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第5話
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「あ、やべっ」
いかにも見張りがいるとは思っていませんでした、みたいな感じで通路に駆け込み、慌てて止まる。
当然、見張りが見逃してくれるはずもない。
「いたぞっ!」
「捕まえろっ!」
四人のうち二人が突っ込んでくる。二人は出入口を死守か、役割分担はできているみたいだ。
見張りの武装は……全員が小剣と硬革鎧。頭部に革帽子、それに外套か。松明を持っているから盾はなし、と。1階なら問題ない武装だな。
最初に言っておくと、僕は正面切っての戦いは苦手だ。だから小細工で勝負させてもらうよ。
退くかどうか迷うふりをして相手を引きつける。そして石を拾って投げつける。
「く、来るなっ!」
「そんなものっ!」
でたらめに投げつけた石は勢いがなく、ほとんど当たらない。たまの直撃コースも、剣や松明で払われる。
勢いに乗って敵はどんどん距離を詰めてくる。よし、ここだ。
「はっ!」
「無駄だ……ぎゃあああっ!?」
石に混ぜて油の入った小瓶を投げつけた。
油断していた見張りは流れ作業的にその小瓶を、よりにもよって松明で叩き割った。油を浴びた一人が炎に包まれる。
もう一人が驚いて動きを止めたタイミングで僕は腰から小剣を抜き、石を投げながら前に出る。
石で狙ったのは無事な方の男の頭上に設置されていた松明だ。乾いた音とともに石が松明にヒット、男の頭に落ちた。
「うわああっ!?」
隣で炎に包まれ、のたうち回る仲間がいるんだ。落ちてきた松明の炎に過剰に反応するのは当然だろう。そこに隙が生まれる。
一気に踏み込み、一撃を加える。
「ぐあっ!」
よし、わき腹に深く入った。ついでに剣をひねってやる。治療をうけないと満足に動けない傷だろう。
だけど、剣も抜けなくなった。反撃を警戒し、すぐに手を離して後退するけれど、反撃はなし。男はどうと倒れて痙攣し、そのまま動かなくなった。
まだ息はあるけれど、長くはないだろう。
同じ人間を手にかけるのは気が引けるけれど、悪く思うなよ。ダンジョンじゃ日本の法律は通用しないんだからさ。
倒れた見張りの武器を奪おうと手を伸ばすと、さすがに残りの二人も動き出した。
「くそっ、よくもやりやがったな!」
「無事に帰れると思うなよっ!」
「ちっ」
舌打ちし、武器を諦めて逃げ出す。二人の見張りがそのまま追ってくる。
僕を追うことに夢中な二人は、岩蜥蜴の外套で偽装した彼女に気づかなかった。
(うまく逃げろよ……)
彼女のためにも見張りをここから引き離さないといけない。
距離を保ちつつ、僕は闇の中を走り抜けた。
どれほど追いかけっこを続けただろうか。
頭の中に地図があるとはいえ、数は相手の方が多い。逃げ回っているうちに気がつけば、地図にはない区画まで入り込んでしまっていた。
追っ手は撒いたようだけど、さてここはどこだろうか。
……ん? この先のT字路。左側が光っているけど、この輝きはまさか。
曲がり角からそっと顔を覗かせる。光っていたのは巨大な鏡……門だ!
地図にも載っていない、しかも2階には存在しないはずの未知の門だ。これは大発見だぞ。
「こんなところに門が。……はっ!?」
人の気配!
咄嗟にその場を飛びのき、護身用の短剣を構える。
僕の背後。門の光に照らされた人物は知っている人だった。
「春都か? お前もここに侵入していたのか」
「……鋼か」
剣を構え、驚いた顔を見せている人物の名は黒岩鋼。三年前までパーティーを組んでいた僕の同期だ。
線の細い、だけど鍛えられた肉体を持つ戦士型探索者で、女子の人気が高かったな。多分、今もそうだろうけど。
噂じゃ3級に昇格し、5階の探索でも色々と結果を出していると聞いている。
そんな鋼が、どうしてここにいる?
さっき、僕も侵入しているのか、って言ったか?
「……鋼はここの調査か?」
「依頼内容は詳しくは言えないが、そんなところだ。見張りたちが派手に走り回りだしたから何事かと思ったけれど、春都のせいだったか。まさか、こんなところで会えるとは思わなかったよ。……元気そうだね」
僕は別に会いたくはなかったけれど。……まあ、ここで争う理由はないか。
「再会したばかりだけど、長居は無用だ。僕はここから出る。あの門は機能してるみたいだしね。鋼は?」
「俺はまだ仕事がある」
「そうか。……じゃあ」
懐から青ラエンの欠片を取り出し、門に向かう。
一度、この門に登録しておけば、次からはここから侵入できる。
もちろん、見張りが立つだろうけど、門に登録しておいて損はない。
……見張り?
待てよ。あの時、巡回のやつらはなんて言ってた?
『とりあえず出入り口と門を監視しろ』
そうだ。門を見張れと言っていたはずだ。なのに、なぜ見張りがいない?
僕が逃げ回っていたのはここより離れた場所だ。見張りが持ち場を離れる理由がない。
────まさか。
「……斬空剣」
!?
咄嗟に前に跳ぶ。が。
「ぐはっ!?」
背中に衝撃、そして激痛。
衝撃に突き飛ばされるように倒れ込むと、斬り裂かれた背嚢の中身がバラバラと散らばる。
(ヤバイ、これ、かなりの深手だ……)
ジンジンと熱く疼く背中の傷。温かいものが地面にまで広がる感触。
わかる。長くはもたない。
斬空剣……。鋼の持つ魔剣の魔力を刃にして飛ばす鋼の得意技だ。くそっ、久しぶりの再会で油断した。
「侵入者が春都だったとはな。こんな形で再会したくなかったな」
「……鋼、お前は……犯罪の片棒を担いでるのか。……どうして」
「知る必要はないだろう。お前はすぐに死ぬ」
ゆっくりと足音が近づいてくる。トドメを刺しにくるか。
立ち上がるほどの余力はない。かといって、這いずることもできないな、足が動かない。
動くのは……手だけか。
門までの距離は……目測で5mほどか。これなら……。
足音がすぐ横で止まる。
「じゃあな、春都。知らぬ仲だけに気は引けるが、自身の不運を呪うといい」
「……なあ、鋼。俺の得意なの……覚えてるか?」
「得意? なにを言ってる。お前はなにもかも中途半端だったじゃないか」
「そうかな。……忘れてないか? 俺が……指弾だけは誰よりも上手かったってことをさっ!」
「なっ!? お前っ!」
持っていた青ラエンの欠片。それを……最後の力を振り絞って、門に向けて弾く!
青ラエンが門に吸い込まれ、鏡面がまるで水面のように波紋を広げる。そして一際強く輝く。
「くっ、春都、貴様っ!」
「門、僕を転送しろっ!」
登録が終わった門に伝える。
輝きが増し、視界が真っ白になって……そこで意識が途切れた。
◆ ◆ ◆
……ここは、どこだろう。
転送は成功したのか? それとも失敗か?
体の感覚がない。
目も開けられない。
あ、これ……死んでるのか、僕は。
ははっ。例え死が逃れられなくても3階の門から転がり出れば、ワンチャン誰かに事情を伝えられるかと思ったんだけどな。
そうでなくても、血まみれで門から転がり出れば、僕が受けた依頼から立ち入り禁止エリアに注目が向く可能性があったのにな。
望みがあるとすれば、配信者の彼女だ。無事に小梅に会えていれば小梅のことだ、なにかしら調査は進めてくれるだろう。
ああ……だけど。せめて鋼の野郎は殴ってやりたかったな……。
『────』
……声?
『生き──?』
……誰だ?
『──契約──』
……契約?
……ははっ。もう助からないのに、なにを契約するのさ。
『死にたくな──と、契約──』
……これは幻聴だろうか。
……それとも神か悪魔か。
……誰でもいいか。
……いいよ。誰だか知らないし、ただの幻聴かもだけど。
……僕は死にたくない。
……契約しようじゃないか。
いかにも見張りがいるとは思っていませんでした、みたいな感じで通路に駆け込み、慌てて止まる。
当然、見張りが見逃してくれるはずもない。
「いたぞっ!」
「捕まえろっ!」
四人のうち二人が突っ込んでくる。二人は出入口を死守か、役割分担はできているみたいだ。
見張りの武装は……全員が小剣と硬革鎧。頭部に革帽子、それに外套か。松明を持っているから盾はなし、と。1階なら問題ない武装だな。
最初に言っておくと、僕は正面切っての戦いは苦手だ。だから小細工で勝負させてもらうよ。
退くかどうか迷うふりをして相手を引きつける。そして石を拾って投げつける。
「く、来るなっ!」
「そんなものっ!」
でたらめに投げつけた石は勢いがなく、ほとんど当たらない。たまの直撃コースも、剣や松明で払われる。
勢いに乗って敵はどんどん距離を詰めてくる。よし、ここだ。
「はっ!」
「無駄だ……ぎゃあああっ!?」
石に混ぜて油の入った小瓶を投げつけた。
油断していた見張りは流れ作業的にその小瓶を、よりにもよって松明で叩き割った。油を浴びた一人が炎に包まれる。
もう一人が驚いて動きを止めたタイミングで僕は腰から小剣を抜き、石を投げながら前に出る。
石で狙ったのは無事な方の男の頭上に設置されていた松明だ。乾いた音とともに石が松明にヒット、男の頭に落ちた。
「うわああっ!?」
隣で炎に包まれ、のたうち回る仲間がいるんだ。落ちてきた松明の炎に過剰に反応するのは当然だろう。そこに隙が生まれる。
一気に踏み込み、一撃を加える。
「ぐあっ!」
よし、わき腹に深く入った。ついでに剣をひねってやる。治療をうけないと満足に動けない傷だろう。
だけど、剣も抜けなくなった。反撃を警戒し、すぐに手を離して後退するけれど、反撃はなし。男はどうと倒れて痙攣し、そのまま動かなくなった。
まだ息はあるけれど、長くはないだろう。
同じ人間を手にかけるのは気が引けるけれど、悪く思うなよ。ダンジョンじゃ日本の法律は通用しないんだからさ。
倒れた見張りの武器を奪おうと手を伸ばすと、さすがに残りの二人も動き出した。
「くそっ、よくもやりやがったな!」
「無事に帰れると思うなよっ!」
「ちっ」
舌打ちし、武器を諦めて逃げ出す。二人の見張りがそのまま追ってくる。
僕を追うことに夢中な二人は、岩蜥蜴の外套で偽装した彼女に気づかなかった。
(うまく逃げろよ……)
彼女のためにも見張りをここから引き離さないといけない。
距離を保ちつつ、僕は闇の中を走り抜けた。
どれほど追いかけっこを続けただろうか。
頭の中に地図があるとはいえ、数は相手の方が多い。逃げ回っているうちに気がつけば、地図にはない区画まで入り込んでしまっていた。
追っ手は撒いたようだけど、さてここはどこだろうか。
……ん? この先のT字路。左側が光っているけど、この輝きはまさか。
曲がり角からそっと顔を覗かせる。光っていたのは巨大な鏡……門だ!
地図にも載っていない、しかも2階には存在しないはずの未知の門だ。これは大発見だぞ。
「こんなところに門が。……はっ!?」
人の気配!
咄嗟にその場を飛びのき、護身用の短剣を構える。
僕の背後。門の光に照らされた人物は知っている人だった。
「春都か? お前もここに侵入していたのか」
「……鋼か」
剣を構え、驚いた顔を見せている人物の名は黒岩鋼。三年前までパーティーを組んでいた僕の同期だ。
線の細い、だけど鍛えられた肉体を持つ戦士型探索者で、女子の人気が高かったな。多分、今もそうだろうけど。
噂じゃ3級に昇格し、5階の探索でも色々と結果を出していると聞いている。
そんな鋼が、どうしてここにいる?
さっき、僕も侵入しているのか、って言ったか?
「……鋼はここの調査か?」
「依頼内容は詳しくは言えないが、そんなところだ。見張りたちが派手に走り回りだしたから何事かと思ったけれど、春都のせいだったか。まさか、こんなところで会えるとは思わなかったよ。……元気そうだね」
僕は別に会いたくはなかったけれど。……まあ、ここで争う理由はないか。
「再会したばかりだけど、長居は無用だ。僕はここから出る。あの門は機能してるみたいだしね。鋼は?」
「俺はまだ仕事がある」
「そうか。……じゃあ」
懐から青ラエンの欠片を取り出し、門に向かう。
一度、この門に登録しておけば、次からはここから侵入できる。
もちろん、見張りが立つだろうけど、門に登録しておいて損はない。
……見張り?
待てよ。あの時、巡回のやつらはなんて言ってた?
『とりあえず出入り口と門を監視しろ』
そうだ。門を見張れと言っていたはずだ。なのに、なぜ見張りがいない?
僕が逃げ回っていたのはここより離れた場所だ。見張りが持ち場を離れる理由がない。
────まさか。
「……斬空剣」
!?
咄嗟に前に跳ぶ。が。
「ぐはっ!?」
背中に衝撃、そして激痛。
衝撃に突き飛ばされるように倒れ込むと、斬り裂かれた背嚢の中身がバラバラと散らばる。
(ヤバイ、これ、かなりの深手だ……)
ジンジンと熱く疼く背中の傷。温かいものが地面にまで広がる感触。
わかる。長くはもたない。
斬空剣……。鋼の持つ魔剣の魔力を刃にして飛ばす鋼の得意技だ。くそっ、久しぶりの再会で油断した。
「侵入者が春都だったとはな。こんな形で再会したくなかったな」
「……鋼、お前は……犯罪の片棒を担いでるのか。……どうして」
「知る必要はないだろう。お前はすぐに死ぬ」
ゆっくりと足音が近づいてくる。トドメを刺しにくるか。
立ち上がるほどの余力はない。かといって、這いずることもできないな、足が動かない。
動くのは……手だけか。
門までの距離は……目測で5mほどか。これなら……。
足音がすぐ横で止まる。
「じゃあな、春都。知らぬ仲だけに気は引けるが、自身の不運を呪うといい」
「……なあ、鋼。俺の得意なの……覚えてるか?」
「得意? なにを言ってる。お前はなにもかも中途半端だったじゃないか」
「そうかな。……忘れてないか? 俺が……指弾だけは誰よりも上手かったってことをさっ!」
「なっ!? お前っ!」
持っていた青ラエンの欠片。それを……最後の力を振り絞って、門に向けて弾く!
青ラエンが門に吸い込まれ、鏡面がまるで水面のように波紋を広げる。そして一際強く輝く。
「くっ、春都、貴様っ!」
「門、僕を転送しろっ!」
登録が終わった門に伝える。
輝きが増し、視界が真っ白になって……そこで意識が途切れた。
◆ ◆ ◆
……ここは、どこだろう。
転送は成功したのか? それとも失敗か?
体の感覚がない。
目も開けられない。
あ、これ……死んでるのか、僕は。
ははっ。例え死が逃れられなくても3階の門から転がり出れば、ワンチャン誰かに事情を伝えられるかと思ったんだけどな。
そうでなくても、血まみれで門から転がり出れば、僕が受けた依頼から立ち入り禁止エリアに注目が向く可能性があったのにな。
望みがあるとすれば、配信者の彼女だ。無事に小梅に会えていれば小梅のことだ、なにかしら調査は進めてくれるだろう。
ああ……だけど。せめて鋼の野郎は殴ってやりたかったな……。
『────』
……声?
『生き──?』
……誰だ?
『──契約──』
……契約?
……ははっ。もう助からないのに、なにを契約するのさ。
『死にたくな──と、契約──』
……これは幻聴だろうか。
……それとも神か悪魔か。
……誰でもいいか。
……いいよ。誰だか知らないし、ただの幻聴かもだけど。
……僕は死にたくない。
……契約しようじゃないか。
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