人間の俺は狼に抱かれている。

レイエンダ

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第三章 いざ、ロピック国へ

★止め処なく続く営み

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 部屋に案内されてどれだけの時間が経っただろうか。


「…ぁ…んっ、はっ……もう、無理」


 何度かわからない絶頂を迎え、ベッドへ倒れ込む。秘部からは二人に注がれた液体が溢れ出ていて、どちらの竿も入っていないというのに中は満たされていた。


「ネロちゃんネロちゃん。こっち来て」


 横になりながら視線だけを動かし、声の主を探すが見当たらない。疲労感が残る体に鞭を打って起き上がる。すると足元で胡坐をかきながら手招きしているタキトゥスがいた。
 嫌な予感がしつつも逆らった後の仕返しが怖くて、四つん這いになって近付く。足を前後する度に粘膜が動き、太腿の内側を伝って流れ落ちる。
 先程まで俺がいた場所にはいつの間にかオネストがいて、俺の下半身を見ながらゴクリと息を飲んでいた。何に興奮しているのかわからないが、底なしの性欲に溜息が漏れる。


「よしよーし。ちゃんと来れたなー」


 タキトゥスの元まで行くと、まるで名前を呼ばれて駆け寄って来た小動物に接するように頭を撫でてきた。子供扱いというよりも犬の扱いに近いだろうか。
 そんなことを思いながらも、目を瞑ってタキトゥスの温もりに身を委ねた。


「ネロちゃんにお願いがあるんだよね」


 頭から頬に熱が移動した所で本題を口にした。
 瞼を開ければ満面の笑みで俺を見下ろすタキトゥスと視線が交わる。首を傾げて先を待つ俺の手を掴み、別の場所へと誘う。


「俺のココ、舐めてほしいなー?」


 ココと言われて触らせられたのは数分前まで自分の秘部に入っていたモノで、口内に溜まった唾をゴクリと喉を鳴らして飲み込む。
 回復の速さに驚きつつも、指の間から覗く逞しいそれをまじまじと見つめた。いつか強請ねだられる気がしていたが、こんなにも早いとは思っていなかった。


「……これを?」
「そう。舐めて」


 最終確認で尋ねれば陽気な声が返ってきた。
 掴んでいた手が離れ、タキトゥスがこちらの様子を伺っている。背後にいたオネストも横にやってきて、顔を覗き込む。


「嫌なら断ってもいいんだぞ」


 心配な時に目を細めるのはオネスト……いや、二人の癖なのだろうか。性格は全く違うのに、ふとした瞬間の仕草や表情が似ている。
一緒にいた時間が長かったからなのか、二人の顔を交互に見ながらそんなことを思った。

 オネストは嫌なら断ってもいいと言ったけれど、咥えるにしては恐ろしい代物というだけで別に嫌なわけではないのだ。
 ただ経験が無いだけ。舐めるという行為への羞恥心と、気持ちよくなかったらどうしようという恐怖心があるだけ。でも二人のことだから、上手さなんて求めていないってことはわかる。

 求められたい。
 愛でられたい。

 それだけな気がして、俺は自分の手を退けて口を寄せた。


「……っ……」


 一瞬、タキトゥスの下腹部が震えた。
 気になって視線を上げれば驚いたように目を見開いていたが、すぐさま目尻を下げて嬉しそうに微笑んだ。
 蕾が花開くように移り変わった表情が可愛らしくて、舌で根元の部分から舐め上げる。
 自分が触れられて気持ちいい部分を刺激すればいいのだろうか?試行錯誤しながら行為を進める。
 全体を舐め終えたところで意を決し、タキトゥスのモノを含んだ。歯を立てないように気を付けながら小さく上下してみる。


「……可愛い」


 そう言って頬を撫でてくれたのが嬉しくて、もう少し奥まで……と口を動かす。


「……んっ、…っ…」


 息が苦しくなったところで鼻から息を吸うと独特な匂いが中に広がり、自身の熱が上がってくる。人のモノを咥えて激しく興奮している自分がいた。


「……っ、ネロちゃん。そこ、吸って」


 頭を押さえつけられ、場所を指定される。
 忠犬の如くジュルジュルと卑猥な音を立てながら吸えば、タキトゥスは声を漏らしながら息を飲んだ。あぁ、これが気持ちいいのか。
 手を離された後も上下運動を挟みながらも攻め立てる。たどたどしさを残したまま、懸命に。


「……んんっ!……はっ、オネ、スト様っ」


 集中していたからかもう一人の存在を失念していた俺は、唐突にやってきた強い刺激にタキトゥスのモノから口を離して振り返る。


「……っ、はっ……ネロが可愛すぎるのが悪い」


 腰を掴み、オネストが緩急をつけながら俺のイイ所を突いてくる。


「ひぁっ、あっ……ん、っは…やっ、あっ」


 タキトゥスのモノに手を添えながら与えられる快感に喘いでいると、再び頭を掴まれた。


「止まってる」


 半開きになっていた口に無理矢理捻じ込まれ、先端が奥に当たる。
 先程咥えていたよりも更に先まで含まされた俺は反射的に顔を引こうとしたが、タキトゥスは逃がしてはくれなかった。


「歯は立てんなよー?」


 優しく頭を撫でてから髪を掴み、オネストと同じように前後運動を始めた。


「んぐっ、んっ…ふっ……っ、んんっ」


 口の中を出たり入ったりするタキトゥスのモノに歯を立てないように気を付ける。喉や鼻から漏れる俺の声を聞きながら、二人は容赦なく腰を振る。
頬を伝う涙。苦しいというよりも快感の方が勝っていて、自分の性癖を疑いながらも快楽に溺れていく。


「ンっ、んっ、んぐッ……ふっ、っ、っ……んんんんんんっ!」


 激しさを増す動きに絶頂を迎える。そして同時に達した二人の精液が口と秘部に注がれた。
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