど…」
明らかに焦った感じで太陽が宥めてくるけど、今のおれは硬い意志で断固拒否する
「今日は絶対許さない!今日は、おれ、ここで寝るん」

バキッと何か不穏な音がしたのは、おれが太陽に宣言したのと同時だった
バキバキと何かが壊れる音と、今まで聞いたこともないような低い蒼人の声
「もうすぐ発情期ヒートの麻琴が、ココで過ごすってどういうこと?」
怖くてスマホを落としてしまうも、拾うことが出来ない
恐る恐る振り返ると、扉の鍵は壊れており、無残な姿の扉があった
そんな可哀相な扉の前に仁王立ちしている蒼人を見て、冷や汗が背中を伝い落ちる

スマホからは太陽の声が微かに聞こえてくるけれど、おれはそれどころじゃなかった
「麻琴、どういうこと?麻琴の部屋はここじゃないだろ?」

いつもと同じ優しい口調と声なのに、目が笑っていない
声もどこか冷たくて、聞いてるだけでも身震いしてしまう
「洗濯していない下着は、渡せないって言っただけだよね?それ以外なら、麻琴の好きなもの、なんでも用意してるのに…」
どこか寂しげな顔の蒼人に、胸が痛むものの、おれにも男としての意地がある

「お、おれが…蒼人のパンツが欲しいんだよ!蒼人のパンツが一番匂いが強くて……お腹、熱くなるんだ、もん…」
言っててめちゃくちゃ恥ずかしくなってしまい、耳まで真っ赤になるのが自分でもわかる
でも、欲しいって気持ちに偽りはなくて…
恥ずかしさと居たたまれなさから、つい俯いてしまっていると
「はぁぁぁ……」とこれ見よがしな溜息を付かれてしまい、ついムカついて顔を上げて怒鳴りつける
「おれは真剣なのに、そんな溜息付かなくてもいいだろ!」

今にも泣き出しそうな顔になってしまうも、キッと蒼人を睨み付け
「蒼人が居ないとき、寂しいんだからな!蒼人の匂いで自慰したっていいだろ!」
言うつもりもなかった本音がつい口から零れ出てしまう

「あっ」って思ったけど、もう遅かった
蒼人の普段から無表情な顔が、余計に無表情に見える
これ、絶対怒られるって覚悟していると…

「……だったら、俺の前でして見せてよ」

一瞬理解できない言葉にキョトンとしてしまう
ん?なんか、変な言葉が聞こえた気がする
「俺の前でして見せろ?」何を?誰が?どんなことを…?

「俺の下着がどうしても欲しいなら、俺の目の前で麻琴どんな風に自慰をして、どうやって使うのかを見せてくれるなら、俺の下着を渡してもいいよ」
おれは思いもよらない爆弾発言にパニックになってしまう
え?蒼人のパンツは欲しい!でも、その条件におれが自慰してる姿を蒼人に見られる?
赤くなったり、青くなったりを繰り返しているおれをじっと見てくる蒼人

「ほら、早くして見せて。ちゃんと出来たら麻琴の希望通りにしてあげるから」
淡々と言ってくる蒼人をキッと睨み付けるも、やらないと許しては貰えないようだった

こっそり先程洗濯カゴから拝借したばかりの蒼人のパンツを、ポケットから取り出す
ズボンとパンツを脱ぎ足を少しだけ開いて蒼人に見えるようにし
「あ、あんま見んなよ…は、恥ずかしいん、だから……」
恥ずかしいはずなのに、なぜか緩く勃ち上がり始めている自身に余計に恥ずかしさが増す
蒼人に見られてるってだけで、ちょっとだけ興奮してしまっている

「ちゃんと見ててやるから、ほら。麻琴、上手にできたらご褒美あげるよ」
おれの前に座り、じっと見つめてくる蒼人に何を言っても無駄だと悟る
恥ずかしくて仕方ないけど、蒼人は居ないって自分に言い聞かせるようにギュッと目を閉じでパンツを鼻に近づけてスゥゥっと匂いを吸い込む
大好きな蒼人の濃いフェロモンの匂いと、嫌じゃない体臭、あと、ちょっとエッチな匂いにお腹の奥が熱くっていく

「んっ…、蒼人……」
自分のペニスに指を絡みつかせ、ゆっくり上下に扱く
あんまり自慰ってしたことがないけど、いつも蒼人がしてくれる動きを思い出して擦り上げていく
「ぁん、蒼人、蒼人…きもちぃ…」
目の前に蒼人本人がいるばずなのに、匂いとペニスを扱く快楽に頭がいっぱいになる
夢中になって手を動かし、親指の腹で鈴口を擦り上げる
おれの手は自分が出した先走りでベトベトになり、それが潤滑油になって卑猥な音を立てながら擦る手を止めることができない

「んんぅ…イク、で…で…あれ?」
イキたいのに、何か刺激が足りない
出したいのに、もう一歩、何かが足りなくてイケない

「な、なんでぇ…」
蒼人のパンツを食みなから、必死にペニスを扱く
でも、いくら扱いてもイクことができない
むしろ、さっきからお尻の方が疼いて仕方ないし、もっと奥に太くて熱いものを挿れて欲しくて、まだ触ってもいない蕾がヒクつく

「麻琴、後ろは弄らないの?」
蒼人の意地悪な声が聞こえ、そこでやっと蒼人が目の前にいることを思い出し、カッと顔が熱くなる
でも、それ以上にこの快感をどうにかして欲しくて

「蒼人がしてぇ…おれじゃ、上手にできないよぉ…」
涙目になりながら訴えると、呆れたような笑みを浮かべ、チュッと目元にキスをしてくれた
「仕方ないな…ね?麻琴、そんな汚れた下着より俺の方がいいでしょ?」
おれが食んでいたせいで、ヨダレで少し汚してしまったパンツを指さして言ってくる
蒼人のパンツは欲しいけど、今はそれ以上に早くいつもみたいに触って欲しい

うんうん。ととりあえず「わかった」というように頷き、蒼人の首に腕を回して抱き着く
「蒼人、早くおれのこと、気持ちよくして」
蒼人の耳元で甘えるように囁くと、蒼人の喉がゴクリと鳴った気がした
そのまま蒼人に子どもみたいに抱き上げられ、寝室に連れて行って貰う

もちろん、その後はいっぱいイかせて貰ったし、気持ちい場所もいっぱい擦り上げて貰って…
むしろ、「もう限界、もうヤダぁ…」って泣き言を言ってしまうくらい愛して貰えた
その後は、いつも通り綺麗にして貰って、蒼人の匂いに包まれて、ゆっくり眠ることも出来た


太陽との電話が繋がったままだった事実を思い出すまでは幸せいっぱいだった
途中で太陽が切ってくれていたみたいだけど、どこまでのやり取りを聞かれたのかが分からなくて、次回顔を合わせるのが恥ずかしくて仕方ない
それもこれも全部、蒼人のせいだ!
「蒼人のばかー!!」


✤✤

ちょっとSっ気のある蒼人ですー😍
私では書けない二人をニヤニヤしながら読ませていただきました。
。:+((*´艸`))+:。

でも、やっぱり、蒼人のばかーって叫ばれる運命なのね🤣

ゆあたん、ほんとにありがとー💕

(これは、対になる話は書けなかった……😂)
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