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戴き物
それでもコマンドは甘くて意地悪(ゆあさんからのお祝いSS)
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ゆあさんから、誕生日&投稿サイトデビュー記念のお祝いSSいただきました~💕
ありがとうございます🫶
あれで付き合ってないの?の、蒼人と麻琴です。
✤
「Stop」
さっきからずっと身体が熱くてしかたないのに、無情にも制止のコマンドを使われてしまう。
「なんで……蒼人、お願いだからぁ……」
もうずっと我慢してたから耐えられない。
昨日まで出張でいなかったから、逢えるのは1ヶ月ぶりだ。
それまでずっと、ずっと我慢していた。
「麻琴、欲しいならちゃんとおねだりして。Speak、麻琴が欲しいモノちゃんと……。ほら、Say」
蒼人の熱っぽい目がおれを見つめてくる。
触れそうで触れない唇とか、吐息が頬に当たるだけでドキドキする。
いつもだったら、もう触れてるはずなのに、久々にあった蒼人は最初からこの調子で意地悪だ。
「うぅ……蒼人のイジワル……」
蒼人の膝の上に座らされ、向かい合わせで抱きしめられた状態のままだから逃げられない。
唯一できる抵抗として、頬を膨らませて文句を口にするも、頑固者な蒼人はおれがちゃんとおねだりするまで許してくれないようだった。
熱い瞳がおれをイジメるのが楽しいっていうように、輝いてるのがわかる。
みんな、蒼人はチベットスナギツネ並に無表情で、感情がわからない。とか言ってたけど、結構表情豊かだと思う。
怒ってる時がわかりやすいけど、嬉しい時とか、おれのこと甘やかしたい時とかはもっとわかりやすいのに……
今だって、おれのこといっぱい可愛がりたいけど、イジワルしたいって顔をしている。
「絶対、言わなきゃダメ?」
ちょっと涙目になりながら、上目遣いで蒼人を見つめる。
こうすれば、蒼人はすぐにおれのことを甘やかしてくれるのを知ってるから……
「Stop。ダメだ、麻琴。ちゃんと言って。ほら、Say」
蒼人がコマンドを口にするたび、お腹の奥がゾクゾクとする。
今はこんなことしてる場合じゃないのに……
「蒼人ぉ……」
ダメ押しに蒼人の胸に手を添えて、泣き出しそうな表情を作って訴えてみる。
でも、蒼人は意地悪な表情を深めるばかりだった。
「……うぅ、わかったよ!帰って来たら、蒼人の好きなようにしていいから!だから、今日だけは太陽と遊びに行くの許してよ!太陽、やっと昨日帰って来て、今日なら遊べるって約束してたんだからさ!太陽だってなかなか出掛けられないって言ってたから、この機会を逃せないんだって!」
蒼人に向かってキャンキャンとお願いごとを叫ぶ。
もうすぐ待ち合わせの時間なのに、出掛けようとした瞬間、蒼人と玄関で鉢合わせしてしまった。
今日は夜まで帰って来ないって言ってたから、ランチも一緒にしよう。って、太陽と約束していたのに……
チラッと見た時計の針は、もうすぐ約束の11時になろうとしている。
「本当に相手は太陽なのか?別の奴に会うためのウソだったら……。麻琴は赤色の首輪が似合いそうだな」
蒼人の大きな手がゆっくりと首に触れ、そっと指先で撫でてくる。
「ン……」
ついくぐもった声を出してしまい、クスっと笑われてしまった。
「はぁ……わかった。今日は信じるよ。でも、18時までに必ず帰って来ること。もし門限を過ぎたら……」
蒼人が不意に首元に顔を寄せ、ガブッと首筋に噛みついてくる。
「ィタッ……くは、ない」
噛まれたと思ったけど、軽く歯が当たっただけだった。
でも、それだけで身体がちょっとだけ期待してしまい、下半身が疼いてしまう。
「麻琴、遅刻しそうなんだろ?ちゃんと遅れずに帰ってこいよ」
パッと離れた蒼人の表情は、いつもと変わらない落ち着いた様子だった。
ちょっと火照ってしまった身体を放置されてしまい、恨みがましく睨み付けるも、ニコニコとしている蒼人にこれ以上文句を言えない。
むしろ、これ以上ここにいたら太陽と遊ぶ時間が減ってしまう。
「うぅ……蒼人のバカー!」
鞄をひったくって、負け惜しみの言葉を叫ぶ。
全力で廊下を走りながら、太陽との待ち合わせ場所へと向かった。
ちなみに、久々に会った太陽と恋人の話し(愚痴)で盛り上がってしまい、気付けば門限の18時を余裕で過ぎてしまっていた。
スマホには蒼人からの通知が入っており、慌てて帰ろうとしたのに、迎えに来た蒼人に捕まってしまった。
その日の晩は……イジワルなコマンドばかり使われて、気を失うまでいっぱいお仕置きされてしまいました。
<<おわり>>
ありがとうございます🫶
あれで付き合ってないの?の、蒼人と麻琴です。
✤
「Stop」
さっきからずっと身体が熱くてしかたないのに、無情にも制止のコマンドを使われてしまう。
「なんで……蒼人、お願いだからぁ……」
もうずっと我慢してたから耐えられない。
昨日まで出張でいなかったから、逢えるのは1ヶ月ぶりだ。
それまでずっと、ずっと我慢していた。
「麻琴、欲しいならちゃんとおねだりして。Speak、麻琴が欲しいモノちゃんと……。ほら、Say」
蒼人の熱っぽい目がおれを見つめてくる。
触れそうで触れない唇とか、吐息が頬に当たるだけでドキドキする。
いつもだったら、もう触れてるはずなのに、久々にあった蒼人は最初からこの調子で意地悪だ。
「うぅ……蒼人のイジワル……」
蒼人の膝の上に座らされ、向かい合わせで抱きしめられた状態のままだから逃げられない。
唯一できる抵抗として、頬を膨らませて文句を口にするも、頑固者な蒼人はおれがちゃんとおねだりするまで許してくれないようだった。
熱い瞳がおれをイジメるのが楽しいっていうように、輝いてるのがわかる。
みんな、蒼人はチベットスナギツネ並に無表情で、感情がわからない。とか言ってたけど、結構表情豊かだと思う。
怒ってる時がわかりやすいけど、嬉しい時とか、おれのこと甘やかしたい時とかはもっとわかりやすいのに……
今だって、おれのこといっぱい可愛がりたいけど、イジワルしたいって顔をしている。
「絶対、言わなきゃダメ?」
ちょっと涙目になりながら、上目遣いで蒼人を見つめる。
こうすれば、蒼人はすぐにおれのことを甘やかしてくれるのを知ってるから……
「Stop。ダメだ、麻琴。ちゃんと言って。ほら、Say」
蒼人がコマンドを口にするたび、お腹の奥がゾクゾクとする。
今はこんなことしてる場合じゃないのに……
「蒼人ぉ……」
ダメ押しに蒼人の胸に手を添えて、泣き出しそうな表情を作って訴えてみる。
でも、蒼人は意地悪な表情を深めるばかりだった。
「……うぅ、わかったよ!帰って来たら、蒼人の好きなようにしていいから!だから、今日だけは太陽と遊びに行くの許してよ!太陽、やっと昨日帰って来て、今日なら遊べるって約束してたんだからさ!太陽だってなかなか出掛けられないって言ってたから、この機会を逃せないんだって!」
蒼人に向かってキャンキャンとお願いごとを叫ぶ。
もうすぐ待ち合わせの時間なのに、出掛けようとした瞬間、蒼人と玄関で鉢合わせしてしまった。
今日は夜まで帰って来ないって言ってたから、ランチも一緒にしよう。って、太陽と約束していたのに……
チラッと見た時計の針は、もうすぐ約束の11時になろうとしている。
「本当に相手は太陽なのか?別の奴に会うためのウソだったら……。麻琴は赤色の首輪が似合いそうだな」
蒼人の大きな手がゆっくりと首に触れ、そっと指先で撫でてくる。
「ン……」
ついくぐもった声を出してしまい、クスっと笑われてしまった。
「はぁ……わかった。今日は信じるよ。でも、18時までに必ず帰って来ること。もし門限を過ぎたら……」
蒼人が不意に首元に顔を寄せ、ガブッと首筋に噛みついてくる。
「ィタッ……くは、ない」
噛まれたと思ったけど、軽く歯が当たっただけだった。
でも、それだけで身体がちょっとだけ期待してしまい、下半身が疼いてしまう。
「麻琴、遅刻しそうなんだろ?ちゃんと遅れずに帰ってこいよ」
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ちょっと火照ってしまった身体を放置されてしまい、恨みがましく睨み付けるも、ニコニコとしている蒼人にこれ以上文句を言えない。
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「うぅ……蒼人のバカー!」
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スマホには蒼人からの通知が入っており、慌てて帰ろうとしたのに、迎えに来た蒼人に捕まってしまった。
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<<おわり>>
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