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1章
゛職無し゛
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「ほう!君は竜騎士か!一大戦力となれるだろう!」
「まじか!やったーー!!」
「君は…大魔道士!特大火力の技を期待しているぞ!」
「わかりました!お任せ下さい!」
「君は…」
この王様により異世界召喚され、今はみんな職業を鑑定してもらってるところだ
ワクワクするなぁ
どんな職業なんだろうか
「楽しみだよな!」
「そうだね!」
先程この鑑定が始まる前に皆軽く自己紹介をした
それ故なのか自分より明らかに年下の子にタメ口で話されると何かモヤモヤするな…
そんなふうに考えていると後ろから話し声がした
「なんか皆若くないか?」
「何か大魔法で皆20代くらいになってるらしいわよ。基本的には20代くらいが都合がいいみたい。」
なるほど、そういうことか
つまり俺も若返っていると…
魔法…恐らく人の手でそんなことが簡単に出来てしまうのか
恐ろしいな
「噂だと王国の貯蓄50年分使ったらしいぜ。」
前言撤回
強い力には大きな代償が必要だよな
ともあれ若返ったのは嬉しいことだ
折角の異世界ライフ
いっぱい体を動かして満喫したいからな
「次は…君だな。」
「は、はい。」
そうこうしているうちに自分の番が回ってきた
「この水晶に触れてくれ。」
「はい。」
頼むぜ天職!強いやつこい!
強ぬ念じながら水晶に触れる
「こ、これは…」
王様が驚愕している
これは激強な職を引き当てたのでは!?
「王様?私はどんな職を…」
「…ハー」
王様は大きなため息をつき、こちらを見る
それはさっきまでみんなを見てきた目とは大きく違う、こちらを軽蔑するような目だった
「貴様は…゛職無し゛だ!この勇者の面汚しめ!」
「…え?職無しって…」
『職無し︰この世界ではごく稀に存在する職を持たない者です』
これは…ナビちゃんか…
職が無いだって…?
「この者を城から放りだせ!銀貨などもいらぬ!こいつにかける情などないわ!」
「はっ!」
後ろから騎士2人が出てきてイッセイを掴み、ズルズルと引きづり城の外へと放り出した
「…えぇ…」
私高橋一誠
一応若返りましたが
金無し彼女無し職まで失いました
「どうすりゃいいんだよぉぉぉ!!」
城の外で一人の男の声が響き渡った
「まじか!やったーー!!」
「君は…大魔道士!特大火力の技を期待しているぞ!」
「わかりました!お任せ下さい!」
「君は…」
この王様により異世界召喚され、今はみんな職業を鑑定してもらってるところだ
ワクワクするなぁ
どんな職業なんだろうか
「楽しみだよな!」
「そうだね!」
先程この鑑定が始まる前に皆軽く自己紹介をした
それ故なのか自分より明らかに年下の子にタメ口で話されると何かモヤモヤするな…
そんなふうに考えていると後ろから話し声がした
「なんか皆若くないか?」
「何か大魔法で皆20代くらいになってるらしいわよ。基本的には20代くらいが都合がいいみたい。」
なるほど、そういうことか
つまり俺も若返っていると…
魔法…恐らく人の手でそんなことが簡単に出来てしまうのか
恐ろしいな
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前言撤回
強い力には大きな代償が必要だよな
ともあれ若返ったのは嬉しいことだ
折角の異世界ライフ
いっぱい体を動かして満喫したいからな
「次は…君だな。」
「は、はい。」
そうこうしているうちに自分の番が回ってきた
「この水晶に触れてくれ。」
「はい。」
頼むぜ天職!強いやつこい!
強ぬ念じながら水晶に触れる
「こ、これは…」
王様が驚愕している
これは激強な職を引き当てたのでは!?
「王様?私はどんな職を…」
「…ハー」
王様は大きなため息をつき、こちらを見る
それはさっきまでみんなを見てきた目とは大きく違う、こちらを軽蔑するような目だった
「貴様は…゛職無し゛だ!この勇者の面汚しめ!」
「…え?職無しって…」
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これは…ナビちゃんか…
職が無いだって…?
「この者を城から放りだせ!銀貨などもいらぬ!こいつにかける情などないわ!」
「はっ!」
後ろから騎士2人が出てきてイッセイを掴み、ズルズルと引きづり城の外へと放り出した
「…えぇ…」
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一応若返りましたが
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「どうすりゃいいんだよぉぉぉ!!」
城の外で一人の男の声が響き渡った
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