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第27話
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ちゃぷ……ちゃぷ……。
炎と水音が少しずつ、だけど確実に近づいてくる。すべての松明が不規則に動かされているのは松明を狙撃されないためか。ボクが暗視持ちだってことは知っていたらしいな。
先頭でゆらめくのは鋼の持つ魔剣の青い光。松明代わりとは贅沢な使い方だ。
美桜とさくらは息を潜めてボクの合図を待っている。
もう少し……もう少し近づけ……。
目測で距離を測る。鋼が最後の一歩を……踏み出した!
「さくら」
「はいっ」
タブレットを隠していた布を外し、さくらは立ち上がる。同時に待機させていたドローンの照明が、鋼とその部下たちを照らし出す。
「みなさーん、ご覧ください! ムラサメマテリアルに加担していた犯罪者たちの顔を! 特に先頭を歩くのは現役の探索者の……えっと、誰でしたっけ?」
本当に忘れたわけじゃない、さくらのボケはわざとだ。それが証拠に、鋼が腰を落として魔剣を示現流よろしくトンボに構えた。……腕で顔を隠すようにして。
探索者の広告塔として名の知られる鋼だ、ここで犯罪の片棒を担いでいると宣伝されてはたまらないはずだ。
まあ、とっくに顔も名前も拡散されているんだけど、鋼はそんなことは知らない。だから今ここでさくらとドローンを消さないといけない、そう焦っているはずだ。
そしてこの距離。ずっと一緒に活動してきたからこそ知っている、斬空剣《ざんくうけん》の射程距離ギリギリの位置。魔剣を手に入れてから、困った時は斬空剣で切り抜けてきた鋼だ、この状況なら間違いなく使ってくると思ったよ!
「斬空────」
魔剣の輝きが増す。
「美桜!」
「はいっすー」
魔法鞄から大袋の端を引っ張り出し、美桜に渡す。そのまま大袋を引っ張り出した美桜は、その大袋────サンタが背負いそうなほど大きな大袋を思いっきり鋼に向かって投げた。
「────剣!」
青い閃光。魔剣の斬撃が放たれるとほぼ同時に、ボクはさくらにタックルするように横から押し倒す。さくらの身体とロープで繋がれていたドローンも横に流され、ライトが消える。
斬空剣は放たれたら軌道を変えられない。放つ直前に避けても鋼の実力なら修正されるから、避けるならギリギリでないといけないんだ。
鋼の放った斬空剣は美桜の投げた大袋を簡単に斬り裂き、さっきまでさくらが立っていた場所を縦一文字に斬り裂いていった。なにもしなければ、さくらとドローンは真っ二つにされてただろう。
「痛いっ!」
「ごめん!」
ゴツゴツした足場に倒れ込む。さくらを下敷きにしてしまった、痛くてごめんよ。……というか、この柔らかいものは……。いやいやいや、今はそれどころじゃないっ。すぐに次の手を用意する。
「美桜」
「はいっすー」
倒れたまま魔法鞄《マジックバッグ》からロープを引っ張り出し、美桜に渡す。美桜が中身を引っ張り出すのに任せ、ボクは魔法の準備をする。
「火を消せーっ!」
鋼の悲鳴が聞こえた。
美桜がぶん投げた大袋の中身は細かく砕いた大量の炭だ。軽い炭の粉は簡単に坑道内に拡散していく。このままでは……粉塵爆発だ! 鋼が慌てるのも当然だろう。
幸い、兵たちに鈍くさい者はいなかったようだ。松明を足下の水に投げ入れて火を消していく。ふう、死なずに済みそうだ。
「くらえっすー」
松明がすべて消えたタイミング。鋼の魔剣も一時的に輝きを失って完全な闇に落ちた中、なんとも気の抜ける声で美桜は魔法鞄から引っ張り出した物を投げる。それはロープに繋がれた、無数の穴が空いた竹筒だ。
ぽちゃりと竹筒が着水、だけど美桜はすぐに竹筒を引っ張り上げる。一瞬で十分だからだ。それが証拠に、兵たちは声もなく全身を硬直させ……次々と倒れ込んだ。バシャバシャと水が跳ねる音が暗闇の中に響く。
美桜が水に投げ入れた物、それは……小梅に調達してもらった電気鰻の肝だ。
電気鰻と書くけれど、地球にいる電気鰻とはまったく別物だ。姿形は太い海蛇に似て、大きいもので体長は3mほどになる。
電気鰻は全身の8割ほどが発電器官であり、発電能力のある細胞が電池の直列つなぎのように並んでいる。一方、ダンジョンの電気鰻は発電用の内蔵────通称:肝────を持っている。ダンジョン魔物図鑑なんてものがあったなら、間違いなく『電気袋』とか書かれそうだ。
その肝を絶縁体でもある竹筒の中に入れて使ったわけ。長く感電させると死んじゃうから使い方に気をつけないといけない。まあ、肝の鮮度はすぐに落ちて発電能力は失われるから魔法鞄持ちでもないと持ち歩けない代物なのだけど。
「ぐ……お……」
やはり鋼だけ耐えたか。さすがは高ランク探索者。少し麻痺しながらも、輝きを取り戻した剣を再び構えようとしている。
だけど、鋼が耐えるのは想定内。ボクは魔法に集中する。
「『光』『光』『光』『光』『光』『光』『音』『音』『音』『音』『音』『音』!」
掌に圧縮された光が現れる。それを思いっ切り鋼に向かって投げる!
「二人とも!」
「「はいっ(すー)」」
事前に打ち合わせておいたように、目を閉じ、耳をふさぐ。二人も同じようにしただろう。
一瞬、間があって……。
パアアァァァァ──────ンッッ!!
空気を震わせる炸裂音、そして目を閉じていても防ぎきれない光が視界を白く染めた。
光は一瞬。そして暗闇が戻ってくると、バシャッと大きな水音がした。目を開ければ、鋼が倒れていた。
(なんとかなったか……)
さすがにこれに耐えられたら危なかったな。
……ん、またどこからかツッコミが入った気がする。お前はマナワードを2種類しか扱えなかったんじゃないかって。
うん、エルフになった今も2種類しか扱えない。今だって『光』と『音』の2種類しか使っていない。でも、その2種類のマナワードを複数回組み合わせることはできるんだ。
これはエルフになってできるようになったこと。人間の時は複数回組み合わせるなんて無理だったものなあ……。エルフの魔法の才能を実感したよ。
「……終わりました?」
「うん、なんとかなった。じゃあ、美桜、片っ端からふん縛って」
「わかったっすー」
「その前に、うつ伏せに倒れてる人は助けましょうよ! 溺れちゃうぅ」
【なんとかなったー!】
【さくらちゃんのオッパイが無事でよかった】
【お巡りさん、こいつです】
【wwww】
【しかし暗闇に落としてから感電と閃光手榴弾のコンボか。エグいなw】
【粉塵爆発を警戒するとか、ダンジョンでは普通なんだなあ】
【一歩間違えばみんな死んでたな】
【ついさっきここに来たばかりなんだけどさ、粉塵爆発のリスクを負ってまで照明を消す必要あったの?】
【お、作戦会議を聞いてなかったのか】
【エルフちゃんが言ってた。電気鰻の肝が入った竹筒を引っ張り出すのを見られると、あの鋼ってやつが絶対に邪魔してくるって】
【てか、三人とも鋼の名は知ってても初対面なんだよな?】
【なら、初遭遇した時に相手の力量を見極めたのか】
【エルフちゃんすげえな】
【ミヤコ様と呼べ。ミヤコ様万歳!】
【ミヤコ様万歳!】【ミヤコ様万歳!】【ミヤコ様万歳!】
【うわでた】
【でたーっw】
【崇めるのはいいが押しつけるなw】
【あと、突然暗闇になって、目が慣れはじめたところで閃光手榴弾なのは効くな】
【しかし魔法で閃光手榴弾なんかできるんだな】
【さすがミヤコ様!】
【ミヤコ様!】【ミヤコ様!】【ミヤコ様!】
【仲間内でやってくれw】
「ようやく出口っすー」
「出迎えいっぱいだろうなあ」
坑道の出入り口には武装した現場監督たちと沢山の労働者が待っていた。
出てきたボクたちを見て労働者たちは歓声をあげ、現場監督たちは剣に手をかけながらも互いに視線をやりとりして迷っている。それはそうだろう、美桜がこれ見よがしに簀巻きにした鋼を肩に担いでいるんだから。
「さくら」
「はい」
さくらが一歩前に出て、現場監督たちに話しかける。
「追ってきた兵は全員縛って奥に転がっています。それを知った上で、あなたたちはまだ戦いますか? ムラサメマテリアル社長、雨村の悪事は全てドローンで地上に中継しました。もう、ムラサメマテリアルはおしまいです。……それでもまだ、ムラサメマテリアルのために悪事を重ねますか?」
その言葉がトドメだった。
一人、また一人と。現場監督たちは剣を投げ捨てて負けを認めたのだ。
労働者たちは喜びを爆発させ、歓声が地下に響き渡る。
こうして、ボクたちの長い戦いは終わりを告げたのだった。
「嬢ちゃんたち、地上に戻ったら風呂に入った方がいいぞ。真っ黒じゃないか」
「……oh」
舞い上がった炭の粉よ。
炎と水音が少しずつ、だけど確実に近づいてくる。すべての松明が不規則に動かされているのは松明を狙撃されないためか。ボクが暗視持ちだってことは知っていたらしいな。
先頭でゆらめくのは鋼の持つ魔剣の青い光。松明代わりとは贅沢な使い方だ。
美桜とさくらは息を潜めてボクの合図を待っている。
もう少し……もう少し近づけ……。
目測で距離を測る。鋼が最後の一歩を……踏み出した!
「さくら」
「はいっ」
タブレットを隠していた布を外し、さくらは立ち上がる。同時に待機させていたドローンの照明が、鋼とその部下たちを照らし出す。
「みなさーん、ご覧ください! ムラサメマテリアルに加担していた犯罪者たちの顔を! 特に先頭を歩くのは現役の探索者の……えっと、誰でしたっけ?」
本当に忘れたわけじゃない、さくらのボケはわざとだ。それが証拠に、鋼が腰を落として魔剣を示現流よろしくトンボに構えた。……腕で顔を隠すようにして。
探索者の広告塔として名の知られる鋼だ、ここで犯罪の片棒を担いでいると宣伝されてはたまらないはずだ。
まあ、とっくに顔も名前も拡散されているんだけど、鋼はそんなことは知らない。だから今ここでさくらとドローンを消さないといけない、そう焦っているはずだ。
そしてこの距離。ずっと一緒に活動してきたからこそ知っている、斬空剣《ざんくうけん》の射程距離ギリギリの位置。魔剣を手に入れてから、困った時は斬空剣で切り抜けてきた鋼だ、この状況なら間違いなく使ってくると思ったよ!
「斬空────」
魔剣の輝きが増す。
「美桜!」
「はいっすー」
魔法鞄から大袋の端を引っ張り出し、美桜に渡す。そのまま大袋を引っ張り出した美桜は、その大袋────サンタが背負いそうなほど大きな大袋を思いっきり鋼に向かって投げた。
「────剣!」
青い閃光。魔剣の斬撃が放たれるとほぼ同時に、ボクはさくらにタックルするように横から押し倒す。さくらの身体とロープで繋がれていたドローンも横に流され、ライトが消える。
斬空剣は放たれたら軌道を変えられない。放つ直前に避けても鋼の実力なら修正されるから、避けるならギリギリでないといけないんだ。
鋼の放った斬空剣は美桜の投げた大袋を簡単に斬り裂き、さっきまでさくらが立っていた場所を縦一文字に斬り裂いていった。なにもしなければ、さくらとドローンは真っ二つにされてただろう。
「痛いっ!」
「ごめん!」
ゴツゴツした足場に倒れ込む。さくらを下敷きにしてしまった、痛くてごめんよ。……というか、この柔らかいものは……。いやいやいや、今はそれどころじゃないっ。すぐに次の手を用意する。
「美桜」
「はいっすー」
倒れたまま魔法鞄《マジックバッグ》からロープを引っ張り出し、美桜に渡す。美桜が中身を引っ張り出すのに任せ、ボクは魔法の準備をする。
「火を消せーっ!」
鋼の悲鳴が聞こえた。
美桜がぶん投げた大袋の中身は細かく砕いた大量の炭だ。軽い炭の粉は簡単に坑道内に拡散していく。このままでは……粉塵爆発だ! 鋼が慌てるのも当然だろう。
幸い、兵たちに鈍くさい者はいなかったようだ。松明を足下の水に投げ入れて火を消していく。ふう、死なずに済みそうだ。
「くらえっすー」
松明がすべて消えたタイミング。鋼の魔剣も一時的に輝きを失って完全な闇に落ちた中、なんとも気の抜ける声で美桜は魔法鞄から引っ張り出した物を投げる。それはロープに繋がれた、無数の穴が空いた竹筒だ。
ぽちゃりと竹筒が着水、だけど美桜はすぐに竹筒を引っ張り上げる。一瞬で十分だからだ。それが証拠に、兵たちは声もなく全身を硬直させ……次々と倒れ込んだ。バシャバシャと水が跳ねる音が暗闇の中に響く。
美桜が水に投げ入れた物、それは……小梅に調達してもらった電気鰻の肝だ。
電気鰻と書くけれど、地球にいる電気鰻とはまったく別物だ。姿形は太い海蛇に似て、大きいもので体長は3mほどになる。
電気鰻は全身の8割ほどが発電器官であり、発電能力のある細胞が電池の直列つなぎのように並んでいる。一方、ダンジョンの電気鰻は発電用の内蔵────通称:肝────を持っている。ダンジョン魔物図鑑なんてものがあったなら、間違いなく『電気袋』とか書かれそうだ。
その肝を絶縁体でもある竹筒の中に入れて使ったわけ。長く感電させると死んじゃうから使い方に気をつけないといけない。まあ、肝の鮮度はすぐに落ちて発電能力は失われるから魔法鞄持ちでもないと持ち歩けない代物なのだけど。
「ぐ……お……」
やはり鋼だけ耐えたか。さすがは高ランク探索者。少し麻痺しながらも、輝きを取り戻した剣を再び構えようとしている。
だけど、鋼が耐えるのは想定内。ボクは魔法に集中する。
「『光』『光』『光』『光』『光』『光』『音』『音』『音』『音』『音』『音』!」
掌に圧縮された光が現れる。それを思いっ切り鋼に向かって投げる!
「二人とも!」
「「はいっ(すー)」」
事前に打ち合わせておいたように、目を閉じ、耳をふさぐ。二人も同じようにしただろう。
一瞬、間があって……。
パアアァァァァ──────ンッッ!!
空気を震わせる炸裂音、そして目を閉じていても防ぎきれない光が視界を白く染めた。
光は一瞬。そして暗闇が戻ってくると、バシャッと大きな水音がした。目を開ければ、鋼が倒れていた。
(なんとかなったか……)
さすがにこれに耐えられたら危なかったな。
……ん、またどこからかツッコミが入った気がする。お前はマナワードを2種類しか扱えなかったんじゃないかって。
うん、エルフになった今も2種類しか扱えない。今だって『光』と『音』の2種類しか使っていない。でも、その2種類のマナワードを複数回組み合わせることはできるんだ。
これはエルフになってできるようになったこと。人間の時は複数回組み合わせるなんて無理だったものなあ……。エルフの魔法の才能を実感したよ。
「……終わりました?」
「うん、なんとかなった。じゃあ、美桜、片っ端からふん縛って」
「わかったっすー」
「その前に、うつ伏せに倒れてる人は助けましょうよ! 溺れちゃうぅ」
【なんとかなったー!】
【さくらちゃんのオッパイが無事でよかった】
【お巡りさん、こいつです】
【wwww】
【しかし暗闇に落としてから感電と閃光手榴弾のコンボか。エグいなw】
【粉塵爆発を警戒するとか、ダンジョンでは普通なんだなあ】
【一歩間違えばみんな死んでたな】
【ついさっきここに来たばかりなんだけどさ、粉塵爆発のリスクを負ってまで照明を消す必要あったの?】
【お、作戦会議を聞いてなかったのか】
【エルフちゃんが言ってた。電気鰻の肝が入った竹筒を引っ張り出すのを見られると、あの鋼ってやつが絶対に邪魔してくるって】
【てか、三人とも鋼の名は知ってても初対面なんだよな?】
【なら、初遭遇した時に相手の力量を見極めたのか】
【エルフちゃんすげえな】
【ミヤコ様と呼べ。ミヤコ様万歳!】
【ミヤコ様万歳!】【ミヤコ様万歳!】【ミヤコ様万歳!】
【うわでた】
【でたーっw】
【崇めるのはいいが押しつけるなw】
【あと、突然暗闇になって、目が慣れはじめたところで閃光手榴弾なのは効くな】
【しかし魔法で閃光手榴弾なんかできるんだな】
【さすがミヤコ様!】
【ミヤコ様!】【ミヤコ様!】【ミヤコ様!】
【仲間内でやってくれw】
「ようやく出口っすー」
「出迎えいっぱいだろうなあ」
坑道の出入り口には武装した現場監督たちと沢山の労働者が待っていた。
出てきたボクたちを見て労働者たちは歓声をあげ、現場監督たちは剣に手をかけながらも互いに視線をやりとりして迷っている。それはそうだろう、美桜がこれ見よがしに簀巻きにした鋼を肩に担いでいるんだから。
「さくら」
「はい」
さくらが一歩前に出て、現場監督たちに話しかける。
「追ってきた兵は全員縛って奥に転がっています。それを知った上で、あなたたちはまだ戦いますか? ムラサメマテリアル社長、雨村の悪事は全てドローンで地上に中継しました。もう、ムラサメマテリアルはおしまいです。……それでもまだ、ムラサメマテリアルのために悪事を重ねますか?」
その言葉がトドメだった。
一人、また一人と。現場監督たちは剣を投げ捨てて負けを認めたのだ。
労働者たちは喜びを爆発させ、歓声が地下に響き渡る。
こうして、ボクたちの長い戦いは終わりを告げたのだった。
「嬢ちゃんたち、地上に戻ったら風呂に入った方がいいぞ。真っ黒じゃないか」
「……oh」
舞い上がった炭の粉よ。
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注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
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